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  • 愛が体を喰いちぎった

チェンジ・ロワイアル@ ウィキ

愛が体を喰いちぎった

最終更新:2023年03月25日 13:51

匿名ユーザー

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大きな焦りが姉畑支遁の中にはあった。
SMILEによる悪魔の実の能力発現への歓喜、今度こそ自身の穢れの証拠を消さねばと言う強迫観念。
それらを上回るのは、DIOに追いつかれたら殺される事への恐怖。
拘束中の猿を利用して、どうにか交わった方の猿を呼び出す。その為にわざわざDIOの元から連れ去ったのだ。
だがもう一体の猿を始末するには、まず自分の安全を確保しなくては始まらない。
故にDIOがもう追って来ない、若しくは追いつけない程に距離を離すつもりで全力疾走をしていた。

逃走の真っ最中の事である。
姉畑が見覚えのある男女と遭遇したのは。

「あ、あなた方は…!?」

傷を負った様子の二人組。
学園前でDIO達と争っていた少年と少女ではないか。
自分が甜花から矢を射られている間、何時の間にか消えていた。
まだそう遠くへは行っておらず、こうも早い再会となったのだろう。

一方のしのぶ達も姉畑の奇怪な姿へ呆気に取られていた。
相手の名前は知らないが、何をしたのかはハッキリと覚えている。
というか簡単に忘れられるなど有り得ない、悪い意味で衝撃的な光景を見せつけられたのだから。
DIOに追い詰められ危機に陥った正にその時、物陰から飛び出しDIOの部下らしき猿、その内の一匹と性交を始めた。
しのぶにもデビハムにも訳の分からない怪人物にしか思えなかったが、ある意味彼のおかげで危機を脱せたのは否定できない。
逃げた後はどちらも精神的に余裕は無かったので、深く考えはしなかったのだが。

しのぶ達にとってもこれは予期せぬ再会。
おまけに見た目が激変しているのだから、これで驚くなというのは幾ら何でも無理難題。
鬼殺隊の隊士としてこれまで様々な鬼を殺して来た。
中には人間とはかけ離れた姿の鬼も珍しくはなく、今更化け物染みた体の参加者が現れた所で錚々驚きはしない。
そのように考えていたしのぶからしても、目の前に現れた姉畑は異様に感じられる。
余りにも冒涜的、女として生理的嫌悪を抱かずにはいられない。

と、向こうが何を思っているかは今の姉畑には大きな問題ではない。
思わぬ再会となったとはいえ、改めて自己紹介など呑気な事をやっている場合ではないのである。

「も、申し訳ありませんが先を急いでいる身なので…。早く逃げないとあのDIOという人に「なに?」」

聞き逃してはならない単語に反応し、姉畑の言葉を遮る者が一人。
クリームを解除したヴァニラが険しい顔で姉畑に詰め寄る。
体格ならば象へ変身した姉畑の方が大きく勝っているのに、思わず萎縮してしまいそうな威圧感があった。

「貴様…どういうことだ?DIO様に何をした?」
「え!?い、いや、ナニをしたと言うか、私がされたと言うか、あ、ああでも元々は私があのお猿くんを…ああ、わ、私は…」
「さっさと答えんかグズがぁっ!!」
「ひぃっ!?わ、私も好きでああした訳ではなくてですね、でないと、あの、私がこ、殺されていまして……その…」

要領を得ない回答に痺れを切らし怒鳴り返せば、これまたしどろもどろの言い訳が出て来た。
DIOとの間に一体何が起きたのか、詳細な事実は不明だがある程度は答えも見えて来る。
この得体の知れない参加者は何かふざけた真似をしでかし、それが原因でDIOの怒りを買い粛清されそうになったのを逃げて来たのだろう。

(どいつもこいつも…!)

定時放送を過ぎてから立て続けに参加者と遭遇してはいるが、その全員が異なる形でDIOの害となっている。
承太郎以外にも殺さねばならない者は、思った以上に多くいるようだった。
ヴァニラが怒りの感情を向けるのは自分自身に対してもだ。
最初の6時間でもっと迅速に動いていれば、このような連中を早急に始末出来ていたかもしれないのに。
つくづく、フリーザなどと言う化け物の存在に気を取られていた己が間抜けでならない。
悔やんだ所で時を戻す術は存在せず。
せめてこれからの働きで放送前の失態を拭い取らねばなるまい。
その為にも、まずはDIOの敵であるこいつらを三人纏めて葬ってやる。

「DIO様の手を煩わせるまでもない。私が始末してくれるわ」
「そ、そんな…」

どうにかDIOから逃げて来たのに、今度はDIOの仲間に命を狙われる。
己の不運に泣きたくなったが、それで許してくれる雰囲気では無い。
幾らSMILEで能力者になったとはいえ、姉畑は戦闘が不得意。
だが何もしなければ今度こそ死が訪れるのは確実。
ガンモードのドリルクラッシャーを構えつつ、何とかして逃げる方法を見つけようとあっちこっちに視線を彷徨わせた。




「ほぉ…賑やかな事になっているじゃあないか、アネハタ」



一瞬。
場の空気がその一瞬で塗り替えられる。
その声の主を誰もが無視する事など出来ない。いや、許されない。
見上げた先にはローブをはためかせる白い怪人と、付き従うかのようにこれまた白の装甲を纏った何者か。
しのぶとデビハムは全身を強張らせ、姉畑はこの世の終わりを目の当たりにしたかの如き表情となる。
残る一人、ヴァニラもまた目を見開いていた。

(ま、まさか……)

耳に焼き付くあの御方の声ではない。
御姿も違う。装甲を纏っていなかったとしても、別人の肉体になっているのだから。
だがこの圧倒的な存在感は。有象無象ではどうやったって到達できない、支配者にのみ許されたオーラとも言うべきこの感覚は。
間違いなくあの御方でしかありえない。
道路へと降り立ったその眼前へ跪き、首を垂れる。

