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辺境守護者

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辺境守護者



辺境とは?

ラゼルダ大陸南西部葉比較的平坦な土地があり、ここに古代から栄える五つの王国があります。
これを人々は五王国と呼びました。
五王国の北部には広大な荒野とステップが広がり、その方角には強大なオーク帝国が存在します。
といってもこのオーク帝国と五王国は完全に国境で接触しているわけではありません。
苛酷な自然環境と、あまりにも違いすぎる文明、また戦争の影響で、
どちらの領土ともいえない広大な荒野がこの二つの文明圏の間に存在します。

この広大な荒野をいつからか人々は「辺境」と呼ぶようになりました。
辺境は広大な荒野ですが、その中の一部分は肥沃な大地であったり、
金属を産む鉱山であったり、またはいくつかの都市も存在しています。
人々は危険と隣りあわせの荒野であり、オーク帝国の脅威にさらされていても、
そこが故郷であるならば愛して守ることが使命だと信じているようでした。

こういった人間族の住む辺境の一部分は、
それが一部分であってもあまりにも広い範囲に点々と散らばっているため、
五王国の正規軍が手を尽くしても守りきることは不可能でした。
これらの辺境を守るためには、大規模の軍勢は機動力が圧倒的に欠けていたのです。
こういった事情から生まれたのが、自由軍……のちの辺境守護者です。


【概要】

辺境守護者は国からの委託を受ける「辺境守護軍」に雇われた、
正規の身分の冒険者です。正式には「辺境守護軍一級守護者」という身分になります。

【任務】

「辺境守護軍」は王命を受けた貴族、たいていは侯爵が指揮を執っています。
ここに雇われた辺境守護士は、上司の指示に従って任務をこなします。
任務は多くの場合巡回と呼ばれるものです。巡回とは指定された任地を旅し、
その間におきたトラブルを解決するものです。
周辺住民の話を聞き、武力を持って解決できる困難事があればこれを助けることが任務とされます。
特にオーク帝国の侵略は見逃してはなりません。
オーク帝国も最近では大規模侵攻ではなく、ゲリラ戦術を展開してきています、
こういった侵略から辺境を守ることは辺境守護者のもっとも大切な任務です。

【権限】

また辺境守護士は、辺境守護軍を通して王命を受けた国家権力の代弁者でもあります。
任務中、任地においては簡易裁判官、および正規軍少尉としての権限を有します。

簡易裁判権

簡易裁判官というのは、二ヶ月の拘束を上限とした罪を裁判によって決定できる権限を有した裁判官です。
辺境で何らかの犯罪が発生し、近くにより上位の裁判権を有する裁判官がいない場合、
辺境守護士は裁判官の役目を実行することが出来ます。
多くの場合は拘束権を利用して「辺境砦に護送の上で、正規の裁判を受けさせる」というような解決法を取ります。

正規軍少尉としても命令権

少尉権限とは軍務上の指揮権に影響します。少尉は下士官として、軍曹以下の兵卒に命令できる権限を持ちます。

徴兵権

また本人の希望さえあれば、一時的に民間人を兵として徴兵できる権利も与えられています。
この場合、徴兵とは民間人を兵として雇用することをさし、
この兵は徴兵した辺境守護士の指揮下に入ります。もちろん徴兵した以上、
あとで兵には正規の給料が与えられます。

軍事的徴用権

任地の人々の生活に無用の圧迫を与えない範囲に限る、
という制限があるものの緊急時には建物や物品を含む財産を、一時的に徴用できる権限も与えられています。
この権限によって自警団を組織して、オーク帝国の略奪部隊を撃退した英雄譚も存在します。

権限使用制限

辺境守護士は、これらの権限を私利私欲のためには使ってはならないとされています。
旅館なども徴用できるのですが、よほどの緊急事態でもない限り、お金を払って普通に宿泊しています。
辺境守護士は節度ある礼儀正しい態度が求められます。辺境守護軍は地に安寧を、民に平和を、
天に正道をもたらす存在でなければならないとされているのです。

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