カオスファンタズマ Re:辺獄篇 プロローグ ログ①

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カオスファンタズマ」―――ある日世界に突如として発表された新世代のゲームは、全世界に波乱を呼び寄せた


"願いが叶う"――― 誰もがこのゲームに求めるただ一つの夢。人々は、そのために『幻影の巨塔』へと誘われる


誰もがゲームに没頭し、戦いに身を投げ入れる彼・彼女たちを頂上へと導くのは案内人の少女『エリノラ


しかし物語(ゲーム)が進むにつれて陰りを見せる巨塔


覇権を握ろうとする支配者、欲望のままに牙を剥く略奪者、
天に座す者たちを引きずり下ろす異端者、かつて巨塔を登り詰めた先ですべてを知った開拓者―――


誰もがエリノラを巡り衝突する最中、彼女のために真なる戦いへと決意を改める挑戦者たち


ゲームがゲームでなくなり、幻影の巨塔が少しずつ現実をおび始めようとしている今、
すべての戦いが決着へと向かっていたのだった―――――




――――― 『 カオスファンタズマ Re: 』 ―――――



――――― 「 辺獄篇 」 ―――――








― カーディナルゾーン・第1区画 ―




クロノラ「―――――……ハッ、ハッ、ハッ……!(大勢のプレイヤー、オーディエンス、NPCたちを見びくように先頭を走り抜ける黒髪の少女。自らの真の正体を知り絶望しながらも、その存在を肯定してくれた者たちがついてくれている今、その瞳はこれから起こる大いなる戦いへの決意に満ち溢れていた―――) 」

フレイミス「(クロノラと並走するように駆け出している) プランダラ…エゼルダームの連中はもうゴールまでたどり着いたか…? 」

メノア「はっ、はっ…も、もしそうなら…今頃何かしら大きな異変が起きているはず…!今のところなにもなさそうなら、多分…まだ奴らはその『グランドクリスタル』ってところへ到達していないはずよ…!(小走りで駆けながら) 」

浮世英寿「運営の息がかかった領域…『カーディナルゾーン』…ここはどれくらいの規模があるんだ?(走りながらヒースクリフに尋ねる) 」

ヒースクリフ「我々「オムニバス」が幻影の巨塔に外付けしたこの『カーディナルゾーン』は、4つの区画に分類されている。我々がいるこのゾーンが第1区画だ。エゼルダーム…ワールドセイバーが狙っている『グランドクリスタル』の保管施設は、最終地点の「第4区画」にある。恐らくだが、奴らはもうすでに第2区画を突破した可能性が高い。 」

ヒースクリフ「だが、各区画には対侵入者用の『防衛機構』が設置されている!この第1区画で戦闘の痕跡がないところを見ると…やはり、現時点で『トップ』を除き最高威権を持っているセレディ・クライスラーによって、その防衛機構が強制停止されてしまったに違いない。あるいは……(ここで横顔に陰りが見える) 」

夜神ムーン「……停止ならばまだマシ、と言いたいのか? 」

アスラン・ザラ「……その『防衛機構』とやらが、奴らの手に掌握された可能性もあるな。現状、あのセレディがすべての権限を牛耳っているのなら訳ない話だろう。さっきのゲートの開閉の原因は未だ分からないが、いずれにせよ連中は俺たちが追跡していることに気づいているはずだ。警戒していこう。(ヒースクリフの表情から何かを察したのか、付け加えるように発言する) 」

森ノ宮「……手の早い連中だ。どう考えても俺達の現在地だって割れてると考えた方が良さそうだ………参ったな、もう何が起るか分かったもんじゃないぞ(攻略組と並走しながら)……こっちも結構な人数居るが、何人辿り着けるやら 」

徒町小鈴「潜入…トラップ…!なんだかスパイみたいで、徒町わくわくします…! 」

百生吟子「小鈴、緊張感持って… これから戦争になるかもしれないんだから…… 」

アーニャ「アーニャ、モノホンのスパイれす!わくわく! 」

ジーン「大丈夫。俺たちオーディエンスもNPCも全力でプレイヤーのみんなをバックアップする。俺たちの「ゲーム」を取り戻すためなら、協力は惜しまないよ。 」

テツヤ「ああ。回復やブレイクした武器の修復なら俺たち専門家に任せろ。こんな事態だ。今更まじめにチャオスを取るつもりはないから安心してくれ。 」

ヒロ「…………(周囲を見渡し)緊張感があったりなかったり…だな 」

ガイル「浮ついた雰囲気だと犠牲が増える。どうにかしたい所だが……この人数、そして舞台だ。分かっている人間だけでも気を引き締めねばな 」

ベール「うるせええええええええええええええええええええええええええええええええ知らねええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!  > > > カ オ ス フ ァ ン タ ズ マ < < < (第4章はじまるよ!のカンペを閲覧者視点に送る) 」

フリーザ「ホーーーーホッホッホ!邪魔者は全て木っ端微塵にして差し上げますよ!この星諸共ねぇ!! 」

ドドリゲス「(こいつのほうがよっぽどこえーわと思う哀れなトリ) 」

デイダラ「盛大な爆発の話か!?ならオイラにも一役買わせろ!オムニバスだろうが幻影の巨塔だろうが、全部オイラのアートで吹き飛ばしてやるよ!うん☆ 」

草加雅人「…………(喧騒する者たちの中に紛れてだんまりと走っている) 」

サソリ「……くだらねえ 」

夕霧綴理「じゃあボク、導火線に火をつける係するね 」

ポリゴン2「 [ こんにちは。]  [ お手伝いが必要ですか? ]  [ 何か語りかけてみてください。 ] (草加雅人の目線の先に固定される謎の物体) 」

村野さやか「綴理先輩、まじめにお願いします。それよりも……その『防衛機構』だけじゃなくて、恐らくですがエゼルダームもどこかで待ち構えているかもしれません。用心して進まないと本当に―――― 」

芹沢あさひ「この先で色々待ってるって事っすよね!わくわくっす!! 」

ヴィヴィ「(このメンバー)不安しかねェーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!! 」

ムスカ「ラピュタの在処を言え!!!(草加を押しのけてポリゴン2に勝手に応答する) 」

ユキ「木っ端微塵といえば、あたし微塵切り得意なのよね~。よくやってたわ、ジュース飲みたいとき(皆々と走りながら過去を思い出す) 」

セルド「切ってたのか……液状化するまで……(困惑)皆の言う通り警戒しておけよ、何が起きるかわからないんだから 」

マルコ「っははは…まあ、賑やかなのは嫌いじゃねえよい。警戒も大事だが、多少は大船に乗ったつもりで自信もっていくよい。今の俺たちには、迷いがねえからな。 」

ポリゴン2「 直近のレンタルビデオショップを表示します。 1件該当しました。 BUTAYA:カオスファンタズマエントランス店。在庫:1  天空の城ラピュタ 監督:ハヤオ・ミヤザキ 」


―――――― 待 ち な ァ ッ ! ! (しかし、そこに!進撃するプレイヤーたちに待ったをかける威勢ある声が空間一帯に轟いた!)


