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重火力兵装 副武器 サワード系統 - (2012/11/20 (火) 06:04:28) のソース

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#include(重火力兵装 副武器 サワード系統 データ)

*サワード系統&aname(sw-d,option=nolink){}

いわゆる「ロケットランチャー」。
着弾地点から狭いながらも爆風を発生させ、ダメージを与える。
直接対象に当てた場合でも、あくまでダメージを与えるのは対象の至近距離で発生した爆風であり、
狙撃銃のように威力の数値どおりのダメージを与えることはまず望めない点に注意されたい。
射程は300mと比較的長く、射程限界では空中で爆発する。
敵集団への牽制、施設破壊、コア攻撃、動きを止めている敵への攻撃などには非常に効果的。
距離が詰まるほど命中率も上がるため、重火力兵装の近距離における切り札ともなりうる。

しかし、弾速は比較的遅いため、対峙している敵や動く目標に当てるにはやや慣れと工夫が必要になってくる。
近距離では、ジャンプしながら敵の足元に撃つことで爆風をヒットさせたり、着地やブースト切れなどを狙うと良いだろう。
中距離以遠では敵の動きを予測して撃つと良いが、ラグの影響も大きくあり、期待値はそれほど高くない。
重力に引かれて若干落ちる弾道を描くので、遠距離に射撃をする場合は狙いを上向きに調整する必要がある。
これは逆に、ベース外から打ち込むことで空中で爆発される事により、敵にコア攻撃の報告を送りベース警戒に目を向けさせ戦線を上げることができる(要:レーダー破壊済)。

また、味方に命中させてもダメージ等は無いがノックバックさせてしまうし、爆風で自爆してしまう場合もあるので取り扱いには注意。

**サワードロケット
重火力兵装副武器の初期装備。キットの解説書によると設定上の口径は230mm。
総火力:44000。1mあたり880dmg減衰。
ダメージ装甲効果:大破D+↓( - 1.38m)、ダウンHGA+↓( - 4.82m)、ノックバックALL(4.97-7.4m)

胴体中央を精確に捉えた直撃ならば平均装甲D+より低い機体であれば大破・フルHG3のA+'以外は吹き飛ばせる火力に、程よい広さの爆風範囲と使い勝手が良い。
リロードも速く重量も軽いので、後で作れるサワード系と比べても決して劣らない性能で、バランスの取れた汎用性の高さが魅力の一品。
5発という余裕ある弾数や、サワード系の中でも高めの弾速とリロードで安心感がある。

ただ、他の射撃武器と比べて明らかに遅い弾速や、爆風による床撃ちなど、サワード独特の扱いに慣れる必要があり、
ウィーゼルと共に、強襲兵装の感覚で重火力兵装を使い始めた人は扱いに苦労させられるだろう。
むしろ、扱いが変わるバラージ、およびコングの使用を経験したのちに改めて装備しなおすことでそのバランスの良さを認識できる玄人向けな装備という一面もある。

性能面で類似しているものでは弾速・広爆風重視のサワード・スマイト、高弾速・威力重視のプラズマカノンXMがある。
それぞれ比べると、スマイトが爆風強化4mアップ・弾速20mアップ・威力1200ダウン・リロード0.6秒アップ。
XMが弾速50mアップ・爆風1mダウン・威力300ダウン・リロード1.0秒アップ、そして共通して弾数1アップ、重量アップがあげられる。
これら2つとロケットは、主武器と連携したとどめが特に有効。ただし、ガトリング系統は空転時間があるため、主武器であらかじめ削る方になるので気をつけるべし。

***SSPNランチャー
2011/07/14に実装されたファンタシースターポータブル2インフィニティとのコラボレーション武器。

武器性能は[[サワードロケット>重火力兵装 副武器 サワード系統#id_a76e2edf]]と完全に同じだが、武器や弾頭のグラフィック、爆発時のエフェクトが異なる(具体的には、発射音がキュゥッと甲高く、バックブラストも抑え気味に)。
武器説明欄に''「SSPN弾の火力は地表にクレーターを残すほどの破壊力を持っている。」''との記載があるが、地面に着弾してもクレーターが出来たり常軌を逸した超威力だったりはしない。

