「
ジュラル星人X-6号」はチャージマン研!の第8話なんDA。作画がアレで、有名な
キチ顔が登場した回なのが、わかるだろう?
ある日、研達は野外学習で、外に絵を描きに行っていた。夢中になって絵を描く研。その時研は、木陰にたたずみ、自分の命を狙うジュラル星人に気が付かなかった。
人間に化けたそのジュラル星人の名は、
X-6号。魔王から、研を暗殺してくるよう命じられている。命令に従いX-6号は、研を殺すべく木に光線を発射。木は周囲の木も巻き込みながら倒れ、子供達は「助けてー(棒読み)」「きゃー(棒読み)」とパニック状態である。不敵に笑うX-6号。しかし、巻き込まれた木が彼女めがけて倒れてきた。逃げようとするも、足を滑らせ転倒してしまう。もう駄目かと思ったその瞬間、「あ、危ない!」の声と共に、研が飛び込んできた。間一髪で助かったX-6号。しかし研は、足を木に挟んでしまった。
魔王「X-6号!今だチャージマン研を殺すのだ!」
研を殺すチャンス。しかし、恩情を感じてしまったX-6号はどうしても研を殺すことができない。
任務をこなさなかった事に対する罰を受けるX-6号。
魔王「研に助けられて殺せなかった…フン!俺たちジュラル星人は、感情等という下等なものはとうの昔に忘れた筈だ(怒)」
X-6号「はい、しかし…」
魔王「言い訳は無用じゃ!もう一度いってチャージマン研をやっつけてくるのじゃ!」
一方その頃研は病院に運ばれ、治療を受けていた。便利な
折り鶴布団で横になる。
その後、X-6号は研の入院している病院に忍び込む事に成功。研の病室に入り、寝ている研に向かってナイフを握り締める。しかし、どうしてもナイフを振り下ろすことができない。研が目を覚ます。(起きたばかりの研の顔は犯罪級である)
研「あ、あなたはあの時の、お姉さん!」
そして、ジュラル星人であることも見破られてしまう。しかし、X-6号は研にナイフを振り下ろせない。
魔王「殺せ…何故殺さぬ!」
X-6号「殺せない…あたしには殺せない!」
とうとうX-6号は、研を殺すことができなかった。
膝を落とすX-6号。
X-6号「チャージマン研…何故あの時私を助けたの?」
研「何故…だって当たり前じゃないか!(人間の姿だったし…)」
話を聞きながら病院のパジャマからバンダナや黄色いKツナギに着替え、虐殺の用意をする研。
X-6号「…あたしの負けよチャージマン研…あたしには捨てたはずのものが残ってたの…!」
そう言い捨て、病室から走り出るX-6号。
しかし、そこにはX-6号を処刑するよう命じられたジュラル星人達が待ち構えていた。
ジュラル星人「X-6号!魔王様の命令DA!」
廊下に響き渡るX-6号の悲鳴。
研「しまった…!」
すっかり着替え終わって足の怪我だけが残った研がつぶやく…
研の病室に向かってくるジュラル星人達。
研は、
痛みを堪えてなんとかチャージキャンセルで怪我を瞬間に完全回復させてから変装する(病院の立場って・・・)。
そして、ジュラル星人達を迎え撃つことに成功した。
X-6号の事なんてすっかり忘れてしまったように物語は終わる
作画崩壊回。
特に研が「あ、あなたはあの時のお姉さん!」と言っている場面だが、そこで画面全体に写る研の顔が非常に気持ち悪い。
通称:
キチ顔。↑の動画の0:48辺りで見ることができる。
他にもX-6号がケバい
おばさんお姉さんにしか見えなかったり
なぎさ先生達の走り方が非常に
滑稽特徴的であったりとチャー研の作画の不安定さが窺える回なのだった。
強烈な作画に隠れてしまってはいるが、話のテーマはチャー研にしてはしっかりまとまった回とも言える。
しかし、魔王が「感情など捨てた」と言っておきながら怒りの感情を露にしていたり、最後までX-6号を「敵」扱いする研のセリフ等、やっぱり突っ込みどころは多い。
最終更新:2017年07月19日 00:28