レーティアとギャンブラーを置いてコルワはひた走る。
その疾走に意味がないことは決まっている。
どれだけ急いでも斬真狼牙の死亡は覆らず、桐山和雄が逃亡することは確定している。
しかし、それをコルワが知ることは決してできない。
否、出来たとしても関係ないだろう。彼女は変わらず疾走したやもしれない。
その疾走に意味がないことは決まっている。
どれだけ急いでも斬真狼牙の死亡は覆らず、桐山和雄が逃亡することは確定している。
しかし、それをコルワが知ることは決してできない。
否、出来たとしても関係ないだろう。彼女は変わらず疾走したやもしれない。
そんなもしもの話はさておき、コルワは目的地であるI-5へ何事もなく到着した。
「狼牙……」
そこで見たものは仲間である斬真狼牙の遺体と、周りに散らばっている何かの残骸。
これが短剣の砕けたものだとは分からないし、知る意味もない。
コルワが理解したのは、さっき出会ったばかりとはいえ仲間を失ったことと、殺し合いに乗ったあの長髪の少年はまだ生きているということ。
これが短剣の砕けたものだとは分からないし、知る意味もない。
コルワが理解したのは、さっき出会ったばかりとはいえ仲間を失ったことと、殺し合いに乗ったあの長髪の少年はまだ生きているということ。
ならば、とコルワは即座にレーティア達の元へ戻ろうとする。
もしあの少年が近くにいて、なおかつレーティア達のいる場所へ向かったとするならば、彼女達は成すすべもなく命を散らすだろう。
さっきここまで来た時は特に誰とも遭遇しなかったが、入れ違いになった可能性もある。
もしあの少年が近くにいて、なおかつレーティア達のいる場所へ向かったとするならば、彼女達は成すすべもなく命を散らすだろう。
さっきここまで来た時は特に誰とも遭遇しなかったが、入れ違いになった可能性もある。
そう考え行動しようとしたコルワだが、唐突に彼女の行方を遮るものが現れる。
彼女の眼前に現れたそれは、上半身から無数の蛇を生やした剣士のような魔物だった。
この魔物を元の世界で知っている参加者は誰もおらず、また殺し合いの中で遭遇した唯一の参加者は既に命を散らしている。
名を、ヒュドラという。
彼女の眼前に現れたそれは、上半身から無数の蛇を生やした剣士のような魔物だった。
この魔物を元の世界で知っている参加者は誰もおらず、また殺し合いの中で遭遇した唯一の参加者は既に命を散らしている。
名を、ヒュドラという。
「私にぃはぁ剣しかぁないんだぁぁぁぁぁあぁぁぁ」
ヒュドラの悲痛な叫びが辺りに木霊する。
しかし今のコルワには、目の前の相手に付き合う時間がない。
この叫びに乗じて桐山が戻って来るやもしれない。
ヒュドラがレーティアの元へ向かうかもしれない。
しかし今のコルワには、目の前の相手に付き合う時間がない。
この叫びに乗じて桐山が戻って来るやもしれない。
ヒュドラがレーティアの元へ向かうかもしれない。
さまざまな可能性が浮かび上がっていくうえ、ヒュドラがまき散らす毒霧がいつの間にかコルワの体を蝕んでいこうとする。
それを知ってか知らずか、コルワの眼前のヒュドラは上半身の蛇を一度体に巻き付けたかと思うと、一気に解き放ち、まるでプロペラの様に振り回しながら迫る。
幸い、逃げられないほどのスピードではないが彼女は迷う。
ここで目の前の魔物と戦うか、逃げるか。
戦えないことも無い。逃げられないことも無い。
彼女が選んだ選択は――
それを知ってか知らずか、コルワの眼前のヒュドラは上半身の蛇を一度体に巻き付けたかと思うと、一気に解き放ち、まるでプロペラの様に振り回しながら迫る。
幸い、逃げられないほどのスピードではないが彼女は迷う。
ここで目の前の魔物と戦うか、逃げるか。
戦えないことも無い。逃げられないことも無い。
彼女が選んだ選択は――
ダッ!