**サワード・カスタム
威力と爆風範囲が下がってしまったが、代わりに弾数を増やし連射が可能になったモデル。
マガジン火力20400、総火力81600、1mあたり約971.43dmg減衰。
ダメージ装甲効果:大破なし、ダウンB+・B中間( - 2.31m)、ノックバックALL(2.45-4.65m)

発射方式は単射で、手動で連射する必要あり。初弾で外しても、次弾で動きを読んで当てることができるのが利点。
3発×4マガジンで最大12発とサワード系列で携行数が最も多いのも魅力の1つ。バラージと比べて残弾のコントロールができるため、ブラスト戦闘とベース攻撃両方で汎用性がある。
また、設置物除去にもあまり残弾を気にすることなく使用できるのも利点の一つではある。
対コアに対してはバラージに次いでプラズマカノンmkII並み(15差で3番目)に総合火力が高い。ただし、1射で大火力を発揮できる他機種と比べると持続的に撃ち続けなければならないため、チャンスは限定的。
自動砲台を2射で破壊寸前(残り400)に、1マガジンで破壊することが可能になっているため、下記のバラージとともにコア攻撃以外にも施設破壊に高い効果を発揮する。

ブラストに直撃した場合、平均装甲B程度の標準型以下(一部ケーファー絡みアセンも)なら吹っ飛ばす事が可能で、それ以上でも仰け反る。吹っ飛ばして主武器に切り替えるか、ロケットを連続で当てれば致命傷を負わせられるだろう。
ただし威力が下がっているため爆風では標準型でもダウンを取れないことが多く、範囲も狭くなっているので爆風によるダメージも期待し辛い。&color(red){実際、直撃以外ではほぼ確実にプラズマカノンより与えられるダメージが低くなってしまう。}

現状ではプラズマカノンがほぼ上位互換となるため、もし使い勝手が気に入ったなら持ち替えを検討したいところ。
比較した場合のカスタムの利点は自爆の危険距離が短い、直撃時のダメージが高く標準的な装甲でもダウンによる連携が取れる、弾数が2発多くけん制に良い、1発ごとの乗物へのダメージが上、コアへの総合火力が2割ほど上なこと。
カスタムは対乗り物や対コアへの持続攻撃に幾分の利点があるものの、対ブラスト戦での制圧火力としての期待値はプラズマカノンの方が優れている。こちらに拘って扱うならばそれらを留意しなければならない。

各種主武器同様リロードが可能なので、余裕があれば常に3発発射できるようにリロードしておこう。

BB.NETでは連射速度は毎分100発とされている(0.6秒間で一発。1.8秒でマガジン打ち切り)。プラズマカノンよりわずかながら早く、連射した時にその違いが見れる。

**サワード・バラージ
3点バースト式ロケットランチャー。
1トリガーでロケット弾を高速に3連射するタイプで、使用感はサワードロケットにやや近い。
強制的に3発ほぼ同時に射出するので、総弾数は15発だが実質5発。1mあたり700dmg減衰。
ダメージ装甲効果:大破なし、ダウンC↓( - 1.5m)、ノックバックALL(1.68-4.74m)

1発あたりの威力は系統中最低でふっ飛ばしを取れるのは標準以下の装甲になったが、&color(blue){全弾命中による瞬間火力は16,800、総火力は84,000と系統中最高}。
爆風範囲の狭さも相まって定点爆撃では複数の敵を撒きこむのは難しいが、逆にその狭さから自爆の危険性が低く、近距離での対ブラスト戦に扱いやすい武器となっている。
また照準を動かしながら撃てばバラ撒くように撃つこともできるので、爆風範囲の狭さもある程度までは補うことができる。
&color(red){反面リロードは長く、敵機をダウンさせる能力は装甲平均C未満と限定され更に低くなっている点には注意。}撃ったら即主武器に持ち替えよう。