「DIO様…」

恭しい少女へチラと視線を寄越してやる。
見た目は記憶にある誰とも一致せず。
しかし自分を様付で呼びこうも分かりやすく服従の姿勢を見せる人物など、参加者の中で一人しかいない。

「随分と可愛らしくなったものだな。ヴァニラ・アイス」
「ハッ。立神あおいと言う名の小娘に御座ります。DIO様のお力で生まれ変わった元の肉体とは、比べる事すら烏滸がましい体ですが…」
「フム、肉体についての詳細は後でじっくり聞くとしよう」

可愛らしいの言葉に後ろで甜花がムッとしたのには触れず、己の部下以外の面々を見回す。
傍目からは余裕たっぷりな仕草に鬱憤をぶつけるように、DIOへ襲い掛かる者がいた。

「DIOォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!」

背中の痛みも姉畑への困惑も放り投げ、デビハムはラブを壊す為だけに動く。
DIOの姿を再び目撃した時、またしても自分の心に畏敬の念が宿り出すのを感じたのだ。
ラブを破壊する悪魔のハムスターである自分が、このような感情を抱くなどあってはならない。
だから畏敬以上の怒りで書き換えた。
すっかりDIOへお熱な状態の甜花を連れ歩く様、デビハムが何よりも嫌悪するラブが未だ破壊を逃れていると。

秋水で仮面諸共叩き割るべく迫る少年。
愛する男と絶対の主への暴挙は許すまじと、殺気立つ甜花とヴァニラ。
当のDIOは部下たちの動揺などどこ吹く風で腕組を解き、余計な真似は控えるよう手で制す。
憤怒を燃料に繰り出される一撃。
成程、肉体や支給品の恩恵も加算され、まともに受ければエターナルに変身していようとも少なくないダメージとなるだろう。

「当たれば、だがな」

ゴシャリと胴体にめり込むエターナルの右足。
『まだ』殺す気が無い為ある程度の加減はしている。と言っても脆弱な威力にはならない。
血の混じった胃液を吐き出し、デビハムの体は後ろから引っ張られように飛んで行く。
丁度その先に合った商店の扉に激突、ガラスを撒き散らし商品棚を倒しながら奥へ叩きつけられる。

「デビハムく――!?」

行かせはしない。
言葉ではなく拳で語るように、しのぶの前へ立ち塞がる黄金色の拳闘士。
自分の方へ視線を寄越さずとも、この人形を仕向けたのが誰かは考えるまでも無い。
世界(ザ・ワールド)と呼ばれていた拳闘士が拳を放つ前に、こちらの刀で突破する。

が、蟲の呼吸を繰り出そうとしたしのぶを突如として襲う痛み。
筋肉の一本一本へ蓄積された負担が、ここに来て響き始めた。

繰り返しの説明となるが、バトルロワイアルにてしのぶに与えられた仮の肉体はサントハイム王国のアリーナ姫。
国一番のおてんば姫と自分でも言うように、活気に満ち溢れた少女。
ただ元気があるだけでなく、名のある格闘家やモンスター相手にも果敢に挑み勝利を手にする腕っ節の持ち主だ。
しかし一点、剣術は不得意というその一点のみがしのぶには大きな問題である。
PK学園前の戦闘の際に身を以て実感した、剣術が染み付いていない身体では蟲の呼吸の精度が落ちてしまうと。
それでも身体能力の高さで補ってきはしたが、剣術に全く慣れていない身体で、蟲の呼吸という鬼を殺す為に編み出した相応の実力があってこそ我が物に出来る技を放ち続けた。
当然体には負担が圧し掛かり、僅かな時間しか回復を行わず再度戦闘を行った為、アリーナの体が悲鳴を上げる事態へと陥ってしまったのだ。

そういた事情を知っているのは体を動かしているしのぶ本人だけ。
DIOには単に相手の動きが鈍ったと、目に見える以外の情報は知り様が無い。
仮に知ったとしても、DIOにとってはだからどうしたという話でしかないが。
詳しい事情を知っていようと知るまいと、立て直しの機会をくれてやる気は無し。
容赦なくラッシュがしのぶへ叩き込まれた。

「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァッ!!」

鍛えていると言っても、無防備な少女の肉体を痛めつける無数の拳。
デビハムと同じように吹き飛んで行き、硬い何かに背中を強打。
何か悲鳴なようなものが聞こえた気がしたが、考えている余裕は無い。
短い呻き声が漏れ、すぐに体がアスファルトの上へ横たわる。

「ぐ……ぅ……」

歯を食い縛っても体に力が入らず、それどころか思考もあやふやになっていく。
これはマズい。意識が消えかけている証拠だ。
立とうにも立てない。口の端から血が垂れている事にすら気付けない。
それでも意地か、はたまた執念か、刀を握る右手の力だけは一向に弱まらなかった。

(私、は……)

危険な参加者を止められず、仲間の元へも駆け寄れず。
姉の仇の死へ未だ吹っ切る事も割り切る事も出来ない始末。
何て無様。自分自身への罵倒を胸中で吐き捨て、しのぶの瞼は閉じられた。

あっという間に二人を無力化し、DIOは本来の目的を果たそうとする。
殺すにしろ話をするにしろ後回しだ。今はデビハム達が邪魔な為力づくで大人しくさせた。
ついでに、どさくさに紛れて逃げようとしていたソイツの体にしのぶをぶつけ逃亡を阻止。
象の分厚い皮膚に当たっても大した傷にはならないだろうが、不意に受けた衝突で拘束していた部下を落としたらしい。
既にどうでもいい存在と化している為、ぐったりしている部下の安否に興味は無いが。

「さて…今度こそ貴様の番だ。なぁ?ア・ネ・ハ・タァ~~~?」

わざとらしく声をかければ、情けないくらいに震える象の化け物。
気付いているのだろう。
声色は相手をおちょくるような軽さだが、内には怒りがふんだんに籠められていると。

