劇団近代座

「チャージマン研!」にて、主人公の泉研を初めとする登場人物の声優を担当していた劇団。
同時期に放映された「ダメおやじ」やパイロット作品である「透明少年探偵アキラ」にも数名が出演していたと思われる。

チャー研のキャストは個人名が明かされておらず、全て「声優:劇団近代座」と書かれているだけである。
というのもアフレコは近代座に任せっ切り、そして毎回エンディングのテロップを書き直す予算と手間を省いてしまったから。
よって「声優は誰なのか?」という謎は現在でも解明されておらず、恐らくこれからも明らかにされる可能性は低いであろう。
奇跡的に演じたご本人達が名乗り出てくれるのを待つ以外に無いのだ。

チャー研に限らず、60年代~70年代のテレビアニメ作品におけるアニメーターや声優等といったアニメスタッフのテロップはいい加減であり、主要キャスト以外は劇団近代座のように一まとめで表記されてしまうことも珍しくなかった。
しかし、さすがに主人公等といった主要キャラの声優位は分かる筈である。
それすら残っていない辺り、さすがチャー研、さすがナックと言わざるを得ない(ただし、パイロット版を除く他のナック作品では、きちんと声優が明記されている)。

更にこの「劇団近代座」自体についても、wikipediaにすら詳しい概要がない。
「劇団近代座」でググってもこのページが2番目位にヒットしてしまう始末(因みに数年前までは1番最初に出てきてしまっていた)。
それでも有志の調査により少しずつこの団体の全貌が明らかになっているようだが、現在チャー研関連で判明しているのはこの位である。
  • 2012年まで座長を務めていたのは、ママ役と言われている会田由来氏(会田氏は同年9月に他界)。
  • 会田氏の逝去により近代座は事実上解散。
  • 魔王役等を演じた佐藤昇氏や後に声優となった田中和実氏が過去に在籍していた(田中氏はバリカン役の説あり)。
  • 研役と言われている宮川節子氏は現在鰻屋の女将となっている。
いつか全ての出演者が明るみに出る時は来るのだろうか。
最終更新:2017年07月18日 23:03