GLQ206 [唯我 渦明 ネツネ イルミナ]

ECさんが入室しました
EC : 『EndlessCraft』
EC : (有志の手によって造られた
EC : (いや、
EC : (いまだ作り途中のカフェスペース
EC : (南大陸ジェネシス街における
EC : (やすらぎ(?)の拠点
EC : (いわゆる喫茶だ
ECさんが退室しました
唯我さんが入室しました
唯我 : なるほど!(入店するなり大きな声
唯我 : ここが“喫茶”か。いつの間に!
唯我 : ハッ、店名をつけたもののセンスを疑う。いや、良い意味で。だ!
唯我 : 『Endless』の名を冠する喫茶をこの南にも創ろうというのだからな!
唯我 : ここが”伝説の喫茶“などと呼ばれる日もそう遠くないだろう、
唯我 : 『Craft』という名も、新しい芽吹きを得たこの街に相応しい良い名ではないか!
唯我 : ハーハッハッハッハ!
唯我 : (上機嫌だ
唯我 : (どんな細かなものにもやたら大層な名前をつけたがる彼は
唯我 : (半分無自覚だが、
唯我 : (ネーミングフェチというか、
唯我 : (無駄にこう、テンションが上がるのだ!
渦明さんが入室しました
渦明 : …ほーら、やっぱりあそこに居た。(峠の先―少し離れた場所から喫茶を見遣って
渦明 : (唯我のクソデカ笑い声は遠くにもよく響くのだ
少年さんが入室しました
唯我 : ハーッハッハッハ!(クソデカ笑い声を上げている
イルミナさんが入室しました
少年 : …じゃあ、あそこに行けば、唯我さん、……
少年 : 「この街の新たな市長さん」に会えるんですね…?
イルミナ : (当人のせいで若干目立たないが、唯我の後ろに立つ影
渦明 : あぁ、そうだよ。ははっ、すぐに見つかって良かったな。(少年に朗らかに笑い掛ける 子供にはやさしーのだ
イルミナ : 一切の娯楽や交流が禁じられていましたので……大きな一歩目、という事になります。
少年 : うん…。 ぁ、その。ありがとうございます。 自治組織の、お兄さん。
イルミナ : 『Endless』なる喫茶は、唯我様に馴染み深いものだったのですね?(何だか運命的です、と続けて
渦明 : どういたしまして。 案内はここまでで大丈夫かい?
少年 : は、はい!大丈夫です。…ありがとうございます!(ぺこ、と渦明に頭を下げて
唯我 : ハッ、中央大陸では有名な喫茶の名前よ。
渦明 : ん、それじゃあ此処で。 じゃあな、暗くならない内に帰るんだぞー(言い残し、少年に手を振って
渦明 : (歩き去っていく
少年 : (ぺこぺこと何度も頭を下げて見送る
渦明さんが退室しました
少年 : 
少年 : …チョロ。(ボソッと呟き、顔を上げて
イルミナ : (喫茶、といっても屋外野ざらしのテーブルがワンセット。屋根付きは提供用のカフェハウスのみ。
少年 : (喫茶…オープンカフェ?に向かって歩き出す
イルミナ : (海沿いの丘にちょっとした公園があるようなものだ。そこに移動式のカフェが来たような規模といえば良いか。
イルミナ : ……、(つまり、誰かが近付いてくる事に気付くのは
イルミナ : 唯我様、早速お客様が……?(容易とも言えるわけで
唯我 : ほう?早速か。
少年 : (カランカラーン…とか鳴るようなものも無く。普通に丘を上がって来る男の子
唯我 : この組み上げ状態でも既に有名になっているようだな?…いや、早計か?
唯我 : よく来たな!少年!
少年 : (おずおず、と言った感じの自信無さげな表情で男の子がやって来る。年の頃は…10代前半くらいか?
少年 : こ、こんにちは…(全体にモノトーンがかった色調。濃灰~薄灰のグラデーションが掛かった髪。
唯我 : 果てない創造の世界、『Endless Craft』へ!
イルミナ : ……。(その顔を見て一瞬あら?という表情をするが、すぐに頭を垂れて
少年 : エンドレス・クラフト…それがこのお店の名前なんですね。
少年 : あ、ぇと。 …その、すみません。いきなりやってきてしまって。(唯我と、イルミナを順に見遣って
唯我 : 左様!