「ちょ、ちょっと、ちょっと待ってください!た、確かに私はあなたを鼻で殴り飛ばしましたけど、それはあなたに殺されそうになったからで…」
「何だと…?貴様…仮の肉体とはいえDIO様に手を出したというのか?」
「ひぇっ!?お、落ち着いてください!そ、そもそも私は、本当は誰かを傷付ける気なんてのはこれっぽちも無くてですね、あの…」
「う、嘘つき……!あなたのせいで、なーちゃんの体が…き、傷ついたんだよ……!それに…あんな、あんな気持ち悪いのを……う、うぅ~……!」

言葉を口にすればするほど、DIOに付き従う二人からの敵意が膨れ上がる。
さっきから汗が止まらず、目は狂ったかのようにグルグルと回りっ放しだ。
殺し合いに巻き込まれてから何だかんだで生き延びてきたが、とうとう終わりの時がやって来たのか。
冗談じゃない、自分はまだまだ生きて大好きな動物達と愛し合うんだ。
どれだけ強く思っても、目の前の光景は姉畑に絶望しか齎さない。

(ど、どうすれば…私は一体どうすれば……)

PK学園でDIOから逃げられたのは、急な変化を見せた姉畑にDIOが呆気に取られ隙を見せたから。
DIOが姉畑を取るに足らない変態と見下し、油断があったからだ。
そんな幸運は二度も続かない。
自分をコケにした変態への怒りに燃えるDIOに同じ手が通用するとは思えず、しかも今回は近くに仲間がいる。
三人掛かりで来られたら、黄チュチュゼリーやドリルクラッシャーによる牽制も効果は期待出来ないだろう。
特にDIOは黄チュチュゼリーの効果を身を以て味わっている。当然警戒をしている筈。
象となった肉体を駆使すればと考えるも、それだってDIOの油断があったからどうにか一撃食らわせられたに過ぎない。
真正面から戦うとなれば例え相手がDIO一人だったとしても、不利なのは姉畑だ。

こんな事なら学園での尋問で、杉元佐一に関する情報を素直に吐いていればまだ助かる道はあったのだろうか。
いや、あの時点でDIOはもう自分を殺す気でいた。話そうと話すまいと結果は変わらなかった気がする。
それに金塊の事を知られたら、どの道自分は無事でいられる保障は無い。
この男と出会ってしまった時点で、自分の運命は決定付けられたとでも言うのか。
体が天使のクリムな事もあり、神に祈れば助けてくれるかもと軽く現実逃避気味な思考になる姉畑。
神が姉畑の所業を知ったら唾を吐きかけられそうであるが。

アレコレ考えても危機を脱する手は何一つとして浮かばない。
姉畑の力ではどう足掻いても無理だ。

姉畑一人、では。

「デェェェェェビィィィィィッ!!!」


DIO一派と姉畑の間へ割って入るように、商店から影が飛び出した。
傷だらけとなったデビハムだ。
地面を切り裂くようにして刀を振るう。
右手の秋水ではない、何時の間にか左手に握るもう一本の日本刀。
藤色の刃以外はとりたて注目すべき箇所は見当たらないソレは、アスファルトに巨大な切れ目を生み出した。
無数の破片がDIO達へと飛び散り、各々ローブや盾を翳し対処する。

刀一本が発揮するにしては高過ぎる威力。
天使の悪魔の肉体やアトラスアンクルの効果があるとしても、少々異常だ。
この刀は支給品ではない、天使の悪魔の能力により生み出した得物。
意図せずしのぶから奪った寿命を全て使い、刀を具現化した。
使用する寿命の長さによって威力は変動するが、そのどれもが人間の生み出した武器を上回る破壊力を持つ。

大業物と悪魔の能力の産物。
二振りの刀をDIO、ではなく背後の姉畑へ突き付け捲し立てる。

「おいお前!オイラが言う事をよく聞けデビ!」
「はっ、はい!な、なんでしょうか…?」

鬼気迫る表情に体格で勝っていても姉畑はつい怯えてしまう。
相手の恐怖など知った事かとばかりに、デビハムは唾を飛ばして己の要求を叩きつけた。

「そこに転がってる女を連れて早く失せるデビ!お前らどっちも邪魔デビ!」
「えっ?えぇ!?わ、私がこのお嬢さんを…?いやしかし、私はこっちのお猿君を…」
「いいからさっさと連れてけデビ!言う通りにしなきゃお前の寿命全部吸い取ってミイラみたいにしてやるデビよ!それとも体に教えて欲しいデビか!?」
「ひっ、ひぃいいいいいいいい!!わ、分かりましたから殺さないで……」

デビハムの迫力についつい承諾し、しのぶを鼻で絡め取る。
寿命を吸い取るとは何とも非現実的な脅しだが、この地には常識では考えられない人や動物が多数存在する。
なら本当にそういった力を持っている可能性を否定できない。
惜しむような、悔やむような目を息も絶え絶えな貨物船に向けながら、姉畑はデビハム達に背を向け一目散に走り出した。

「逃がさんっ!」
「ま、待って……!」

当然黙って見ているつもりはない。
ヴァニラがプリキュアの脚力を活かして飛び掛かり、甜花もまたアーマードライダーの身体能力で斬り殺そうと走る。
二人を妨害するのはデビハム。
能力で作り出した刀を地面に突き立て、勢いよく斬り上げる。
地面が抉れまたもや大量の破片、それだけでなく真空の刃まで放たれたではないか。
咄嗟に回避したものの足止めされたヴァニラ、メロンディフェンダーの防御が間に合わず火花を散らして変身解除される甜花。
おまけに逃走中の姉畑が背後を見ないまま、ドリルクラッシャーを乱射しているのも牽制の役目を果たした。

「ぜぇ…ぜぇ…お前らの相手はオイラデビ!ここで全員のラブをぶっ壊して、デビハム様の完全復活だデビ~!」

肩で激しく息をしながら、それでもデビハムは威勢よく吠え立てる。
ラブの中心人物であるDIOと、そいつにご執心の奴らを完全に仕留める為に。
逃走を阻止できなかった部下と入れ替わるようにして、DIOがデビハムと対峙する。
姉畑を逃がした怒り。それが微塵も感じられ無い声色で言葉を紡いだ。

