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ダリーヤ遺跡群 ~廃都行軍~ - (2010/05/24 (月) 18:26:47) の編集履歴(バックアップ)


ダリーヤ遺跡群 ~廃都行軍~

概要

ver.1.5追加マップ第二弾。
S字に走る大河と、それに絡むように存在する大きな多層遺跡が舞台となる。
広さ自体はそこそこあるが、立体構造で遮蔽物が多いため動いてみると狭く感じるだろう。
ベースは、マップ南西・EUSTおよび北東・GRF。
メコン川流域にあるとのことなので、中央の大河はメコン川か。

両軍は、河をまたぐ大橋を含む、3層からなる遺跡を挟んで陣を構えており、敵ベースへの到達にはそれらを越える必要がある。
河は南西・EUSTベースの南からマップ中央を、マップ全体を東西に分断する形で北上している。途中で東に折れて北東・GRFベースの手前をマップ外へ続く。
水深はブラストが頭まで沈むほどあり、ダメージは毎秒耐久力1割。中央部は両岸とも、GRFベース前は遺跡側のみ河原に上がれる。
大橋は施設なしに河を渡る唯一のルートで、東西両岸にある遺跡の第2層同士をつないでいる。ゲートのような構造物以外は橋上には一切の遮蔽物がない。
遺跡は、東西どちらのものも、河原を含む第1層、最も広い第2層、その上の屋上に分かれている。階層間を移動するルートは限られており、戦術を立てる上での中心となるだろう。
実質的には2階が1階となるが、ここではマスターズガイド準拠で記述する。
マップ全体における移動施設の少なさも相まって、大橋もしくは階層間ルートを如何に突破するかが焦点となる。

西岸遺跡は南北に長く、その南側を大きく占める城壁に囲まれた部分がEUSTベース。大橋は2階北東側から真東に向かっている。
1階は橋の真下から2階北側の建物に抜ける通路で、河原から進み奥を直角に曲がると2階に出る。
外の河原>2階ルートは3ヶ所。橋から南の階段とすぐ北の崩落した橋板、および遺跡北端のスロープ。
2階は北側建物が面積を大きく占めていて、この屋上からベースに行ける。
建物は橋方面とベース方面に出口があり、屋上へは内部の石像伝い、2ヶ所の崩落した天井から、または橋側階段、ベース側階段から登れる。
最上階は中央が崩落しており、その周囲に多少壁がある他、南側は橋でベースへ続く。
EUSTベースは周囲を防壁で囲まれているものの、河に面した一部にブラスト一機分の穴があいている。高さがあるため直接は登れないが、ベース内部に直接攻撃が可能。

東岸遺跡はとにかく複雑。階段や壁、段差が複雑な地形を為していて、「何処が登れて何処が登れないか」を正しく把握する必要があるだろう。東から伸びた大橋は2階南西に接続されている。
1階は西岸遺跡と同様に通路で、橋の真下から直角コーナーを経て大遺跡正面へと出る。
河原>2階ルートは3ヶ所。橋やや北の階段と、その反対側にある崩落した橋板、南端の階段。
2階は東岸遺跡の主戦場。全体は、南中央の大遺跡とそこから北上する通路で東西に分割されている。
大遺跡は東西と北に抜けられるようになっている。天井が吹き抜けになっているので砲撃注意か。
屋上と屋上中央の見張り台は東岸遺跡一番の高所で、非常に見晴らしが良い。登るには内部の南階段か、大遺跡東の離れから橋伝いか、北側から階段で。
北口の先は、GRFベースへ北上する低い通路となっている。両側には柱列のような壁があり、登ることはできない。
壁の東側は建物の点在するエリア。大遺跡屋上へ行ける離れや池がある。マップ端近くに壁があり、隠れて移動できる。
同西側は、建物は少ないが視界が通りにくく配置されている。橋前広場の北側、通り抜け可能な建物が印象深い。

GRFベース前は河が横切っており、橋を渡るか橋横の足場から飛び移れる。
なお、何故かGRFベースには正面防壁がない。自動砲台の台座が大きく、多少は壁代わりになるか。