ド シ ィ ィ ィ ィ  ―――――――――――――― ン ッ  ! ! ! (真っ暗な天井の彼方から何かが飛来し、彼らの行く手を阻むように勢いよく落下する。そこに現れたのは2つの影。一つは横に大きく、もう一つは縦に大きい大柄の人物だった―――――)




戦桃幕(オムニバス)「ゴゴゴ……!(鉞を担いだ金太郎のようなポケモンが現れた!▽) ワイは世界一口の堅い粛正班《デバッガー》!『 戦桃幕 』だッ!!( ド ン ! ! ! ) 」

――――――――― " 粛正班《 デバッガー 》 " ・ 『 戦桃幕 』




バーソロミュー・くまもん(オムニバス)「ゴゴゴ…!(戦桃幕の隣に、聖書(熊本の旅日誌)を抱えた熊そのものがいた)  『熊本』行くなら…どこに行きたい?  ( ド ン ! ! ! ) 」


――――――――― " 粛正班《 デバッガー 》 " ・ 『 バーソロミュー・くまもん 』


キー!!らの同僚(オムニバス)「キー!!(この先に行きたいのか?やめとけやめとけ!お前たちじゃレベルの釣り合いが悪いんだ!) 」


――――――――― " 粛正班《 デバッガー 》 " ・ 『キー!!らの同僚』


クロノラ「―――――!?(落下してきた二人組に足を止め、先導していたプレイヤーたちを停止させる)あれは…『 粛正班《デバッガー》 』……!?もう、動き出したの……!?みんな、気を付けて…!あんな可愛らしい見た目をしているけれど…あの二人も、立派な「粛正班《デバッガー》」…!実力は本物だよ…! 」

フレイミス「あれが……???(あれが???) 」

夕霧綴理「見て、さや。どうやら「かーちゃんゾーン」は動物園だったみたい。可愛いね。 」

村野さやか「 「カーディナルゾーン」です!あと動物園じゃないですから!💦 」

ケン「あー……あれは、可愛いのか?そうか…… 」

ヴィヴィ「いや動物園じゃん、金太郎と愉快な仲間たちじゃん。あなたあっち側なんじゃ……(シーヴァ中将を横目に見ながら粛清班を指差し) 」

サソリ「……くだらねえ、本当にくだらねえ 」

ピカマン「こいつら…………つよい………!!!!!!キンキンキンキンキンキン!!!!キンキンキンキンキンキン!!!!(その場で虚無とチャンバラを始める) 」

キャロル「熊本……?(モロッコ行きたいのになぁ……) 」

デイダラ「………ッハン!これは流石にサソリの旦那に同調するぜ。くっだらねえ!なぁにが粛正班《デバッガー》だ!うん!こんな愛くるしい愛玩動物みてえな奴らに、オイラの最高芸術を使うまでもね!オラ!爆破されたくないゃどきやがれ―――――(そう言って戦桃幕を押しのけようとするが―――) 」

戦桃幕(オムニバス)「―――――― ほ い さ ァ ッ ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! (ドゴォウッ!!!!!!!!!)(なめてかかってきたデイダラを、覇気を纏った突っ張りで大きく弾き飛ばした) 」

デイダラ「ゴハァ゛―――――――‐ ッ゛ ! ! ? (コイツ…ッ゛……"マジ"かよ……ッ……!?)(―――――ズガアアアアアアアアァァァァァァァアアアアアンッ!!!!!)(一人だけ凄まじい速度で弾き飛ばされ壁に激突してしまう) 」

安養寺姫芽「ちょ、ま…っ……!?待って待って…もしかして……ガチめに、強い感じ……?(デイダラを吹き飛ばした横綱の強さに唖然とする) 」

ヴィヴィ「あのゆるふわマスコットが最後に見るものになるかもしれないってこれマジ……?い、いやすぎるぅ………(だが認めざるを得ない。その身のこなし、堂に入った姿勢から微動だにせず突き出した張り手。その威力、安定感、まぎれもない猛者と) 」

キャロル「 I LOVE KUMAMOTO (テノヒラクルー) 」

リム「こいつ熊本県民じゃない(キャロルを指差し、すべてのヘイトを彼女に向けさせる) 」

キャロル「この場の誰も熊本県民じゃねーよ!!!!!(ド正論) 」

ヒースクリフ「………言ったはずだ、あれらもまた『 粛正班《デバッガー》 』である。我々「オムニバス」が誇る精鋭部隊。それは戦闘に完全特化した強者(つわもの)たちで構成されている。見た目で判断しては、"命を奪われる"ぞ。しかし、もうここまで追ってきたということは――――― 」


ギ ュ オ ン ッ ―――――――― (ヒースクリフの察しが次なる予感を起こす。彼らの目前に巨大なホログラムウィンドウが展開される――――)


パックス・マテライト(オムニバス)「 ようこそ、オムニバスの中枢――――『 カーディナルゾーン 』へ (ウィンドウに映されていたのは、自身のルームのデスクに居座る糸目の男。かつて、第60層のボス戦の後に攻略組達の前に姿を現したゲームプランナーであった) 」

フレイミス「(確かに、見た目で判断するのは違ェ… 今の一撃…俺自身も油断していたとはいえ、"視えなかった"… こんな精鋭がまだ「運営」にいたというのか……)………!(唖然とする中、眼前に現れたウィンドウに映る糸目の男に目を見開く)お前は…この前の……! 」

アスラン・ザラ「………あいつは、確か…ゲームプランナーの…!ゲームマスターの次に威権があると言っていたな……やはり、俺たちの侵入に気づいていたか。 」

サソリ「そりゃまあ、相応に強ぇだろうなぁ。……気が抜けるぜ。そこの糸目も強そうな面をしてるわけじゃねェーしな 」

ウェルド「油断ならない相手、という訳ですね。こんな場所で尖兵として出て来るのだから、まあ、当然か………プランナー様の口上まで付いているとは、得ですね 」

パックス・マテライト(オムニバス)「既に我々「運営」は、エゼルダーム進行を阻止するために「粛正班《デバッガー》」を向かわせております。プレイヤー並びにオーディエンスのみなさまが気に掛けることはございません。後のことは我々に任せていただき、エントランスへお戻りくださいませ。 」

ネモ「ふざけないで…!あんたたち「運営」がなかなか動いてくれないから、こうしてボクたちがクロノラちゃんの為に協力しているの…!今更後になんて引けない…! 」

ヒースクリフ「……パックス氏。残念ながら、もはや私ですら彼らを引き留めることは出来ない。なぜなら、彼らはもう『真実』のすべてを知ってしまった…!我々では隠し通すことができない程に、核心に触れてしまったのだ。そして今は…エゼルダームがこれからなさんとしている陰謀を阻止するために私個人として協力している。我々と攻略組の利害は一致しているはずだ。ここは大人しく通してもらえないだろうか? 」

パックス・マテライト(オムニバス)「……左様ですか。しかし「茅場」氏。貴方は何か勘違いをしています。エゼルダーム侵攻の阻止に失敗した挙句、プロジェクト「Z.E.I.N.」の完成品である「ゼインドライバー」までも貴方の失態であの者たちに奪われてしまったのです。取り返しがつかないほどの大失態。それを犯してもまだ、自分は「運営」側でだと言い晴れますか?貴方はもう、解雇処分が決定しております。よって、これ以上プレイヤーの皆様と余計なことをしようとするのであれば…あなたであろうと、例外なく"粛清"します。(冷酷無慈悲な笑みが、画面越しに空気を凍てつかせる) 」

ニル「あぅ……ひどい…っ……(パックスの無慈悲な解雇宣言に震える) 」

ヒースクリフ「……私の処分なら、甘んじて受け入れよう。それで幻影の巨塔の秩序が保たれるのであれば。しかし、ならば尚のこと、私は自らが犯した過ちを償わなければならない。『ロギア』を退けたプレイヤーたちの勇姿を見て、私は気づかされたのだ。私が夢見ていたMMORPG…ゲームの世界は、彼らの手によって紡ぎ出されていたのだと。もしかすると、本当に不要なのは我々『オムニバス』なのではないか、と…。だから、私も覚悟を決めた。たとえこの命を捧げようと…愛する「ゲーム」と、それを純粋に楽しむプレイヤーの為に、私は自らの正義と責務を貫く! 」

クロノラ「私からもお願い…!どうか手を引いて…!もう、残された時間は少ないの…!本物の『エリノラ』を助ける為にも、私たちが何とかしなくちゃいけないの…! 」

ヴィヴィ「(当然の反応ですね……。そもそも最上位権限がセレディに乗っ取られている以上、組織のシステム的に考えればパックス・マテライトがあちら側でも不自然じゃない。仮に旧体制の運営側だとしても、尚更裏切りが頻発した現状、茅場氏の立ち位置は既に信用ならないものになっている。ドライバーの紛失がなくても私なら彼の要望には応じない) ―――――信用ならないのはお互い様。ここはぶん殴るかだまくらかすかして押し通るしかないでしょうね 」

