アンチパターン
ソフトウェア開発におけるアンチパターンとは、悪い結果をもたらしてしまう、よく見られる実装のこと。ここではカルネージハートエクサにおけるアンチパターンとその対処法を示す。
ミサイルや地雷などの強力な武装や
オプションを使わずに戦闘が終了してしまう状態。閉幕や撃破されそうな時は強力な武装や
オプションを使うようにしよう。
1対3が何度も起きて各個撃破されてしまう状態。特に複数設計図の場合は突撃役を霧やミサイルでサポートするなど、1対3が何度も生まれるような状況を避けよう。
処理が複雑に絡み合った状態。バグを生みやすく、修正が困難になってしまう。なるべく交差がないようにしよう。
ローカルループから抜け出せなくなってしまった状態。動かなくなる。ローカルループから出るための判断を組み込んでおこう。たいていの場合はローカルループに入る時の条件を抜け出す条件としておくと解決する。
特定の機体とスパーリングして、その相手には勝てるものの、他の相手に有効な処理がないような状態。なるべく複数の相手とスパーリングして問題点を見つけておこう。
本来なら特定の相手に対してのみすべき行動を他の相手にもしてしまっている状態。地雷を持ってない相手にも自分の地雷を回避しようとする、カノンガードをしようとしてアサルトやショットに反応するなど。その処理をすべきでない相手を見極めよう。
判定が緩すぎて本来必要ない処理が動いてしまう状態。味方を狙ったミサイルに誘導妨害を使うなど。判定条件の閾値を適切に設定しよう。
2つ以上の動作が干渉している状態。急速旋回を旋回停止で止めてしまう、回避行動のジャンプが同一フレームの移動でキャンセルされてしまうなど。どのように流れるかを一度追ってみて動作チップが他の動作チップでキャンセルされないか確認しておこう。
あらゆる情報を常に監視している状態。相手の装備や
フィールドの状態などの情報を毎ループ確認しているなど。開幕で必要な情報をカウンタに入れておく、必要なタイミングでだけ判断するように実装するなどしておこう。
あらゆる状況に対応しようとしすぎて弱くなってしまった状態。適正距離の違う武装を使い分けて全距離対応しようとしてどの距離でも勝てなくなるなど。自分の得意な戦術に特化するように
ハードウェアを組み立てて、苦手な相手には
ソフトウェアで対策を組み込んで対応したり、どうしても勝てない相手は引き分け狙いや諦めるなどしよう。
取るべき戦術を阻害するような判断を組み込んだ状態。突撃車両で回避行動を最優先で取るなど。その機体の戦術の骨を絶対に見失わないようにしよう。
処理の優先度を間違った状態。例えば敵の車両型が至近距離まで突撃してきているような非常時に、回避よりも真正面に捉えることを優先して自動旋回を使って前進している状態など。どのような状況が緊急性が高いかを考えて処理順を調整しよう。
処理の始まりから終わりまでに何フレームもの時間がかかる状態。必要な処理を通るまで判定できないため、あらゆる反応が鈍くなってしまう。ローカルループを用いたり、ジャンプ中は回避や移動処理を通さないなど自機状態によって処理を省く工夫をしよう。
最終更新:2024年11月02日 02:53