『聞け! この地に集いし全てのものたちよ!』
まみか、理愛、コーガ様の三人がアンテン様の神社の境内から出た瞬間、デスタムーアの放送が鳴り響く。
それを聞いた二人はすぐにデイバックからルールブックを取り出そうとするが、ここでコーガ様の方がこんなことを言いだした。
それを聞いた二人はすぐにデイバックからルールブックを取り出そうとするが、ここでコーガ様の方がこんなことを言いだした。
「なあ、ここで読むのは流石にまずくないか?」
「……確かに」
「……確かに」
NPCが闊歩している外で名簿を読むのは危ない、というごく普通の考えを示すコーガ様に、不承不承という態度をありありと見せながら同意するまみか。
結局、寺に戻ってから名簿を読むことにした三人。
途中に何かトラブルが起こることもなくあっさりと戻ってこれた三人は、早速名簿を確認し始めた。
なお、理愛だけはさっきルールブックを燃やしてしまったので、まみかのルールブックを横から覗き込む形で見せてもらっている。
結局、寺に戻ってから名簿を読むことにした三人。
途中に何かトラブルが起こることもなくあっさりと戻ってこれた三人は、早速名簿を確認し始めた。
なお、理愛だけはさっきルールブックを燃やしてしまったので、まみかのルールブックを横から覗き込む形で見せてもらっている。
「うーん、俺様の知っている奴はいないな」
名簿を確認し終えたコーガ様が、なんともいえない微妙な表情で呟く。
彼としてはイーガ団の部下がこんな殺し合いにいないことにホッとするが、同時に無条件に信頼できる存在がいない心細さも感じる。
彼は決して戦えないわけではないが、正直そこまで強くない上に現状ボロボロなので、はっきり言って非常に不安だった。
彼としてはイーガ団の部下がこんな殺し合いにいないことにホッとするが、同時に無条件に信頼できる存在がいない心細さも感じる。
彼は決して戦えないわけではないが、正直そこまで強くない上に現状ボロボロなので、はっきり言って非常に不安だった。
一方、まみかと理愛の名簿に対する反応は大きく異なった。
まみか当人の知人は参加していないものの、理愛が語った名前がそこにはある。
まみか当人の知人は参加していないものの、理愛が語った名前がそこにはある。
『清良トキ』
理愛にとっては最悪の名前と言ってもいい。
宿敵で、母やクラスメイト、そして自身の心と体を滅茶苦茶にした存在で――
宿敵で、母やクラスメイト、そして自身の心と体を滅茶苦茶にした存在で――
初めて好きになった男の子。
そんな複雑怪奇な思いを抱く相手の名前が、確かに存在していた。
そんな複雑怪奇な思いを抱く相手の名前が、確かに存在していた。
勿論、理愛はトキを酷く危険視している。
彼は社会を滅茶苦茶にするつもりはない、と語ったがそれはあくまで元の世界の話。
この限られた箱庭の中で行われる殺し合いの中、他者の命を慮る存在ではない。
更に言うなら、NPCの存在がトキの厄介度合いを跳ね上げる。
彼は社会を滅茶苦茶にするつもりはない、と語ったがそれはあくまで元の世界の話。
この限られた箱庭の中で行われる殺し合いの中、他者の命を慮る存在ではない。
更に言うなら、NPCの存在がトキの厄介度合いを跳ね上げる。
理愛が最初に遭遇したゴブリンのような、性欲を滾らせる存在はトキにとっては恰好の獲物だ。
彼の魔法で淫欲を操り、ゴブリンを良いように扱うなど造作でもないだろう。
おまけに演技力も高いので、もしかしたら殺し合いに乗っていない参加者の集まりに紛れ込んでいるかもしれない。
彼の魔法で淫欲を操り、ゴブリンを良いように扱うなど造作でもないだろう。
おまけに演技力も高いので、もしかしたら殺し合いに乗っていない参加者の集まりに紛れ込んでいるかもしれない。
「おい、ひょっとしてお前知ってる奴がいるんじゃないだろうな? だとしたら教えろ!」
一方、コーガ様は名簿を見る理愛の表情から何をどう判断したのか、こんなことを言いだす。
彼の言い分は事実その通りであり、教えないというのも理屈に反するだろう。
彼の言い分は事実その通りであり、教えないというのも理屈に反するだろう。
「分かりました。じゃあ、トキくんについて話します……」
なので理愛は全てを語ることにした。
清良トキが魔罪人という宿敵であること。
彼の企み。
清良トキが魔罪人という宿敵であること。
彼の企み。
そして、彼が自身に何をしたかも。
途中まみかが「何もそこまで」と言いたげな目で理愛を見たが、彼女は全てを話した。
それはなぜか、まみかはおろか理愛自身にすら分からない。
彼女の性格から、上手く誤魔化すことができなかったのかもしれないし、あるいは単に勢いで全て喋ってしまったのかもしれない。
それはなぜか、まみかはおろか理愛自身にすら分からない。
彼女の性格から、上手く誤魔化すことができなかったのかもしれないし、あるいは単に勢いで全て喋ってしまったのかもしれない。
とはいえ、トキの所業を全て知ったコーガ様の反応はこうだ。
「お、おう……」
ドン引きだった。
理愛に憐憫の情を覚えるとか、トキの所業に憤るとかではなく、ただただ引いていた。
理愛に憐憫の情を覚えるとか、トキの所業に憤るとかではなく、ただただ引いていた。
コーガ様は理愛の話を自身の世界観に置き換え、勇者と魔王の世界を掛けた戦いだと認識している。
そして彼が長を務めるイーガ団は、かつて魔王と呼ばれたガノンを崇拝し、今のハイラルの破壊を望む組織である。
なので、彼としては理愛よりもトキよりの視点で話を聞いていた。
だがそれはそれとして、コーガ様はトキの所業にドン引きした。
そして彼が長を務めるイーガ団は、かつて魔王と呼ばれたガノンを崇拝し、今のハイラルの破壊を望む組織である。
なので、彼としては理愛よりもトキよりの視点で話を聞いていた。
だがそれはそれとして、コーガ様はトキの所業にドン引きした。
敵を倒すために手段を選ばないのは理解できる。
イーガ団の末端員は旅人に化けて勇者に攻撃を仕掛けるなど当たり前だ。
かつて自分を一度倒した相手に思う所があるのも理解できる。
イーダ団も、かつて自身を追放したハイラルをずっと憎んでいるからだ。
イーガ団の末端員は旅人に化けて勇者に攻撃を仕掛けるなど当たり前だ。
かつて自分を一度倒した相手に思う所があるのも理解できる。
イーダ団も、かつて自身を追放したハイラルをずっと憎んでいるからだ。
それでもドン引きだった。
イーガ団も悪の組織ではあるが、そこまで女に対し非道な所業はしない。
