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"智"の言葉
賢者や偉人が残していった格言の中にのみ人類が集結しているわけではない。
市井の人々が交わす言葉の中にも、この世の真理は転がっている。
経験が血となり肉となり、やがて言葉になった時、
この世に智慧が生み落とされてきた。
道に散らばった智慧から、胸に響く言葉を見つけ出すこと。
それがあなたの武器になる。
「幸せだけしか感じなくなっちゃうと、みんなそれが当たり前になっちゃう。
そうしたら、誰も幸せなことを「幸せ」だと感じられなくなる。もっと…もっと…もっと、幸せになりたい…!
そうやって手を伸ばし過ぎたら…幸せのない悪夢の中へと落ちちゃう。それって…とっても怖いことだよ。 」
『
カガミアワセ』より。
人は欲望のままに生きて溺れ逝く。幸福を追求し過ぎた先に待つのは奈落の如き不幸。
有り難いことを有り難くなった時、人は人であることを失うのだろう。
「…「本当の幸せ」はね、つらいことや、たいへんなこと…そんなヤなことの中にある小さな希望だって思う。
お腹がすいたら、ご飯が食べたくなる… 寂しそうな人がいたら、傍にいてあげたくなる… 困っていたら、誰かがそっと手を差し伸べてくれる…!」
「ヤなことがあるから幸せは「幸せ」なの…―――――― 「幸せ」と「不幸」は隣合わせなんだよ…! 」
『
カガミアワセ』より。上記の台詞に続く。
苦痛を背負う人々は幸せな道だけを選びたがる。それはおかしなことではない。
そうした悲しみの連鎖の中で得られる小さな喜びこそが、何にも代えがたい「幸せ」なのだから。
「夢みたいな夢を一人で見たいんじゃない…夢のような現実をみんなと一緒に見たいんだッ!!!」
『
カガミアワセ』より。
夢と現の不安定な狭間で、少女は揺るぎない確かな真実を叫ぶ。
「"しあわせ"は、"不幸"があるから生まれるの!"不幸"があるから、"しあわせ"が生まれるの!
辛いことや苦しいことは…楽しいことや嬉しいことに変わっていくし、その反対だってある!
だからみんな、"しあわせ"になれるために頑張って生きていこうって、歩き続けるんだよ…!!」
『
劇場版カオスドラマ 大乱闘カオスマッシュピード[Re]master』より。
異なる世界の自分との対峙の際に言い放った、幸せへの命題。
炎と煙のように、光と闇のように、幸と不幸は表裏一体なのだ。
「太陽の光が出ているうちは星みたいに弱い光が輝けない。」
よっちゃん自身が意図的に生み出した名言
「自分で変えようとしないと何も始まらないのさ。」
掲示板・雑談にて
「そこで諦めたらおしまいねん!どんなドラマでも最後まで続けい!」
『
記憶喪失編』より。
本編屈指の名言。彼だからこそ響くものがある。
しかしその声は誰の耳にも届かなかった。
雪音「家族のために頑張っているってのはわかったわ!でも、その先不安だったりしないの? 」
「虹が見たけりゃ少しの雨は我慢することだ」
この男に後退の二文字無し
「この世に天国も地獄もねぇ!あるのは今だけだ!」
四季映姫を盗撮して地獄行きにされると回りから言われた時のセリフ
「・・これだけはお聞き入れください。「正義」とは危険や死・身の破滅など「負の連鎖」と常に隣り合わせ・紙一重の位置にあるのです。正義を貫くことはそれらを恐れないことではありません・・・。恐れを抱いても尚、突き進むことが「正義を貫く」と言うことなのです。」
悲しみにくれる
桃虹桜に言った正義についての言葉。
「深呼吸して、一言、YESと言うんだッピ!そうすれば闘いは終わるッピ! 」
やられたらやりかえす…それで戦争は止まるのか?どちらかが柔らかくなればいい。
「どれだけ孤独に立ち向かったか、どれだけ不安に立ち向かったか、それが自分を強く大きくする唯一の手段ですわ。」
「――その通りだ。私には君の過去や未来の可能性を見出すことは出来ても、“意志”までは見えない。相手の考えていることなど知る由もない。それに――そもそも“理解される”ことがそこまで重要なことだとは思えんのだよ。人には人の価値観があり、それぞれそれに見合った歩むべき“運命”があるんだ。……ただ私は、君が本当に望んでいる“世界”を心の底から応援したいだけ――…… 念のため言っておくが私は宗教の回し者ではない。思ったこと、そして事実を述べたまでだよ。当然、理解して欲しいとも思っちゃいないさ。」
槭に向けて放った言葉。否定もせず肯定もせず、ただ“人間”として皆の味方でありたいと告げた時の言葉。
見観子「・・・そう、ですね。泡沫の夢、でも今は。・・・もう少しだけ、のんびりしていたいです。」
「その泡は掴み取れ」
掴めるはずのない物を掴めと無茶を言う。
それもその筈だ。彼はそう言って泡を掴んだのだから
「真相を突き止めるまで死んでも帰らないでござる」
ターゲットの前に立ちはだかるマリオに言い放ったが直後吹き飛ばされる。
「失敗について考えるな。成功を見せろ」
圧倒的な物量でリンクに勝った時の励まし。
成功は勝ちのこと
「くだらなくて何がいけないんだ?ただくだらないだけだろう?」
「自分から言い出さなきゃ、幸せは訪れてこないもんだぜ!」
「……時は動かさなければ何も起こり得る事は無い……」
紅魔館の空で桃虹桜に言った(?)一言。
「失敗は・・・・悪くない。失敗して傷ついてもいいんだ。傷つくってのは「奇跡の元」なんだ。失敗から成功は生まれる。最初っから成功なんて・・・成功とは言えねぇよ」
立ち上がろうと何度も挑戦するベリーナに諭す様に言ったアカギの言葉・・・・。傷つき・失敗を恐れていては成功は望めない、そして失敗から学びえたことを活かさなければ、何の意味もない。最初から成功は望めないものだ。
「タケル!お前は色々な人間に今俺がやったことと似たことをやってきただよ」
タケルに言った言葉
「事実ほど曲げられない物はないさ… 」
カオスの振られまくりな苦い過去を語った時の台詞
「運命とはわからん」
去る際に1人ごとを言ったセリフ
確かに運命は分からない分からないから恐れてしまうしかし恐れをクリア出来た達成感はそれは大きい物であろう?
