工場廃液

工場で何かを製造する際に排出される汚水。
現実でも公害を引き起こし大問題となっている。水は綺麗に使いましょう。

作中ではジュラル星人が「マッドグリーン作戦」として妊婦の病院食に工場廃液を混ぜ
奇形児を産ませる→人類が繁栄しなくなる
という恐ろしくもかなり地道な悪事を働いた。(36話「戦慄!悪魔の病院」)
放送コードギリッギリの危ない展開ではあるが公害を風刺したこの脚本は半分くらいは評価されてもいいだろう。
(チャー研が放送された1970年代前半は色々と公害問題が表沙汰になり世間を騒がしていた時期でもある。)

因みに34話「スカイロッド 地底に突っこめ!」でも吉阪博士のセリフ中にのみ登場。
博士曰く、こちらの工場(砂鉄工業のコンビナート工場群)ではしっかりと廃液を処理している模様。
研は自然環境の観点から危険性を示唆していたが、これが前述の36話の伏線であるかは不明。

なお研の攻撃により工場廃液を被ったジュラル星人は瞬時にドロドロに溶け消滅した。
そんなものを食って大丈夫だったのだろうか。そもそも最早工場廃液というレベルを超えているような…

よく誤解されることだが、この回の工場廃液の色は「緑」ではなく、「薄い茶色(例えるなら、カフェオレをさらに白くしたような色)」である。
最終更新:2017年07月19日 00:11