男やもめであるが、別に女に飢えているわけでは無いので。
というか、そこまでして心を折りにかかる意味はあるのだろうか。
いくらでもさっさと殺す手段はあったろうに、なぜわざわざ生かしていたのだろうか、とコーガ様は疑問に思っていた。
イーガ団も悪の組織ではあるが、そこまで女に対し非道な所業はしない。
男やもめであるが、別に女に飢えているわけでは無いので。
というか、そこまでして心を折りにかかる意味はあるのだろうか。
いくらでもさっさと殺す手段はあったろうに、なぜわざわざ生かしていたのだろうか、とコーガ様は疑問に思っていた。
まあ、理愛を殺せば心の世界とやらが異変を察して、世界を作り変えるより先に援軍を送り込むかもしれないので、心を壊すだけの方がいいのかもしれない。
そうコーガ様は内心で納得しようとするも、いやそれにしてももう少しやりようはあるだろ、とやはり無理があると思ってしまう。
そうコーガ様は内心で納得しようとするも、いやそれにしてももう少しやりようはあるだろ、とやはり無理があると思ってしまう。
つまるところ、コーガ様にとってトキの所業は趣味が悪いとしか思えない。
だからドン引きしていたのである。
それともう一つ
だからドン引きしていたのである。
それともう一つ
(あの時、なんか悪いこと言っちまったな)
コーガ様にしては珍しく、反省をしていた。
その内容は彼と理愛が初めて遭遇した時に言ったこの一言。
その内容は彼と理愛が初めて遭遇した時に言ったこの一言。
『……変な奴がいるぞ!』
最初は殺し合いの最中激しめの一人遊びをする変な奴と思ったが、事情を聞けばそれが本意ではないことくらいは分かる。
別に殺しにかかったことを反省したわけでは無いし、なんだったら今でも隙を見て逃げ出そうと思っている。
だがそれでも、実質的に変態扱いしたのはちょっと悪いと思っていた。
別に殺しにかかったことを反省したわけでは無いし、なんだったら今でも隙を見て逃げ出そうと思っている。
だがそれでも、実質的に変態扱いしたのはちょっと悪いと思っていた。
(とはいえそれはそれだ。
なんとかこいつらから離れないと、他の参加者を殺してアンテン様に願いを叶えてもらえねえ――ん?)
なんとかこいつらから離れないと、他の参加者を殺してアンテン様に願いを叶えてもらえねえ――ん?)
内心でいかに逃走するか考えているコーガ様だが、ここで彼はある違和感を抱き、最初に出会った時に聞いたアンテン様の言葉を思い返す。
『アンテン様に願いを叶えてもらうには……
その願いと同じだけ強い想いが込められている、「大事なもの」をお供えしなきゃいけないんだ。』
『もし大切な物が無いなら、今回だけは他の物でもアンテン様は許してくれるみたい。』
『こんな場所だからね。「参加者の死体」でも良いってアンテン様は言っているよ。』
『もちろん、願いを叶えるには、死体の「質」が重要だけど。
それはあなたにとって大切な人だったり、この戦いの中でとても強い人だったり。まあいろいろあるけどね。』
その願いと同じだけ強い想いが込められている、「大事なもの」をお供えしなきゃいけないんだ。』
『もし大切な物が無いなら、今回だけは他の物でもアンテン様は許してくれるみたい。』
『こんな場所だからね。「参加者の死体」でも良いってアンテン様は言っているよ。』
『もちろん、願いを叶えるには、死体の「質」が重要だけど。
それはあなたにとって大切な人だったり、この戦いの中でとても強い人だったり。まあいろいろあるけどね。』
(あ、そうか。別に俺様が殺さなくてもいいのか)
コーガ様が気付いたのは、自らが手を汚す必要性。
アンテン様は参加者の死体をお供えしろと言っただけで、別にコーガ様自身が殺せとは言っていない。
まさか殺し合いに乗っているのが自分だけではないだろう、と考えた彼は方針を少し考え直す。
アンテン様は参加者の死体をお供えしろと言っただけで、別にコーガ様自身が殺せとは言っていない。
まさか殺し合いに乗っているのが自分だけではないだろう、と考えた彼は方針を少し考え直す。
(となると、別に無理にこの小娘たちから離れなくてもいいのか?)
まみかと理愛は殺し合いに乗らず、なおかつ自分達を殺しにかかったコーガ様すら生かすお人よしである。
しかし、殺し合いの参加者は百人以上いるのだ。他の参加者が作った死体を集めるだけでいいのではないか?
むしろ殺し合いに乗っておらず、なおかつ敵すら殺す気がない二人に守ってもらうのも手ではないか?
しかし、殺し合いの参加者は百人以上いるのだ。他の参加者が作った死体を集めるだけでいいのではないか?
むしろ殺し合いに乗っておらず、なおかつ敵すら殺す気がない二人に守ってもらうのも手ではないか?
(いや、でもなあ……)
しかしコーガ様は今思い浮かんだ考えを否定する。
理屈の上ではありかもしれないが感情としては否定したい上、おまけに二人の性格だと、コーガ様を出会った他の参加者に悪く紹介することは確実だ。
そうすれば間違いなく警戒される。
おまけにアンテン様のことまで知っている状況で、コソコソ死体集めをしているとバレれば何をされるか分かったものではない。
理屈の上ではありかもしれないが感情としては否定したい上、おまけに二人の性格だと、コーガ様を出会った他の参加者に悪く紹介することは確実だ。
そうすれば間違いなく警戒される。
おまけにアンテン様のことまで知っている状況で、コソコソ死体集めをしているとバレれば何をされるか分かったものではない。
(いや、やっぱり駄目だ。なんとかしてこいつらから逃げるぞ!)
内心でコーガ様が決意を新たにしていると、まみかが出発を促してくる。
どうやら、彼の知らぬところで次の目的地を決めてしまったらしい。
当然抗議する彼だが、理愛曰く「声を掛けたけど反応しなかった」とのこと。
明らかに考えに没頭していた自分が悪いので、彼は反論が思いつかなかった。
どうやら、彼の知らぬところで次の目的地を決めてしまったらしい。
当然抗議する彼だが、理愛曰く「声を掛けたけど反応しなかった」とのこと。
明らかに考えに没頭していた自分が悪いので、彼は反論が思いつかなかった。
ともかく、出発しようとコーガ様が立ち上がった瞬間――
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!
何の前触れもなく寺がいきなり震え、三人はバランスを崩して転びかける。
(ここだ!!)
