ボリス・コーネフ(Boris Konev、宇宙暦769年 - )はフェザーン自治領の公民。原作登場人物である。男性。

外見


略歴

前世

独立商人、ベリョースカ号船長。幼少時は商人だった父に連れられあちこちの惑星を旅する生活を送っていたが、同じ境遇の2歳年上のヤン・ウェンリーと出会って意気投合する。その後、零細商人だがフェザーン人や独立商人としての気概は高くなる。リップシュタット戦役では地球教の巡礼者達を地球へ送ろうとした所にジークフリード・キルヒアイスと出会う。キルヒアイスの軍人ならぬ親切さを見て「お気の毒に」とまもなく死ぬだろうと失礼極まりない発言をするが、後日的中したかのようにキルヒアイスはアンスバッハに射殺された。その後、アドリアン・ルビンスキーからベリョースカ号への燃料供給の保障と引き換えとしてフェザーンの同盟駐在弁務事務所の書記官(情報工作員)に就任。その後、「神々の黄昏」作戦マリネスクユリアン・ミンツルイ・マシュンゴを助けた縁などから、ヤンと再会する。終戦後、ヤンの口利きで同盟軍から輸送船を譲り受け独立商人に戻りその交換条件として地球教の事を探りたいユリアンの地球行きに同行しそのまま共に教団本部に潜入する。その後、ワーレン艦隊に連れられ帝都オーディンへ向かった後、ヤンの居るエル・ファシルへ向いエル・ファシル独立政府に協力する。その後、地球教の調査をしようと宇宙旅した際、アンドリュー・フォークの脱走情報をつかみ急ぎヤンに伝えようとするも間に合わず、ヤンは暗殺されてしまう。そしてエリック・ムライの退役脱退を受け彼と不穏分子を起こした兵士達と共にイゼルローン要塞を離れ惑星ハイネセンに降り立つ。ハイネセンについてウロウロしているさい私服でヨブ・トリューニヒトの家に入るエマニュエル・ド=ヴィリエを発見し何か起こると思い新たに発足したイゼルローン共和政府に協力し封鎖突破グループを組織する。シヴァ星域会戦終結後、無料奉仕のつもりはないと情報代を取る算段を表明し「おれは情報を売買して、新しい時代にふさわしい商人になってやる」との将来展望をする。

家族

イワン・コーネフ(従兄弟)

座乗艦

ベリョースカ号
親不孝号
最終更新:2025年01月08日 18:00