「デビハム君、だったかな?君は何故そうもラブの破壊に拘るのか、よければ私に教えてくれないかい?」
「あぁ~ん?そんなもん決まってるデビ!オイラはラブが大っ嫌いだからデビ!DIO!お前のラブもお前の命と一緒にぶっ壊してやるデビ!!」

DIOへの殺害宣言に殺気立つ面々を無言で制し、尚も言葉を続ける。

「成程。君がどうしてラブを嫌うのかはともかくとしてだ、君の行動には些かの矛盾を感じずにはいられないな」
「オ、オイラにケチを付けるデビか!?」

ラブの破壊というデビハムにとって絶対の行動指針を否定するような言葉。
顔を赤くして食って掛かるデビハムの怒りを軽く受け流し、DIOはそれを口にする。
デビハム自身にも理解が及んでいない、致命的な矛盾を。

「あの少女、しのぶを逃がす為に我々の足止めを行っている。それは何故かな?」

ドクリと心臓が跳ねる。
デビハムにとっては最も触れて欲しくない箇所を、DIOは容赦なく突き刺した。
そうだ、その通りだ。
何故自分はしのぶを逃がす真似をしたのだろうか。
DIO達を殺すのに邪魔をされては困るから?確かにその理由ならばおかしくはない。
だがそれならわざわざ姉畑を脅して逃がさなくても、寿命を全部吸い取って殺せば良いだけの話ではないか。
しのぶはDIOの攻撃で気絶していた。何の抵抗もされずに殺す事だって出来た。
本当にしのぶが邪魔なら逃がすよりも、いっそここで殺した方が手っ取り早い。
それにしのぶはこちらへ強く疑いを抱いているようだった。
あのまま生かしておいても面倒事が増えるだけで、殺した方がメリットはあるだろう。

変装して仲違いさせた事はある。
助けがいると嘘を吐き船に置き去りにした事はある。
遊園地のアトラクションの制御を乗っ取って、ジェットコースターを暴走させようとした事はある。
ラブを壊す為なら、どんな卑劣な手段も実行してきた。
だけど、誰かを助ける為に行動した事なんて一度も無い。

なのにどうして。

「なぁデビハム君、私が思うに――」

悪寒が全身を駆け巡る。
やめろ。
それを言うな。その先を言うな。
これ以上聞くな。聞いてしまえば自分は…。

「君にもラブがあるんじゃあないか?君の大嫌いなラブが、君自身の中にも」

「――――――――――――」

何かが砕ける音が、デビハムには聞こえた。

一体、何を言っているのだろうか。
自分にもラブがある?そうほざいたのかこいつは。
つまり何だ。自分がしのぶを逃がす真似をしたのは、あの女に絆されたからだとでも言うのか。
あの女が二度も自分を助けたから、だからしのぶが死んでしまうのが嫌になったと。
そう言いたいのか。


ふざけるな。


死ね。


死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
壊す壊す壊す壊す壊す壊す壊す壊す壊す壊す

「デビハム君、君は」

消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ
黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ


「黙れデビィイイイイイイイイイイイイイイイィィィィイイイイイイイイイイイイイイイィィィィッ!!!!!」


怒り、焦り、憎しみ、恐怖、そのどれでもないナニカ。
最早自分がどんな感情を抱いているかも分からず、しかし突き動かされる衝動で斬り掛かる。
一刻も早くこいつを黙らせなければならない。
一刻も早くこいつを視界から消さねばならない。
一刻も早くこいつに言われた何もかもを否定しなくてはならない。

グチャグチャに歪めた顔で刀を振り下ろ――


「ウキィェアッ!」

どん、と。
背後からの急な衝撃でよろける体。
刃はDIOに到達せず、切っ先が掠る事すらない。

何が起きたかと聞かれたら、答えは実に単純。
これまで状況に置いて行かれた参加者、貨物船がスタンドで分身を生み出し妨害した。
それだけであるが、貨物船が何を思ったのかも説明せねばなるまい。

学園から逃げた姉畑にDIOが追い付いた時、貨物船の頭は困惑で埋め尽くされた。
自分の事はもういいから、ワインの効果で巨人化させてくれ。
そうすればこの不届き者を殺せる。
詳しく説明する時間は残されていなかったが、DIOなら気付いてくれるはずとメッセージを残した。
なのにどうして巨人に変化させず、DIO自ら追いかけて来たのかが分からない。
まさかメッセージの意味が伝わらなかったのだろうか。
いや、DIOは台詞がカミカミのグダグダになる事はしょっちゅうだけど馬鹿ではない。
と言う事は、口では冷たい事を言いながらも本当は自分を巨人に変える気は無かったのか。
もしそうなら涙が出る程嬉しい反面、彼の手を煩わせてしまい申し訳なさが募る。

傷の痛みでロクに動けない貨物船を差し置いて、事態はどんどん進んで行った。
許し難い変態天使はまたもや逃げ、残った天使がDIOを殺そうとしている。
それを見た時、貨物船は僅かに残った力を振り絞り分身を出現させ、天使の背後からぶつけた。
残り滓同然の力ではその一撃が限界。されどDIO殺害の阻止には成功。
安堵のため息をゆっくりと漏らす。
当のDIOが何を思っているかを知りもせず。

(余計な真似を……)

貨物船の献身に対するDIOの感想は、酷く冷めたものだった。
姉畑に連れ去られ見当違いのメッセージを残した時点で、既にDIOの中で貨物船を生かす価値は完全に消え去った。
自分への強い忠誠心を抱いている。それは良い。
だがああも馬鹿正直に言われた事をホイホイ信じるなど、元の人物も猿並かそれ以下の知能しかないらしい。
まだホル・ホースやラバーソールといった、金で雇ったゴロツキの方が優秀な気さえしてくる。
しかも今あの猿は残る僅かな力でデビハムの攻撃を邪魔した。そんな必要全く無いというのに。

