マクロ


  • マクロとは、ゲーム内で繰り返し頻繁に使用されるいくつかのコマンドや行動を一つの入力で解決できるもの。
  • ゲーム内で同じ意味で使用される反復的な行動を一括して使用することが可能になります。

  • 簡単にまとめると、ボタン一つで、複数の行動パターンを自動的に行うのを可能にしてくれるのがマクロである。

マクロの作り方

マクロ作成

1.マクロ ウィンドウ(Uキー)を開いて"新規作成"ボタンをクリックする。
2.アイコン選択で、アイコンを選択した後、マクロの名前を決める。
(アイコンはウィンドウ内にあるものから選択する。)
3.マクロコマンド入力にコマンドを入力する。
(ショートカットやスキルウィンドウのアイコンをドラッグ&ドロップすることも可能)
4."保存"ボタンをクリックし、マクロが作成される。

マクロ編集

1.マクロウィンドウを開いて修正するマクロを"リスト"の中から選択
2.マクロウィンドウの右下にある"変更"ボタンをクリックすることで編集することができる。
3."保存"ボタンをクリックし、マクロが修正される。

マクロの構成

マクロ名 スペースを含む、最大10字まで可能
マクロの説明 スペースを含む、最大40字まで可能
マクロコマンド入力 スペースを含む、最大255字まで可能
(ライン数の制限なし、命令語の制限なし)

マクロ作成時の注意事項

  • マクロは最大12個まで作成できる
  • マクロの中に"マクロ"を登録することはできない。
  • コマンドとコマンドの間に十分な遅延時間(delay)が必要な場合があるので、そのような場合はスキルとスキルの間に"ディレイコマンド(/delay)"を使う
例:ブレイズ アロー → アイス チェーン (×)
  ブレイズ アロー → 遅延時間5 → アイス チェーン (○)
  • スキルを使用したマクロの実行中にMPが不足したり、ターゲットが不適切などの理由でコマンドが完了しない場合は、マクロが中断される。
例:マクロ実行中にターゲットを変更、MP不足、必要アイテムの不足、キャラクターが死亡、他のキーを入力する など
  • ヘルプメニューの例を通じて使用方法の確認を行うことができる

マクロコマンド

コマンドリスト

コマンド名 動作説明
/skill [スキル名] スキルを使用する。
スキルリストからドラッグ&ドロップでも登録可能。
(例:/skill シビア ストライク Ⅱ -シビア ストライク Ⅱを使用する)
/use [アイテム名] アイテムを使用する。
キューブ内のアイテムをドラッグ&ドロップでも登録可能。
(例:/use 下級 回復のポーション -下級 回復のポーションを使用する)
/useright [アイテム名] 右側に装着したいアイテムを装着します。
両手武器を変更する場合や、アクセサリーを変更するときに使用します。
両手武器を装着する場合、「/useright [アイテム名]」を先に使用しなければなりません。
(例:/useright カルン ターコイズ リング -右側にカルン ターコイズ リングを装着します)
/useleft [アイテム名] 左側に装着したいアイテムを装着します。
両手武器を変更する場合や、アクセサリーを変更するときに使用します。
両手武器を装着する場合、「/useright [アイテム名]」を先に使用しなければなりません。
(例:/useleft カルン ターコイズ リング -左側にカルン ターコイズ リングを装着します)
/weaponboost on 封魂石を発動/解除する。
/changeweapon 装備中の武器を切り替える。
/target [キャラクター名] 指定したキャラクターをターゲットすることができる。
キャラクターだけでなく採集品やオブジェクトなどを指定することも可能。
/delay [時間(秒)] 一定時間、遅らせることができる。
詠唱時間やモーションに時間がかかるスキルを連続で使用する場合などに使用する。
(例:/delay 3 -3秒遅らせる)
/[チャットモード] 内容 コマンドが入力された内容をチャットウィンドウに出力する。
(チャットモードは、一般チャット:/normal、パーティーチャット:/party、フォースチャット:/fprce
レギオンチャット:/legion、シャウト:/shout、ウィスパー:/whisper などがある)
/shortcut [ショートカットの種類] [ショートカットの列数] [ショートカットの番号] ショートカットにあるアクションを実行する。
ショートカットの種類は、基本ショートカット(1)、Altショートカット(2)、Ctrlショートカット(3)、右側ショートカット(4)となる。
(例:shortcut 1 1 1 -基本ショートカットの1列目の1番スロットに登録されたアイコンを実行する。)
/assist 選択したターゲットをアシストする。
/autotarget 攻撃ターゲットを自動で選択する。(Tabキーと同じ動作)
/attack 通常攻撃する。
対象が採集品やクエストアイテムなどの場合でも使用可能
/追跡 ターゲットしたキャラクターを追跡する。