ヒロ「落ち着け、君たち…勝ち抜くためにはこの数でなんとか押し切るしかねーんだ…(唖然とする姫芽を鼓舞するように) 」

戦桃幕(オムニバス)「……!(『エリノラ』ァ……!)(クロノラが発した「エリノラ」の名前に、世界一ガードが固いはずの男の意識が一瞬緩んだ。何か思うところがあるのかどうか、それは彼らにとっては知る由もないが――――)……ワイらは…お前らの様な侵入者を一切通すなと言われてきた!!何を言われようと、お前らをここから先へ通す訳にゃあいかんッ!!ワイのガードは世界一ィィィィィイイイイ!!!! 」

バーソロミュー・くまもん(オムニバス)「……熊本に住所を移すか、クロノラの首一つ置いていくなら見逃してやる。もっとも、お前たちは断るだろうが。シュルリ…!(手袋を脱ぎ始める) 」

サソリ「話をシンプルにしよう。……始末していいんだな? 」

メノア「当然…!やるからには、徹底抗戦よッ!(サソリに続く様に) 」

パックス・マテライト(オムニバス)「……であれば、こちらも実力行使に出なければなりません。大事なプレイヤーにこのような強硬手段を出してしまうのは忍びないですが、致し方ありません――――― パ チ ン ッ (何かを呼び起こすように、指を鳴らす―――) 」


ズシィン、ズシィン、ズシィン、ズシィン…―――――――――― ッ ! ! !  (真っ暗な奥側より響く地響きのような足音。それは大群を成し、徐々に闇の中からその姿を曝け出す―――――)




PX-Om(オムニバス)『 ズ シ ィ ―――――――――――― ン ッ ! ! (―――――熊のような巨大な体躯を持つ人間兵器の大群が)』

ヴィヴィ「(片方は思考パターン、もう片方はより顕著に習性が露出している。後衛の兵器と、前衛のくまと特徴が類似しているのは指揮系統が関連している……?だとしたら攻略は意思疎通不可能な幻影体よりやりやすいかもしれない……ここは――――)――――パーティの力を借りる……! キング=サン!チャオスで担保しておいた"アレ"を私に!!(片腕を振り抜き、ここまで幾度となくともに駆け抜けた"パーティメンバー"へ呼びかける) 」

夕霧綴理「見て、さや。白熊の大群だよ。可愛いね。 」

森ノ宮「大勢の兵士………いや、兵士じゃないな。ロボットの類か………いや多いな、どうしたもんか…… 」

村野さやか「可愛くないです!!!!!!今度はどう見ても危ないのが来ましたけど!!!! 」

徒町小鈴「ひぃぃぃぃぃぃいいいいいいいいいいいいっ!!?な、ななななっ…なんですかあれぇええ!!?(涙目) 」

ムスカ「なんだと!?凄まじい破壊力を持つロボットの兵隊か!?ラピュタの科学力で作られたのかね!? 」

ジャック・アトラス「ふん!いいだろう、このジャック・アトラスにブルーアイズマウンテンを献上してきた礼だ!報いてやろう!!(そう高らかに叫ぶなり取り出すは、このゲームにおける召喚者<サモナー>がチャオスで購入できる装備の一つ、『デュエルディスク』をヴィヴィへ投じる)デュエリストですらない貴様が、道化としていかにこのキングを楽しませるか!見せてもらおうか!! 」

リム「ヤバい。ヤバいよ、これ。(珍しく戦慄している)………まさか、まさか………――――――北海道が熊本の支配下に置かれていたなんて……!?(  絶  句  ) 」

パックス・マテライト(オムニバス)「 『 PX-Om 』(ピーエックス・オン)――― 第一区画を防衛する、オムニバス保有の人間兵器《パシフィスタ》です。ゲームマスターの権限によって一時的に機能が停止していたようですが、こちらで再起動を行いました。質も量も圧倒的な兵器。これを権限無しで突破することなど不可能でしょう。指揮系統は…戦桃幕さん、お願いします。 」

戦桃幕(オムニバス)「ああ!パシフィスタどもの権限はすべてワイが握っている!ワイが通すな!と言えば「こいつら」は絶対にお前らを抑える!「PX-Om」!侵入者共を追い払え!! 」




PX-Om(オムニバス)『 ピ ロ リ ピ ロ リ ――(戦桃幕の肉声信号を受けて脳内にインプットされた迎撃プログラムが始動するかのようにアイカメラが点滅する) ギ ュ イ ン ッ ……――――(そして、すべての人間兵器が片手をプレイヤーたちへ突き出すとその手中に埋め込まれた咆哮にエネルギーが集束しはじめ――)―――――― ボ  ゴ  ォ  ォ   オ  オ  ン  ッ  !  !  !  (着弾ヵ所に盛大な火柱を上げるレーザーとして次々と解き放ったのだった)』 」




ヒロ「やるっきゃねえだろ!こいつらをぶっとばさなきゃ先には進めねーんだからな! 」

フレイミス「――――クロノラッ!(レーザーの巻き添えを受けそうになった彼女をすぐに抱きかかえて後方へと慌てて飛び退く)……お前は後ろへ下がってろ…すぐにこいつらを殴り飛ばしてくる…!(ダァンッ!)(電脳空間の地盤を蹴り上げ、白熊の大群へと突撃していくが―――) 」

クロノラ「きゃっ―――――!?(突然抱きかかえられ狼狽するが、自身を庇ってくれたフレイミスに大きく頷く)う、うんっ…!気を付けて…! 」

優木せつ菜「ヒロさん!私たちも戦いましょう!こんなところで時間を書けてい暇はありませんからね…!やぁぁああーーーっ!(パシフィスタのレーザーから遠ざかりつつ、旋回しながら接近を仕掛ける) 」

マルコ「――――ブワァァァアアッ!(突発的に始まった交戦。次々と放たれるレーザーに対し、急いで両腕から広げた不死鳥の炎翼でプレイヤー・オーディエンスたちの一部を防衛する) 集団戦だッ!囲まれないように気を付けろよい! 」

百生吟子「―――――ッ!(発射された、爆破するレーザーを寸での所で避けきってみせる)小鈴!姫芽!私たちも戦うよ…っ!(最強装備であるメガホン型鈍器を手に、パシフィスタの軍勢へ果敢に飛び込んでいく) 」

戦桃幕(オムニバス)「させるかァッ!!  "豊縁独行"(ホウエンドッコイ)ッ!!! ( ド ゴ オ ォ ウ ッ ! ! ! ! )(飛び込んできたフレイミスに対し、覇気を纏った突っ張りで弾き飛ばす) 」

芹沢あさひ「よっ、とっ――――(軽やかに跳び跳ね回り、レーザーを潜り抜けながらパシフィスタの群れへと飛び込み)えーっと……確か…… 」

バーソロミュー・くまもん(オムニバス)「―――――"熊本砲"(クマモトほう)( ク マ ァ ッ ! ! ! ! ! ! ※発射音)(肉球で大気を光速で弾くことで、熊本県の形をした衝撃波の弾として解き放ち、プレイヤーたちを吹き飛ばしていく) 」

ヴィヴィ「(これは儀式じゃないんだからバカ正直にデュエルをする気はない。必要な魔術媒体は"フィールド魔法"と、それを発動するタイミング。ここは……)ス…… ソソクサー(全員が囲まれ円陣を組み戦う中、ドサクサに紛れ匍匐移動で戦いの中心から離れようとする) 」

ヒースクリフ「ぐッ……!(大型盾でレーザーを防御しつつ背後のプレイヤーたちを守る) 私がパシフィスタの攻撃を退ける!君たちは反撃の機会を伺え! 」

ガイル「アレが指揮を担っているのなら、まずは奴を倒すしかあるまい……!あの数だ、まともに相手はしていられん!(ドライブパリィでレーザーを捌きつつ、少しずつ戦桃幕に詰め寄る) 」