逃走だった。
コルワはヒュドラに背を向け、逃げ出した。
なぜならば、彼女にはこんなところで足踏みしている暇はないからだ。
コルワはヒュドラに背を向け、逃げ出した。
なぜならば、彼女にはこんなところで足踏みしている暇はないからだ。
現状、狼牙の遺体がここにあり戦っていた長髪の少年、桐山がいない以上、彼は戦いに勝って逃げ出したと考えるのが妥当である。
その逃げ出した方向が、現在レーティアがいるJ-6の方面でない保証はどこにもない。
おまけに、ここで戦えば戦闘音を聞きつけた桐山が、様子を見に来てコルワがヒュドラと一対一で相対するのを見れば、レーティアを殺しに行きかねない。
なのでコルワは逃げることにした。
無論、ヒュドラがレーティアの方向へ行かないよう、一旦は反対方向に逃げることも忘れずに。
その逃げ出した方向が、現在レーティアがいるJ-6の方面でない保証はどこにもない。
おまけに、ここで戦えば戦闘音を聞きつけた桐山が、様子を見に来てコルワがヒュドラと一対一で相対するのを見れば、レーティアを殺しに行きかねない。
なのでコルワは逃げることにした。
無論、ヒュドラがレーティアの方向へ行かないよう、一旦は反対方向に逃げることも忘れずに。
◆
野原ひろし? は逃げた露伴を殺すことにしたが、肝心の当人がどこにいるか分からない。
逃げた痕跡もなく、いつの間にか姿を消したので、どっちに行ったのかすら判別不能だ。
なので、仕方ないとばかりに彼は当初の進行方向通り、一度北に向かうことにした。
行く当てもないが、どこにも向かわないという選択肢もないのだ。
逃げた痕跡もなく、いつの間にか姿を消したので、どっちに行ったのかすら判別不能だ。
なので、仕方ないとばかりに彼は当初の進行方向通り、一度北に向かうことにした。
行く当てもないが、どこにも向かわないという選択肢もないのだ。
ひろし? の道筋は、結論から言うと大したことはなかった。
散発的にゴブリンが現れるだけで、他の参加者も特徴的なNPCに出会うことも無く、彼はJ-6 ロンリー・ロッジに到着した。
散発的にゴブリンが現れるだけで、他の参加者も特徴的なNPCに出会うことも無く、彼はJ-6 ロンリー・ロッジに到着した。
「さーて、誰かいてくれりゃいいんだが」
独り言を零しながら辺りを見回すひろし?
すると、いくつかあるログハウスのうち、一つに目を付けた。
他の家と違い、明らかに人が入った跡が残っているからだ。
中に誰かいるのか、それとももういないのか分からないが、とにかく彼は一度そこを調べるにした。
すると、いくつかあるログハウスのうち、一つに目を付けた。
他の家と違い、明らかに人が入った跡が残っているからだ。
中に誰かいるのか、それとももういないのか分からないが、とにかく彼は一度そこを調べるにした。
とはいえ、いきなり何も考えず家の扉に手を掛けるのは馬鹿のやることだ。
ひろし? はまず、家の窓から中を覗き込んでみる。
窓にはカーテンが掛かっていないので、あっさりと中を調べることができた。
ひろし? はまず、家の窓から中を覗き込んでみる。
窓にはカーテンが掛かっていないので、あっさりと中を調べることができた。
家の中にいるのはどこかの制服を着た金髪の少女と、同じく金髪の成人女性の姿があった。
大人の方は明らかに怯えながらオドオドし、感情が丸わかりだが少女の方はひたすらに虚ろで、ひろし? には少々薄気味悪く見える。
だからと言ってすごすごと引っ込むわけもなく、彼は家に入ると決めた。
大人の方は明らかに怯えながらオドオドし、感情が丸わかりだが少女の方はひたすらに虚ろで、ひろし? には少々薄気味悪く見える。
だからと言ってすごすごと引っ込むわけもなく、彼は家に入ると決めた。
バンッ!!
