ふたば系ゆっくりいじめSS@ WIKIミラー
anko3107 ゆかりん
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『ゆかりん』 10KB
愛で 小ネタ 独自設定 思いつき
愛で 小ネタ 独自設定 思いつき
「う、う~~~~ん…いたた…」
全身の穴という穴に泥を塗りたくられたような、なんとも気持ち悪い感覚で目覚める。
頭は痛い、胃はきもちわるい、口の中もカラカラなようなネバネバなようななんとも言えない不快な感触がする。
吐く息がアルコール臭い、完全な二日酔いだ。
昨日ついつい仲間内で飲みすぎてしまった、どうやって帰宅したのかは全く覚えてない。
しかし幸いにも今日は休日、だからこそ思い切り飲んだのだが、だからといって休日を棒に振ってしまうのは少々もったいなきがする。
と、思いつつもやはり身体が動く気がしない、しかたなく布団にもぐりこみ、このムカつきが去るのを待つことにした。
ところが。
全身の穴という穴に泥を塗りたくられたような、なんとも気持ち悪い感覚で目覚める。
頭は痛い、胃はきもちわるい、口の中もカラカラなようなネバネバなようななんとも言えない不快な感触がする。
吐く息がアルコール臭い、完全な二日酔いだ。
昨日ついつい仲間内で飲みすぎてしまった、どうやって帰宅したのかは全く覚えてない。
しかし幸いにも今日は休日、だからこそ思い切り飲んだのだが、だからといって休日を棒に振ってしまうのは少々もったいなきがする。
と、思いつつもやはり身体が動く気がしない、しかたなく布団にもぐりこみ、このムカつきが去るのを待つことにした。
ところが。
がたんっ、がたがたっ。
「な、なんだ?」
酔いはともかく突然の物音に眠気が一瞬で醒める。
音を探ると、どうやら押入れの中から物音がしたようが。
そこには普段使わない来客用の布団と、衣替え用の衣服しか入っていないはずだ。
なのにずいぶん大きな物音がした、居るはずの無いものが居るのかもしれない、サッと血の気が引く。
しかしなおもがたんがたんと揺れるふすまを、俺は勇気を振り絞って横にスライドさせた。
「ゆぅ~~~~」
「はい?」
するとそこには、ふりふりの長いスカートに包まれた小ぶりなお尻が一つあった。
その上半身は布団の隙間に挟まっているらしい。
「なんだこれ?」
思わず指でつついてしまうと、ビクンと震えてから、足をじたばたとさせてそれが布団の間から這い出てきた。
「しょーじょのおしりをつつくなんてしつれいね!」
布団の隙間から出てきた、その軽いウェーブのかかった金色に輝く長い髪の毛の少女は、まん丸の頬を膨らませて俺に抗議する。
「えっと…キミは…」
正直こんな知り合いは居ない、ところでこれって少女誘拐になるんだろうか、
と鈍った頭の隅でぼんやり思っていると、少女はぷりぷりとしたまま自己紹介をしてくれた。
「ゆかりんはゆかりんだよ!どうつきのすごいゆっくりなんだよ!」
「え、ああキミ胴つきゆっくりなの?」
「そうよ!もう、おにいさんがきのうのよる、すてきなすきまをしょーかいしてくれるっていうからついてきたのに!
おにいさんったらわたしのことなんてほっといてねちゃうんだもの!ゆっかりできないわ!
しかたないからそこのすきまをゆかりのすきまぷれいすにすることにしたからゆっかりさせてね!」
「はぁ…」
女の子…もといゆかりんは、勝手にそうまくし立てると、再び押入れの中に折りたたんである布団の隙間に顔をつっこんで、ゆっくりとし始めた。
「ゆ~ゆ~ゆ~」
どう見ても苦しそうなのだが、本人はご満悦らしい、お尻をふりふりと揺らしながら、楽しそうな声をだしている。
「…寝よう」
酔いが残る俺はなんだかどうでもよくなってしまって、そのまま自分の布団にもぐりこんで、目を閉じた。
「な、なんだ?」
酔いはともかく突然の物音に眠気が一瞬で醒める。
音を探ると、どうやら押入れの中から物音がしたようが。
そこには普段使わない来客用の布団と、衣替え用の衣服しか入っていないはずだ。
なのにずいぶん大きな物音がした、居るはずの無いものが居るのかもしれない、サッと血の気が引く。
しかしなおもがたんがたんと揺れるふすまを、俺は勇気を振り絞って横にスライドさせた。
「ゆぅ~~~~」
「はい?」
するとそこには、ふりふりの長いスカートに包まれた小ぶりなお尻が一つあった。
その上半身は布団の隙間に挟まっているらしい。
「なんだこれ?」
思わず指でつついてしまうと、ビクンと震えてから、足をじたばたとさせてそれが布団の間から這い出てきた。
「しょーじょのおしりをつつくなんてしつれいね!」
布団の隙間から出てきた、その軽いウェーブのかかった金色に輝く長い髪の毛の少女は、まん丸の頬を膨らませて俺に抗議する。
「えっと…キミは…」
正直こんな知り合いは居ない、ところでこれって少女誘拐になるんだろうか、
と鈍った頭の隅でぼんやり思っていると、少女はぷりぷりとしたまま自己紹介をしてくれた。
「ゆかりんはゆかりんだよ!どうつきのすごいゆっくりなんだよ!」
「え、ああキミ胴つきゆっくりなの?」
「そうよ!もう、おにいさんがきのうのよる、すてきなすきまをしょーかいしてくれるっていうからついてきたのに!