また1トリガーあたりの対コア火力がカテゴリ中はおろか全兵装中でもトップクラスに位置する。総火力も同様。敵コアに打ち込むと1発あたり4pt、最高で4pt×2+8pt=16pt入る。
スペック上はプラズマカノン・ネオやリムペットボムVの方が上だが、これらは単発高威力故に1発で与えられるコアダメージ上限(16000)にかかってしまうため、1トリガーのダメージはバラージが上回る。

弾はある程度ランダムにバラけるが、しゃがみ撃ちなら相当収束する。
それによって施設破壊も素早くこなすことができるので、施設を狙う場合などはなるべくしゃがもう。
逆に空中や連続ステップから撃つ場合は大きく散るので注意。また、爆風範囲が狭い上で1回しか射撃ができないため、相手がジャンプすると全弾外す場合もある。

プラント争奪などに必要な接近戦での制圧力と自爆のしにくさ、コア攻撃や施設破壊などで求められる高い瞬間火力といった優れた汎用性が魅力。
E.D.G.‐β等のリロードが速い腕との組み合わせでコア攻撃に特化した凸蛇アセンも存在する。

対抗機種はプラズマカノン・Mk-2。一射あたりの火力は低くなるが、重量・弾速・装弾数・リロードで大きく上回るため対ブラスト戦での使い勝手はMk-2に軍配が上がることも。
バラージを選ぶのならばMk-2よりも大きく優れる一射あたりの火力と対コア攻撃力を活かしていきたい。

なお、発射中に自機がノックバックや転倒を起こすと発射が止まり、中途半端に弾が残ってしまうこともある。その場合はきちんと手動リロードしておこう。

BB.NETでは連射速度は毎分800発とされている。斉射に0.2秒弱がかかる計算になる。

**サワード・コング
サワードロケットの火力・爆風強化型。
総火力:42000。1mあたり875dm減衰。
ダメージ装甲効果:大破A+↓( - 7.33m)、ダウンALL(5.9-10.8m)、ノックバックALL(10.94-13.39m)

弾数は僅か3発と重火力の副武器で最低弾数になったが、直撃ならフルHG以外の機体を一撃で大破、軽量級ならかすっただけで装甲が半分消し飛ぶほどの威力となった。
フルHGでもⅠorⅣ型の比率が高い場合は、当たり所によっては大破させることが可能という凶悪な火力を有している。
スペックだけではピンとこないが、サワードロケットと比較して、実爆風面積は2.5倍、威力は1.6倍と弾数減を上回る火力が搭載されている。

&color(red){弾速が他のサワードの半分以下、MLRSの初速並みである30m/sと非常に遅く}、正面からだと至近距離以外では容易に回避されてしまう。
距離が離れた場合、プラント支柱の影など相手が来るであろう場所に相手の死角から撃ち込む必要があるので、状況判断力と正確なAIM、弾速の慣れが必要とされる。
直接照準で直撃を狙う武器では無いので、サワードラグの影響がかなり小さい。店の通信環境が悪い場合でもそれなりの命中が期待できる。

&color(blue){高い威力と広い爆風範囲により爆風がかすっただけでも大ダメージを与えることができる。}
計算上、爆風範囲の50%にあたる8mの距離でも7000もの威力があり、これは何とサワード・カスタムの直撃よりもダメージが高い。
ダウンを取れる距離も他と比べて圧倒的に長く(おおよそ半径10m)、榴弾砲と同じくワンチャンスを取る上で心強い。
当然ながら敵機の大破率も優れており、せっかく倒した敵を再起動される恐れも比較的少なくなる。
&bold(){この強力な爆風による複数機の同時撃破や、プラント内・閉所などでの絶大な制圧力が最大の魅力である。}
反面、それが仇となって味方や自機を巻き込みやすく、重量級機体でもあっさり自爆するおそれがある点には厳重注意しなければならない。

広い爆風範囲で設置武器を破壊したり、高い威力で施設を破壊したりと活躍の場は多いが、
弾数が少ない上にリロード時間が長いので、管理には注意が必要。いざという時に一発撃てるかどうかが決定的な違いとなる場面も多い。

