夜街一本勝負 [唯我 スクァーチェ]

唯我さんが入室しました
唯我 : (夜
唯我 : (夜だ。
唯我 : (夜の街。
唯我 : (それがカリーナ。
唯我 : (静かで落ち着いた…いいや、違うな。
唯我 : (恐ろしく静寂で、それでいて魑魅魍魎が蠢く魔性の気配が漂う街
唯我 : (それがカリーナ。
唯我 : (そんな街を…まー…なんだ。
唯我 : (水上ボートで大通りぶっ飛ばしてるのが王神帝唯我。その人よ。
唯我 : ここがカリーナか…静かで落ち着いた…いいや、違うな。
唯我 : 恐ろしく静寂で、それでいて魑魅魍魎が蠢く魔性の気配が漂う街
唯我 : それがカリーナ。
唯我 : (街を見渡しながら独り言呟き水上ボートをかっ飛ばす
唯我 : (常識人な閲覧共に補足しておくとカリーナの路上はもちろん水路じゃあない。
唯我 : (中世ファンタジー…いや、ギャングスターに憧れそうな街…
唯我 : (一瞬分かりづらいと思ったがわかりやすい。街で麻薬を売るギャングをこらしめようっていうアレだろ。
唯我 : (あーなるほど、石畳。
唯我 : 石畳ね・・・
唯我 : そりゃあマズい!(石畳に船の腹が刺さって横転
唯我 : っ、(石畳に放りだされる唯我
唯我 : (制御を失った水上ボートはランタンっぽい街灯に向かって突撃していく
スクァーチェさんが入室しました
スクァーチェ : (街灯に突撃する水上ボートを蹴り飛ばし止める。
スクァーチェ : あらあら……、気分転換に散歩に出てみれば、
スクァーチェ : 無作法者ね。この街は儀礼を重んじるって知らないのかしら。
唯我 : おっと、こいつぁ…(倒れたままスクァーチェを見上げて
唯我 : いや!オレは無法者なんかじゃあないが、助かったぜ。(立ち上がってスクァーチェの方へ歩く
唯我 : 石畳と水上ボートの交通事故でね。悪気は無いんだ。全く。
スクァーチェ : あらそう。私は別にいいけれども。
スクァーチェ : あんまり騒ぐと血を啜られるかもしれないわよ。
スクァーチェ : なんせここはカリーナ、吸血鬼と夜の街。
唯我 : そりゃあおっかない。カリーナらしい挨拶に自然と頬もニヤけるってもんだ。(楽しげに
唯我 : オレの名は王神帝唯我。天の声に導かれる者を探す旅の途中。物憂げなレディ、お名前は?
スクァーチェ : スクァーチェ・グレイロード。カリーナの一住民よ。
スクァーチェ : 天の声とはまた大仰ね…。そういうのも嫌いじゃないけど。
唯我 : ありがとう。その馬鹿げた大仰を行動に映すのがオレの生き方さ。
唯我 : それにしてもスクァーチェ・グレイロード…かいい名前だな。
唯我 : "ロード"と名のつくものに小物は居ない。
唯我 : 先程の蹴りや街への敬意を見るに相当な大物なんだろうな?
スクァーチェ : 相当な大物?いいえ、しがない魔法使いよ。
スクァーチェ : 戦いの心得がない訳ではないのだけれど。
唯我 : 「魔法使い」が「しがない」と来たか。(笑って
唯我 : ハッ、それこそ大物の証だよ。オクターンじゃ魚を売ってるだけで大威張りだってのにな。
スクァーチェ : あらアナタ、オクターンから来たの。
スクァーチェ : またずいぶん遠いところね…。
唯我 : あぁ、港町からココはちょびっとばかし遠かったね。
唯我 : ま。旅じゃあ良くあることだ。距離なんて気にしてらんない。
唯我 : それよりも行き先々で何があったか、何に出会ったかの方がうんと重要だ。(スクァーチェ見て
スクァーチェ : あらそう。旅の心得というのかしら。あまり出歩かないから少しうらやましいわね。
スクァーチェ : ……立ち話もなんだし、そこで一緒にコーヒーでも飲まない?
