DRAGON QUEST -ダイの大冒険-

概要

1989年から1996年まで『週刊少年ジャンプ』にて連載されていた原案・監修:堀井雄二、原作:三条陸、作画:稲田浩司による漫画。稲田先生の体調不良により、続編(第2部):魔界編の企画進捗は公式にて現在も検討中だと明かされている。2022年4月時点で単行本の発行部数は5000万部を突破している。

作風と死概念

スクウェア・エニックス(以下:スクエニ)と集英社の主導によるメディアミックスで企画・連載された漫画である。スクエニの人気RPG『ドラゴンクエストシリーズ(以下:ドラクエ)』を原作とし、ドラクエの発案・監修である堀井雄二が原案・監修を手掛け、集英社の三条陸と稲田浩司が各々で脚本と作画を担当した。
タイトル通り、ドラクエシリーズを題材にしており、登場する雑魚モンスター、魔法、職業などの根幹に関わる設定がゲームと共通してるが、「ゲームと同じ内容ではつまらない」という監修・堀井も意見を受け、ストーリーと世界観が一新され、ゲームとの繋がりが無くなった。随所にゲーム作品をリスペクトした要素を含ませしつつ、少年漫画らしいアクションシーンの要素を支流にし、連載開始時にも子供達に高い人気を維持した漫画となった。

「ドラゴンクエスト」というゲーム関係もあり、子供達を泣かせる味方キャラの死亡ラッシュ(実は連載中盤にも集英社がダイ、ポップ、ヒュンケルを含む味方陣営の死亡ラッシュを提案した為、堀井、三条、稲田の猛烈反対で白紙化した。)は撤回されており、寧ろ幅広い年齢層も安心して見れる構図である。大半の味方キャラが絶対に亡くならない安心感による作風で、どんな場面でも生き残る不死身のヒュンケル死の淵に立つ度に形成逆転フラグを回収するクロコダイン数々の奇跡と友情を紡いできた人気No.1のポップ作中内で絶対必勝を貫く魂を持つ主人公のダイ等、ジャンプ誌の印象的な名キャラを排出している。逆に大半が死亡する魔王軍には重点的にもスポットを当てており、印象的な最期のキャラが多い。ジャンプ誌に刻んだ魔王軍の名悪役達にも、作中内で無駄死にじゃなかったと読者に感銘と感動を与えており、本作の全ての死亡キャラが作品の魅力を最大限引き出す役割を果たした。続編(第2部):魔界編は公式にて現在も制作主導3名との協議をしながら検討中とのこと、原作?、アニメ?、両立?で復活するのかは不透明である。打ち切りとなった原作が魔界編で復活するのかは冒険ビットの完結後にも決まってきそうだ。
是非とも、安心感を持って読んでほしい。

死亡キャラ一覧

魔王軍六大軍団編(公式名称不明)と超魔生物編(公式名称不明)

最終章・バーンパレス最終決戦編(公式名称不明)

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最終更新:2025年02月15日 19:54
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