DEATH NOTE
概要
『週刊少年ジャンプ』（集英社）にて2003年12月から2006年5月まで連載された大場つぐみ（原作）、小畑健（作画）による日本の少年漫画作品。2015年9月時点で全世界累計発行部数3,000万部を突破した。
作風と死概念
「デスノート」を手に入れた主人公・夜神月と、世界一の名探偵・Lたちによる頭脳戦を描いた作品。ジャンプ王道の異能バトルでも、『週刊少年ジャンプ』の掲げる三大原則(友情・努力・勝利)でもなく、「制約・推理・策略」と頭脳戦のみで展開されており、主人公がダークサイドである点と合わせて、類稀なる異色作。物語に施された様々な展開を小説的手法で描写しており、各々の登場人物が与える「行動・言語・心理」と「正義の価値観」の共感・対立にリアリティを追求してる。そして、登場人物達の死から得られる思考、そして人格形成を歪ませる状況と油断、そして予測不能の超展開により、天才の緊張感溢れる心理戦を哲学的現実性を徹底的に描写し、その斬新さは近年の漫画界でも屈指の衝撃的芸術だろう。
是非とも、彼らに待ち受ける運命を漫画で読んでほしい。
死亡キャラ一覧
第一部(単行本 1巻 - 7巻)
第二部(単行本 7巻 - 12巻)
最終更新：2025年02月15日 22:30