唯我 : 何も謝る事などないさ。
唯我 : そこに店あれば誰であれ歓迎する。
少年 : この街の、新たな市長さんと… 
少年 : 本当の市長さんだった人の、娘さん……ですね?
唯我 : その通りだ。王神帝唯我。新たな市長となったその人だ。
イルミナ : イルミナと申します。(肯定しながら改めて一礼し
少年 : ぼ、ボク、ネツネって言います!(ぺこー!と頭下げながら自己紹介
少年 : … ネツネ=ルインズベルト…です。
少年さんが退室しました
ネツネさんが入室しました
唯我 : ネツネか!
唯我 : そして、
唯我 : ほう。
唯我 : ルインズベルト。
イルミナ : ……! ルインズベルト…!
イルミナ : (やはり、と疑惑が確信に変わって
唯我 : その名にはだいぶ聞き覚えがある。手痛い歓迎をされたばかりなのでな。
ネツネ : … 、、そ、そうですよね。ルインズベルトは、この街の皆さんに宣戦布告をしたって…
ネツネ : で、でもボクは…!あなた達と戦いたいなんて思ってないんです!(ぎゅっと目を瞑って
唯我 : ほう?
ネツネ : ボクは、その、お礼を言いたくて… この街と一緒に、ルインズベルトの事も救ってくださって、
ネツネ : ありがとうございます……って、 そう、伝えたくて…… 会いに来ました。
唯我 : あぁ、…なるほど。
唯我 : しかし、海咲嬢ーいや、海咲と名乗る者にも礼自体は言われたのだがな。
唯我 : それはそれとして争いは避けれないとの意見だったな。
イルミナ : そう、ですね……そうでしたが……。
唯我 : ネツネ。少年もか?
ネツネ : ……(困り眉で沈黙して)海咲ったら、そんな事を言ったんですね。あの子は自分に嘘が吐けないから…
ネツネ : …(首を振って)ルインズベルトも一枚岩じゃないです。あなた方と友和を図ろうと考えている人達だって、勿論います。
ネツネ : 例えば、そう…。 この建物を拵えた人、だとか。
唯我 : 、なに・・・?
イルミナ : …!(イルミナは、旧ネシスの”住民すべての顔を覚えている”
イルミナ : (軟禁されていた彼女が何故、という話は今回の場では無いとして、最初に感じた違和感は 彼が街の者では無いからだ。
イルミナ : そ、そうなのですね……?(それだけだと、信じたいのだ。
イルミナ : この喫茶を興したのは、ルインズベルトの方だと聞き及んでおります。
ネツネ : …うん。ボクの知り合いが、そういう話をしていたので…
ネツネ : しゃれおつなかーふぇーの第一歩だって…(言って屋根を仰ぎ見る シャレオツ…?
イルミナ : そして、ネツネさん、貴方も争いたくない、ということなのでしたら
イルミナ : この街も、店も、拒む理由は一つもない。 そう掲げたジェネシス、ですから(ですよね?と唯我に目線を
ネツネ : …!(瞳を輝かせて
唯我 : 勿論だ!
唯我 : 新しい街ではある。そうすべき、そう成すべき、そうなるべきと願いつけた名ではある!
唯我 : だが依然ネシスでもある。ニュージェネレーションによるネシス!ジェネシスだ!
唯我 : 神宮寺の隠していた大遺跡“ルインズベルト”に気付かなんだのは己の失態と認めよう。
唯我 : だが、ネツネ=ルインズベルトよ。
ネツネ : …! な、なんですか…?
唯我 : 争わずとも、街を、平和を、友好を育む覇道を歩む事はそう難しくはないはずだ。
ネツネ : ……… …うん。そう、ですよね…
ネツネ : …その為にも、ボク、皆さんの事をもっと知りたいと思ってるんです。
ネツネ : 永い間すぐ傍にあり続けていたのに、決して交わる事のできなかった…
ネツネ : ネシスの…ジェネシスの、皆さんの事を。
唯我 : うむ! であれば話は実にシンプルだ。
唯我 : 語り合い交じり合おう! この土地で!
ネツネ : はいっ。(にこっ。と子どもらしい笑みを浮かべて
ネツネ : じゃ、じゃあ。 早速なんですけど…市長さんに聞きたい事があります!
