僕は、百雲龍之介。
突然、殺し合いに巻き込まれて…モンスターに襲われそうになっていた所を、大我さんに助けてもらって。
それからリゼさんと橘さん、海馬さんに出会って僕を鍛えてもらって。
そうして、――僕は助けてもらってばっかりで、それでもせめて、皆の役に立てるようになりたくて。
それで
なんで、こうなったんだろう。
「―――っ」「……おい、大丈夫か」僕は途切れかけた意識の中で目を覚ました。
気付いたら、僕は大我さんの腕の中にいるようだった。
……そうだった。僕は海馬さんと二戦目のデュエルをしようとした所に―――
『百雲ッ!!』『レベルアップ!バンバンシューティング!!』
…突然、化け物のような触手が襲ってきて、大我さんが庇ってくれたんだった。
…突然、化け物のような触手が襲ってきて、大我さんが庇ってくれたんだった。
はっ、と僕は意識を取り戻して、言った。「大我さんは……!」「……無事だ。変身は、解除されちまったがな」
よかった、と思うより前に、僕は分断されたカフェテリアの向こう側を見る。
触手の向こう側には、ギャレンに変身した橘さんと、それに庇われたリゼさん、そして――海馬さんがいた。
よかった、と思うより前に、僕は分断されたカフェテリアの向こう側を見る。
触手の向こう側には、ギャレンに変身した橘さんと、それに庇われたリゼさん、そして――海馬さんがいた。
…NPC以外の、初めての、殺意を持った敵との戦いだった。僕は、……僕は。
目の前の触手を操る男の殺気が、恐くて、気持ち悪くて、仕方なかった。
◇
「融合召喚!!現れよ、ネオ・ブルーアイズ・アルティメットドラゴン!!」
先手を切ったのは、海馬であった。
先手を切ったのは、海馬であった。
三つ首の巨大竜が、目の前の触手群――鬼舞辻無惨を襲わんと砲撃を畳み掛ける。
だが――速さが違う。砲撃は躱され、逆に触手の塊がブルーアイズに襲い来る。
「罠カード発動!<<身代わりの闇!!>>デッキからモンスターカードを墓地に送る!」
「罠カード発動!<<身代わりの闇!!>>デッキからモンスターカードを墓地に送る!」
カードから闇が噴き出し、無惨の攻撃は無効となる。――そして。
一瞬の勝機に賭ける。この攻撃が効かなければ、――ギャレンでは、打つ手がない。
「DROP」「FIRE」「GEMINI」
「BURNING DIVIDE」
その間に、リゼを後方に下がらせたギャレンが駆ける。
闇の中、ブルーアイズに触手を集中させた無惨の脇から、焼けるような分身のキックが、飛来した。
闇の中、ブルーアイズに触手を集中させた無惨の脇から、焼けるような分身のキックが、飛来した。
爪先がぶつかり、爆炎が舞う。
――しかし、それすらも無惨は何の関心も持たずに冷ややかに摘み取る。
「……」「ぐ、ぁぁっ……!」
……火力が、足りない。
ギャレンの蹴りは無惨を爆裂へと至らず、肉に焼け付いた炎ごと蹴りはその態勢のまま受け止められた。
ギャレンの蹴りは無惨を爆裂へと至らず、肉に焼け付いた炎ごと蹴りはその態勢のまま受け止められた。
脆い。それが無惨の抱いた感想だった。このまま脚ごと潰せばいい話だ。
無惨の触手が、力を籠める。「う、ぐぁぁぁっ!!」
「…ブルーアイズ!」ブルーアイズが砲撃でアシストを行う。だが……無惨は予期していたかのように跳躍し、持ち上げているギャレンごと攻撃を躱した。
舞台は空中に移る。このまま肉、骨ごとギャレンの脚部はプレス機のように潰されるのも時間の問題だった――
無惨の触手が、力を籠める。「う、ぐぁぁぁっ!!」
「…ブルーアイズ!」ブルーアイズが砲撃でアシストを行う。だが……無惨は予期していたかのように跳躍し、持ち上げているギャレンごと攻撃を躱した。
舞台は空中に移る。このまま肉、骨ごとギャレンの脚部はプレス機のように潰されるのも時間の問題だった――
「RIDER CRITICAL STRIKE」
だが、何者かが飛来した。そして、迎撃せんとする触手ごと、無惨は蹴り飛ばされた。
「……チッ……!!」
「……うぐっ」
ギャレンが落ちる中、…何奴も此奴も、何故ここまで邪魔をするのか。態勢を整えた無惨は一瞥した先を見た。
間一髪の所を救ったのは、最後の支給品、市販品の仮面ライダークロニクルガシャットで変身した仮面ライダークロノス…大我だった。
