概要

ジョジョの奇妙な冒険」第三部に登場する敵キャラクター。
スタンド(超能力を持つ像)能力者で、特にこれといった特殊能力を持つわけではないが「力を奪い動きを封じるフジツボを寄生させる」「水をかいて渦巻きを発生させる(更に鋭いうろこを渦に撒いて敵を切り裂く)」などの技を持ち水中戦に特化したスタンド「ダークブルームーン」を持つ。
また、腕などにある水かきは高速回転させてカッターのように扱うことができる。
スタンドがいくら水中で強くてもスタンド使い本体も水中にいれば当然窒息してしまうが、彼は肺活量を鍛えており6分以上もの潜水記録を持っている。

承太郎(主人公)一行が宿敵DIOがいるエジプトへ向かう際に乗った船の船長に化けていたDIOの刺客で、承太郎たちを1人ずつ海中に沈めて始末する予定だった。
しかし承太郎の機転によって正体をばらされてしまい、本性を現し戦闘になる。

「テニール船長に化けていた男」というだけで本名が判明していないため、偽キャプテン・テニールやキャプテン・テニール(偽)などと呼ばれる(作中では彼のことは正体がバレるまでは船長、正体がバレてからはオッサンとしか呼ばれていない)。

最期

承太郎を海中に引きずり込むことに成功した彼は承太郎の全身にフジツボを寄生させて身動きが取れないようにしたうえで鱗のカッターが乱舞する巨大な渦の中に取り込み、圧倒的優位に立つ。
最後にスタンド本体によるトドメを刺そうと接近したところ、身動きできないのではなくあえて身動きせずにスタンドの指に力を集中させていた承太郎がスタンドの指を剣のように鋭く伸ばしてダークブルームーンの頭部を切断する。
偽キャプテン・テニールも頭部に致命傷を負い、海の底へ沈んでいった。
死亡シーンが描かれているわけではないが、この状況から生還できるとは考えにくく、死亡したものと考えられる。

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最終更新:2025年02月08日 21:10