スクァーチェ : (近くのカフェのテラス席を指差す。年代を感じる装いだ。店の名前は分からない。
唯我 : とても良い提案だ。オレも各町を訪れる度にその街の喫茶を探すぐらいだからな。
唯我 : だが生憎と今は…水上ボートを蹴り飛ばした「しがない魔法使い」の実力。
唯我 : それに興味津々だな。
スクァーチェ : ふーん。
スクァーチェ : なんだか懐かしい感じがするわね。私も海の近くの喫茶でしばらくはそうやって戦いに明け暮れたこともあったわ。
スクァーチェ : ……この前戦ったのは、あの大仰な世界の危機さん以来かしら。
スクァーチェ : あの時の敗北は落ち込んだけれども、いまでは立派に戦闘狂。
スクァーチェ : そうアタシ、根っからの戦闘者なの。
スクァーチェ : いいわよ、ぶっ飛ばしてあげる。(構える
唯我 : 話が早い。実に早い。(くくくっと笑って
唯我 : 良いだろう。乗ってくれた事に感謝すらしよう。
唯我 : オレの勘が正しければあと1人ぐらい戦闘狂が舞い込んでくるはずだが、機を伺っているのかはたまた…(レイダーなのか…)まぁ、良い。
唯我 : (何処からかコインを取り出して親指の上に乗せる
唯我 : 開始の合図だ。コインが地に落ちたらバトル開始。
スクァーチェ : …了承したわ。どうぞ。
唯我 : 終わりの合図は…まぁ、大時計が回る頃で良いだろう。それか降参だ。(よくわからないことを言って
唯我 : (コインをトス
唯我 : 
唯我 : 
唯我 : 
唯我 : 
唯我 : 
唯我 : 
唯我 : ---BATTLE!!---
スクァーチェ : ……「慄け そして炸裂しろ」(スクァーチェの右足が黒く染まる
唯我 : カッコいいな! さすがは魔法使いだ!!(言いながらスクァーチェに接近し
唯我 : 「足掻け! そして対抗しろ!」(唯我の右足に無属性の青白いエネルギーが灯る
スクァーチェ : あら褒めていただいて、どうも。
スクァーチェ : でも真似されるのは少し心外!(右手を振りかぶり力任せのボディーブロー。人ではない種族故に筋力の種族値が高い!
唯我 : 足、じゃあないんだな!(両手で腕を挟むように受け止め―
唯我 : いや、少しそちらが上かっ、!?(受け止めきれずにボディへ食らって後ろ飛び
スクァーチェ : 一発で刈り取るわ!バニング・スラストッ!!(後ろ跳びした唯我の首目掛け、黒く染まった右足でハイキックを打ち込む
スクァーチェ : (……その瞬間、スクァーチェの足が紅く染まり、ハイキックと同時に爆裂する!
唯我 : ぐっっっ、(首元で爆裂
唯我 : 良い蹴りだ魔術師!(吹き飛ぶ―かに見えたが石畳に指を差し込み倒立
スクァーチェ : ふふ、もう参っちゃったかしら!(続けざまに倒立する唯我の顎めがけ右ストレート
唯我 : だが、一発で刈り取るなんて寂しい事言うなよなッ!(倒立からエネルギーの灯った右足を振り下ろす
スクァーチェ : チッ、(右ストレートを引っ込めて防御にまわす
唯我 : 危ねえ危ねえ!(腕の防御を足蹴に上空へ飛び上がる
唯我 : 物憂げなレディのしがない魔法使いだなんてとんだ失礼な勘違いをしていたようだな?!
唯我 : (上空でスクァーチェ見下ろして笑う
スクァーチェ : ……「うつろえ 闇の底の暗がり」。
スクァーチェ : あらどうも。アナタもなかなかイカしてるじゃない。好みよ。
唯我 : 「移ろうからこそ強くあれ! 次は拮抗しろ!」
唯我 : そいつぁどうも!!(両手に灯る青白いエネルギー
スクァーチェ : ……何その詠唱。拮抗はしないわ。(ジト目。魔術詠唱には少しうるさいらしい。
唯我 : オレ流の鼓舞ってやつさ!
唯我 : 行くぜ?(自然落下でない加速でスクァーチェに迫る まるで氣使いのように自身にかける推進力
スクァーチェ : 魔術ではないし、なんなのかしらね。ま、いいわ。後で考えましょ。来なさい。
スクァーチェ : (身構える
唯我 : ダブルスレッジセイバー!!(振り下ろした両手からエネルギー波が刃となって迫る
スクァーチェ : 真正面から来るの、嫌いじゃないわ。でも…、
スクァーチェ : 現身・二式。(スクァーチェの体が水となって崩れ去る
唯我 : 何っ!?(やべえ!やっぱ魔術師だった!!
スクァーチェ : 「爆ぜろ そして幾たびも爆ぜなさい」(近くの街灯の影から出現し…、
唯我 : (エネルギー波が虚しく水を斬る
スクァーチェ : アナタが!泣くまで!サッカーボールキックをやめない!(落下してくる唯我の顔めがけ爆裂サッカーボールキックだ!
