Nissan GT-R
加速:90 スピード:66 ブレーキ:76
最高出力:523bhp/6400rpm 最大トルク:589Nm/---rpm
駆動方式:AWD(Front -engine)
0-100km/h加速:3.22sec 最高速:335km/h(351km/h) {※()内は実測値}
車重:1667kg パワーウェイトレシオ:3.187kg/bhp
インプレ
「全天候型スーパーカー」と称して我々の前に姿を表したR35GT-R。発表された当時、多くの人を熱狂させた
ことは記録に新しい。
だが、いざ乗ってみると決して遅い訳ではないことがわかるだろう。シフトラグが短く、各ギヤのつながりも良いので
加速感が非常に良い。特に1、2速の加速が非常に鋭く、
AWD
であることも相まってスタートダッシュで2WDの
ライバル達の前へと出ることができるのだ。高速域の伸びも悪くなく、割と短時間で351km/hまで到達する。
ハンドリングはややアンダーで安定感があり、しっかり減速すれば素直に車の向きが変わる。
ブレーキも数値以上に良く効き、ブレーキング時の姿勢も乱れにくい。GTRは乗りやすい車なのである。
走らせ方としては、コーナー進入時までに減速し、車がコーナー出口の方を向いてからアクセルオンするのがセオリーである。
コーナー出口に向かう最中に「曲がり切れない」と感じた場合は、ブレーキを踏むのではなく、アクセルオフにし、車の向き
が変わってから、アクセルを開ける。ラインはアウト・イン・アウト。場合によっては立ち上がり重視のライン取りをしても
良いだろう。
但し、限界まで攻め込む場合には話が変わってくる。
スタビリティの高さが仇となって、グリップばかりで攻めててはコーナリングスピードを上げられないのだ。
コーナリングスピードを上げるためには車体を振り出すようにして曲がっていく必要があるのだ。
まず、進入時にアクセルを抜き、ガツンとブレーキを踏んで減速を終了する直前にハンドルを切る。
こうすることで車体は振られ、滑らせることができる。滑り始めたらアクセルをオンし、
ハンドルは切ったままでコーナーを抜けていく。うまくいけば、GT-Rのプッシングアンダーを抑えることができる。
また、進入時にコーナー内側の路肩よりイン側にある草むらに前輪の片輪を落とし、
意図的に姿勢を乱して振り出しながら曲がっていく走り方もある。
(それ相応のリスクがあることは覚悟して頂きたい。)
車体を振り出す走り方をすれば、「TDU好きはクラクションを」ではRturboについていくこともできるのだ。
最終更新:2013年05月27日 19:12