フリーザ「ホホホホ…!そんなふざけた攻撃が私に通用するとでも――――ウデュアアアアアアアアアアアアアアアアア!?!?!?!!??(熊本砲を胴体に受け、全身に衝撃が走ると同時にその身体に熊本県の形をした痕が刻まれる)…し、死ぬかと思った……今フリーザが……くま、熊本如きで…死ぬかと思ったんだぞおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!(吐血しながら激昂) 」

ドドリゲス「(そのまま熊本県に〇されればよかったのにと思う哀れなトリ) 」

ヒロ「ん、せつ菜ちゃん……!そうだな、俺も!!(土の盾でレーザーを防御しつつ、せつ菜に続くようにビームソードを振り回して突進) 」

アスラン・ザラ「くッ…はじまってしまったか…仕方ない!アスラン・ザラッ!出るッ!!(赤いズゴックの背面に備わるリフターを発進させ、華麗な螺旋を描きながらの突進でレーザーをすれすれで回避。瞬く間にパシフィスタ軍勢の中枢へ飛び込むと―――)―――― ヘァッ!!(ザギギギギィィィイインッ!!)(両腕のクローで縦横無尽に薙ぎ払っていく) 」

フレイミス「 ぐ ッ゛ ――――― ! ? (ガッ―――ドッ―――ズガガガガガァー……ッ!!)(戦桃幕のツッパリを真っ向から受けて地面を二度跳ねるがすぐに態勢を整え直してすべるように着地する)……確かに、受ける一撃は重い……!実力は本物だな…だがッ!今更怖じ気づくかよ!!(負けじと反撃に乗り出し、交錯するレーザー群を持ち前のスピードで掻い潜りながら再び接近戦を仕掛ける) 」

ヴィヴィ「("場"への被弾数は充分!あとはこのフィールド魔法を……)――――偽造:設定付与。フィールド魔法[  ]……!! (パジフィスタの一斉射撃によって通路が爆炎に包まれる、そのタイミングを見計らい) ―――――今ッ!! (デュエルディスクへ、『絵柄が描き替えられたフィールド魔法のカードをセットする』) 」

バーソロミュー・くまもん(オムニバス)「今度は待ったなしだ ――――― "つっぱり熊本砲"!( クマクマクマクマクマクマクマクマクマクマァッ!!!!!!!!!!!!!)(四股を踏んで体を地面に固定し、何度も突き出した両手から次々と熊本県の形をした衝撃波弾を放ち、戦桃幕に近づこうとする者たちを迎撃する) 」


(ヴィヴィの腕に装着されたデュエルディスクが虹色の輝きを放ち形ある映像、ソリッドビジョンを投影。 戦場に豊かな自然、木々、山が映し出され――)  チュ ヴォォンッッ (パジフィスタの攻撃によって瞬く間に火の海となる)


ベール「ぐわああああああああああああああいってええええええええええええええええちきしょおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!(熊本にボコボコにされ、身も心も熊本にされていく)ぐふうううううっ・・・・・・・ちき・・・・しょぉ・・・・・・馬肉、あか牛、からし蓮根、いきなり団子、熊本ラーメン、太平燕、デコポン・・・・・みんな・・・・みんな熊本の名産じゃねぇ・・・・か・・・・・・!(ついには脳内に存在しない熊本の記憶が流れ出し、涙をボロボロ流して小声でつぶやく) 」

ヴィヴィ「――――――あーーーーっ!!(くまもんが熊本砲をぶっぱなし更に被害が拡大したタイミングを見計らって茂みから顔を出す)  こいつら『KUMAMOTO』の自然を破壊しました!!『 ASO 』の山に火を放ちました!!サイテーです!!環境破壊はキモチーZOYってか!?おお!?(  そう、発動したのはヴィヴィの偽造魔術によって描き替えられたフィールド魔法『熊本の大地』 元々なにかの効果をもっただったフィールド魔法を、『KUMAMOTO』の景色に描き変えたのだった) 」

森ノ宮「(パシフィスタの群れに紛れる様に飛び込み、四方八方に格闘戦を展開)ボゴッ!!ガン!!……いや、こいつら硬ッ…!! 」

ヴィヴィ「えーーーー見ましたかーーーーーカオスファンタズマをご覧の皆様ーーーーー!!大変な事になってます!!KUMAMOTOが!!ASAHIYAMA PARKからやってきた熊の大群に集団で暴行を加えられています!!これにはJAPANも真っ二つ!!あああああああーーーーっっと!!あそこに経っているのはKUMAMOTOの守護神!!KUMAMONです!!これからあのしろくまをボコボコのギッタンギタンにしてくれることでしょう!!そうですよね!!みんなも応援しよう!! 」


バーソロミュー・くまもん(オムニバス)「―――――!(ヴィヴィの偽造魔術を鵜呑みにしたのか、何かがプツンと切れる衝撃が走った)………お前たちは熊本を破壊し尽くした…! 許゛ さ゛ ん゛ ッ゛ ! (クマンッ、クマンッ、クマンッ、クマンッ―――――――!(両腕を広げ大気を凝縮させて熊本県の形に落とし込んでいくと―――)――――― "熊本の衝撃(クマモトショック)"  」


ク   マ   ァ   ン   ッ    ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! (熊本大使館から解き放たれた熊本県の形をした強大な衝撃が、熊本県外の民…否!あろうことか味方であるはずのパシフィスタの軍勢に絶大な一撃を与え…吹き飛ばすッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!)


PX-Om(オムニバス)『―――――― ズ ッ ガ ア ア ァ ァ ァ ァ ァ ァ ア ア ア ア ア ア ン ッ ! ! ! ! ! ! ! (プレイヤーたちと熾烈なあ攻防戦を組理堀げる最中、バーソロミュー・くまもんの謀反により、屈強な人間兵器の軍勢、その一部が大きく消し飛び、熊本の犠牲となる――――)』

???「大丈夫かッ、君達ッ!!(突然の闖入者!彼らのパーティには見覚えのなかったシールダーがエントリーだッ!)はああ!!(無防備なベールを守るようにその丸い盾を構え、同時にヴィヴィの隠れていた茂みも守る!)……危なかったな(それを行った謎のシールダーの頭には青い目出しのヘルメット。実用的なタクティカル・コスチュームでありながら、派手な星条旗柄が組み込まれた自由の守護者。そう、その姿はまさしく……) 」

ヴィヴィ「(ククク……ヴァカめ)(ガッツポ) 」

戦桃幕(オムニバス)「こぉらァッ!!!!!!!!!!くまもん!!!!なぁに味方を攻撃してやがる!!!やるのはあっち(後略組)だ!! 」


リム「KUMAMOTO、がんばれー(※迫真の棒読み) 」

夕霧綴理「KUMAMOTO、ファイトー(※渾身の棒読み) 」

村野さやか「(どうなっているんですかこれ……)(えぇ…と困惑気味に棒立ちしている) 」

ヴィヴィ「私は手札から"魔法効果の矢"を発動!リビングデッドの呼び声を選択し、相手のフィールドへ射出!! この効果で墓地から"相手フィールド"に召喚するモンスターは……    彦根市の武士:ひこにゃん!!  バシューン 」

仮面ライダーゼロワン…?「はあああああッ!!(突如、燃え上がる阿蘇山から装甲纏いし戦士が飛び上がる!)はあっ!!(そしてくまモンに便乗し、飛び蹴りを放ち無数のパシフィスタを蹴散らしながら戦桃幕とフレイミスの間に割り込む)大丈夫か、フレイミス君!! 」

ひこにゃん「(『ここは彦根市』と書かれた旗を掲げ戦桃幕の横に並び立つ) 」

バーソロミュー・くまもん(オムニバス → NPC)「俺は……俺は、オムニバスを抜ける。熊本と縁ができたこの一味を逃がしたい。( ド ン ! ! ! )(バーソロミュー・くまもんが仲間になった!▽) これだけ熊本をアピールしても名産品を置いてくれないオムニバスになんの面白みもない。"熊本砲"!!!(パシフィスタの一体を肉球で弾き、カーディナルゾーンから熊本の彼方へと吹き飛ばした) 」