ひろし? は家のドアを蹴り開け、懐に忍ばせていたデザートイーグルを突き付けながらログハウスに突入する。
万が一中の二人が強力な支給品を持っていたとしても、それを使わせなければどうとでもなる。そう考えたからだ。
しかし、その心配は杞憂だった。
万が一中の二人が強力な支給品を持っていたとしても、それを使わせなければどうとでもなる。そう考えたからだ。
しかし、その心配は杞憂だった。
金髪の成人女性、何に対してもギャンブラーは突如現れたひろし? に驚き、銃を見た瞬間に顔を青褪めて怯えを見せるだけだ。
少女、レーティア・アドルフに至っては、この状況になってなお何もしない。
ただ虚ろな目のまま、どこを見ているのかも分からないまま佇んでいる。
少女、レーティア・アドルフに至っては、この状況になってなお何もしない。
ただ虚ろな目のまま、どこを見ているのかも分からないまま佇んでいる。
何も抵抗してこないことにひろし? は少々拍子抜けするも、すぐに彼は驚愕に目を見開くことになる。
彼の目に入ったのは、ギャンブラーの首元。
そこに在るべきはずの、首輪がないのだ。これには流石の彼も驚き、銃を向けて問い詰めた。
彼の目に入ったのは、ギャンブラーの首元。
そこに在るべきはずの、首輪がないのだ。これには流石の彼も驚き、銃を向けて問い詰めた。
「おい、なんでお前には首輪がついてない?」
銃を向けて尋問してくるギャンブラーは恐怖に負け、自分は殺し合いの参加者ではなく、主催者が言うところのNPCであることを話す。
対し、ひろし? はそっけなくこう返した。
対し、ひろし? はそっけなくこう返した。
「ふーん、なるほどな」
ひろし? はギャンブラーの話を特に疑ってはいなかった。
ただでさえ色々と不可解なことが次々と起こるこの殺し合い。
ならばまあ、ただの人間にしか見えないNPCがいてもおかしくはない、のかもしれない。
なので彼は意識を切り替え、別の事を尋ねる。
ただでさえ色々と不可解なことが次々と起こるこの殺し合い。
ならばまあ、ただの人間にしか見えないNPCがいてもおかしくはない、のかもしれない。
なので彼は意識を切り替え、別の事を尋ねる。
「なら、お前が今までで聞いた情報を教えろ。なんかあんだろ?」
ひろし? の銃を突き付けながらの問いに、ギャンブラーは必死になって答えた。
狼牙達四人の事。その中のコルワが話していた名簿に載っている知人の事。
突如現れた、槍を使う長髪の少年の事。
ギャンブラーが遭遇したこれまでの全てを、懸命に。
狼牙達四人の事。その中のコルワが話していた名簿に載っている知人の事。
突如現れた、槍を使う長髪の少年の事。
ギャンブラーが遭遇したこれまでの全てを、懸命に。
「へえ……」
ギャンブラーがもたらした情報の多さに、ひろし? は思わず感嘆の声を上げる。
目当てのしんのすけとマサオ、露伴の情報こそないものの、出てきた名前の数は実に十三人。
同姓同名の可能性もなくはないが、それでもかなりのアドバンテージを得たと言っていい。
更に殺し合いに乗って参加者の情報もある。
これは率直に言って当てにならないが、槍を持った参加者を警戒するだけでも多少はマシだろう。
おまけに、露伴がこっちに来ていないことも確定した。
目当てのしんのすけとマサオ、露伴の情報こそないものの、出てきた名前の数は実に十三人。
同姓同名の可能性もなくはないが、それでもかなりのアドバンテージを得たと言っていい。
更に殺し合いに乗って参加者の情報もある。
これは率直に言って当てにならないが、槍を持った参加者を警戒するだけでも多少はマシだろう。
おまけに、露伴がこっちに来ていないことも確定した。
「それじゃ、もういいか」
ひろし? がそう呟いた直後
ドスッ!