スクァーチェ : スクァーチェ流バニング・フットボールよ!(スクァーチェ流バニング・フットボールだ
唯我 : 結局肉弾戦じゃあねーか!キライじゃないぜ!(両足に青白いエネルギーを纏い
唯我 : 唯我流空中バニング・フットボールだ!(空に浮かびながら両脚で蹴りのラッシュに応戦する
スクァーチェ : あら拮抗とは不本意。
スクァーチェ : でもその体勢じゃいつまでかいくぐれるかしらね!(サッカーボールキックを繰り返しながら
唯我 : そう言うなよ!こっちも不本意な事に筋力は負けてんだ!
唯我 : だからよっ、!(蹴りの反動で再び空へ
唯我 : こっちも混ぜさせて貰うぜ?(右手をピストルの形にして左手を添え
唯我 : レイ・ガン!(スクァーチェに向けて右手人差し指からエネルギーを打ち放つ
スクァーチェ : 逃したわね。(空に向かった唯我みながら
スクァーチェ : ……「止まれ そして形と成せ」。ウォール・アクアリウム!(水魔法に寄る防壁でガードだ
唯我 : (防壁拮抗し水飛沫を撒き散らしながら
唯我 : (水流に流されるように消えていくエネルギー弾
唯我 : ハッ、素晴らしい腕前だな! あんだけの肉弾戦の最中に属性防御魔法とは!
スクァーチェ : なんとかガードできたみたい。フフ…好機ね。(突っ立っている。
スクァーチェ : あらどうも、魔法使いは魔法を使ってナンボよ。(右手に魔力の充填が始まる。
唯我 : 盛り上がって来た―所だが、オレが自らに課したタイムリミットもあと僅かだ。
スクァーチェ : あなたは、さしずめなんちゃって魔法使いの魔人と言ったところかしらね。
スクァーチェ : 魔術の歴史と高みをその身にブチ込んであげるわ!(充填は続いていく!
唯我 : ハッ、当たらずとも遠からずだ。(氣弾にあるはずの防御不能性能の無さを見抜いて居たな?
唯我 : 名残惜しいが次で決めさせてもらうっ!
唯我 : (スクァーチェに再び空中から突進
スクァーチェ : それはこちらのセリフ。臨むところよ。(右手に一極集中して充填された魔力は空間を歪ませる程の量に。
唯我 : 「止まるな!そして成功を成せ!」(右腕にバチバチと光り輝くエネルギーが満ちる
スクァーチェ : (闇から火へ、火から闇へ。集極した魔力は循環していく
スクァーチェ : この技に詠唱はないわ。だってワタシの必殺技だから。昔からそう決まってるの。
唯我 : (エネルギーは質を変え色を変え眩い金色へと輝きを増す
スクァーチェ : (サキュバスの翼で飛来し、唯我の眼前に迫る!
唯我 : 羨ましいもんだね!オレには昔から決まった必殺技なんて無い!
スクァーチェ : なら今から考えればいいじゃない!
唯我 : だが、今もなお響く天の声!そいつがオレに授けてくれる!!
唯我 : いくぜ!!必殺!!(光の中からその手に握られる黄金のまさかり
唯我 : 黄金衝撃(ゴールデンスパーク)!!!!(スクァーチェに空中で打つ真っ直ぐな一撃
スクァーチェ : 吠え面かきなさい!!(スクァーチェの右手に集まった魔力が一気に爆ぜ、莫大なエネルギーと化す。
スクァーチェ : バニング・シャフト!
唯我 : (空中でぶつかり合う膨大な魔力とエネルギー
スクァーチェ : (金色と闇炎の爆裂エネルギーが相打ち……、
スクァーチェ : (そこで通りの大時計の鐘が鳴る。
スクァーチェ : (りんごーん、りんごーん、りんごーんと。
唯我 : っっっぐ!!(激しい光の中から吹き飛ぶ人影
唯我 : (吹き飛んだ勢いのままに乗り捨てられた水上ボードに不時着
スクァーチェ : あら無事なの…残念ね。(といいつつぶすぶすぶすと体から煙を立てている
スクァーチェ : (そのまま体勢を崩しながらも地面に着地
唯我 : (その力を推進力に坂道をゆっくり逆走して降りていく水上ボード
唯我 : ・・・(水上ボードに寝そべったまま右手を上げて
唯我 : (親指を立てる
スクァーチェ : あいるびーばっく、ということなのかしら…。(手を振る
スクァーチェ : 分からないけど、楽しめたわ。
唯我 : (そのままボートはゆっくりと街の外へと進んでいく
唯我さんが退室しました
スクァーチェ : さて…アタシは…(ぽんぽんと衣服の裾を払い
スクァーチェ : コーヒーでも飲んで帰りますか。(先ほどのカフェに入っていく
スクァーチェさんが退室しました

タグ:

ログ 2019Q3
+ タグ編集
  • タグ:
  • ログ
  • 2019Q3

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2019年10月29日 08:18