ジャック・アトラス「自分のモンスターを墓地に送り相手フィールドに召喚、さらには仲間割れのための的にするため居座らせる…… 強かな戦術だが……だが……   あの女!!性格が絶対に悪いぞ!!クロウみたいに!!!!! 」

戦桃幕(オムニバス)「てめぇ!!!!!!!!!!!ふざけんなぁ!!!!!!!!!!!!!!(くまもんの裏切りとしゃしゃり出るひこにゃんに激昂する) 」

フレイミス「だ、誰d――――(そう言いかけると…) 」

優木せつ菜「あーーーーーっ!!あ、貴方は…!仮面ライダーゼロワン!!ゼロワンですよーーー!!✨(フレイミスを押しのけて特撮オタクの一面を輝かせる) 」

不動遊星「…………………(通りすがりに心配するな、お前ほどじゃないと言おうと思ったが思いとどまり、去っていく) 」

仮面ライダーゼロワン…?「よくも熊本をこんな風にしやがって……オムニバス。お前達を止められるのはただ一人…… 」

クロノラ「お願い、戦桃幕さん…!できることならあなたたちと戦いたくない…!だって、貴方だってもともとは―――――(戦桃幕に言い寄る) 」

戦桃幕(オムニバス)「ぐッ―――――?!(言い寄るように現れたクロノラの素顔に、横綱はたじろぐ。黒髪の少女に重なるのは、『顔こそは瓜二つの白髪の少女』だった――――)……ち、違う……!お前は…『エリノラ』ァ…じゃない……!ワイは、ワイは……!ワイが本当に守りたかった『エリノラ』ァは……! 」

仮面ライダーゼロワン…?→水ト炎ノ戦士ソルディア「俺だッ!!!!!! 」

パックス・マテライト(オムニバス)「戦桃幕さん、何を躊躇っているのです。裏切り者諸共、彼らを始末するのです。(冷徹な声音で指示を下す男が、画面越しに背後から背筋を凍らせる―――) 」

優木せつ菜「あっ!!!?よく見たら…違う!!貴方は…「水ト炎ノ戦士ソルディア」!!熊本県阿蘇市(非公認)のご当地ヒーローじゃないですか!!ゼロワンに物凄くそっくりで有名な!あの!!!あとでサインください!!!(ぉぃ) 」

水ト炎ノ戦士ソルディア「そうだ。俺こそが阿蘇を守るヒーロー、ソルディアだ。俺はヒーローだ。俺はヒーローなんだ。俺が守るんだ。俺が守るんだ。俺はヒーローなんだ。俺はヒーロー……俺はヒーロー……(自分に言い聞かせるようにそう連呼しながら)ゼロ……ワン?ゼロワ……(せつ菜の「ゼロワンに物凄くそっくり」と言う言葉を聞いた瞬間に頭を振り回し、床に全力で頭を何度も叩きつけ始める) 」

戦桃幕(オムニバス)「―――――ッ!?(パックスの指示が耳元へ新距離でささやかれたような錯覚に、現実に引き戻される)……いいや、ワイは……ワイは騙されんぞ…!ワイは世界一ガードが固い男!!「戦桃幕」ッッ!!!通さんと言ったら、通さんッッ!!!PX-Om!!奴らを徹底的にねじ伏せろ!!!! 」

水ト炎ノ戦士ソルディア「………………(数十回ほど頭を床に打ち付けた後、頭を抑えながら起き上がり)……やあせつ菜ちゃん!!俺こそが阿蘇を守る正義のヒーロー、水ト炎ノ戦士ソルディアだ!!サインか、構わないが……まずはこいつらを倒してからだな!! 」

PX-Om(オムニバス)『 キ ュ オ ォ ォ ン ッ … ―――――――― ! (戦桃幕の命令を受け、無尽蔵に現れる人間兵器たち。その手中、口元にエネルギーが集束し…レーザーの一声発射による無慈悲な殲滅が繰り広げられようとしていた――――――)』

ガイル「………ッ!!――――――何か、大技が来る!!備え―――― 」


コ ツ ン ―――――――――――


PX-Om(オムニバス)『 ギ     ギ   ギ    ッ      ギ    (――――――― はずだった)  』


コ ツ ン ―――――――――――


PX-Om(オムニバス)『     ギ ギッ    ギギ       ギゥ        ギ    (収束された光源が消失し、屈強な人間兵器の挙動に迸る"異変"。不気味なまでに全身を痙攣させた怪物たちはあらぬ方角に首を曲げ初め――)』


―――――――――――   コ   ツ   ン  


PX-Om(オムニバス)『  ズ シ ィ ィ ィ ィ ―――――――――― ン ッ  ! ! !  (―――事切れたように機能が完全停止し、一斉に崩れ落ちたのだった)』


一同『 『 『 『  ! ! ! ?  』 』 』 』


クロノラ「………えっ……ぇ……? 」


戦桃幕(オムニバス)「な…ァッ――――‐!?(前触れもなく故障しはじめた人間兵器が、一斉に機能を停止して崩れていく光景に開いた口が塞がらずにいた)…どうした、PX-Om…!!何が起こった…ッ……!?ワイらで再起動したはずのこいつらが、一斉に落ちるなど……!!ありえねェ……ッ……! 」

パックス・マテライト(オムニバス)「―――――― ! (一斉に崩れ落ちたパシフィスタの軍勢。その異様な光景に眉を潜めていたが、先程から空間に響いていた謎の足音…その主の正体を画面越しに気づいたことで、その原因が直結し納得したかのように首を上げた)………まさか……『 貴方 』の仕業ですか――――― 」

ゲルニカ「 ――――――――――――――― (全員の視線の先に――攻略組が辿ってきた道の後ろから――いたのは一人の男。拘束具のコートを羽織った男性が、暗い空間の中で白く光らせた眼鏡に薬指を当てて静かにあげていた) 」




フレイミス「 ぇ ―――――――(振り返った先にいた人物に覚える既視感。それは安心感でもあり、驚愕でもあった―――)…………『ゲール』の……おっちゃん……? 」

ヒロ「ウキウキしてる場合かい、なんか一気に兵隊が……!? 」

メノア「―――――!!……『あんた』は……っ……!(フレイミスだけではない―――ここにいるメンバーの一部が感じる既視感は) 」

リム「…………ん…生きてたんだ。(無表情の中に灯した懐古の眼差し。それは眼鏡の男性に向けられていた) 」

ベール「………っひゃー……こいつぁ…びっくらこいた。いたんだ……「こんなところ」に……(先程まで奇声を上げていた魔法使いの少女が、いつになく鋭さを帯びた眼光を「その男」に向けた) 」

ネモ「……?(少なくとも、「その男」と顔を合わせたことはない。だが、自身が手繰る固有霊装が何かに引き寄せられ、共鳴するかのように鼓動を帯びるのを感じた) 」

アスラン・ザラ「……『あの男』は……まさか…ッ――――― 」

ヒースクリフ「………監視カメラに写っていたあの映像に偽りはなかったのだな。よもやこの幻影の巨塔にお前までもが誘われていたとは驚いた……『世界最高峰の頭脳を持つ男』……! 」

パックス・マテライト(オムニバス)「これはこれは…とんでもないサプライズゲストが現れましたねェ……我々オムニバスや世界政府が今一番欲している存在…… "世界の頭脳"とさえ言われた幻の存在――――――― "天災"の『 ゲルニカ 』  」