おにいさんったらわたしのことなんてほっといてねちゃうんだもの!ゆっかりできないわ!
しかたないからそこのすきまをゆかりのすきまぷれいすにすることにしたからゆっかりさせてね!」
「はぁ…」
女の子…もといゆかりんは、勝手にそうまくし立てると、再び押入れの中に折りたたんである布団の隙間に顔をつっこんで、ゆっくりとし始めた。
「ゆ~ゆ~ゆ~」
どう見ても苦しそうなのだが、本人はご満悦らしい、お尻をふりふりと揺らしながら、楽しそうな声をだしている。
「…寝よう」
酔いが残る俺はなんだかどうでもよくなってしまって、そのまま自分の布団にもぐりこんで、目を閉じた。
ゆさゆさと身体が揺さぶられる感覚で目を覚ます。
「あ…?」
部屋全体が暗い、どうやら寝ているうちに太陽は落ちてしまったらしい。
暗がりにぼんやりとうかんだ、俺を見下ろすゆかりんと目が合った。
「ねーねーおにいさん、ゆかりんおなかへったわ、なにかたべさせて」
「あー、うん」
軽く頭を振ると、もうアルコールは殆ど残ってはいないようだった。
「っていっても何にもないけどなぁ…チャーハンでいい?」
「なんでもいいわ!」
床にぺたりと座りこむゆかりんを置いて、俺はのそのそと立ち上がってキッチンにたった。
二人分のチャーハンを作って皿によそって食卓に置くと、ゆかりんはまってましたと俺の向かい側に座り、スプーンをとって勢いよくかきこんだ。
「はふっはふっ!おいしいわ!」
「そう、ゆっくりたべなよ」
「うん!」
俺もゆかりんに続いてもそもそと米粒を噛んでいると、脳みそが徐々に起きてきて、冷静な疑問が浮かんでくる。
「え、そういえばキミ飼い主とかは?」
「いないわよ?」
「そうなの?」
「ゆかりんはすてられちゃったの、くさいんだって、しつれいよね!」
「臭い…?どれ」
俺はゆかりんに顔を近づけてくんくんと匂いをかぐ。
捨てられてから日にちがたっていたのか、どこか埃臭い匂いがしたが、それ以外は特別きにならなかった。
「でもおにいさんがひろってくれたんでしょ?」
「えっ、いやぁ…」
ゆかりんの真っ直ぐな視線につい目をそらしてしまう。
正直昨日のことは全く覚えていないのだが、酔った勢いとはいえ捨てゆっくりを家まで上げて、覚えてないという理由でまた外に放り出すのは無責任だと思う。
それにきっと昨日出会ったときは、恐らく本気で女の子に声をかけられたとでも思ったのだろう、
どうやら間違いは犯していないようだが、見ず知らずの娘を部屋に連れ込んだりして、それはそれであきれた話だ。
目線をちらと戻すと、ゆかりんはだまって俺の顔をじっと見つめていた。
頬が丸いという程度で、ぱっと見るとゆかりんは美少女に見えないことは無い。
普通のゆっくりなら考えてしまうところだが、胴つきともなるとある程度こちらの言うことは聞いてくれそうだし、
なにより俺が仕事に出て、部屋に一人にしてもそれほど問題はないだろう。
それにこんなに可愛い子を邪険に扱うのも気が引ける、もしも俺の手に余るようなら、飼い手を捜してやればきっとすぐに見つかるだろう。
「まぁ、俺のとこでいいなら、べつに居てもいいよ」
意を決してぶっきらぼうに言うと、ゆかりんはぱっと笑顔になった。
そして再びチャーハンをもりもりと口に運ぶ、ほっぺにご飯粒が付いていようがお構いなしだ。
なんだか小さい妹が出来たような、微笑ましい気分になってしまった。
「あ…?」
部屋全体が暗い、どうやら寝ているうちに太陽は落ちてしまったらしい。
暗がりにぼんやりとうかんだ、俺を見下ろすゆかりんと目が合った。
「ねーねーおにいさん、ゆかりんおなかへったわ、なにかたべさせて」
「あー、うん」
軽く頭を振ると、もうアルコールは殆ど残ってはいないようだった。
「っていっても何にもないけどなぁ…チャーハンでいい?」
「なんでもいいわ!」
床にぺたりと座りこむゆかりんを置いて、俺はのそのそと立ち上がってキッチンにたった。
二人分のチャーハンを作って皿によそって食卓に置くと、ゆかりんはまってましたと俺の向かい側に座り、スプーンをとって勢いよくかきこんだ。
「はふっはふっ!おいしいわ!」
「そう、ゆっくりたべなよ」
