アンドリュー・フォーク(Andlew Fork、宇宙暦770年 - )は自由惑星同盟の軍人。原作登場人物である。男性。
1 外見
均整の取れた長身、きれいに切り揃えられたライトブラウンの短髪、血色の良い肌は、スポーツ選手のような印象を与える。目鼻立ちは多少整いすぎているが、穏やかな眼差しと優しそうな口元のおかげで雰囲気が和らげられていて、程良い清冽さを醸し出す。
2 略歴
2-1 前世
2-2 新版
宇宙歴776年に入った市少年団では入団二年目からずっと班長をしていた。小学校でも中学校でもベースボール部のキャプテンと生徒会長を務め、成績はずっと学年トップ、ベースボールでは全国大会準々決勝まで行った強豪チームのレギュラー遊撃手だった。
宇宙歴790年に同盟軍士官学校を首席で卒業する。
宇宙歴791年にエル・ファシル義勇旅団長
エリヤ・フィリップス義勇軍大佐の補佐となる。階級は義勇軍少尉であり、宇宙軍中尉。その後、エリヤと親友となる。(9話)
宇宙歴792年には宇宙軍大尉に昇進している。このころにはエリヤとファーストネームで呼び合う仲となっている。(12話)
宇宙歴793年には宇宙軍少佐に昇進している。以前から
ラザール・ロボス提督に心酔していたが、この頃には
ロボス・サークルに所属している。
ロボス派。(13話)
宇宙歴794年には宇宙軍中佐に昇進している。
ヴァンフリート四=二基地攻防戦で重傷を負ったエリヤを見舞った。過労気味。(21話)同年の
第六次イゼルローン攻防戦では
ロボス・サークルの中心人物の一人であり、作戦参謀・運用企画グループサブリーダーを務めている。要塞攻撃作戦案を提出する。精密な分析がなされていて説得力に富む内容であり、
ウィレム・ホーランド宇宙軍少将の案と組み合わせる形で採用される。(27話)
宇宙歴795年には宇宙艦隊司令部作戦第一課長を務めている。階級は宇宙軍大佐。(34話)
宇宙歴797年には宇宙軍准将に昇進しており、エリヤにラグナロック作戦の案を
ヨブ・トリューニヒトに見せるよう頼んだ。(53話)さらに若手高級士官グループ「冬バラ会」のリーダーとして帝国侵攻計画「ラグナロック作戦」を最高評議会に提出した。(54話)
宇宙歴798年からの「
神々の黄昏(ラグナロック)作戦」では遠征軍総司令部作戦参謀となる。(57話)同年に宇宙軍少将に昇進する。(59話)遠征中、強硬論を唱え続ける。その後、
第一統合軍集団の無断撤退を前に倒れる。(65話)遠征終了後、病気療養を理由に軍法会議への訴追を免れる。(71話)
宇宙歴801年には
民主政治再建会議の関係者に洗脳され、首都防衛軍司令官
エリヤ・フィリップス宇宙軍中将を襲撃する。その後、憲兵隊影響下の第二国防病院に搬送され療養生活を送る。(76話)
宇宙歴802年もエリヤとの交流は続いている。自分の携わったラグナロック作戦について悔いているらしい。
宇宙歴803年頃にはラグナロック戦犯裁判の結果、
冬バラ会が主犯では無かったことが知られており、
国防委員会も訴追を見送ったが、無罪になったわけではなく、世間の風当たりは厳しい。その為、友人の
エリヤ・フィリップス上級大将のコネでフェザーンの名門大学に官費留学している。(115話)
3 性格
実直を絵にかいたような人物。社交性も高い。
4 能力
白兵戦技術にも優れている。参謀に最も必要なコミュニケーション能力、協調性、柔軟性、熱意、忍耐力の全てが高い水準。
最終更新:2024年08月03日 09:41