しかしコーガ様はこれをチャンスと捉えた。
彼は瞬時に体をまるでコマのように回転させたかと思うと、目にも止まらぬ速さで神社を脱出する。
彼は瞬時に体をまるでコマのように回転させたかと思うと、目にも止まらぬ速さで神社を脱出する。
「えっ」
「ま、待ってください!」
「ま、待ってください!」
呆気にとられるまみかと、咄嗟に魔法を使って追いかけようとする理愛だが、それより早く寺の崩落が始まり、まずは近くの柱が折れた。
そしてそのまま寺も崩壊する。
幸い二人とも魔法少女に変身していたので寺からの脱出自体は問題なかったが、咄嗟のことだったのでコーガ様を完全に見失ってしまう。
代わりに二人の前に居るのは――
そしてそのまま寺も崩壊する。
幸い二人とも魔法少女に変身していたので寺からの脱出自体は問題なかったが、咄嗟のことだったのでコーガ様を完全に見失ってしまう。
代わりに二人の前に居るのは――
「……」
地獄の幽鬼もかくやと言わんばかりの冷たい目をした、黒い長髪の男だった。
◆
時は少し遡る。
D-7 シフティ・シャフトから転移したエレンが最初に目撃したのは、森の中に佇む一基の鳥居だった。
もっとも、彼は鳥居というものを知らないので、よく分からない門のようなものという認識だが。
D-7 シフティ・シャフトから転移したエレンが最初に目撃したのは、森の中に佇む一基の鳥居だった。
もっとも、彼は鳥居というものを知らないので、よく分からない門のようなものという認識だが。
エレンは警戒しつつも鳥居をくぐる。
するといきなり風景が変わり、少し歩くと巫女服という彼からすれば見慣れない服装をした少女が現れた。
それだけならただの邂逅だが、少女の首元には殺し合いの参加者の証である首輪が存在しない。
彼が少女を警戒するには十分な理由だった。
するといきなり風景が変わり、少し歩くと巫女服という彼からすれば見慣れない服装をした少女が現れた。
それだけならただの邂逅だが、少女の首元には殺し合いの参加者の証である首輪が存在しない。
彼が少女を警戒するには十分な理由だった。
「おや、今日は千客万来だね」
少女はエレンの警戒などないかのように、柔らかな笑みを浮かべて応対する。
当然、彼が警戒を解くはずもないのだが、彼女は構わず話を続ける。
当然、彼が警戒を解くはずもないのだが、彼女は構わず話を続ける。
「ここはアンテン様の神社。
本来ならアンテン様に招待されたものしか入れないけど、ここでは特別。
あの鳥居を潜れば誰でも入ることができるのさ」
「お前は……何だ?」
本来ならアンテン様に招待されたものしか入れないけど、ここでは特別。
あの鳥居を潜れば誰でも入ることができるのさ」
「お前は……何だ?」
少女の話を打ち切り、質問するエレン。
その問いに彼女は、さっきとは違う笑みで答える。
目の前にいるはずなのに、半月に裂けたような口元しか見えない不気味な表情で。
その問いに彼女は、さっきとは違う笑みで答える。
目の前にいるはずなのに、半月に裂けたような口元しか見えない不気味な表情で。
「『コンペ・ロワイアル』の『NPC』さ」
「そうか」
「そうか」
少女の表情など一切気にかけず、エレンは矢継ぎ早に質問を続ける。
「それで、お前は何をするんだ?
さっきの蝶みたいに纏わりついて来るのか?」
「何かするのはアンテン様なんだけどね。
まあ、簡単に言うならお供え物を貰うことで、願いを叶えてくれるんだよ。」
さっきの蝶みたいに纏わりついて来るのか?」
「何かするのはアンテン様なんだけどね。
まあ、簡単に言うならお供え物を貰うことで、願いを叶えてくれるんだよ。」
そこから先は、この神社へ先に訪れていたコーガ様やまみか達が聞いた説明とほぼ同じだった。
祠に捧げものをすることで願いが叶うこと。
願いを叶える為の捧げものには、願いと同じだけの思いが詰まっている物ではないとならないこと。
この殺し合いの中に限り、参加者の死体でも構わないこと。
神社の境内に長くいすぎる、暴力行為を働く、アンテン様に危害を加えようとするとペナルティを与えること、などなど。
祠に捧げものをすることで願いが叶うこと。
願いを叶える為の捧げものには、願いと同じだけの思いが詰まっている物ではないとならないこと。
この殺し合いの中に限り、参加者の死体でも構わないこと。
神社の境内に長くいすぎる、暴力行為を働く、アンテン様に危害を加えようとするとペナルティを与えること、などなど。
その話を聞いたエレンは、興味深げに頷いた後即座に踵を返した。
「おや、願いはいいのかな?」
意外そうな顔で問う少女に対し、エレンの返事は端的だ。
「捧げられる物がない」
「そうかい?
君が腰に携えている物、立体機動装置だったかな? それを捧げるなら、殺し合いの脱出が叶うよ」
「……何だと?」
「そうかい?