彼は、己が持つキング・クリムゾンの拳でギャンブラーの腹を貫いた。
当然の理屈だ。
己の情報を持つ者を、情報を抜いたのが誰かを知っている者を、殺し合いの中で生かしておく道理がない。
ちなみにひろし? が銃ではなくスタンドで殺したのは、銃だと音が響き人を呼び寄せるかもしれないからである。
当然の理屈だ。
己の情報を持つ者を、情報を抜いたのが誰かを知っている者を、殺し合いの中で生かしておく道理がない。
ちなみにひろし? が銃ではなくスタンドで殺したのは、銃だと音が響き人を呼び寄せるかもしれないからである。
一方、ギャンブラーは心底驚愕し、絶望の表情を見せる。
参加者が、わざわざNPCである自分を殺す理由があるとは思っていなかったからだ。
しかも恐怖に屈服し、殺し合いに乗った参加者に情報を渡すということまでしたのに、死んでいくからだ。
参加者が、わざわざNPCである自分を殺す理由があるとは思っていなかったからだ。
しかも恐怖に屈服し、殺し合いに乗った参加者に情報を渡すということまでしたのに、死んでいくからだ。
だがもうどうにもならない。
何のために居るのか分からなかったNPCは、何のために生きていたのかすら分からないまま死んでいく。
それだけの話。
何のために居るのか分からなかったNPCは、何のために生きていたのかすら分からないまま死んでいく。
それだけの話。
【何に対してもギャンブラー@Akinator 死亡】
一方、目の前でギャンブラーが死んでなお、レーティアは何もしなかった。
驚くことも、怒ることも、恐怖することも。
その事実が、ひろし? には酷く気味悪く見えた。
別に生かす理由もないのでさっきと同じく始末しようとするが、ここで彼の思考にあるひらめきが生まれる。
驚くことも、怒ることも、恐怖することも。
その事実が、ひろし? には酷く気味悪く見えた。
別に生かす理由もないのでさっきと同じく始末しようとするが、ここで彼の思考にあるひらめきが生まれる。
現状、ひろし? が殺し合いに乗っていると知っているのは露伴だけだ。
だが奴は出会った参加者にこのことを話すだろう。
もしかしたら、しんのすけやマサオ君にも伝えるかもしれない。
簡単にあの二人が露伴の言うことを信じるかは謎だが、信じない保証もない。
そうなれば、自身がしんのすけ達に会うのはかなり難しくなるだろう。もしかしたら会えないまま死別もありえる。
だが奴は出会った参加者にこのことを話すだろう。
もしかしたら、しんのすけやマサオ君にも伝えるかもしれない。
簡単にあの二人が露伴の言うことを信じるかは謎だが、信じない保証もない。
そうなれば、自身がしんのすけ達に会うのはかなり難しくなるだろう。もしかしたら会えないまま死別もありえる。
だがもし、自分が殺し合いに乗っていないふりをすればどうだろうか。
例えば、どう考えても足手まといにしかならない参加者を保護し連れているとか。
それに息子とその友人を心配をする父親であると伝えれば、懐柔もしやすくなるだろう。
もし懐柔に時間がかかりそうなら、その時は力づくに切り替えればいい。
例えば、どう考えても足手まといにしかならない参加者を保護し連れているとか。
それに息子とその友人を心配をする父親であると伝えれば、懐柔もしやすくなるだろう。
もし懐柔に時間がかかりそうなら、その時は力づくに切り替えればいい。
懐柔にこだわるのではない。
懐柔以外を捨てるわけではない。
どちらもできるよう準備を整える。それがひろし? の最終的に選んだ結論だった。
懐柔以外を捨てるわけではない。
どちらもできるよう準備を整える。それがひろし? の最終的に選んだ結論だった。
「でもな……」
しかしここで、レーティアをどうやって連れて行けばいいのか、という問題が発生した。
まさかおんぶで、というわけにもいかない。