ラブを破壊するという執念に己自身が支配されているのに気づかず、ちょっぴり矛盾を突けば我を忘れる悪童の刃如きが、
世界を支配する帝王に届くなど、そんな馬鹿げた道理があるものか。

「フン!」
「がぎっ!?」

ザ・ワールドの拳が顎を打ち上げる。
翼を失った天使は、本人の望まぬ形で体を地面から離された。

『誰』を殺そうとしたのか、愚行の代償を徹底的に叩き込んでやる。

「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄」

凄まじい刀を持っている?
普通の体よりも頑丈?
ああそうか。だからどうしたという話だ。
その程度でこのDIOを攻略しようとは、全く持って馬鹿げている。

「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァーーーーーッ!!!!」

トドメの一発がヒットした頃には最早、蟻のように小さな呻きすら出せずに殴り飛ばされる。
時を止められなくとも、決して弱者とは呼ばせぬ姿。
部下たちからの熱の籠った視線にさして反応は見せず、ボロキレと化し、それでもピクリと動く悪魔を見下ろした。


○○○


男が自分の手を掴んでいた。
正確に言うと自分ではない、だけど今は自分の体となっている悪魔。
そいつの手を見知らぬ男が必死で掴んでいるのだ。
理由は、吹き飛ばされそうな悪魔を助ける為。

馬鹿じゃないのか。率直な感想が思い浮かぶ。
悪魔の方も、いいから手を離せと叫んでいる。
どうやら男は悪魔に触れれば寿命が吸い取られる事も把握済みらしい。
だというのに助けようとするとは、馬鹿過ぎて笑いも起きない。

もしかして死にたいのか。
自分の命がどうでもいいから、掴んだままで

『死にたいワケねえだろ!!』

じゃあなんで

『死にたいならどっか遠くで死んでくれ…』

なんだそれ

『目の前で死なれるのだけは…もう御免だ……』

なんなんだこいつは

胸が異常なくらいにざわめく。
不快感なのか、別の何かなのかすら判明しない。

気が付けば景色が変わり、そいつと二人で砂浜に立っていた。
いや違った、二人じゃなく三人。
波が届かないギリギリの位置に、女が一人。
そいつの傍へ近寄り、男は何やら懇願するような事を言い始めている。

『デンジとパワーだけは……生きて……幸せになってほしいんです…』

誰の事を言っているのかは知らない。
だけどそいつらの事を言う時、男は泣きそうな顔になっていた。

こんな顔をされて、しかも頭まで下げられている。
相手の女はどんな反応を――





見るな



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見るな
見るな
見るな

見るな見るな見るな見るな見るな見るな見るな見るな見るな見るな
見るな見るな見るな見るな見るな見るな見るな見るな見るな見るな
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見るな見るな見るな見るな見るな見るな見るな見るな見るな見るな
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見るな見るな見るな見るな見るな見るな見るな見るな見るな見るな


見てしまえば、もう










『キミの力を私にみせて。これは命令です』










あ

ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ

死んだ死んだ死んだ死んだ死んだ死んだ死んだ死んだ死んだ死んだ
死んだ死んだ死んだ死んだ死んだ死んだ死んだ死んだ死んだ死んだ
死んだ死んだ死んだ死んだ死んだ死んだ死んだ死んだ死んだ死んだ
死んだ死んだ死んだ死んだ死んだ死んだ死んだ死んだ死んだ死んだ
死んだ死んだ死んだ死んだ死んだ死んだ死んだ死んだ死んだ死んだ

みんな死んだみんな死んだみんな死んだみんな死んだみんな死んだ
言葉を教えてくれた人が死んだ家を造ってくれた人が死んだ仲良くしてくれた人が死んだ好きになった娘が死んだ
殺した殺した殺した殺した殺した殺した殺した殺した殺した殺した
殺した殺した殺した殺した殺した殺した殺した殺した殺した殺した殺してしまっ

…………違う

違う違う違う違う違うこれでよかったよかったに決まってる
ラブが壊れたどいつもこいつもラブが壊れて死んだ
ざまあみろざまあみろざまあみろラブが壊れて死んで嬉しいに決まってる

そうだ自分はラブを壊すんだその為にここまで来ているんだ
あいつらのラブを壊してやるああでもその前にやらなきゃいけない事が一つあった

一番壊さないといけないラブは、こんな近くにあるんだから


◆


「ひっ……!そ、そんな……なん、で……!?」

目の前で起きた光景にショックを隠し切れず、声を震わせる甜花。
ヴァニラもまた予期せぬ事態だったのか、言葉には出さないが驚愕の表情を作っていた。
唯一平静を保っているのはDIOただ一人。
仮面の下で欠伸を噛み殺しながら、彼にとっては茶番同然のソレを無言で眺める。

「ひゃ、ひゃひゃ……ぶっご…わず……デビ……」

ボロキレのような有様と化しながらも立ち上がった少年。
彼がその後どんな行動を取ったのか。
懲りずにDIOを殺そうとするのでも、みっともなく逃げようとするのでもないのは、彼らの反応からも分かるだろう。
ならば何をした。

黒い刀身の刀を、自分に向けて何度も突き刺したのだ。

ぶっ壊す。
壊れた機械のように途切れ途切れで何度も呟きながら、己の身体を痛め付ける。
やがて、何度目かの自傷を最後にゆっくりと倒れた。
胸から刀を生やし、笑みと言うには歪な表情を貼り付け、そのまま動かなくなった。





…結局、天使の悪魔がある女に支配され続けたように
デビハムという悪魔もまた、ラブへの嫌悪という感情に、最後の最後まで支配され続けたのだろう。

どこか遠く。
ずっとずっと、ずうっと遠くで、
支配の悪魔が微笑んでいる。


【デビハムくん@とっとこハム太郎3 ラブラブ大冒険でちゅ(身体:天使の悪魔@チェンソーマン) 死亡】


○


惨たらしいデビハムの最期へ何ら感じるものもなく、DIOは貨物船へと近寄る。
何故デビハムが最後に自害を選んだのか。
単純極まりない答えだ。所詮デビハムも姉畑と同じ、自分の欲を制御し切れず振り回された。
そのような相手の事を何時までも気にした所で時間の無駄。
あの肉体がクリムヴェールと同じ世界の天使かどうか気にならない訳ではないが、後で奴に支給されたプロフィール用紙でも見ればいい。