君が腰に携えている物、立体機動装置だったかな? それを捧げるなら、殺し合いの脱出が叶うよ」
「……何だと?」
少女の言葉は余りにも予想外で、エレンは思わず振り返り、こう問いかけてしまう。
「……もし脱出できたら、俺の願いは、パラディ島を守ることはできるのか?」
「いいや。アンテン様に願って脱出しても、何でも願いが叶う権利は手に入らないよ。
ただ本来の運命に戻るだけ。
まあ、殺し合いに来る前に運命が終わっているのなら、今の状態で関われるから何かしら変えられるかもしれないけどね」
「……?」
「いいや。アンテン様に願って脱出しても、何でも願いが叶う権利は手に入らないよ。
ただ本来の運命に戻るだけ。
まあ、殺し合いに来る前に運命が終わっているのなら、今の状態で関われるから何かしら変えられるかもしれないけどね」
「……?」
少女の言葉に首をかしげるエレン。
まさかこの殺し合いに一度死亡した後、蘇生させて参加させられた者がいると、彼には想像もできないのだ。
まさかこの殺し合いに一度死亡した後、蘇生させて参加させられた者がいると、彼には想像もできないのだ。
結局、何をするでもなくアンテン様の境内から出ていったエレン。
それからあてもなく探索していると、今度は違う建物を見つける。
そこから何やら人の声が聞こえたので、彼は躊躇なくグラグラの実の力を建物にぶつけた。
それからあてもなく探索していると、今度は違う建物を見つける。
そこから何やら人の声が聞こえたので、彼は躊躇なくグラグラの実の力を建物にぶつけた。
エレンは目の前にあるものが寺とは知らないし、それがどういうものか知っていたとしても止めはしないだろう。
彼の進撃の意志を止めることは、誰にもできないのだから。
彼の進撃の意志を止めることは、誰にもできないのだから。
轟音を響かせて崩れ落ちる寺。
これで中にいる奴は死んだだろう、と思ったのはつかの間。
中から少女二人、まみかと理愛が凄まじい勢いで脱出してきた。
これで中にいる奴は死んだだろう、と思ったのはつかの間。
中から少女二人、まみかと理愛が凄まじい勢いで脱出してきた。
なお実際はもう一人、コーガ様がその前に脱出していたのだが、別の位置から脱出したので誰にとっての幸か不幸か、エレンが気付くことはなかった。
「……駆逐してやる」
エレン当人すら意識せず漏れ出す強烈な殺意。
並の人間なら怯むだけでは済まないであろう意志は、しかし少女二人を怯ませるには足りない。
即座に立ち上がり、各々ステッキを構えて二人は彼に相対する。
並の人間なら怯むだけでは済まないであろう意志は、しかし少女二人を怯ませるには足りない。
即座に立ち上がり、各々ステッキを構えて二人は彼に相対する。
◆
さて、ここで唐突だがF-10の地理について話しをさせてもらおう。
このエリアは地図を見ていただければわかる通り、一番目立つのは間違いなくラッキー・ランティングだ。
ならば、まみかに理愛、エレンがいる先程崩壊した寺があるのはラッキー・ランティングなのかと言われると、そうではない。
このエリアは地図を見ていただければわかる通り、一番目立つのは間違いなくラッキー・ランティングだ。
ならば、まみかに理愛、エレンがいる先程崩壊した寺があるのはラッキー・ランティングなのかと言われると、そうではない。
F-10にあるのはラッキー・ランティングだけではない。
小高い丘、小規模な林、他のエリアに続く道。そして海や川。
この中で寺があるのはラッキー・ランティングから少し外れた所にして、林がすぐ近くにある辺りだ。
なお、アンテン様の境内は林の中にある。
小高い丘、小規模な林、他のエリアに続く道。そして海や川。
この中で寺があるのはラッキー・ランティングから少し外れた所にして、林がすぐ近くにある辺りだ。
なお、アンテン様の境内は林の中にある。
そして、この地理を踏まえてエレンはエポナに乗って疾走し、戦場を崩壊した寺の傍から林へと移した。
ここならば調査兵団時代に幾度も移動してきたので、ある種一番戦いなれている場所と言えるかもしれないし、数の力をうまく分断できるかもしれない戦場だ。
それに、いくら自身が食べた悪魔の実が強力だからといって、敵が同じような力を持っていない保証もない。
更に言うなら、寺が崩壊した際に少女二人が人智を超えた速度で脱出している瞬間を目撃しているので、真っ向勝負をする気にはならなかった。
ここならば調査兵団時代に幾度も移動してきたので、ある種一番戦いなれている場所と言えるかもしれないし、数の力をうまく分断できるかもしれない戦場だ。
それに、いくら自身が食べた悪魔の実が強力だからといって、敵が同じような力を持っていない保証もない。
更に言うなら、寺が崩壊した際に少女二人が人智を超えた速度で脱出している瞬間を目撃しているので、真っ向勝負をする気にはならなかった。
実の所、エレンの判断は間違っているわけでは無い。
まみかも理愛も林で戦闘した経験はない上、連携できるほど互いの魔法を知っているわけでもない。
ただでさえまともに連携できない上に、エレンは数の力を分断しにかかってきている。
おまけに基本的に理愛はソロの戦闘しか経験していない。
戦い以外ではトキやミリカが支えてくれていたが、直接的な戦闘はいつも一対一だった。
故にこんなことが起こってしまう。
まみかも理愛も林で戦闘した経験はない上、連携できるほど互いの魔法を知っているわけでもない。
ただでさえまともに連携できない上に、エレンは数の力を分断しにかかってきている。
おまけに基本的に理愛はソロの戦闘しか経験していない。
戦い以外ではトキやミリカが支えてくれていたが、直接的な戦闘はいつも一対一だった。
故にこんなことが起こってしまう。
「セ・ヴィト・コム・ベント!」
理愛が呪文を唱え、杖でブーツを叩くと、背中にある羽が翼を広げ彼女は宙を舞う。
そのまま一直線に、疾走するエレンに向けて進む理愛。
いくらエポナが名馬でも、歩けば五分以上かかる距離を十数秒で駆け抜けられるほどのスピードではない。
故に本来ならすぐに追いつくはずだが――
そのまま一直線に、疾走するエレンに向けて進む理愛。
いくらエポナが名馬でも、歩けば五分以上かかる距離を十数秒で駆け抜けられるほどのスピードではない。
故に本来ならすぐに追いつくはずだが――
「きゃっ! ひゃぁ!?」
そうはならない。
理愛は生えている木々を必死によけながら、林を飛び回っていた。
これは、彼女の今までの飛行魔法の扱いが原因だ。
彼女にとって飛行魔法は移動手段であって、空中戦をするためのものではない。
無論、アニメの魔法少女がそういう戦い方をしているのを見た記憶があるような気はするが、あくまでアニメ。実情とは異なるものだ。
少なくとも、彼女にとっては。
理愛は生えている木々を必死によけながら、林を飛び回っていた。