いや、出来ないことはないだろうが、両手が塞がる上に体力も使うし、移動に時間がかかる。
なので一度、ギャンブラーが持っていたデイパックを調べてみることにした。
自身のはとうの昔に調べているが、この状況で使えそうな移動手段はなかった。
まさかおんぶで、というわけにもいかない。
いや、出来ないことはないだろうが、両手が塞がる上に体力も使うし、移動に時間がかかる。
なので一度、ギャンブラーが持っていたデイパックを調べてみることにした。
自身のはとうの昔に調べているが、この状況で使えそうな移動手段はなかった。
そうして検めると、最初に出てきたのは大きなベッドだった。
人が数人乗れそうな程大きなベッドだが、これが何だと言うのか。
思わず毒づきそうになるひろし? だが、付属している説明書きを見て認識を改めた。
人が数人乗れそうな程大きなベッドだが、これが何だと言うのか。
思わず毒づきそうになるひろし? だが、付属している説明書きを見て認識を改めた。
『空飛ぶベッド。
このベッドは乗った者の意志に合わせて自在に移動します。
また、移動の際に乗り手の魔力などは一切頂きません』
このベッドは乗った者の意志に合わせて自在に移動します。
また、移動の際に乗り手の魔力などは一切頂きません』
これを見て試しにひろし? がベッドに乗り、動かしてみると、確かに動く。
ならば、とばかりに彼は一度ベッドをデイパックにしまい、レーティアと共に外に出てから再び取り出し、今度は二人で乗る。
ならば、とばかりに彼は一度ベッドをデイパックにしまい、レーティアと共に外に出てから再び取り出し、今度は二人で乗る。
この状態でひろし? が目指すはH-6 リテイル・ロー。
理由は、そこが一番しんのすけがいそうだからだ。
露伴はひろし? に『実は少し前に僕はしんのすけ君と会って話している』と言った。
それが本当か嘘か判断する術をひろし? は持たないが、はっきり言って当てがない彼はそれに縋るしかない。
後は単純な消去法だ。
南にはいなかった。北にも今きたがいないらしい。
なら位置的に、残るは西しかない。
どうせ西に行くなら、地図に乗っている街の方が情報が集まりやすいだろう。
こうして彼はリテイル・ローを目指すことにしたのだ。
理由は、そこが一番しんのすけがいそうだからだ。
露伴はひろし? に『実は少し前に僕はしんのすけ君と会って話している』と言った。
それが本当か嘘か判断する術をひろし? は持たないが、はっきり言って当てがない彼はそれに縋るしかない。
後は単純な消去法だ。
南にはいなかった。北にも今きたがいないらしい。
なら位置的に、残るは西しかない。
どうせ西に行くなら、地図に乗っている街の方が情報が集まりやすいだろう。
こうして彼はリテイル・ローを目指すことにしたのだ。
事実、ひろし? の考えは当たっている。
だがそれは過去の話。しんのすけは既にこの世を去っている。
その事実をひろし? が知るまで、あと少し。
だがそれは過去の話。しんのすけは既にこの世を去っている。
その事実をひろし? が知るまで、あと少し。
【I-6/早朝】
【野原ひろし?@野原ひろし 昼めしの流儀】
[状態]:健康、怒り(中)、空飛ぶベッド@ドラゴンクエスト6 に乗って移動中
[装備]:懐にデザートイーグル、キング・クリムゾンのDISC@ジョジョの奇妙な冒険
[道具]:基本支給品、ランダム支給品0〜2個(確認済み、移動手段の類はなし)、ポンプアクションショットガン@ゾット帝国、グレシアのデイパック(基本支給品、ランダム支給品0~2)
[思考・状況]基本方針:他参加者の殺害及びしんのすけとマサオの捜索
1:リテイル・ローを目指す。
2:懐柔と力業を場合によって使い分けて、しんのすけとマサオ君を探す。その為にこいつ(レーティア)を連れていく
3::あの野郎(岸辺露伴)どこ行った!?