「うん!」
俺もゆかりんに続いてもそもそと米粒を噛んでいると、脳みそが徐々に起きてきて、冷静な疑問が浮かんでくる。
「え、そういえばキミ飼い主とかは?」
「いないわよ?」
「そうなの?」
「ゆかりんはすてられちゃったの、くさいんだって、しつれいよね!」
「臭い…?どれ」
俺はゆかりんに顔を近づけてくんくんと匂いをかぐ。
捨てられてから日にちがたっていたのか、どこか埃臭い匂いがしたが、それ以外は特別きにならなかった。
「でもおにいさんがひろってくれたんでしょ?」
「えっ、いやぁ…」
ゆかりんの真っ直ぐな視線につい目をそらしてしまう。
正直昨日のことは全く覚えていないのだが、酔った勢いとはいえ捨てゆっくりを家まで上げて、覚えてないという理由でまた外に放り出すのは無責任だと思う。
それにきっと昨日出会ったときは、恐らく本気で女の子に声をかけられたとでも思ったのだろう、
どうやら間違いは犯していないようだが、見ず知らずの娘を部屋に連れ込んだりして、それはそれであきれた話だ。
目線をちらと戻すと、ゆかりんはだまって俺の顔をじっと見つめていた。
頬が丸いという程度で、ぱっと見るとゆかりんは美少女に見えないことは無い。
普通のゆっくりなら考えてしまうところだが、胴つきともなるとある程度こちらの言うことは聞いてくれそうだし、
なにより俺が仕事に出て、部屋に一人にしてもそれほど問題はないだろう。
それにこんなに可愛い子を邪険に扱うのも気が引ける、もしも俺の手に余るようなら、飼い手を捜してやればきっとすぐに見つかるだろう。
「まぁ、俺のとこでいいなら、べつに居てもいいよ」
意を決してぶっきらぼうに言うと、ゆかりんはぱっと笑顔になった。
そして再びチャーハンをもりもりと口に運ぶ、ほっぺにご飯粒が付いていようがお構いなしだ。
なんだか小さい妹が出来たような、微笑ましい気分になってしまった。
そうと決まれば早速…とペットのためのあれこれを考えてみたが、ゆかりんに聞いてみても人間の生活に必要なものと殆ど変わらなかった。
強いて言えばあまりしょっぱいものや辛いものはニガテらしい。
服も洗濯して、風呂で身体を洗うように言って、出てきたら俺の服を貸してやった。
小さな身体では俺の服はサイズが合わず、だぼだぼで不釣り合いだったが、我慢してもらうしかない。
折角のペットだ、遊んでやろう!とも思ったけど道具が無い、なにか一緒に楽しめるものはと探しているうちに、
ゆかりんは勝手に押入れを空けて布団の隙間に身体を滑り込ませてしまった。
折り重なった布団の間に頭からつっこんで、下半身が出ているというすごい絵面だが、本人はこれが気に入っているらしい。
手がかからなすぎて正直肩透かしを食らった気分だが、まあ楽といえば楽なので気にしないようにしよう。
その状態でも、俺が話しかけるとちゃんと答えてくれるので、話し相手にはなってくれるようだった。
寂しい一人暮らしには、これが結構ありがたい。
強いて言えばあまりしょっぱいものや辛いものはニガテらしい。
服も洗濯して、風呂で身体を洗うように言って、出てきたら俺の服を貸してやった。
小さな身体では俺の服はサイズが合わず、だぼだぼで不釣り合いだったが、我慢してもらうしかない。
折角のペットだ、遊んでやろう!とも思ったけど道具が無い、なにか一緒に楽しめるものはと探しているうちに、
ゆかりんは勝手に押入れを空けて布団の隙間に身体を滑り込ませてしまった。
折り重なった布団の間に頭からつっこんで、下半身が出ているというすごい絵面だが、本人はこれが気に入っているらしい。
手がかからなすぎて正直肩透かしを食らった気分だが、まあ楽といえば楽なので気にしないようにしよう。
その状態でも、俺が話しかけるとちゃんと答えてくれるので、話し相手にはなってくれるようだった。
寂しい一人暮らしには、これが結構ありがたい。
他愛の無いおしゃべりを続けてふと時計をみると、時計の短針が頂点に達しようとしていた。
「いけね、明日も仕事か、あーあ、一日棒にふっちゃったなぁ」
二日酔いにやられて殆どを布団の中で過ごしてしまった、若干の後悔をしつつ、