これは、彼女の今までの飛行魔法の扱いが原因だ。
彼女にとって飛行魔法は移動手段であって、空中戦をするためのものではない。
無論、アニメの魔法少女がそういう戦い方をしているのを見た記憶があるような気はするが、あくまでアニメ。実情とは異なるものだ。
少なくとも、彼女にとっては。
「シャイニング・シャワー!!」
その穴を埋めるように、今度はまみかが魔法でエレンを狙う。
この魔法はマジカル・スプレッシュ・フレアとは違い、ハートの群れを撃ちだして攻撃するものだ。
どちからというと、必殺技というより牽制や手数を重視する魔法である。
この魔法はマジカル・スプレッシュ・フレアとは違い、ハートの群れを撃ちだして攻撃するものだ。
どちからというと、必殺技というより牽制や手数を重視する魔法である。
故に、ハートのいくつかが林の木々に当たっても、まみかからすれば別に何の問題もない。
一部が外れても、残りが命中すればいいのだから。
一部が外れても、残りが命中すればいいのだから。
だがエレンはこの状況をこう打破した。
「はぁっ!!」
エレンはエポナに乗って疾走しながら手近な木に手を触れる。
それだけで木の一部は砕け、安定性を失った木はそのまま倒れていく。
無論、エレン自身に向かって倒れないように考えたうえで。
それだけで木の一部は砕け、安定性を失った木はそのまま倒れていく。
無論、エレン自身に向かって倒れないように考えたうえで。
「えっ、ちょっと!?」
慌てて倒れる木を回避しようとするまみかだが、そもそも木は彼女とは違う方向に倒れた。
エレンがした計算はあくまで自分に向かって倒れないようにするだけで、別にまみかや理愛に向けて倒したわけでは無い。
そもそも、彼女達なら仮に倒れてきたとしても回避は容易なのだから、計算する意味がない。
エレンがした計算はあくまで自分に向かって倒れないようにするだけで、別にまみかや理愛に向けて倒したわけでは無い。
そもそも、彼女達なら仮に倒れてきたとしても回避は容易なのだから、計算する意味がない。
それだけでなく、エレンの攻撃は終わらない。
彼は同じ様に木々を倒し、二人を攻撃しようと企む。
当然、二人は当たらないように立ち回ろうとするが、それが彼の狙いである。
彼は同じ様に木々を倒し、二人を攻撃しようと企む。
当然、二人は当たらないように立ち回ろうとするが、それが彼の狙いである。
エレンはクレマンティーヌのデイパックから、最後の支給品を取り出す。
それはまるでおもちゃの銃だった。
全体が黄色でありながら、銃口だけが水色という少々奇抜なデザイン。
しかしこれはおもちゃではない。
それはまるでおもちゃの銃だった。
全体が黄色でありながら、銃口だけが水色という少々奇抜なデザイン。
しかしこれはおもちゃではない。
エレンが引き金を引くと、銃口からピンクがかった紫色の光弾が発射される。
この銃は決しておもちゃではない。
かつて、キノコ王国を支配しようとした宇宙人、ゲドンコ星人が持つ光線銃だ。
威力は決して高くはないが、エネルギー切れがまず起きないコスパのいいものである。
この銃は決しておもちゃではない。
かつて、キノコ王国を支配しようとした宇宙人、ゲドンコ星人が持つ光線銃だ。
威力は決して高くはないが、エネルギー切れがまず起きないコスパのいいものである。
これがエレンの作戦。
グラグラの実の力で木々を倒し、相手に当たればそれでよし。
当たらなかったとしても動きを制限できるから、そこに光弾を当ててダメージを与えるという二段構え。
別に彼は銃の名手ではないが、そうそう弾切れしないのだから当たるまで連射しない理由もない。
グラグラの実の力で木々を倒し、相手に当たればそれでよし。
当たらなかったとしても動きを制限できるから、そこに光弾を当ててダメージを与えるという二段構え。
別に彼は銃の名手ではないが、そうそう弾切れしないのだから当たるまで連射しない理由もない。
しかしここでエレンにとって予想外なことが起きる。
「リッド・ドリューミエ!」
理愛が呪文を唱えながら杖を振ると、杖の軌跡をなぞって光のヴェールができる。
そしてエレンの放った光弾がヴェールに触れると、光弾は理愛ではなくヴェールに沿って逸れていく。
これは彼女の魔法の効果である。
そしてエレンの放った光弾がヴェールに触れると、光弾は理愛ではなくヴェールに沿って逸れていく。
これは彼女の魔法の効果である。
ここでエレンは一旦理愛を狙うことを諦め、まみかへと矛先を変えるがそれよりも先に
「マジカル・スプラッシュ――」
まみかが魔力を貯めた状態で、エレンの背後の空中から彼に向かって飛んでいく。
咄嗟にエレンはエポナを捨て、立体機動装置を起動させようとするも――
咄嗟にエレンはエポナを捨て、立体機動装置を起動させようとするも――
「――フレアァァァァアアアア!!」
まみかの魔法が逃がすことなく、桃色の光が彼を包み込んだ。
「があぁぁぁっ!!」
まみかの魔法はエレンにダメージと頭からの出血を与えながら、地面をゴロゴロと転がせる。
それでも彼はそれでも立ち上がる。
フラフラと、ヨロヨロと体を揺らがせながら、なおも彼は優勝を諦めたりしない。
だが体のダメージは小さくないのか、すぐにへたり込んでしまった。
体に力が入らず、だらんとしており、右手の光線銃は握っておらず、左手は無造作に地面に触れている。
それでも彼はそれでも立ち上がる。
フラフラと、ヨロヨロと体を揺らがせながら、なおも彼は優勝を諦めたりしない。
だが体のダメージは小さくないのか、すぐにへたり込んでしまった。
体に力が入らず、だらんとしており、右手の光線銃は握っておらず、左手は無造作に地面に触れている。
「……やっぱり、アリスちゃんと同じだ」
そんなエレンを見て、まみかは思わず呟く。
彼女の瞳はどこか懐かし気で、切なさと哀しさを携えていた。
彼女の瞳はどこか懐かし気で、切なさと哀しさを携えていた。
「……どういうことですか?」
まみかの言葉に疑問を覚え、思わず問う理愛。
その問いに対し、まみかはすぐに答えた。
その問いに対し、まみかはすぐに答えた。
「私の元の世界……じゃないけど、殺し合いの前にいたところで出会った友達に、アリスちゃんって子がいるの。
アリスちゃんの生まれた所はとってもつらい所で、だからアリスちゃんはその世界を救おうとしてた。どんな手を使ってでも」
「……そのアリスちゃんって人と、この人にどんな関係が?」
「同じ目をしてる」
アリスちゃんの生まれた所はとってもつらい所で、だからアリスちゃんはその世界を救おうとしてた。どんな手を使ってでも」
「……そのアリスちゃんって人と、この人にどんな関係が?」
「同じ目をしてる」
話の意図を掴み切れなかった理愛が零した言葉に、まみかの答えは酷く抽象的だ。
「心の底から守りたいものがあって、助けたい人いて。