コアに直撃させた場合、初弾のダメージは貢献ポイント12pt分にも上る。
コアに対する瞬間ダメージはバラージに次ぐ高さだが、カスタム、バラージと比べて総火力とリロードで劣るため、長時間コアを攻める場合の効率はあまり高くない。
しかし、元より上位戦では副武器を撃ち切るほど延々とコアを撃ち続けられるような状況はそうそうないため、ワンチャンスに強いのは十分な利点である。
また、コアに直接撃ち込むだけでなく敵の防衛を蹴散らすために使う、もしくは敵ベース前のプラント防衛のために留まるなど、「味方の攻撃時間を延長する」というのも有力選択肢。

なお、弾速の関係で&bold(){重力落下の影響が目に見えて分かるほど大きい}ため、目標との距離を計算して上にずらして撃つ必要があり、
逆にこれを利用して低い遮蔽物を越えて目標を狙うテクニックも存在する。
特に、射程限界での自爆を利用して&color(blue){敵ベースから離れた場所からコアを直接攻撃する}テクニックは「コングシュート」と呼ばれ、重火力の貴重なコア攻撃手段である。
ただし爆風を当てるのでダメージは低めな上、精密に照準する必要があり、狙える場所も極限られる。前線戦闘にほぼ全く貢献できないことも留意する必要がある。
300mという長距離からのコア攻撃は他の兵装では不可能なので、状況次第で活用するため選択肢の一つとして憶えておいて損はない。

ただし、バージョンアップで弾道落下具合が緩和方向に修正されているため、この戦法を使う場合は毎回演習で確認した方がいいだろう。
同時に重量も初期より100増大。速度も維持したい場合は重量調整が欠かせなくなっている。


公式ムックによると、最大射程は300m。

***コング/CV
サワード・コングの色違いモデル。
デザートカーキと同じと思われるカラーに変わっている。

**サワード・スマイト
2010/11/08に追加支給された新型ロケットランチャー。
サワードロケットから威力とリロード速度を落とした代わりに、弾速・弾数・爆風範囲を強化。
特に弾速は100m/秒(サワードロケットの1.25倍)と非常に優れ、扱いやすさに一役買っている。総火力:43200。1mあたり約528.57dmg減衰。
ダメージ装甲効果:大破なし、ダウンA・B+中間( - 5.39m)、ノックバックALL(5.63-9.68m)

高弾速で容易に回避を許さず、直撃せずとも広めの爆風範囲で確実に敵の耐久力を削ることが可能という、
他のサワード系統と打って変わってずいぶん素直な性能になっている。
弾数も豊富であり積極的に範囲攻撃を狙っていけるという、ロケットの純粋な強化型ともいえる。

プラズマカノンに比べ、よろけやダウンを誘発しやすい軽量級に対して判定範囲が特に広く、損傷の激しい敵にも効果的。
重量級に対しても致命傷にはならないが、無視できないダメージを確実に与えることができ、有利な状況を作り出せる。
装甲平均B+ランク(85%以上)でなければ割とダウンも狙いやすいが一撃必殺の威力ではない(たとえ直撃でも装甲平均Eの機体に対して大破が取れない)ので、持ち替えの速い腕部で主武器との連携を強く意識したい。
リロード時間はサワード系統では2番目に早いので、腕部パーツのリロード速度次第では、そのままスマイトで追撃も可能。
爆風範囲が広いので、地面に撃つ時はジャンプかバックステップ中だとダメージを食らわずに済む。

なお、爆風範囲が広い分、コングと同様コアにベース外攻撃が可能。

購入条件の厳しさと性能のバランスは[[プラズマカノンXM>重火力兵装 副武器#id_3ade8746]]と似た印象だが、
直撃を狙っていくプラズマカノンXMに対して、広い爆風で確実にダメージを与えるスマイトでは使用感はだいぶ異なる。
これより条件の高いプラズマカノンUGは2連射が可能な点では有利だが、
範囲の狭さによる転倒判定が短くリロードが長いため腕部の影響が少し強い欠点がある。

ver.2.5で威力が7200→7400と強化され、ロケットより低威力という欠点が若干低減された。
また、2.7で重量が520から490に軽量化されている。


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