4:岸辺露伴は懐柔できない。殺す。
5:名簿への疑問
[備考]
※原作とは性格が大きく掛け離れてます。「自分を野原ひろしと思い込んでる一般人」「殺し屋ひろし」の両要素を含んでます。
※CVは森川智之です。
※主催者から『お前は殺し屋だ。誰が何と言おうと殺し屋なんだ』と付け加えられています。理由は現状不明です。
※ヘブンズ・ドアーで文章が書きこまれると、自動的に『俺は殺し屋だ。誰が何と言おうと殺し屋なんだ』という文章が湧き、書き込まれた文章を塗りつぶして無効化します。
これは仕様なのか、主催者でも計算外なのか現状不明です。
※何に対してもギャンブラー経由でコルワと彼女が話した情報、桐山和雄の外見(変身時のみ)を知りました。
その為リルル@ドラえもん のび太と鉄人兵団 をリルル@グランブルーファンタジー と思っています。
[状態]:健康、怒り(中)、空飛ぶベッド@ドラゴンクエスト6 に乗って移動中
[装備]:懐にデザートイーグル、キング・クリムゾンのDISC@ジョジョの奇妙な冒険
[道具]:基本支給品、ランダム支給品0〜2個(確認済み、移動手段の類はなし)、ポンプアクションショットガン@ゾット帝国、グレシアのデイパック(基本支給品、ランダム支給品0~2)
[思考・状況]基本方針:他参加者の殺害及びしんのすけとマサオの捜索
1:リテイル・ローを目指す。
2:懐柔と力業を場合によって使い分けて、しんのすけとマサオ君を探す。その為にこいつ(レーティア)を連れていく
3::あの野郎(岸辺露伴)どこ行った!?
4:岸辺露伴は懐柔できない。殺す。
5:名簿への疑問
[備考]
※原作とは性格が大きく掛け離れてます。「自分を野原ひろしと思い込んでる一般人」「殺し屋ひろし」の両要素を含んでます。
※CVは森川智之です。
※主催者から『お前は殺し屋だ。誰が何と言おうと殺し屋なんだ』と付け加えられています。理由は現状不明です。
※ヘブンズ・ドアーで文章が書きこまれると、自動的に『俺は殺し屋だ。誰が何と言おうと殺し屋なんだ』という文章が湧き、書き込まれた文章を塗りつぶして無効化します。
これは仕様なのか、主催者でも計算外なのか現状不明です。
※何に対してもギャンブラー経由でコルワと彼女が話した情報、桐山和雄の外見(変身時のみ)を知りました。
その為リルル@ドラえもん のび太と鉄人兵団 をリルル@グランブルーファンタジー と思っています。
【レーティア・アドルフ@大帝国】
[状態]:精神崩壊(極大)、罪悪感、空飛ぶベッド@ドラゴンクエスト6 に乗せられて移動中
[服装]:折神家親衛隊の制服@刀使ノ巫女
[装備]:
[道具]:基本支給品、ランダム支給品1、注射器、『エルフが作った、どんな病気も治せる薬@銀魂』が入ったペットボトル(1/5消費)
[思考]
基本:ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい……
1:???
[備考]
※キングコア編イベントフェイズ『おくすりください』後からの参戦です
[状態]:精神崩壊(極大)、罪悪感、空飛ぶベッド@ドラゴンクエスト6 に乗せられて移動中
[服装]:折神家親衛隊の制服@刀使ノ巫女
[装備]:
[道具]:基本支給品、ランダム支給品1、注射器、『エルフが作った、どんな病気も治せる薬@銀魂』が入ったペットボトル(1/5消費)
[思考]
基本:ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい……
1:???
