Michael De Santa(マイケル・デサンタ)
概要
CVはNed Luke氏
マイケルはベテランの銀行強盗犯で、長年悪党として活躍、その名を馳せてきた。こうした犯罪経験・知識に精通する男。
出身はノースヤンクトン州(モデルはノースダコタ州)辺りのアメリカ中西部。
その反面理想家の部分があり、「人は毎日数多くの事を忘れるものだ、この事も忘れるんだな」という決め台詞を持っているほど。こうした忠告を相手に行うことも、敵対者に容赦ないトレバーとの性格の違いが現れている。ちなみにこの台詞は彼の好きな映画からの引用である。
だが9年前を機に犯罪家業から足を洗い、現在は非公式の
証人保護プログラムを受けて明るく賑やかな街・ロスサントスに位置するロックフォードヒルズ(※
ビバリーヒルズをモデルにした地域)の豪邸に暮らしている。で快適に暮らしているが、家族という新たな問題を抱えていた。
妻のアマンダはひどい浪費癖と浮気癖が治らず、甘やかされて育った2人の子供・トレイシーとジミーはわがままの限りを尽くしマイケルの手を焼かせている。
一流の悪党として成功を収め、安全に引退し欲しい物も手に入れたはずなのに、マイケルは理想と現実のギャップに悩み「惨めな人生」を送っていた。
家庭環境はお世辞にも良好とは言えないが、マイケルはむしろ家族を大切に想っている。大人しく暮らしてはいるものの、もし家族に手を出す輩があれば人が変わったように殺意をみなぎらせ排除に乗り出す。というか彼がブチ切れるのは大半が家族に危機が迫ったときである。
ただ、彼が大切にしているのは家族というよりも理想の家族で、自分の意見を押し通して家族の言葉に耳を傾けようとはしない。自分でも父親として至らない点があることは自覚しているようだが、それを指摘されると見境なく逆上する。
そんな性格のためか家族内での扱いは悪く、凶暴ながらも仲間に慕われているトレバーとは極めて対照的と言える。
また、その家族のために保守的な性格になった為か、家族以外の人間の為に動く事はあまりなく、無用なトラブルは好まない。「じっとしているのにトラブルがやって来る」と嘆いているようだ。
そんなマイケルの趣味は映画鑑賞。古い映画が好きで、特に映画監督ソロモン・リチャーズ作品の大ファンである。
軍隊や警察組織に所属したことはないが、それぞれ裏社会を知る主人公三人組の中でも銃火器の知識と腕前がズバ抜けている。犯罪者として積んできた経験の賜物だ。
人を殺害する行為そのものを楽しむ事はないが、銃を向けてくる敵を撃ち殺す事に躊躇はない。またある種のカリスマを持ち、仕事を積極的に率い仕切りたがる傾向がある。
仕事はなるべくスマートに行うことを心がけており、車を奪うときも運転手をもたつきながら引きずりおろすフランクリン、殴って乱暴に引きずり出すトレバーと異なり、銃を突きつけて相手自ら降りるよう指示し、素早く奪う。
死因
ストーリーネタバレ注意。
プランB「理想の息子」で「弟子」であったフランクリンに命を狙われることとなる。愛車を駆り逃げまわるも、運転では力及ばず、塔へと逃げこむ。攻防の末、不意をついて飛び出したフランクリンに柵の外へと投げ出されるも、フランクリンが思わず伸ばした手を掴む。そして訪れた最後の瞬間、フランクリンの決意が揺らいだ(「助ける」コマンドを選択した)場合でも、自分が生き延びればフランクリンの命も無いことを悟ったマイケルは自ら繋いだ手を切らせ、己の意思で大地へと叩き付けられる事となる。地面に叩きつけられ顔が血だらけのマイケルが映し出され、トラウマになるプレイヤーも多いはず。
最終更新:2025年01月30日 19:15