唯我 : ハーッハッハッハ!!(クソデカ声で高笑いし
唯我 : ほう?
唯我 : なんだ!
ネツネ : 市長さんは、この街の……どういう『王』でいたいと思ってますか?
ネツネ : ぁ、王っていうのは例えなんですけど…トップとして、最も上に立つ人として…
唯我 : 世界の望みを聞き入れ、そして叶える『王』だ!(即答&断言
ネツネ : …。ゎ。
イルミナ : ……(『王』……
ネツネ : すごいな、すぐに答えられるんだ…。 …(少し、間があって
唯我 : 当然の事よ。
ネツネ : …叶えられると、思ってるんですか?
唯我 : 叶えるさ。
唯我 : その為にこの王神帝唯我は生まれ、そして生きているからな!まさに天命であろうよ!
ネツネ : ………
ネツネ : その言葉、(そんな言葉、
ネツネ : 信じさせて…くださいね。(信じられる訳無いでしょ。 バッカじゃないの?
唯我 : 信じるが良い!
イルミナ : …………。
唯我 : 身近な者を疑って生きるほど、生きづらい生き方なんて無いんだからな。
ネツネ : …ふふ、そうですね。(――あぁ。そうさ。あのジジイも最初は穏やかに取り入ってきた。すべて仮初の嘘だったけどね。
唯我 : 王神帝唯我を信じてくれることを切に願う!この街の新しい市長として君臨するからにはな!
ネツネ : (いきなり現れて、いきなり一番上に立って、全てを支配するヤツなんて、
ネツネ : (てんでロクな奴じゃない。 ……オレは、知ってるんだ。厭って程に。
唯我 : これで全てのルインズベルトと和平を結べれば願ったりだが、
唯我 : そう簡単なものではないのであろう?
ネツネ : そうですね…。一枚岩では無い、と言った通り。
ネツネ : 海咲(やオレ)みたいなに…新たな長による「支配」を…受け入れられない人達もいます。
ネツネ : …でも!まずはお互いをよく知る事だと思うんです。(…海咲は自分に嘘が吐けないけど、オレは違う。幾らでも取り繕って、取り入って見せる。
唯我 : 良いだろう!
イルミナ : あ、あの!(意を決した声色で割入り
唯我 : ん。
ネツネ : …?(きょとんとしてイルミナを見上げて
イルミナ : で、であればその。そのですね。
唯我 : どうしたんだ?
イルミナ : ネツネさんにも思う部分があるのは重々承知、ルインズベルトの皆様のことをまるで知らぬのも我々が今置かれた状態。
イルミナ : ……立ち話も何ですし、何か呑みながら……は如何でしょうか?(控えめに、オープンスペースのログテーブルを見遣り
ネツネ : ……「喫茶店」……ですか?(つられて視線を遣って
イルミナ : …はい…!
ネツネ : …(おず、と2人を窺う)その、ボクは、もちろんいいんですけどっ…
ネツネ : …お金、払うんですよね? 少しは持ってきてるけど、こっち(ネシス)で使えるかどうか…
ネツネ : …通貨ってどうなってるんでしょう?(いそいそポケットから小さな財布を出して、小銭見せて
イルミナ : …、どうやら一緒のようですね?(覗き込んで
ネツネ : …良かった(ほっとして
イルミナ : ただ、ええと確か……はい、今はセルフ……実質タダ、でして(カフェ?の張り紙を手にとって
イルミナ : (「とりあえずのモノは置いといたから好きに使いなさいよ」的な事が書かれている
ネツネ : …そう…なんですね?
ネツネ : 本当に形だけ整えた…?
イルミナ : ここは肖り、いただくとしましょうか(にこ、と
イルミナ : 私、準備してきますので、お二人は先に席でご歓談ください(さぁさ、と案内して
ネツネ : …、あ、……うん。(手伝…と思うが、此処はお言葉に甘えて
ネツネ : ありがとうございます。イルミナさん。(ぺこ、とお辞儀をして、ログテーブルへと
イルミナ : (微笑んで返し、カフェスペースの方へ
イルミナ : (やがて、草原の青々しい香りにまじって、こうばしい香りが混ざり始める――
唯我さんが退室しました
イルミナさんが退室しました
ネツネさんが退室しました
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最終更新:2021年04月25日 10:35