何とかするにはあまりにも難しいけど、諦めたくないって、諦める訳にはいかないって。
だけど、あなただって本当はこんな殺し合いに乗りたいわけじゃ――」
「だからどうした」
何とかするにはあまりにも難しいけど、諦めたくないって、諦める訳にはいかないって。
だけど、あなただって本当はこんな殺し合いに乗りたいわけじゃ――」
「だからどうした」
ないはず、と続けようとしたまみかの台詞を、エレンは切って捨てた。
彼の言葉には何の感情もない。
本当に心の底から、彼女の言葉に何の意味もないと断じている。
彼の言葉には何の感情もない。
本当に心の底から、彼女の言葉に何の意味もないと断じている。
「俺がそのアリスって奴と同じだとしても、殺し合いに乗りたくないとしても、それでも俺は選んだんだ。
今更他の道なんか選べるか」
今更他の道なんか選べるか」
エレンはまみかの言葉を突っぱねる。
こんな問答に何の意味もないと、彼女の言葉を切り捨てる。
おまけにただ切り捨てただけではない。
こんな問答に何の意味もないと、彼女の言葉を切り捨てる。
おまけにただ切り捨てただけではない。
エレンの左手が触れていた地面に、彼はグラグラの力を発動する。
それだけで地面はひび割れ、三人は裂け目に飲み込まれそうになる。
だがことを起こした当人は即座に立体機動装置を起動し、近くにあるまだ倒れていない木にアンカーを突き刺す。
それだけで地面はひび割れ、三人は裂け目に飲み込まれそうになる。
だがことを起こした当人は即座に立体機動装置を起動し、近くにあるまだ倒れていない木にアンカーを突き刺す。
対するまみかと理愛の二人は魔法で宙を舞い躱すが、エレンは二人に向けて光線銃を発射する。
これを二人は成すすべもなく喰らってしまった。
銃のダメージは極めて小さいが、怯みは発生してしまい、その隙にエレンは逃げ出した。
これを二人は成すすべもなく喰らってしまった。
銃のダメージは極めて小さいが、怯みは発生してしまい、その隙にエレンは逃げ出した。
即座に追い掛けようとするまみかだが、理愛があることに気付き思わず止まる。
彼女が気付いたあることとは、エレンが乗り捨てたエポナだ。
彼女が気付いたあることとは、エレンが乗り捨てたエポナだ。
突如足場が崩れ、空を飛ぶ術を持たないエポナは、裂け目に飲み込まれることはなかったが、衝撃で足の骨がが折れてしまった。
この骨折が治らない限り、彼女の俊足は何の意味ももたらさないどころか、やがて訪れる悪意あるNPCに襲われ命を落とすかもしれない。
そう考えた理愛は即座にエポナをデイパックにしまった。
今の二人には治療する方法も時間も持ち合わせていない。しかし見捨てることもできない。
だから即座に拾い上げ、エレンを止めてから改めて治療法を探すことにした。
幸い、二人ともエレンより早く移動できる。追いつくのはそう難しくないだろう。
この骨折が治らない限り、彼女の俊足は何の意味ももたらさないどころか、やがて訪れる悪意あるNPCに襲われ命を落とすかもしれない。
そう考えた理愛は即座にエポナをデイパックにしまった。
今の二人には治療する方法も時間も持ち合わせていない。しかし見捨てることもできない。
だから即座に拾い上げ、エレンを止めてから改めて治療法を探すことにした。
幸い、二人ともエレンより早く移動できる。追いつくのはそう難しくないだろう。
もっとも、この僅かなタイムラグが二人を追い詰めるやもしれないが、先の事柄は未だ定まっていない。
これから先どうなるかなど、誰も分かりはしない。
これから先どうなるかなど、誰も分かりはしない。
【F-10 林/早朝】
【煌樹まみか@Re:CREATORS】
[状態]:ダメージ(極小)
[服装]:魔法少女姿
[装備]:マジカルステッキ@Re:CREATORS
[道具]:基本支給品、婚約指輪@呪術廻戦 東京都立呪術高等専門学校、柔らかいタオル@こじらせ百鬼ドマイナー(濡れている)
[思考]
基本:こんな殺し合いなんて止めないと
1:あの男の人(エレン)を追いかけて、止める
2:理愛ちゃんの身体が心配。無理をしてないといいけど
3:『アンテン様』…やっぱり何者でしょう…?
[備考]
※本編第九話「花咲く乙女よ穴を掘れ」で、死亡後からの参戦です
※コーガ様を、『別の物語の登場人物』だと思っています。
※コーガ様から、アンテン様に関する情報を得ました。
[状態]:ダメージ(極小)
[服装]:魔法少女姿
[装備]:マジカルステッキ@Re:CREATORS
[道具]:基本支給品、婚約指輪@呪術廻戦 東京都立呪術高等専門学校、柔らかいタオル@こじらせ百鬼ドマイナー(濡れている)
[思考]
基本:こんな殺し合いなんて止めないと
1:あの男の人(エレン)を追いかけて、止める
2:理愛ちゃんの身体が心配。無理をしてないといいけど
3:『アンテン様』…やっぱり何者でしょう…?
[備考]
※本編第九話「花咲く乙女よ穴を掘れ」で、死亡後からの参戦です
※コーガ様を、『別の物語の登場人物』だと思っています。
※コーガ様から、アンテン様に関する情報を得ました。
【有栖川理愛@魔法娼女理愛 獣欲に嵌まる母娘】
[状態]:発情(小)、快楽中毒(中)、ダメージ(極小)
[服装]:魔法少女姿、髪は解いている
[装備]:魔法の杖(変身前はペンダントの形態)@魔法娼女理愛 獣欲に嵌まる母娘、使い捨てカイロ@妖怪の飼育員さん、レインコート@妖怪の飼育員さん
[道具]:基本支給品(ストロングゼロとカップ麺、ルールブックは焼却)、ランダム支給品2つ(紙や飲食物、回復アイテムの類は無い)、エポナ(足を骨折)@ゼルダの伝説シリーズ
[思考]
基本:殺し合いを止めたい
1:あの男の人(エレン)を追いかけて、止める
2:身体の疼きが……
3:もしトキくんと出会ったら、その時は……
4:『アンテン様』……もしかして魔罪人……?
[備考]
※本編第五章『砕ける心、隷属の刻』終了後からの参戦です
※トキによって仕掛けられた『道具』は解除されています
※コーガ様から、アンテン様に関する情報を得ました。
[状態]:発情(小)、快楽中毒(中)、ダメージ(極小)
[服装]:魔法少女姿、髪は解いている
[装備]:魔法の杖(変身前はペンダントの形態)@魔法娼女理愛 獣欲に嵌まる母娘、使い捨てカイロ@妖怪の飼育員さん、レインコート@妖怪の飼育員さん
[道具]:基本支給品(ストロングゼロとカップ麺、ルールブックは焼却)、ランダム支給品2つ(紙や飲食物、回復アイテムの類は無い)、エポナ(足を骨折)@ゼルダの伝説シリーズ
[思考]
基本:殺し合いを止めたい
1:あの男の人(エレン)を追いかけて、止める
2:身体の疼きが……
3:もしトキくんと出会ったら、その時は……
4:『アンテン様』……もしかして魔罪人……?