だからこそ頑張れる、生きがいが感じると思うだろう?最初から楽な運命など存在はしない。仮に存在したとして生物として進歩しないだろう?
「才能というのは何か意味があって天から与えられたものだ。それを使わないのは罪だと思わないかい?」
立華奏の能力を評価し、彼女を機関へ勧誘する。
組織のトップに立つ者は、各人に宿る才能に目を光らせる。
「やりたいこととやるべきことが一致した時、そこから何度でも立ち上がれる。」
『
閃劇のリベリオン』より。
絶望に浸っても、己を動かす何かがそこにある限り、何度でもやり直せる。
その自身に満ち溢れた言葉が、氷冬の運命を突き動かした。
「神様は…その人が乗り越えられるだけの苦を与えるんだよ。」
絶望に暮れる親友・奏への一言。まだ女神だった彼女だからこそ言えた言葉なのかもしれない。
「何を"悪"と定めるか、何が正しいのか……
何も考えず、ただ悪を成敗するだけじゃ「仮面ライダー」にはなれない。
本当に仮面ライダーになりたいってなら、その答えは…坊主、君自身がその「公式」を見つけるんだ。」
『
復活の「R」 ~in the Reincarnated world~』より。
勧善懲悪の正義のヒーローを夢見る少年・ブンに放った冷たくも強かな言葉。
正義や悪という概念は立場や視点によって変わる曖昧なものであり、
「仮面ライダー」はその狭間で何を信じ、戦うのかを問われるものであることを示した。
「"そこ"に何らかの意味を見出すかは…その人自身が決めるものなんです。 」
『
大乱闘カオスマッシュピード』より。
意味のないものに意味があって、意味がありそうなものに意味はない。
世界に正解も不正解もない。自分が決めたもの、信じたものにこそ確かなものがある。
それを閉ざすための鍵などいらない。
故に彼は「カオス"キー"マスター」の名を、「カオスマスター」へと改めたのだった。
「私たちはいつだって、自分という物語を突き進んで生きていく「主人公」ですから!」
優木せつ菜は、葛藤する思いの中でもう一人の自分から答えを得る。
今まで目にしてきた誰かの物語…だが、物語は人の数だけ存在する。
それは、今を生きている自分自身もそうなのだ。
「たとえ時間の流れが変わろうとも、お金の流れは決して変わらないのです。
タイムイズマネーですからね。これ金言なので名言集に追加しましょう。」
『
Back to the Chaos 2024』より。
ヴォイドさん曰くこれはどちらかというと「金の言葉」に追加検討のこと。
「貴殿は、貴殿のままであればよい」
『
LAST RESORT』より。
誰しも自分とは何者なのか、その意を知る者はいない。
なればこそありのままの己を受け止めることこそが自分を知る手段ではないだろうか。
「「知る」ということは罪ダ。知ることで絶望したり、知らなかったことで後悔したりすル。
何も知らない方が幸せだということもあル。だけど「真実」とは、近づこうが離れようがいつかは向こうから迫るものなんだヨ。
その現実は、逃れようがなイ。」
『
LAST RESORT』より。
嵐千砂都に真実を語る際に零した言葉。
誰よりも世界に蔓延る真相に何度も直面してきたからこそ感じる絶望と落胆。
それでも現実は受け入れなくてはならない。
それが、「知る」という人間の根源的欲求の罪である。
「どうせ自分がやらなくても、時間は進む
でも、進むのは「誰かの時間」であって、「自分のもの」じゃない。結局自分だけ取り残されて行ってしまう」
『
LAST RESORT』より。
時間は、無限とも有限とも取れる。
どっちに捉えるかによって、「時間」の意義は大きく変わるものだ。
「―――――あなたは"命"に敏感過ぎる」
『
LAST RESORT』より。
命を刈り取る暗殺者と、命を救うメディックたる自身。
相反する者同士の対立の中で生じた「命」に対する捉え方は、逆だったかもしれない。
最終更新:2024年04月11日 17:59