ヴィヴィ「(周りのこの反応……本物を見るのは初めてだけど……ここに来てたんだ…… 『ゲルニカ』 私の知る奇跡、その多くに関わった怪物……!) 」

水ト炎ノ戦士ソルディア「……まさか……あなたが…… 」

ゲルニカ「  シ ィ ー … ―――――― (「静粛に」―――驚愕の反応の次に出てくるであろう問いかけを予め抑制するようなジェスチャーをひとつし、男はコートに両手を突っ込んだままその位置から微動だにせず居座る)………若き『未来』の可能性を潰えるなど、野暮なことをするものではないな。これから始まるのだよ、彼らの「力」が開花するのは。 」

フレイミス「ゲールのおっちゃん…どうして……っ…! 」

森ノ宮「……『ゲルニカ』、聞いたことのある名前だ。肩書からして、関わってても可笑しくなかったが………(味方、でいいんだよな、一応) 」

ゲルニカ「少年、私はお前たちに干渉するつもりはなかった。起こりうる事象現象のすべてを私は発明家としてただ静観し、観察するだけだった。だが、少し「気」が変わった。その光景を"近く"で視てみることも悪いものではないなと。しかし私はあくまで『観察者』に過ぎない。お前たちがはじめた戦いとやらは、お前たち自身がその責任をもって始末をつけろ。その為に、私は「お前たち」に「力」を与えたのだから。 」

マックス・マテライト(オムニバス)「 コ ツ ン ――――――そうはいきません。(ゲルニカの背後。画面に映る糸目の男の双子の兄弟、その本人が現場へと赴いていた) 貴方がこうして表舞台に現れたのはむしろ我々『運営』としても絶好の機会。世界政府がそうであるように、貴方の頭脳を我々も欲しているのです。力づくでも、貴方を拘束させていただきますよ。 」

フレイミス「テメェ……!ゲールのおっちゃんに何を―――――(現れたもう一人の糸目の男、その矛先が『恩人』に向けられたことを知って感情的に前のめりになるが―――) 」

ゲルニカ「―――――二度も言わせるな。私は大人げない大人だ。同じことを口にする気はない。(フレイミスを言の葉だけで制する。それは、"彼らを先に行かせるように促す"ようなものであった――――) 」

クロノラ「……―――――― 行こう、みんな…!私たちに遺された時間は、無い……っ…!(ゲルニカの意図を真っ先に組み取ったのか、茫然と佇む面々へ叫び、崩れ落ちた人間兵器の残骸を掻き分けながら奥へ向かうように先導する) 」

浮世英寿「ああ、そうだな… 誰だが知らねえが、ここはアイツ一人に任せてよさそうだ。(接点はない。素性も知らない。だが、ただならぬ雰囲気を察知してゲルニカから踵を返し、クロノラへ続く様に駆け出していく) 」

???「ああ、行こう。俺たちは先を急がないと 」

戦桃幕(オムニバス)「ま、待ちやがれ…っ…!ワイがいる限り、お前らを通さんと――――― 」

クロノラ「―――――――(戦桃幕の至近距離まで顔を近づける。何かをするでもなく、すれすれまで近づけた顔…その決意を秘めた表情だけで自身の想いを訴えかけ、そのまま彼を素通りした) 」

戦桃幕(オムニバス)「ッ―――――――!!(クロノラの素顔が近づくたびに、脳裏に焼き付くは懐かしき思い出。いつか共にした、『白髪の少女』との日々。焼き回された記憶がフラッシュバックし、横綱は途端に戦意が喪失したように鉞を下ろす。失意に項垂れた世界一ガードの固い男は、あろうことかそのまま彼らを見逃してしまった―――) 」

フレイミス「ゲールのおっちゃん……っ……――――――― ! (何かを告げようとした。だが今は、何も言えなかった。少年が故の不器用な想いをぐっと胸の奥にしまい込み、クロノラたちを追いかけるように駆け出していくのだった) 」

森ノ宮「(ゲルニカに軽く会釈し、クロノラ達に続いて走る)………向こうも訳アリで助かった、まともに相手してたら、相当に苦労させられたろうな…… 」

パックス・マテライト(オムニバス)「……逃がしましたか。まあいいでしょう。既に他の粛正班《デバッガー》や職員も動き出していることですし。それよりも、我々は――――― 」

マックス・マテライト(オムニバス)「――――ええ。これはこれとして看過できぬ事態ですので。(取り残されたゲルニカと相対する糸目の男が、右手首を捻り回しながらコツコツと足音を掻き鳴らして歩み寄る。迸る"殺意"のような闘気。ここまで力の片鱗の一切を見せることのなかったゲームプランナーが、初めて世界随一の頭脳を持つ男にその矛先を向けようとしていた) 」

ゲルニカ「……振り返るな。「現在」は「過去」へ。「過去」もまた共に「未来」へと進む。刻は有限。しかして可能性は無限大。ならば証明してみせろ―――――― 」

マックス・マテライト(オムニバス)「 ニ ヤ ァ ッ ――――――   ダ  ァ ン ッ  ! ! (口角を耳元まで吊り上げた男が、相対する男へ殴りかかる―――) 」

ゲルニカ「――――――――――― 己が「力」で (両手を突っ込んだままのコートをはためかせながら、右脚を大きく上げて迎え撃つ――――) 」


―――――――――――  ズ   ガ   ァ   ア   ン   ッ   !   !   ! 



― カーディナルゾーン・第2区画 ―


クロノラ「――――……助かった…っ……! ゲームプランナーに就任したマテライト兄弟は元々プロの殺し屋らしいから、ああ見えてかなりの実力者なんだ……まともに相手していると大変なことになっていたかもしれない……それよりも…!この先のルートは少し厄介なんだ… 」


村野さやか「厄介…といいますと……? 」

ヒースクリフ「ああ…万が一侵入者が第1区画を突破した際、今我々がいるこの「第2区画」は、20通りにも及ぶ複数のルートが設けられている。さらにルート一つ一つの先もまた枝分かれしており……200通り以上の道が互いに交錯合った「迷宮」となっているのだ。それこそが、この第2区画の防衛機構そのものにもなっている。どのルートを抜けても第3区画には抜けられるが、唯一ある最短ルートを引き当てなければかなりの時間がかかる。迷っている間にも、セレディがグランドクリスタルへ到達してしまうこととなる。 」

ヒースクリフ「加えて、ルートはその都度変更させられる。我々「運営」でも、最高権威なしでは最短ルートを引き当てることは不可能…つまりここからは、"運"に頼るしかない…!少数で別れて突き進み、誰かがいち早く最短ルートを引き当てて先に行ってもらうしかない…! 」

日野下花帆「迷路…!?う~~~ん…迷子になりそうでヤだなぁ…… 」

百生吟子「花帆先輩、そんなこと言わないと…どの道進まないといけないから…… 」

乙宗梢「では、こうしましょう。私たちチーム「蓮」は、学年ごとに三つのチームで別れましょう。 」

安養寺姫芽「ということは…アタシは…めぐちゃん先輩とるりちゃん先輩とはご一緒できないかぁ~~~~……残念……(ぴえん) 」

徒町小鈴「さやか先輩!綴理大先輩…!徒町、一年生組で頑張ってチェストしてきます!どうか、ご無事で…! 」

村野さやか「わかりました…!小鈴さんも、綴り先輩もどうかお気をつけて…! 」

ヴィヴィ「用意周到な運営のことです。全員にアンカーを配って、最短ルートが判明次第そこへワープして即合流……なんて小細工も対策されてるんでしょうネー……(苦虫を潰したような顔で先に構える迷宮の暗がりを見据える) 私は他の皆さんのメンツ見てルート決めします。後衛オンリーだったりソロ攻略だったりはキツイんでほんと…… 」

???「……俺はこの通り盾が武器だ。タフさなら負けないつもりでいる。前線に立って戦う守りが必要なら、任せろ 」

ヒロ「少数に分かれて、か。一理あるな…(辺りを見渡して) 」

フレイミス「俺は……(クロノラに一瞥を与える)……クロノラ、お前が迷惑じゃなきゃ一緒に行きたい。構わねえか…? 」

クロノラ「うんっ…!私は気にしないよ!よろしくね、フレイミス…♪ 」

アスラン・ザラ「………(フレイミスとクロノラの会話を他所目に何か考え事をしていたが、意を決したように二人のもとへ歩み寄る)悪いが、俺もお前たちに同行させてくれ。少し、気になることがあるんだ。それは…あとでお前たちに話しておく。 」