俺は寝巻きから着替えてもいなかったのを思い出し、電気を消してそのまま布団にもぐりこんだ。
「おやすみゆかりん」
「おやすみなさい!」
短い挨拶を交わして目を閉じると、しばらくしてゆかりんのいる押入れのほうからもぞもぞと物音がした。
眠気に誘われながらそちらに意識を向けていると、俺の布団の足元がそっとめくられて、何かが進入してくる。
目を開けると、俺の首元の布団の隙間から、ゆかりんがひょいと顔を出した。
「こっちのすきまのほうが、あったかいわ」
ゆかりんはクスクスと笑って、そのまま目を閉じてしまう。
「お、おいおい」
「ゆっかりできるわ…」
狭い布団の中で、ゆかりんは俺に身体をすりよせるようにして寝息を立てはじめてしまった。
俺の服に包まれた、やわらかい身体が密着して、なんだか不思議な気分になってしまう。
これが女の子のやわらかさなのかな…などという考えが頭を過ぎってしまい、俺は頭をふってそれを吹き飛ばした。
「まったくゆかりんはあまえんぼだな」
そうさ、ゆかりんはゆっくりなんだ、このぷにぷにもゆっくりのもち肌さ。
そう自分に言い聞かせて、俺はゆかりんを抱き枕代わりにして眠ってしまうことにした。
「いけね、明日も仕事か、あーあ、一日棒にふっちゃったなぁ」
二日酔いにやられて殆どを布団の中で過ごしてしまった、若干の後悔をしつつ、
俺は寝巻きから着替えてもいなかったのを思い出し、電気を消してそのまま布団にもぐりこんだ。
「おやすみゆかりん」
「おやすみなさい!」
短い挨拶を交わして目を閉じると、しばらくしてゆかりんのいる押入れのほうからもぞもぞと物音がした。
眠気に誘われながらそちらに意識を向けていると、俺の布団の足元がそっとめくられて、何かが進入してくる。
目を開けると、俺の首元の布団の隙間から、ゆかりんがひょいと顔を出した。
「こっちのすきまのほうが、あったかいわ」
ゆかりんはクスクスと笑って、そのまま目を閉じてしまう。
「お、おいおい」
「ゆっかりできるわ…」
狭い布団の中で、ゆかりんは俺に身体をすりよせるようにして寝息を立てはじめてしまった。
俺の服に包まれた、やわらかい身体が密着して、なんだか不思議な気分になってしまう。
これが女の子のやわらかさなのかな…などという考えが頭を過ぎってしまい、俺は頭をふってそれを吹き飛ばした。
「まったくゆかりんはあまえんぼだな」
そうさ、ゆかりんはゆっくりなんだ、このぷにぷにもゆっくりのもち肌さ。
そう自分に言い聞かせて、俺はゆかりんを抱き枕代わりにして眠ってしまうことにした。
翌朝、カーテンからもれる朝日が瞼に落ちて意識が覚醒する。
すると俺は自分の鼻にふと違和感を感じて、ぱっと目を開けた。
「な、なんだなんだ異臭騒ぎか!?」
あわてて布団に入ったままあたりを見渡すと、特に何も起こっていないようで、外もいたって静かだった。
俺の目の前には、俺に抱きついたまま大口を開けて眠っているゆかりんがいるだけだ。
ふと、その口の中から、鼻を突く臭いが漂ってきた。
「え、なにこれくっさ」
確かめるためにもう一度ゆかりんの口に鼻を近づけると、確かにゆかりんの口の中から漂ってくる臭いだった。
「あー、くさ、なにこれ、えっと、これは…」
においというものは案外記憶に残りやすい、俺はくんくんと嗅ぎながら記憶をたどっていくと、
その臭いは納豆に近いものだということが分かった、強いて言えばその臭いはスーパーで売っている納豆なんかよりはるかに強い。
初めは突然のことに臭いと思ってしまったが、納豆かと思うとそれほど気になるというものでもなかった。
ちょいとしょうゆをたらしてかき回し、白飯の上にとろっとかけて勢いよくかきこみたい、などというイメージが浮かんできて腹の虫が鳴く。
その音でゆかりんも目を覚ました。
「んぅ~…ふわ…ゆっかりおはよう」
「あ、あぁおはよう」
あくびに乗って再び臭いが俺の鼻を突いたが、そのことは言わないでおいてあげた。
前の飼い主に捨てられた理由がどうやらそれらしいので、可愛そうかなと思ってしまったのだ。
すると俺は自分の鼻にふと違和感を感じて、ぱっと目を開けた。
「な、なんだなんだ異臭騒ぎか!?」
