ヴァンフリート星域会戦とは宇宙歴794年2月~5月にわたる対帝国防衛戦ヴァンフリート戦役のさなか、3月21日から5月1日までの41日間に自由惑星同盟軍と銀河帝国軍のあいだに起こった戦闘である。

1 戦いの背景

 イゼルローン回廊の同盟側出口周辺にあるヴァンフリート星系は、あまりに戦略的価値が低すぎて、154年の対帝国戦争の歴史の中でも、ほとんど戦場にならなかった。
 恒星活動が不安定で、宇宙嵐が頻繁に発生するため、航宙の難所と言われる。この星系にある八つの惑星、三〇〇以上の小惑星、二六の衛星は、水や酸素が少ない上に気候も荒々しい。その上、帝国国境と近すぎる。このため、航路としても植民地としても使い道がなかったためである。

 にもかかわらず、恒星ヴァンフリート周辺宙域が戦場になったのは定かではない。

2 両軍の指導者・指揮官


自由惑星同盟 銀河帝国
ラザール・ロボス宇宙軍元帥
ドワイト・グリーンヒル宇宙軍大将
ヨハネス・ヴィテルマンス宇宙軍中将
ジルベール・シャフラン宇宙軍中将
マッシモ・ファルツォーネ宇宙軍中将
ウラディミール・ボロディン宇宙軍中将
グレゴール・フォン・ミュッケンベルガー元帥
不明(第二猟騎兵艦隊司令官)
不明(第一竜騎兵艦隊司令官)
リヒャルト・フォン・グリンメルスハウゼン中将
不明(不明艦隊司令官)
不明(不明艦隊司令官)

3 戦いの経過

 宇宙歴794年3月21日、同盟軍と帝国軍の宇宙艦隊主力は、恒星ヴァンフリートの周辺宙域で戦闘状態に入り、ヴァンフリート星域会戦始まる。恒星活動の影響で大規模な電磁波障害が発生し、各拠点同士の通信がほぼ不可能となる。

4 結果及びその影響


最終更新:2018年05月06日 21:26