フレイミス「……ああ、わかった。よろしくな…えっと……ハゲラン・ズラ、だったか…? 」

アスラン・ザラ「アスランだ!!!!!!!!!!そろそろ覚えてくれないとマジでハゲそうだから勘弁してくれ!!!!!! 」

優木せつ菜「ヒロさん!!!よかったら…私とパーティを組みませんか…!? 」

ヒロ「ん、せつ菜ちゃんと…!もちろん、いいとも! 」

ヴィヴィ「アスランで間違えそうだったらアレックスでも大丈夫ですよそのひとー(それとなく口元に両手メガホンで呼びかけ) 」

浮世英寿「フッ…アスランの奴、楽しそうだな。(じゃれあう?アスランたちを他所目に不敵にほくそ笑む)……俺は一人で行く。なぁに…俺は、「スターオブザスターズオブザスターズ」だからな。(手で狐の顔を形作って自信満々の笑みを浮かべる) 」

キャロル「待たれよ、サバサバ系女子をKOROしにゆくのだな!?赤報隊の知識を元に作った炸裂弾だァーーー!! >>悪<< (なにも恐れずに突っ走ってゆく) 」

アサギ「あたしたちレギュレイターは…じゃあ、安定に隊ごとにしちゃいます?って博士…聞いてる…? 」

ラタリア「う~~~~~ん……さっきの眼鏡……どっかであった気がするんだけど…思い出せないぃぃ~……えっ?あっ?ケーキカットの話?? 」

アサギ「違いますって!!!あたしたち第3はロジェっちも入れてこのまま三人で行きますよって話っすよ!! 」

水ト炎ノ戦士ソルディア「せつ菜ちゃん、これが俺のサインだ!!(自分のロゴをサイン色紙に描き写して渡す)よし、せっかくだから俺も付いていこうか? 」

オリヴィエ「交錯するってことは合流することもありえるってことです? じゃぁーまー気楽にいけばいいんじゃないですかね~~。私もソロでお先いきまーす。皆さんご武運を(ひらりと手を振り軽い足取りで暗がりへと進んでゆく) 」

サソリ「…………(隠れて消耗を抑えていた彼が姿を現し)面倒だな。デイダラ、お前はどうする 」

リム「んあ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~(いつのまにかキャロルに紐づけされている(※言葉の通り胴体に紐で括りつけられている)ので彼女に引っ張られていく) 」

ロジェスティラ「   >>ᓀ‸ᓂ<<   (はかせの背後で回転しチューチューアイスしている) 」

優木せつ菜「わあ!!ありがとうございます!!!(* ^ᗜ^ *) ペカー✨(サインをもらってうっきうきではしゃぐ)えっ!!?サインをいただいただけじゃなく…一緒に来てくれるんですか!?もちろんです!!行きましょう!!! 」

片桐「まーなんだ。大雑把な配分は副総長からふりわけられてたがァァァ~~~こうなるとより細分化してチームを分けた方が良いィィィ…… そこでだァ(どう見ても酒のレシートをツギハギした紙を取り出し、雑にあみだくじを用意) えーーーーじゃあまず第四が組みますのはァァァァ~~~~~・・・・・・・・・・・・(>> 11 <<)・・・・・・・・。なかったことにするか 」

デイダラ「ゼェ、ゼェ……(さっきの戦闘で負傷した傷がまだ癒えていない)あん?ああ、まあ…旦那とはツーマンセルでやってきたからな。このまま旦那と行くぜ。そこの嬢ちゃんはどうする? 」

メノア「は?私…?まあ……(サソリの姿を一瞥し)……そうね…互いに戦術を知り合った同士なら、なんか起こった時に連携が取りやすいし、別に一緒でもいいけれど… 」

ムスカ「ならば私もついていこうではないか!ハッハッハッ…!!私がムスカ大佐だ!!(ドーーーーン!!!) 」

プラシド「ふん、俺がソロで連中に負けるとでもいうのか!! 俺の最短ルートを見せてやる!!(Dホイールと合体。そのまま最高速度で突っ走り枝分かれした入口……の縁に正面衝突する)う"お"お"お"お"お"お"ァァァァァァァーーーーーーーーー!!!!!>>爆発四散<< 」

メノア「あ。あんたは別にいいわ。(ムスカに白目を剥く) 」

ポリゴン2「(「子どもの味方です、ひろってください」 と書かれた段ボールに入っている) 」

マッシブーン「(「パルデアに弾かれました、ひろってください」 と書かれた段ボールに入っている) 」

肆々玖「チーム分けか……俺は―――まあ、誰でも合わせるよ。 」

霞「私は一人でもいい。好きに配属して、必要な所で戦うから。 」

ローア「ガバッ!!!!!!!!!!!(恐ろしく速い接近で片桐がくしゃくしゃにしたあみだくじの紙を覗き見る)なるほど♪私たち第11は第4と合同か♪よかったですねぇ、団長ちゃん!"元同期"が一緒だと任務もはかどって……団長ちゃん……?? 」

ヨシュア「(渋柿みたいな顔で湿気たタバコがふにゃりと折れる) 」

ローア「(嫌そう……………) 」

ヒサメ「じゃあ僕と組もうか(受け身、何事にも俯瞰し冷淡な眼差しでいた彼が、ハリボテの友好的な笑みを浮かべ自ら肆々玖へ歩み寄る) 僕クッソ弱いけど気配りは人並みだから、戦略幅広い人と組むと捗るんだよネー。君も許してくれるっしょ?"引き立て役"できるからさ(予めミツキにもアイコンタクトをやり予防線を張っておく用意周到ぶり。明らかにこのパーティに対し"目星をつけていた") 」

シーヴァ中将「ヌァッハッハッハッハアッ!!!ならばワシは陸軍として愛弟子エリノラを救出しに向かう!!行くぞぉコギー!!ガーーーハハハハハハ!!! 」

コギー大佐「も゛う゛や゛め゛ま゛し゛ょ゛う゛よ゛お゛!!!(号泣しながらシーヴァに連れていかれる) 」

ミツキ「当然です!!!!!!!!!!!!私と先輩は一心同体運命共同体なので!!!!!!!!!!(まだいたのかよ) 」

片桐「目撃者が出ちまったァァァ……俺も(裏カジノ)デュエリストの端くれだァァ……一度決まっちまった事には逆らわねえよォォォ……よろしくなァァァァァァァァァァァ~~~~~~~~~~~(ドサクサで後ろから刺そ) 」

ニル「ぁ、ぅ……ぁ………(グループ決め。臆病で内気な少女の苦手分野故か、独り隅っこで縮こまっている) 」

ヨシュア「まぁなっちまったもんはしょうがねェ~~~~~よなァ~~~~~~~???足引っ張っても引っ張らなくても仲良くしようぜェなァァァァァァアアアア????(後でさり気なく刺したる) 」

ローア「(仲いいねぇ~~~~~~~~~~~~~~)(にっこにこ♪) 」

ネオン「(そうでしょうか………???) 」

ロジェスティラ「ᓀ‸ᓂ(だめそう。) 」

ヒロ「となると、俺と彼‥の3人で行くってことな(せつ菜とソルディアを見て)よかったな、せつ菜ちゃん) 」

メトロ「ネモちゃん!私も…ついていっていいかな…? 」

ネモ「勿論!ボクもメトロちゃんと一緒に行きたかったし…♪よろしくね…! 」

ヒサメ「わー、すごいくいぎみ。なかいいんだネー(棒読み) ―――――。(ニルを横目に見、表情こそが本音なのか、これも嘘なのか冷ややかな眼差しに変わる) コツ (踵を返し、高圧的に見下ろすようにして彼女の前に立つと)――――君もいこっかァ。火力に自信あります系いると"助かる"んだよネー(強張ってこそいるものの笑みを浮かべ手を差し伸べ、相手の反応を待つまでもなく引っ込める) 」