全体図


設置施設一覧

  • プラント
5ヵ所。西岸に2つ、東岸に3つ。
詳細は後述。

  • リペアポッド
10ヵ所。
南西・EUSTベース内に4つ、ベース壁沿いに設置。
北東・GRFベース内に4つ、コアを囲むように配置。
プラントA,Eに1つずつ。

  • カタパルト
6ヵ所。
南西・EUSTベース内中ほどに2つ。
北東・GRFベース内に4つ。前後に2つずつある。

  • リフト
3ヶ所。
西岸遺跡・北端に2階から最上層へ登るものが1つ。
大橋の真下に渡河用のものが2つ、両方向1つずつ。
右側通行で、端までは10秒程度かかる。

  • 自動砲台
8ヵ所。
両軍ベース入口に2つずつ。
両軍ベース内に2つ。
南西・EUST側はコア奥、北東・GRF側はコアやや後方に。

  • レーダー施設
2ヵ所。
両軍いずれもベース内の奥。

  • ガン・ターレット
2ヵ所。
西岸河原・橋の北に1つ。
東岸河原・橋の南に1つ。
河を挟んでちょうど対象的な位置にあるが、障害物が邪魔になって相手側のガンターレット自体は狙えない。
リフトを狙うのは難しいが、対岸への攻撃に便利である。

戦術

両軍に共通するのは、「中央大橋を抜ければルートの選択は割と豊富」ということ。
橋の突破を目指しつつ、戦線を抜けた敵機を見逃さないよう細かい巡回を心掛けよう。

そのためには、両軍とも地形の把握が重要。
特に北東・GRFベースのある東岸は、一見登れそうでも登れず、落ちたらかなりの遠回りを強いられる場所もあるため、攻防両者ともしっかりと覚えておきたい。

プラントごとのコメント

プラントA(EUSTベース前・西岸遺跡屋上):

南西・EUSTの最終防衛ライン。
建物内部からでも占領できるため、乱戦になりがち。
屋内からは2ヶ所、外からは4ヶ所も登れる場所があるので、攻防ともに上下に気を配りたい。

プラントB(大橋西端・ゲート付近):

EUSTの前線拠点。
大橋の下からでも占領できる。
このマップでは橋を挟んでの攻防になるため、GRF側はここを取ると橋を渡らなくて済む分、
一気にコアが近くなる。逆にEUST側はとられないようにしたい。

プラントC(東岸・橋前広場):

北東・GRFの侵攻拠点。一階通路からでも占領できる。
プラントBとほぼ対照に、GRF側の橋の手前にあるプラント。
EUST側はここを取ると、同様に相手コアまでの距離が近くなる。

プラントD(東岸・大遺跡離れ):

戦場から離れひっそりとあるプラント。
GRFとしては予備拠点、EUSTとしては奇襲の狙いどころとなるため、戦略的には結構重要。
特に、GRF側が優勢な場合は手薄になりがち。

プラントE(GRFベース前・大遺跡北通路):

北東・GRFの最終防衛ライン。
周囲に登れない段差があり、しかも狭いため囲まれると守りにくい。

大橋の攻防

唯一の渡河ルートとして、基本的にはここを挟んでの膠着した戦いが行われる。
戦線を押し上げるため、橋の反対側のプラントが一先ずの攻撃目標。
常に橋の上下で戦闘を行えば、上下どちらかに傾注している間に一方から抜けられる、という心配も薄くなるだろう。

橋上では、壁越しの攻防になるため互いに攻撃が通りにくく、迂闊な突出は袋叩きにつながる。
ここを渡る場合には、爆発物や砲撃によって敵戦力を削ぎ、複数で一斉に攻勢を仕掛けないと突破は厳しいだろう。

橋直下のリフトも渡河手段の1つ。とはいえ、早めに降りても10秒弱という無防備な時間は極めて危険。
もしもド真ん中あたりで気づかれて叩き落とされようものなら文字通り必死である。
強襲兵装なら、途中でリフトをおりてACで強引に川の中を突っ切るのも手ではあるが……。
リフトを使う場合、味方の偵察機などで相手の位置や防衛の枚数を把握しておくといいだろう。

ちなみに川と河原の間には段差があるため、登る場合はジャンプする必要がある。ブーストゲージ残量に注意。

北西・EUST戦術



南東・GRF戦術





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