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白毛

最終更新：2024年04月12日 11:41

komainu

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RANK 》C

白毛（パイマオ）
AC // 正黄旗GII（ツェンファンキ・ジーツー）

Pai-mao　//　Zhèng-Huàng-Qí GII

”おい御主、儂が死んだらどうしてくれるんじゃ。"

機体名	正黄旗GII　-　Zhèng-Huàng-Qí GII
識別名	白毛　-　Pai-mao
所属	大豊核心工業集団／「金剛」隊長
ランク	Cランク
強化世代	第2世代

　大豊核心工業集団専属の第2世代強化人間。
　同社では希少な旧型強化人間で、重篤な身体的後遺症を調整と身体改造で克服、現在も現役である。
　技術力の低い大豊核心工業集団において行われた〝志願制の(*1)〟強化手術を受けた浮浪孤児の一人だったが、ACに接続されなければ生命維持すら危うい後遺症を負い、その幼少期のほとんどをACのコアで過ごした。
　戦闘における武勲が認められベイラム・インダストリーによる第7世代相当の調整、大豊核心工業集団が系列企業(*2)と制作した「仙人模型」という義体への換装を行い、ようやく人間らしい活動が出来るようになったが、第7世代技術による調整の後遺症として卓越した戦闘技能のほとんどを欠損してしまい、もはや最盛期の切れのいい動きとは別物となってしまった。
　長く戦い続けることに疲れた本人はこれをいい機会だと考え、己の技量の低下を受け入れた戦い方を会得し、彼は今まで顧みる余裕のなかった人間的な道楽に身を注いでる。

　戦場に長く身を置きすぎたことによる厭世家であると同時に快楽主義者でもあり、やれることはやれるうちにやってしまおうという割とそそっかしい人物であり、精神年齢は若く思えるが、それは彼の立ち振る舞いが幼いだけである。
　外見は「仙人模型」義体で若いが純粋な加齢の影響もあり忘れ物が非常に多く、大豊の歓楽街で財布をどこかに置き忘れ無一文になって途方にくれている姿が時折目撃されている。
　義体の「仙人模型」は銀髪の少女と見紛う男の娘仕様(*3)だが、すでに旧式もいいところで見た目重視な上に初期不良もあり、バランサーが欠陥品でよくふらつきよく転び、おまけに非力であるなどと問題ばかり(*4)である。とはいえ、拡張機能がない上にローカル完結型なためネットへの接続が不可能なため、ハッキングされないことだけは利点ともいえる。