フリーザ「ホホホ…群れるのは弱者の証なのです。宇宙の帝王はただ一人、この私だけだ!!!さあ、言いますよ!ザーボンさん!ドドリアさん!ホーーーホホホホホ!!(高笑いしながら突き進む) 」

ドドリゲス「(おもっくそ自分の軍引きつれて群れてんじゃねーかと思う哀れなトリ) 」

バーボンさん「(´・ω・`)みのほどをわきまえよ!! 」

ベール「う、うわあああああああああああああああああああああああああああ!両手両腕がなんかいてえええええええええええええよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!誰かアタシを拾ってくれええええええええええええええええええええええええええええええ!赤ちゃんみてえだよこれええええええええええええええええええ!うああああああああああああああああああ!一日中世話をされてええええええええええええええええええええええええええええええ! 」

ポリゴン2「>>うるさい!!!!!黙れBBA!!!!!!!!!<< 」

肆々玖「引き立て役?そりゃいい、俺もそっち向きだ。……よろしく。(都合がいい、と言わんばかりにヒサメを受け入れる)冗談よしてくれ、俺と運命を共同したら碌な死に方しないぞ。(相変わらず塩対応気味)……ほら、だったら行くぞニル。あんたはもう縮こまる必要なんてない、立派な戦力だ。(ぱん、とニルの背中を叩いて手を引く) 」

鳳桜・カグヤ・クォーツ「✨カグヤ様はただひたすらに孤高のゴージャスを貫くだけだ✨ 」

ベール「んだとおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!あたしゃまだぴちぴちのJC(女子中年)だよい!!!!!!!!!!!!!!!舐めてんじゃねえぞおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお! 」

???「…………(謎の白いコートの男が、静かにニルたちのパーティを見つめていた……) 」

マッシブーン「(今のはポリ2が悪いけど認めたらろくなことにならない気がする。つれぇ~~~~~) 」

ニル「ふぇ…あっ……わっ…え……?………はいっ……♪(高圧的ながらも声をかけてくれたヒサメ、そしてクールながらも面倒見の良い肆々玖に声をかけられたことで、心底驚きつつも嬉しそうに口辺を吊り上げて余所余所しく合流する) 」

霞「……問題なく編成は出来上がってきたみたいだね、なら私は一人でいいか。元々そのつもりだったし。(静かに、そして冷厳な瞳で先を見つめる)待っててね、エリノラちゃん。邪魔なもの全部、斬り捨ててあげるから。 」

マルコ「へへっ…なんだかんだ、みんな仲が良くて感心だよい。……そういやアンタは、どうすんだよい?(ヒースクリフに) 」

ヒースクリフ「……できれば君たちに同行したいが、私は私でやるべきことを見定めなければならない。ここからは席をはずす事になるが、君たちの実力であれば懸念することはない。健闘を祈っている。 」

マルコ「そうかよい…お前さんもな。なら俺は……嬢ちゃん、俺と来るかよい?(気さくにヴィヴィへ近寄る) 」

ヴィヴィ「(願ってもない耐久力ですけど防御力じゃなくてHPで粘る系のタンクじゃないですか……最悪感すげーけど……) おっす!よろしくおなしゃーす!!(ギリギリまで壁にしよう!!やっぱ前衛怖いし!!守備表示で使おう!!) 」

???「…………俺もいる……(控えめに手を挙げる、星条旗スーツの盾の戦士) 」

???「バサ ッ …(黒ローブで素顔を覆い隠した男が霞の征く道を"既に歩んでいた"。 ローブの隙間からは霞んだ緑の頭髪、古びた革のコート。生気の無い風貌だったが、背腰に彼女を一瞥する眼は"死に体"のそれではなく) ――――ハッ(口元をほころばせると、"先導するかのように先へ進む) 」

海馬瀬人「ふぅ↑ん↓……孤高のデュエリストたるこの俺に相応しい相棒はいなさそうだな……! 」

城之内克也「いいや!ここにいるぜ海馬!!この城之内様がてめえと同じ道に行ってやるぜ!! 」

ガイル「誰かが辿り着けば、と言った所か……だがまあ、これも悪くは無いだろう。俺もルートを選定して向かうとしよう 」

アガラ「(ここまで付いてきた、来て……しまったな……)……とりあえず、人の少ないルートに、後から行こうかな…… 」

草加雅人「―――――おい。(森ノ宮の背後から声をかける)ここから先、何が起きるか分からない。ひとりでの行動は危険だ。ここはアンタに同行しても…いいかなぁ?(アルコールティッシュで自分の指先を磨きながら尋ねる) 」

海馬瀬人「ふぅん…!凡骨決闘者(デュエリスト)が偉そうに…!いいだろう!そこまでいうのならついてくるがいい!しかし何が起ころうとも!この俺は止まらんぞ!全☆速★前☆進★DA!フハァーーーハハハハハ!(自分が選んだルートを颯爽と突き進みはじめた) 」

磯野「突撃しまああああああああああああす!!!!(海馬についていく) 」

森ノ宮「(なるべく少人数、となるとまあ……向こうの若人の方々はちょっとしんどいな。ウェルドは……悪くないが、"苦手なタイプの相手"が多分ダブる、となると……)………まさか誘いが来るとはな……俺で良いなら組ませて貰う。あんたは色々器用そうだしな(草加へと振り返り)(………能力以外の部分がかなり気掛かりだが…まあ、こういうのは俺の受け持ちだな) 」

霞「……誘ってるつもり?……いいよ、乗ってあげる。(先導をするかのような黒い男の後を進む) 」

サムス「であれば、火力支援を名乗り出さえて貰おう。いざとなれば……手を貸す。(森ノ宮の肩を叩き、静かに告げる。彼の危惧も織り込み済みのようだ) 」

芹沢あさひ「(話も聞かず一人で突っ走っていく) 」

ホセ「はっはっはっはっは!チームエゼルタームよ!覚悟するがいい!ここからが本当の勝負!我らの本当雨の力を見せてやろう!!うおーーーーーーん!!(ダセェ!その足で!何も恐れずに走り出し未来へ続くその道を切り開いてゆく) 」

YND「飛び出していけ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!宇宙の彼方!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!目の前を!!!!!!!!ブチ抜く!!!!!!プ!!!!ラ!!!!ズ!!!!ッマ!!!!!!!!!!!(ぶっ壊した自家用車に乗ってホセに続いて飛び出していけ、宇宙の彼方) 」

エドモンド本田「じゃあ、ワシらは早速あっちに向かうとするかのう!!なあに、ぶち投げて一気に進んで、終いじゃあ! 」

逆走G「うお!!!!!!!!!!!前から車が!!!!!!!!!!!!!!!!!!(第2区画へ逆走していく) 」

ブランカ「オウ!!俺達、ストリートファイターなら、ラクショウだ!ウホホ!!(本田に続いて、歩いて行く) 」

ダルシム「焦りは禁物。しかし、早急に対処せねばならん………汝ら二人が居るのならば、心強い。すぐに向かうとしよう(ヨガのポーズでブランカと本田と共に歩いて行く) 」

ユキ「じゃ、あたしはこっちで!みんなで頑張りましょーねー♪(にこやかに言ってサササーッとソロで奥に進もうとする) 」

セルド「待て氷女(こおりおんな)、アンタお尋ね者の自覚あるのか……?(汗半眼でユキに立ち塞がる)同行させてもらうぞ。邪魔はしないと約束するけど勝手は見過ごさないからな 」

ユキ「え~↑……? は~~クソ面倒なのに捕まったにゃ~……^^ 」


かくして、大勢のプレイヤーたちは散り散りに分かれ、各々の道を突き進む。
その先で待ち受けるものは―――――



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最終更新:2025年05月15日 22:24