パラメーターリスト

マクロはコマンドとパラメーターとの組み合わせで使われる。パラメーターは選択ターゲット、スキル名、アイテム名などに%を付けて、[]でかこって使用する。
パラメーター名 説明
[%self] 自分自身を選択する。
(例:/target [%self] -自分自身を選択してターゲットする)
[%pet] 自分のペットを選択する。
[%party1~5] パーティーメンバーを選択する。
(例:/target [%party1] -パーティーメンバー1をターゲットする)
[%pet1~5] パーティーメンバーのペットを選択する。
[%target] ターゲットを選択する。
[%targetassist] 選択したターゲットをアシストする。
(同じパーティーメンバーを対象に選択した場合、そのパーティーメンバーがターゲットしているモンスターやキャラクターなどを一緒にターゲットすることができる)
[%prevtarget] 前に選択したターゲットを選択する。

変数

何度も使用する文字列を"変数"として登録することで文字数を節約することができる。
コマンド名 動作説明
/variable [0~9] [文字列] 指定した文字列を変数として登録する。
一度登録した変数は[%変数0~9]で使用することができる。
(例:/variable 0 新鮮なリコイソス -変数0に"新鮮なリコイソス"を登録する)
  • よく使う文字列の変わりに指定された変数を入力して、簡単にマクロを作成することができる。
  • 入力されたマクロはマクロウィンドウの"変数"タブで確認することができる。

キューブ内のアイテムを指定する

マクロでアイテムを装着する場合、キューブ内の位置を指定して設定できる機能を追加します。
「/use [横番号] [縦番号]」で位置を指定して使います。
横番号(オレンジ)は左端セルから右端セルまで1~9の数字で指定することができます。
縦番号(イエロー)は最上列1~最大拡張キューブまで指定することができます。

マクロ実用例

復活マクロ

キャラクターが復活したときのモーションを短縮することができるマクロ
マクロ内容 /target [%self]
/追跡
/use 高級 回復の秘薬
/use 上級 疾走のスクロール
/use 高級 衝撃緩和スクロール
詳細 キャラクター復活時に、高級 回復の秘薬、上級 疾走のスクロール、高級 衝撃緩和スクロールを使用するというもの。
アイテムは例なのでお好みで上位のものに変えてもよい。
復活時、マクロを連打するとちゃんと動作しないことがあるので注意が必要です。

アクセサリー変更マクロ

アクセサリーを一括して変更したいときに使用するマクロ
マクロ内容 /use カルン ターコイズ ネックレス
/useright カルン ターコイズ イヤリング
/useleft カルン ターコイズ イヤリング
/useright カルン ターコイズ リング
/useleft カルン ターコイズ リング
/use カルン バンド
詳細 イヤリングとリングを変更するときは"/useright [アイテム名]"と"/useleft [アイテム名]"を使用します。
もし、うまく動作しない場合は間に/delay"を入れるといいでしょう。
すでに同じ装備を装着している状態でマクロを使用すると、装備が全て外されてしまうので注意が必要です。

分解マクロ(採集品編)

採集品などをまとめて分解したいときに使用するマクロ
マクロ内容 /variable 0 /use 高純度の魔力のオード
[%変数0]
/delay 3
[%変数0]
/delay 3
[%変数0]
/delay 3
[%変数0]
/delay 3
[%変数0]
/delay 3
[%変数0]
/delay 3
[%変数0]
/delay 3
[%変数0]
/delay 3
[%変数0]
/delay 3
[%変数0]
/delay 3
[%変数0]
詳細 変数に分解したい採集品を登録し、あとは[%変数0]とdelayを繰り返すというもの。
採集品によって繰り返しできる数が異なります。
delayが3秒でもうまくいかない場合は、時間を遅らせるといいでしょう。

分解マクロ(応用編)

採集品編をさらに簡略化したマクロ
マクロ内容 /variable 0 /use 高純度の魔力のオード
/variable 1 /delay 3
[%変数0]
[%変数1]
[%変数0]
[%変数1]
[%変数0]
[%変数1]
[%変数0]
[%変数1]
[%変数0]
[%変数1]
[%変数0]
[%変数1]
[%変数0]
[%変数1]
[%変数0]
詳細 変数0に分解したいアイテムを登録し、変数1にdelayの時間を登録する。
最終更新:2013年10月23日 16:54
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