あわてて布団に入ったままあたりを見渡すと、特に何も起こっていないようで、外もいたって静かだった。
俺の目の前には、俺に抱きついたまま大口を開けて眠っているゆかりんがいるだけだ。
ふと、その口の中から、鼻を突く臭いが漂ってきた。
「え、なにこれくっさ」
確かめるためにもう一度ゆかりんの口に鼻を近づけると、確かにゆかりんの口の中から漂ってくる臭いだった。
「あー、くさ、なにこれ、えっと、これは…」
においというものは案外記憶に残りやすい、俺はくんくんと嗅ぎながら記憶をたどっていくと、
その臭いは納豆に近いものだということが分かった、強いて言えばその臭いはスーパーで売っている納豆なんかよりはるかに強い。
初めは突然のことに臭いと思ってしまったが、納豆かと思うとそれほど気になるというものでもなかった。
ちょいとしょうゆをたらしてかき回し、白飯の上にとろっとかけて勢いよくかきこみたい、などというイメージが浮かんできて腹の虫が鳴く。
その音でゆかりんも目を覚ました。
「んぅ~…ふわ…ゆっかりおはよう」
「あ、あぁおはよう」
あくびに乗って再び臭いが俺の鼻を突いたが、そのことは言わないでおいてあげた。
前の飼い主に捨てられた理由がどうやらそれらしいので、可愛そうかなと思ってしまったのだ。
ゆかりんは布団の中で俺に抱きつきながら、朝ご飯をせがむ。
他の飼い主を探したとしても、これではもしかしたら再び捨てられてしまうかもしれないなと、ふと思う。
仕方ないので可能な限り俺が最後まで面倒を見てやるしかないようだ。
外見は可愛い少女なのに、においが臭いなんて、なんて不憫なんだろうと思うと、ふと心の汗が頬をつたってしまう。
ゆかりんはそれに気付かず、隙間はゆっかりできるわとか、ご飯はまだかしらとか、愛嬌のある声で独り言をいっていた。
口を開くたびに、ぷわんぷわんとその顔に似合わない臭いが再び俺の周りを漂い始めた。
他の飼い主を探したとしても、これではもしかしたら再び捨てられてしまうかもしれないなと、ふと思う。
仕方ないので可能な限り俺が最後まで面倒を見てやるしかないようだ。
外見は可愛い少女なのに、においが臭いなんて、なんて不憫なんだろうと思うと、ふと心の汗が頬をつたってしまう。
ゆかりんはそれに気付かず、隙間はゆっかりできるわとか、ご飯はまだかしらとか、愛嬌のある声で独り言をいっていた。
口を開くたびに、ぷわんぷわんとその顔に似合わない臭いが再び俺の周りを漂い始めた。
大丈夫だよ、安心してくれゆかりん、俺は納豆とか気にしないタイプだからさ…
おしまい。
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ふとスレを覗くとゆかりんが弄られていたのでノッてみました。
自分も納豆でご飯三杯イケる派だから大丈夫だよゆかりん!(キリッ
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ふとスレを覗くとゆかりんが弄られていたのでノッてみました。
自分も納豆でご飯三杯イケる派だから大丈夫だよゆかりん!(キリッ
あとふと餡サイクロペディアを眺めていたところ、自分の名前が載っていることに気付きました。
紹介文を書いてくれた方には、この場を借りてお礼をさせていただきます、ありがとうございます。
それではまた次回作で。
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ばや汁でした。
いつも多数のご意見ご感想ありがとうございます!
この作品へのご意見ご感想も、どうぞお気軽にお寄せください。
個人用感想スレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/13854/1278473059/
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餡小話では消えてしまった作品も多数ありますので、過去作を読みたいと思っていただけた方は
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