「ウキ…」

見上げた主は仮面で顔を隠している為、どんな表情をしているのか分からない。
黄色い眼で見下ろしながら、淡々と告げた。

「ここまでよく働いた。その傷で長く苦しませるのも酷だろう。私の手で終わらせてやる」

言葉だけを聞けば、助かりようのない部下へ苦渋の決断を下したと受け取られるかもしれない。
実際にはDIOに部下への思いやりや慈悲など毛先程も無し。
姉畑に殺されていたとしても別に構わなかったし、無事であってもどうでもいいとしか思わない。
忠実な部下と言うならヴァニラ以上の人材はおらず、ホレダンの花粉の効果が継続中の甜花だっている。
加えて重症の貨物船にはもうPK学園の時のような働きも期待出来ず、お荷物以外の何者でもない。
姉畑が腕の骨折を治した青い液体のような支給品でもあれば話は別だが、そういった道具は自分や甜花のデイパックには無かった。
というか仮にあったとしても、貴重な治療手段を貨物船如きの為に使うなど馬鹿げている。
正直に言って、貨物船をこれ以上生かしておくメリットがDIOには無かった。
下手に放置したせいで、自分に関する余計な情報を承太郎や戦兎達にペラペラと話し…いや伝えられる可能性もゼロとは言い切れない。
だったらここで殺しておいた方がマシだ。

主の言葉に貨物船は寂し気に目を伏せるも、仕方ないと受け入れた。
こんな傷だらけの自分では、生きていたってDIOの役には立てない。
無意味に生き続けてDIOの足を引っ張るよりは、ここで死んだ方がずっと良い。
幸いと言うべきか、青い髪の少女がDIOに新しく付き従っている。
それに甜花、今でも嫉妬交じりの複雑な想いはあるが、彼女なりにDIOの為に頑張っているのは認めてやる。
洗脳が永遠に続くかどうかは分からないけど、もし正気に戻ったとしてもDIOの素晴らしさに気付いて、そのまま部下でいて欲しい。

DIOならばきっと殺し合いも生き延びるに決まっている。
ならば後の心配は無用。
思い残す事は何一つ無いと目を閉じ、

『そういえば、君、じゃなくてお前…って貨物船の方が本体…なんだよな。すごいな』

目を閉じ…

『俺とちゃんとした仲間なら、こう……そういった不安とかを取り除いて、人生が彩り豊かになっていくよ。えっと……輝かしい毎日になっていくよ』

目を……

『えっと、とにかくお前の人生……いや船生?とにかく、俺なら毎日の不安を取り除けるぞ。この無敵のスタンド、ザ・ワールドによってな』

……

『まあ、とりあえず、これからもこのDIOと一緒に…頑張っていこう、ぜ!………なっ!』

…………いやだ。

こんな終わり方は嫌だ。
船のスタンド使いという孤独な境遇だった自分と仲間に、友になってくれたDIO。
彼を自分の上に乗せて夜の海を遊覧した、一番嬉しかった思い出。
あの時のように、自分へ優しい言葉を掛けて欲しい。
あの時のような、台詞を噛むけど優しいDIOに戻って欲しい。
あぁ本当は分かっているんだ。DIOは自分への慈悲でトドメを刺すんじゃあない、邪魔になったから始末するだけなんだと。
でもそんな終わり方は嫌だ。せめて最後くらいは道具としてじゃなく、友として自分を見送ってくれ。

お願いだから。

「ウキィ…ウキャァ…」

懇願するような声は、DIOが右腕を振るった直後、それ以上聞こえなくなった。
真っ赤な線が首を横切り、オランウータンの頭部が落ちる。
動物の太い首だろうと、変身したままでエターナルエッジを振るえば斬り落とすのも容易い。

ふと視線を下げれば、自分を見上げる瞳が潤んでいるのに気付く。
その理由を考えようとし、すぐにどうでもいいことと興味を失くした。


【貨物船@うろ覚えで振り返る承太郎の奇妙な冒険(身体:フォーエバー@ジョジョの奇妙な冒険) 死亡】


○


エターナルの変身を解き振り返ったDIOは二人の少女(片方の中身は男)に、それぞれ言葉を投げかける。
まずは気絶しそうなくらいに青褪めている甜花からだ。

「すまない甜花。君には残酷なものを見せてしまったね」
「DIOさん……あ、あの…えっと……」
「……あれ以上貨物船を苦しめたくなかったんだ。甜花、私の判断は間違っていたと思うかい?」
「っ!ううん!そんなこと……絶対ないよ……!DIOさんは優しい人だから……貨物船、さんも…きっと分かってくれたと思う……」

礼を言い髪を優しい手付きで撫でてやると、恍惚の表情でそれを受け入れる。
ヴァニラとの再会や、デビハムと貨物船の死など複数の出来事が重なった結果、DIOは幾分か冷静さを取り戻していた。
少なくともPK学園を出発した時よりは頭も冷えている。
だからと言って姉畑への怒りが消え去った訳では無いが。またしても逃げられた事には当然苛立ちがある。
次に出会う事があれば、三度も同じ展開にはならないと思え。そう忌々しい変態に吐き捨てる。
尤もそういった態度はあくまで内心に留めて置き、表向きは余裕たっぷりの態度を崩さぬままもう一人を見やる。

「アイス。よもやお前も参加させられていたとはな」
「ハッ……」
「だがお前の事だ。体を変えられようとこのDIOの為に働き続けていたのだろう?」
「…DIO様、私は」
「ああ待て、詳しい話はあとでじっくり聞かせてもらう。だがその前に…」

ス、と人差し指を頭上へ突き刺し、視線を寄越す二人へ告げた。

「もうすぐ放送の時間だ」

6時間毎に行われる定時放送。
新たな死亡者や禁止エリアは勿論のこと、精神と肉体の組み合わせ名簿のように役立つ情報がまた流れるかもしれない。
部下からの報告は、放送を聞いた後で良いだろう。

恭しく頭を下げながら、ヴァニラは思う。
自分は最初の6時間、ロクな成果を挙げられていない。
回復ポッドのある宇宙船の発見にしたって、既に別の参加者に使われていれば単なる無駄な情報だ。
何より気にかかる、というより恐れるのはDIOと共にもう一度宇宙船へ行く事になればどうなるか。
再びフリーザの画像を目撃してしまう事があれば、それでも自分は正気を保てるのか。

(……余計な事は何も考えるな!あんな化け物の事など早々に忘れるのだ!)

