
ZATに処分されたチグリスフラワーが突如怪獣化したもの。腹に咲いている巨大なチグリスフラワーから強力な溶解液を噴射することで攻撃。翼はないがマッハ3の速度で空を飛ぶことが可能。左手は鎌、右手はムチになっている。口からは1万度の火炎を吐く。夜中に東京湾でオイルドリンカーと対決したが、腹部のチグリスフラワーで飲み込んで倒してしまった。その後、再び出現してZAT基地を襲撃し、ウルトラマンタロウと対決。最後はジャイアントスイングで投げ飛ばされた後、ストリウム光線を浴びて木っ端微塵になった。
データ
別名 | 宇宙大怪獣 |
身長 | 60m |
体重 | 5万8千t |
出身地 | 宇宙(東京湾) |
初登場作品 | ウルトラマンタロウ 第1話「ウルトラの母は太陽のように」(1973年4月6日放送) |
ドラゴニュートの人形劇では…
家にある人形大体登場ムービーにて、ドラゴニュート・ブラウスピカに倒されていたのが初登場。本格的な登場は映画第1作であり、アルスに斬り倒された。これ以降はベリアル軍の戦力として度々登場する。撮影にはウルトラ怪獣シリーズを使用している。
余談
- 企画段階では”アストロキング”や”フラワーキング”という名も候補として上がっていた。
- 地球で誕生したが肩書きは「宇宙大怪獣」なのはアストロモンスそのものは地球生まれだが、元となったチグリスフラワーは実は宇宙植物と説明する書籍もある。
- 鳴き声はゴリアスの流用。なお、息はダイゴロウの息も流用している。
- OPでは「怪獣・アストロモンス」とクレジットされていた。
- デザイン画では、脇の下から脇腹にかけて飛膜が存在する。
- 企画書のサンプルストーリーでは宇宙から飛来して宇宙ステーションを全滅させた。
- 造形物はスーツとは別にアップ用の頭部と腹部が作られた。そのほか、飛び人形・爆発用のカポック・実物大の足が用いられた。
- 「ウルトラ怪獣攻げき技大図鑑」では右手のムチを「スネークビュート」と表記された。
- ウルトラ6兄弟VS怪獣軍団では怪獣軍団の一体として登場。ハヌマーンにダストパン共々首&腕チョンパで倒された。この時の鳴き声は日本版ではバイラスの流用。
- べリュドラの首を構成している。
添付ファイル