ムカルジ政権(宇宙歴794年6月 - 宇宙歴795年3月)とはビハーリー・ムカルジ最高評議会議長を首班とする自由惑星同盟の政権をさす。

概略

 宇宙歴789年から続く国民平和会議(NPC)と進歩党による改革派連立政権の一つである。他の政権と同様一年に満たない短期政権となった。作中で詳細がわかるのは宇宙歴794年から795年の任期であるが、789年以降793年以前に少なくとも一度以上、ムカルジは最高評議会議長に就任している。そのためこのムカルジ政権は少なくとも第二次政権以降ということになる。

第?次ムカルジ政権(宇宙歴794年6月 - 宇宙歴795年1月)


 ラパラ報道担当評議員に見られるように露骨な人気取り人事を行った。またカステレン委員長がわずか在職一四日で辞任に追い込まれた。このような事情から、発足当初から弱体な政権とみなされきわめて不人気だった。宇宙歴794年12月第六次イゼルローン要塞攻防戦が失敗に終わると、NPCの有力者であるエティエンヌ・ドゥネーヴ元議長とバイ・ジェンミン副党首がボナール下ろしに動く。しかし、ドゥネーヴ派ヨブ・トリューニヒトがこの動きに造反し、ムカルジ政権は事なきを得た。795年年明け、ボナール政権は同年3月の上院選挙を見据えて大規模な評議会改造を行った。

第?次改造ムカルジ政権(宇宙歴795年1月 - 宇宙歴795年3月)


  • 役職不明
アラベル・ドレフュス(所属政党不明)
カレン・アーミテイジ(所属政党不明)
レオポルド・フォン・リッツェ(所属政党不明)

 しかし、この努力も実らず上院選挙で与党NPC・進歩党は惜敗しムカルジ最高評議会議長は引責辞任した。





最終更新:2024年04月22日 16:43

*1 その後のムカルジ政権でも留任している可能性はある