必死に自分へ言い聞かせるが、ヴァニラは既にフリーザの存在でDIOへの忠誠に揺らぎが生じている。
一度入った亀裂は無くならない。今はまだ目を逸らして問題無い程の小ささだ。
だけど亀裂とはちょっとした衝撃でより大きくなるもの。
現に今もそう。
逃げて行った象の化け物。あのような醜悪な輩に、世界を支配するはずの男がしてやられた。
その事実を受けて、ヴァニラの中にはDIOへの僅かな疑念と失望が生まれていた。

(良かった……優しいDIOさんに戻ってくれて……)

自分を気遣う様子を見せたDIOの姿に、甜花は心底安堵する。
あの変態は殺せなかったけど、取り敢えずいつもの優しいDIOに戻ってくれた事を喜ぼう。
ヴァニラ・アイス、という美味しそうな名前の女の子との関係も気になるけど、きっと放送が終わったら説明してくれるはず。
今はただ、髪をそっと撫でてくれる幸福に身を委ねていたかった。

以前、千雪が髪をセットして褒めてくれた時の幸福とは比べること自体が間違っている、偽りの幸福へ目を逸らして。


【E-2 街/昼】

【DIO@ジョジョの奇妙な冒険】
[身体]:ジョナサン・ジョースター@ジョジョの奇妙な冒険
[状態]:ダメージ(中)、両腕火傷、体中に痺れ(ほぼ治った)、疲労(大)、火に対する忌避感、姉畑支遁への屈辱と怒り(大・幾らか冷静にはなった)
[装備]:ロストドライバー+T2エターナルメモリ@仮面ライダーW
[道具]:基本支給品、ジークの脊髄液入りのワイン@進撃の巨人、精神と身体の組み合わせ名簿@オリジナル、クリムヴェールのプロフィール、ピカチュウのプロフィール
[思考・状況]基本方針:勝利して支配する
1:そろそろ放送か。
2:アイスと甜花を従えておく。
3:どちらも裏切るような真似をしたら、或いは役立たないと判断した場合も殺す。アイスにそれは無いだろうがな。
4:アネハタは必ず殺す。三度目は無いと思え。
5:学園から逃げた連中への苛立ち。次に出会えば借りは返す。(特にスギモト、戦兎、ピカチュウ(善逸))。
6:元の身体はともかく、石仮面で人間はやめておきたい。
7:承太郎と会えば時を止められるだろうが、今向かうべきではない。
8:ジョースターの肉体を持つ参加者に警戒。東方仗助の肉体を持つ犬飼ミチルか?
9:エボルト、柊ナナに興味。
10:仮面ライダー…中々使えるな。
11:少女(しのぶ)は…次に会う事があったら話をすれば良いか。
12:もしこの場所でも天国に到達できるなら……。
[備考]
※参戦時期は承太郎との戦いでハイになる前。
※ザ・ワールドは出せますが時間停止は出来ません。
 ただし、スタンドの影響でジョナサンの『ザ・パッション』が使える か も。
※肉体、及び服装はディオ戦の時のジョナサンです。
※スタンドは他人にも可視可能で、スタンド以外の干渉も受けます。
※ジョナサンの肉体なので波紋は使えますが、肝心の呼吸法を理解していません。
 が、身体が覚えてるのでもしかしたら簡単なものぐらいならできるかもしれません。
※肉体の波長は近くなければ何処かにいる程度にしか認識できません。
※貨物船の能力を分身だと考えています。
※T2エターナルメモリに適合しました。変身後の姿はブルーフレアになります。
※主催者が世界と時間を自由に行き来出来ると考えています。
※杉元佐一の肉体が文字通り不死身のものである可能性を考えています。

【大崎甜花@アイドルマスターシャイニーカラーズ】
[身体]:大崎甘奈@アイドルマスターシャイニーカラーズ
[状態]:疲労(大)、胴体にダメージ(中)、DIOへの愛(大)、姉畑への恐怖と嫌悪感と怒り(大)、服や体にいくつかの切り傷、戦兎に対し複雑な気持ち
[装備]:戦極ドライバー+メロンロックシード+メロンエナジーロックシード@仮面ライダー鎧武、PK学園の女生徒用制服@斉木楠雄のΨ難
[道具]:基本支給品、甘奈の衣服と下着
[思考・状況]基本方針:DIOさんの為に頑張る
1:DIOさん大好き♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥
2:あの人(姉畑支遁)……絶対に許さない…!
3:戦兎さん…DIOさんに酷いことしたのに……この気持ちは何で…?
4:ナナちゃんと燃堂さんも……酷いよ……。
5:なーちゃん達はDIOさんが助けてくれる……良かった……。
6:千雪さんと、真乃ちゃんまで……。
7:この女の子(ヴァニラ)……DIOさんとどういう関係なんだろう……。
8:貨物船さん……死んじゃった……。
[備考]
※自分のランダム支給品が仮面ライダーに変身するものだと知りました。
※参戦時期は後続の書き手にお任せします。
※参加者が並行世界から集められている可能性を知りました。
※ホレダンの花の花粉@ToLOVEるダークネスによりDIOへの激しい愛情を抱いています。
 どれくらい効果が継続するかは後続の書き手にお任せします。