[備考]
※本編第五章『砕ける心、隷属の刻』終了後からの参戦です
※トキによって仕掛けられた『道具』は解除されています
※コーガ様から、アンテン様に関する情報を得ました。
【エレン・イェーガー@進撃の巨人】
[状態]:進撃の巨人(脳内のみ) 首に切り傷、ダメージ(中)、頭から出血
[装備]:グラグラの実、立体機動装置(ガス残り2/3)、ゲドンコ星人の光線銃@マリオ&ルイージRPG2
[道具]:基本支給品、
[思考・状況]:基本行動方針:パラディ島を救うために、この場の全ての命を駆逐する。
1:目の前の二人(まみか、理愛)から一旦逃げ、回復したい
2:NPC、今の所よく分からねえのばっかだな。怪物(メガデス怪人)といい蝶といいアンテン様といい
3:女(クレマンティーヌ)の武技に加え、名簿と放送の食い違いに対する疑問
[備考]
※30巻で座標に辿り着く直前より参戦です
※逃げた方向は次の書き手氏にお任せします
※出血していますが命に係わるほどではありません
[状態]:進撃の巨人(脳内のみ) 首に切り傷、ダメージ(中)、頭から出血
[装備]:グラグラの実、立体機動装置(ガス残り2/3)、ゲドンコ星人の光線銃@マリオ&ルイージRPG2
[道具]:基本支給品、
[思考・状況]:基本行動方針:パラディ島を救うために、この場の全ての命を駆逐する。
1:目の前の二人(まみか、理愛)から一旦逃げ、回復したい
2:NPC、今の所よく分からねえのばっかだな。怪物(メガデス怪人)といい蝶といいアンテン様といい
3:女(クレマンティーヌ)の武技に加え、名簿と放送の食い違いに対する疑問
[備考]
※30巻で座標に辿り着く直前より参戦です
※逃げた方向は次の書き手氏にお任せします
※出血していますが命に係わるほどではありません
◆
「ハァハァ……」
一方その頃、回転を利用して勢いよく逃げ出したコーガ様は、盛大に息切れしていた。
そもそもこの移動方法はどちらかと言うと、接敵している状況で一時的に間合いをとる為に使うもので、断じて逃げる為ではない。
そのせいで彼は普段ならありえないほどに目を回していた。
おまけにその後、距離を取る為にボロボロの体をおして走ったので疲れ切っている。
しかし、そのおかげで得たものもある。
そもそもこの移動方法はどちらかと言うと、接敵している状況で一時的に間合いをとる為に使うもので、断じて逃げる為ではない。
そのせいで彼は普段ならありえないほどに目を回していた。
おまけにその後、距離を取る為にボロボロの体をおして走ったので疲れ切っている。
しかし、そのおかげで得たものもある。
「何だアレ?」
コーガ様の走っている場所がいつの間にか草原から荒野に風景が変わった頃、ふと気づくと視界に走る一台の車が目に入る。
彼の世界にはないものなので、それがどういうものかは正確には理解できてないが、中から首輪をつけた、紫髪の少女が現れたことでこれが乗り物だとコーガ様は判断した。
彼の世界にはないものなので、それがどういうものかは正確には理解できてないが、中から首輪をつけた、紫髪の少女が現れたことでこれが乗り物だとコーガ様は判断した。
(しめた!)
コーガ様は表に出さないようにしつつ、内心でほくそ笑む。
ここでこの参加者を理愛とまみかの悪評を流して上手く殺させる方向に誘導すれば、彼が殺し合いに乗っていた事実を知る者は誰もいなくなる。
そうすれば、彼の目的である死体を集めて脱出もかなりやりやすくなるはずだ、と考えていた。
そうだ、あの二人を殺し合いに乗っているということにしてしまおう。
ここでこの参加者を理愛とまみかの悪評を流して上手く殺させる方向に誘導すれば、彼が殺し合いに乗っていた事実を知る者は誰もいなくなる。
そうすれば、彼の目的である死体を集めて脱出もかなりやりやすくなるはずだ、と考えていた。
そうだ、あの二人を殺し合いに乗っているということにしてしまおう。
それは正しいだろう。もしそれがうまく行けば、彼を取り巻く状況は大きく変わるに違いない。
しかし彼は知らない。
この車の中には目の前の少女だけでなく、後三人乗っていることを。
そして三人の中には理愛が話した宿敵、清良トキがいることを。
しかし彼は知らない。
この車の中には目の前の少女だけでなく、後三人乗っていることを。
そして三人の中には理愛が話した宿敵、清良トキがいることを。
【G-9 荒野/早朝】
【コーガ様@ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド】
[状態]:ボロボロ、疲労(大)
[装備]:なし
[道具]:なし
[思考・状況]:基本行動方針:願いを叶えるために死体を集める
1:他の参加者……これはチャンスだ! 上手く取り入ってまみかと理愛を始末させてやる!!
2:アンテン様に願いを叶えてもらって、脱出したい。
3:よくよく考えたら死体を集めりゃいいんだから、別にわざわざ俺様が殺して回る必要ないよな?
4:誰かをイーガ団のメンバーに加えたい。
[備考]
※本編死亡後の参戦です。
※支給品は全てまみかによって没収されました。
[状態]:ボロボロ、疲労(大)
[装備]:なし
[道具]:なし
[思考・状況]:基本行動方針:願いを叶えるために死体を集める
1:他の参加者……これはチャンスだ! 上手く取り入ってまみかと理愛を始末させてやる!!
2:アンテン様に願いを叶えてもらって、脱出したい。
3:よくよく考えたら死体を集めりゃいいんだから、別にわざわざ俺様が殺して回る必要ないよな?
4:誰かをイーガ団のメンバーに加えたい。
[備考]
※本編死亡後の参戦です。
※支給品は全てまみかによって没収されました。
【老将エンキ@モンスター烈伝オレカバトル】
[状態]:健康、マシュたちの話に対する困惑(小)、トキに対する警戒心(小)、搭乗中
[装備]:風斬り刀@ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド
[道具]:基本支給品、ランダム支給品×2(確認済み)
[思考・状況]基本行動方針:一刻も早く元の世界に戻りたいが、そのために無辜の人々を傷つけるつもりはない。
1:一刻も早く元の世界に戻り、王子を止めねば……!
2:これも"ネルガル"や"エンリル"の企みなのか……?
3:キヨラトキ、少々怪しいかもしれん……
4:違う世界か……
[備考]
※参戦時期は、"エンリル"の策略により王子"マルドク"が狂王になってしまった後。
※マシュの話から、今後訪れる未来について暫定的な内容を知りました
(違う世界の物と判明したので、心に留めておく程度です)。
[状態]:健康、マシュたちの話に対する困惑(小)、トキに対する警戒心(小)、搭乗中
[装備]:風斬り刀@ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド
[道具]:基本支給品、ランダム支給品×2(確認済み)
[思考・状況]基本行動方針:一刻も早く元の世界に戻りたいが、そのために無辜の人々を傷つけるつもりはない。
1:一刻も早く元の世界に戻り、王子を止めねば……!
2:これも"ネルガル"や"エンリル"の企みなのか……?