[備考]
※キングコア編イベントフェイズ『おくすりください』後からの参戦です
◆
「ハァ……ハァ……」
コルワは息を切らせながら、レーティア達が居るログハウスに到着した。
ヒュドラを振り切ることはできたものの、かなり大回りをして逃げたのでたどり着くのに時間がかかったのだ。
しかし家のドアは壊されており、慌てて中を見ればそこにあるのは、何に対してもギャンブラーの遺体のみ。
レーティアの姿も、グレシアのデイパックもどこにもない。
連れ去られたのか、別の場所で殺されたのか。
とにかく、コルワの手から零れ落ちたことは確定だ。
この瞬間、彼女は悟った。
選択肢を誤った、と。
ヒュドラを振り切ることはできたものの、かなり大回りをして逃げたのでたどり着くのに時間がかかったのだ。
しかし家のドアは壊されており、慌てて中を見ればそこにあるのは、何に対してもギャンブラーの遺体のみ。
レーティアの姿も、グレシアのデイパックもどこにもない。
連れ去られたのか、別の場所で殺されたのか。
とにかく、コルワの手から零れ落ちたことは確定だ。
この瞬間、彼女は悟った。
選択肢を誤った、と。
あの時、コルワは何があってもレーティア達から離れるべきではなかった。
桐山は狼牙に任せ、一緒に逃げるべきだったのだ。
しかしそんなことを言っても後の祭り。
桐山は狼牙に任せ、一緒に逃げるべきだったのだ。
しかしそんなことを言っても後の祭り。
二兎を追う者は一兎をも得ず。
その事実だけが残るこの場で、コルワはただ茫然としかできない。
その事実だけが残るこの場で、コルワはただ茫然としかできない。
【J-6 ロンリー・ロッジ/早朝】
【コルワ@グランブルーファンタジー】
[状態]:健康 主催と長髪の少年(桐山)への憤り(極大)、茫然自失
[服装]:いつもの服装
[装備]:
[道具]:基本支給品、花子頭+式王子@こじらせ百鬼ドマイナー、着せかえカメラ@ドラえもん、
[思考]
基本:こんな悪趣味な殺し合いなんてぶっ壊す
1:………………
2:狼牙……レーティア……
[備考]
※参戦時期は少なくともキャラ加入エピソードの後。
※リルル@ドラえもん のび太と鉄人兵団 をリルル@グランブルーファンタジー と思っています。
[状態]:健康 主催と長髪の少年(桐山)への憤り(極大)、茫然自失
[服装]:いつもの服装
[装備]:
[道具]:基本支給品、花子頭+式王子@こじらせ百鬼ドマイナー、着せかえカメラ@ドラえもん、
[思考]
基本:こんな悪趣味な殺し合いなんてぶっ壊す
1:………………
2:狼牙……レーティア……
[備考]
※参戦時期は少なくともキャラ加入エピソードの後。
※リルル@ドラえもん のび太と鉄人兵団 をリルル@グランブルーファンタジー と思っています。
※何に対してもギャンブラーの遺体がJ-6 ロンリー・ロッジのログハウスに放置されています。
【空飛ぶベッド@ドラゴンクエスト6】
グレシア・ゲッペルスに支給。
主人公たちが夢の世界において使う、空を飛ぶ移動手段。
人間が数人乗れるくらいの大きさはある筈。
本ロワでもほぼ同様だが、乗った者の意志にそって移動する。
また、一定以上の高さまでは上がれないよう制限されている。
グレシア・ゲッペルスに支給。
主人公たちが夢の世界において使う、空を飛ぶ移動手段。
人間が数人乗れるくらいの大きさはある筈。
本ロワでもほぼ同様だが、乗った者の意志にそって移動する。
また、一定以上の高さまでは上がれないよう制限されている。
089:世界は残酷なんだから | 投下順 | 091:三者三様 |
069:岸辺露伴は抗えない | 野原ひろし? | 108:■・■・決・壊 |
084:Super Survivor | レーティア・アドルフ | |
コルワ | 103:デンジャーゾーンへ乗り込め |