カルボ(宇宙暦?年 - )は自由惑星同盟の政治家。オリジナルキャラクターである。

略歴

 宇宙歴794年5月ヴァンフリート戦役終結後の国防委員長として登場した。(22話)所属政党について記載なし。時系列からしてムカルジ政権における国防委員長ということになる。

 国民平和会議(NPC)が「神々の黄昏(ラグナロック)」作戦の失敗により凋落するまで、国防委員長の地位にある人物で所属政党が判明する者はすべてNPC所属であるため、彼も同様と考えることもできる。しかし、彼の就任時期はヴァンフリート戦役で当時のエステル・ヘーグリンド最高評議会議長が与党第二党の進歩党との協定を破棄してまで三個艦隊以上を動員しながら痛み分けに終わり、パヴェル・ネドベド国防委員長が辞任したという特殊な状況にあった。このため、進歩党への譲歩として国防委員長のポストが差し出された可能性もある。したがって、どちらともいえない。

 サイオキシンマフィア捜査の結果を憲兵隊司令官クレメンス・ドーソン中将から受け取った。(22話)捜査結果は恐るべきものであり、同盟軍将官の一パーセントがマフィアのメンバーであり、政界中枢にまでその勢力は及んでいた。このような事態は国防委員長の裁量では処理できないと判断し、最高評議会に判断を仰いだ。(22話)

 宇宙歴795年1月、ビハーリー・ムカルジ最高評議会議長はヨブ・トリューニヒト前NPC政策審議会長を国防院長に抜擢した。(29話)恐らくこの時に国防委員長の地位から退いたものと思われる。その後の動向は不明。


公職
先代:
パヴェル・ネドベド   
自由惑星同盟国防委員長
宇宙歴794年5月以降 - 宇宙歴795年1月以前
次代:
ヨブ・トリューニヒト   
最終更新:2021年06月08日 16:59