3:キヨラトキ、少々怪しいかもしれん……
4:違う世界か……
[備考]
※参戦時期は、"エンリル"の策略により王子"マルドク"が狂王になってしまった後。
※マシュの話から、今後訪れる未来について暫定的な内容を知りました
(違う世界の物と判明したので、心に留めておく程度です)。
【マシュ・キリエライト@Fate/Grand Order】
[状態]:体に無数の傷(中)、疲労(小)、ゴブリンへの嫌悪感(中)、運転中
[装備]:トヨタRAV4@例のアレ
[道具]:基本支給品、ランダム支給品×2(確認済み)、いまは遙か理想の城(ロード・キャメロット)@Fate/Grand Order
[思考・状況]基本行動方針:殺し合いを止める。
1:他の参加者……?
2:先輩や他のサーヴァントの皆さんと合流したい……
3:エンキさんは別の世界の方でしょうか……?
4:"ネルガル"と"エンリル"……これが今回の黒幕でしょうか?
5:黒幕は第二魔法を自在に扱える存在……?
[備考]
※参戦時期は少なくとも、第1部第六章「神聖円卓領域キャメロット」以降です。そのため自身の宝具などについて把握しています。
※目の前の老人(老将エンキ)をその特徴から、メソポタミア神話の主神『エンキ(エア)』ではないかと推測していましたが、異世界ということで推測を捨てました。
※老将エンキから、"ネルガル"と"エンリル"、"マルドク"に関する情報を得ました。
※"藤丸立香"が殺し合いに参加していることを把握しました。
[状態]:体に無数の傷(中)、疲労(小)、ゴブリンへの嫌悪感(中)、運転中
[装備]:トヨタRAV4@例のアレ
[道具]:基本支給品、ランダム支給品×2(確認済み)、いまは遙か理想の城(ロード・キャメロット)@Fate/Grand Order
[思考・状況]基本行動方針:殺し合いを止める。
1:他の参加者……?
2:先輩や他のサーヴァントの皆さんと合流したい……
3:エンキさんは別の世界の方でしょうか……?
4:"ネルガル"と"エンリル"……これが今回の黒幕でしょうか?
5:黒幕は第二魔法を自在に扱える存在……?
[備考]
※参戦時期は少なくとも、第1部第六章「神聖円卓領域キャメロット」以降です。そのため自身の宝具などについて把握しています。
※目の前の老人(老将エンキ)をその特徴から、メソポタミア神話の主神『エンキ(エア)』ではないかと推測していましたが、異世界ということで推測を捨てました。
※老将エンキから、"ネルガル"と"エンリル"、"マルドク"に関する情報を得ました。
※"藤丸立香"が殺し合いに参加していることを把握しました。
【ラヴィニア・ウェイトリー@Fate/Grand Order】
[状態]:健康、ゴブリンへの恐怖、嫌悪感(大)、搭乗中
[装備]:あやしい触手@魔界戦記ディスガイア
[道具]:基本支給品、ランダム支給品×1(確認済み)
[思考・状況]基本行動方針:殺し合いに乗るつもりはない。元凶に立ち向かう。
1:これも、魔神柱の仕業なの……?
2:違う世界……?
3:ゴブリンはもう嫌
[備考]
※参戦時期は死亡後。そのためカルデアや魔神柱、アビゲイルの正体などを知っています。
[状態]:健康、ゴブリンへの恐怖、嫌悪感(大)、搭乗中
[装備]:あやしい触手@魔界戦記ディスガイア
[道具]:基本支給品、ランダム支給品×1(確認済み)
[思考・状況]基本行動方針:殺し合いに乗るつもりはない。元凶に立ち向かう。
1:これも、魔神柱の仕業なの……?
2:違う世界……?
3:ゴブリンはもう嫌
[備考]
※参戦時期は死亡後。そのためカルデアや魔神柱、アビゲイルの正体などを知っています。
【清良トキ@魔法少女理愛 獣欲に嵌まる母娘】
[状態]:健康、搭乗中
[服装]:いつもの服装
[装備]:望遠鏡@ゼルダの伝説 風のタクト
[道具]:基本支給品一式、ホモコロリ@真夏の夜の淫夢、スーパークラウン@New スーパーマリオブラザーズUデラックス、
[思考]
基本:せっかくだから楽しませてもらう。だけど、一筋縄ではいかないかもしれない
1:しばらくは大人しく、ただの高校生清良トキとして行動する
2:ミリアは…見つけたら手伝ってもらうかな
3:違う世界か……そこにもキリエライトさんやウェイトリーさんみたいな素敵な子がいるといいな
4:ホモコロリは隠しておく
[備考]
※本編第五章『砕ける心、隷属の刻』終了後からの参戦です
※ゴブリンを配下にできますが、現在配下はいません。
[状態]:健康、搭乗中
[服装]:いつもの服装
[装備]:望遠鏡@ゼルダの伝説 風のタクト
[道具]:基本支給品一式、ホモコロリ@真夏の夜の淫夢、スーパークラウン@New スーパーマリオブラザーズUデラックス、
[思考]
基本:せっかくだから楽しませてもらう。だけど、一筋縄ではいかないかもしれない
1:しばらくは大人しく、ただの高校生清良トキとして行動する
2:ミリアは…見つけたら手伝ってもらうかな
3:違う世界か……そこにもキリエライトさんやウェイトリーさんみたいな素敵な子がいるといいな
4:ホモコロリは隠しておく
[備考]
※本編第五章『砕ける心、隷属の刻』終了後からの参戦です
※ゴブリンを配下にできますが、現在配下はいません。
※F-10 寺が崩壊しました。
※エポナ@ゼルダの伝説シリーズ は足を骨折しているので走れません。
※エポナ@ゼルダの伝説シリーズ は足を骨折しているので走れません。
【ゲドンコ星人の光線銃@マリオ&ルイージRPG2】
クレマンティーヌに支給。
かつてキノコ王国を支配しようした宇宙人、ゲドンコ星人が持つ光線銃。
威力は高くない。
クレマンティーヌに支給。
かつてキノコ王国を支配しようした宇宙人、ゲドンコ星人が持つ光線銃。
威力は高くない。
本ロワではエネルギー制限があり、一定数撃つと弾切れとなるが、そうそう切れることはないだろう。
| 088:彼女を逃がしてはならない(前編) | 投下順 | 090:二兎を追う者は一兎をも得ず |
| 081:黒く黒く | コーガ様 | 099:出ていけ!出ていけと言っている!(二度目) |
| 煌樹まみか | 100:第二形態と別ボスとの連戦はゲーム的には大差ない | |
| 有栖川理愛 | ||
| 077:そして誰もいなくなった | エレン・イェーガー | |
| 082:危険淫子 | 老将エンキ | 099:出ていけ!出ていけと言っている!(二度目) |
| マシュ・キリエライト | ||
| ラヴィニア・ウェイトリー | ||
| 清良トキ |