【ヴァニラ・アイス@ジョジョの奇妙な冒険】
[身体]:立神あおい@キラキラ☆プリキュアアラモード
[状態]:疲労(中)、全身に切り傷、額に鈍い痛み(徐々に引いている)、精神的動揺、DIOのカリスマへの僅かな疑問(無意識)キュアジェラートに変身中
[装備]:スイーツパクト&変身アニマルスイーツ(ライオンアイス)@キラキラ☆プリキュアアラモード
[道具]:基本支給品、回転式機関砲(ガトリングガン)@るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-
[思考・状況]
基本方針:DIO様以外の参加者を殺す
1:放送を聞き、その後DIO様の指示を待つ。
2:参加者は見つけ次第殺す。但し、首輪を解除できる者については保留
3:DIO様の体を発見したらプリキュアの力を使い確保する
4:空条承太郎は確実に仕留める
5:この娘(甜花)は、DIO様に従うのなら自分から言う事は無い
[備考]
※死亡後から参戦です。
※ギニューのプロフィールを把握しました。彼が主催者と繋がっている可能性を考えています。

※秋水@ONE PIECEはデビハムくんの死体に刺さったままです。アトラスアンクル@ペルソナ5も装備したままとなっています。
※デビハムくんのデイパック(基本支給品)、貨物船のデイパック(基本支給品、ワイングラス)、英和辞典@現実が落ちています。


◆◆◆


(ど、どうしましょう…!)

DIO達から逃げた姉畑はまたしても悩んでいた。
デビハムの迫力に恐怖しつい承諾してしまったが、よくよく考えればこの少女を連れて歩くのはマズい気がする。
少女は姉畑が猿と交わった光景を目の当たりにしている。
つまり目を覚ませば警戒と嫌悪を剥き出しにしてくるに違いない。
最悪の場合、危険人物と見なされ気絶して尚も握ったままの刀で斬り殺されるかもしれない。
この少女には申し訳ないが、気絶している内にどこか適当な場所へ置いて行く方が良いのではないか。

気を揉むのは少女に対してだけでない。
折角捕まえた猿を手放してしまった。
自分の穢れの証を消し去る為にも、何とかあの猿にもう一匹を呼び出して欲しい。
だが今から戻った所で待っているのは、DIO達に捕まり嬲り殺しにされる最悪の結末だけだ。

「あぁ…どうしてこんな事になってしまったんだ……」

自らの動物への愛がこうも厄介な事態を引き起こすとは。
さしもの姉畑も頭を抱え、だが今は生き延びるのが最優先だと走る速度を上げるのだった。


【E-2 街(DIO達から離れた場所)/昼】

【胡蝶しのぶ@鬼滅の刃】
[身体]:アリーナ@ドラゴンクエストIV
[状態]:疲労(極大)、ダメージ(大)、腕に銃創、右足爪先を喪失、精神的疲労、童磨の死に形容し難い感情、DIOへの強い不快感、寿命減少、身動きが取れない、気絶
[装備]:時雨@ONE PIECE
[道具]:基本支給品、鉄の爪@ドラゴンクエストIV、病院で集めた薬や包帯や消毒液
[思考・状況]
基本方針:殺し合いを止め、元の世界に帰る。
0:……
1:デビハムくんの無事を確かめないと…。
2:病院へ戻り、悲鳴嶼さんと合流。
3:DIOを強く警戒。二度と言葉を交わしたくない。
4:DIOの部下らしき少女(ヴァニラ)も警戒しておく。
4:無惨を要警戒。倒したいが、まず誰の体に入っているかを確かめる
5:上弦の弐が死んだ…私は…
6:デビハムくんの話はおそらく嘘だろう。大崎甜花のあの様子は……
[備考]
※参戦時期は、無限城に落とされた直後。
※天使の悪魔の能力で寿命を奪われました。本人は気付いていません。

【姉畑支遁@ゴールデンカムイ】
[身体]:クリムヴェール@異種族レビュアーズ
[状態]:疲労(大)、未知の動物の存在への興奮、下半身露出、DIOへの恐怖(大)、必死、象のSMILE、しのぶを象の鼻で拘束中
[装備]:ドリルクラッシャー@仮面ライダービルド、逸れる指輪(ディフレクション・リング)@オーバーロード
[道具]:基本支給品×2(我妻善逸の分を含む)、青いポーション×1@オーバーロード、黄チュチュゼリー×2@ゼルダの伝説ブレスオブザワイルド
[思考・状況]
基本方針:色んな生き物と交わってみたい
1:DIOから逃げる。
2:この少女(しのぶ)をこのまま連れて行って大丈夫なのでしょうか……。
3:貨物船の生態(もう片方(スタンド)とダメージを共有している点)が興味深い、もっと知りたい、仲良くなりたい。ですが戻るのは危険過ぎますね…。
4:ピカチュウや巨大なトビウオと交わりたい。他の生き物も探してみる。
5:あの少女(杉元)は私の入れ墨を狙う人間なのでしょうか?
6:何故網走監獄がここに?
7:人殺しはやりたくないんですが…
[備考]
※網走監獄を脱獄後、谷垣源次郎一行と出会うよりも前から参戦です。
※ピカチュウのプロフィールを確認しました。
※象のSMILEとしての姿は、象の背中から上半身が生えている、足が象の牙にあたる鼻の付け根の横の部分から生えている、象の左右の鼻の穴がそれぞれ左が男性器・右が女性器になっています。

※どの方角に向かって逃げているかは後続の書き手にお任せします。

102:エタニティ・デザイア 投下順に読む 104:課金は無理のない範囲で
時系列順に読む
96:Aの友愛/君をもっと知りたいな DIO 123:Did you see the sunrise?
大崎甜花
貨物船 GAME OVER
姉畑支遁 111:酸欠少女 -ウタカタララバイ-
85:愛と引力 胡蝶しのぶ
デビハムくん GAME OVER
ヴァニラ・アイス 123:Did you see the sunrise?

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  • 本スレ①:http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/12648/1615384066/
  • 本スレ②:https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/12648/1633849195/l30
  • 本スレ③:https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/12648/1664632643/l30
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