間一髪の所を救ったのは、最後の支給品、市販品の仮面ライダークロニクルガシャットで変身した仮面ライダークロノス…大我だった。
「……おい、お前」…所詮変貌したとて、食料は食料。依然として無視する。だが、そんな中目の前の男は続けた。「……いいモン持ってんじゃねぇか」
そこにあったのは、無惨のデイバッグ。大我……クロノスはガシャットを抜き、デイバッグの中にあったそれを腰に充てた。
バグルドライバーⅡ。そして……手に持つのは、クロニクルガシャットと……ハイパームテキガシャット。
「………」無惨から見れば、隙でしかないその動作。だが……目に映るのは、幾度となく見てきた鬼狩りのそれと同じ闘志。
尚もふらつきかける大我を、触手が襲い来る。「……食い止めろ、ブルーアイズ!!」
尚もふらつきかける大我を、触手が襲い来る。「……食い止めろ、ブルーアイズ!!」
だが、そこに相対するのは三つ首の竜。「……罠カード発動、<<<強化反撃>>>!!」
強化反撃。自分が受けるダメージを0にし、バトルフェイズ終了時までモンスターの攻撃力をアップする。
所詮は人間の傀儡。…されど、無惨の苛立ちが募る。
強化反撃。自分が受けるダメージを0にし、バトルフェイズ終了時までモンスターの攻撃力をアップする。
所詮は人間の傀儡。…されど、無惨の苛立ちが募る。
「……大我さんっ………!」次いで、戦場の中にデッキを携えて百雲が追ってくる。…そして、百雲は変身が解除された大我の貌を見て、絶望した。
「……もぐも。それを持ってろ。こいつはゲームクリアに必要な物だ」大我は、クロノスの変身の後遺症で吐血していた。…そして、ハイパームテキガシャットを投げ渡される。
「……もぐも。それを持ってろ。こいつはゲームクリアに必要な物だ」大我は、クロノスの変身の後遺症で吐血していた。…そして、ハイパームテキガシャットを投げ渡される。
「…お前は…俺が絶対に護る。――変身…!」
「バグルアップ!!天を掴めライダー!刻めクロニクル!今こそ時は極まれり!!」
その刹那、強化反撃の砲射すら躱し切り、攻撃力4500のネオ・ブルーアイズすら八つ裂きにして仕留めた無惨の触手が襲い来る。が―――
「PAUSE」
瞬間、無惨の、周囲の時が止まる。
「ぐふっ………う"う"っ」
ゲーマドライバーの時とは比にならないほどの、全身を蝕む激痛とウイルス。――これで仕留める。
クロノスは、ドライバーのボタンを押した。
「KIMEWAZA……CRITICAL CREWS-AID」
「KIMEWAZA……CRITICAL CREWS-AID」
時間を司る雷撃の蹴りが、無惨に放たれる。
直後、花家大我の体力は、限界を迎えた。
「RE-START」
「ぐ、はっ」
「ぐ、あぁぁっ……!!」
時間停止が強制的に解除され、変身が解除された大我と雷撃を喰らった無惨は倒れる。
時間停止が強制的に解除され、変身が解除された大我と雷撃を喰らった無惨は倒れる。
理解出来ない。突如奴を喰らおうとした触手が一瞬で躱され―――
一瞬。…こいつは。
「…ドロー……!」…また傀儡を召喚されてはたまらない。無惨は海馬に触手を飛ばし、海馬は反射的にカードのドローを止め触手の届く範囲外まで避ける。
「チッ……!!」何とか傷を負わずには済んだ。…だがまずい。海馬は避ける事には成功したものの、直後、最悪の思考に追いやられる。
…今モンスターを召喚しても間に合わない。海馬は、次に無惨がやろうとしている事を見ている事しかできずにいた。
…今モンスターを召喚しても間に合わない。海馬は、次に無惨がやろうとしている事を見ている事しかできずにいた。
それは、百雲も同じだった。…ドローする動作をすれば、確実に喰われる。
だけど、ドローしなければ殺されるのは……大我さんだ。
動いて、動け、僕の体……
動いて、動け、僕の体……
…僕は海馬さんみたいには、できない。
思念とは裏腹に、百雲は戦意を喪失していた。…この化け物と戦おうとすら、深層の意識では思えなかった。
思念とは裏腹に、百雲は戦意を喪失していた。…この化け物と戦おうとすら、深層の意識では思えなかった。
腕から脇部に掛けて、歪に開かれる巨大な牙と口腔。無惨は、大我を喰らおうとしていた。
「……や、め………ろ……」大我には、もはや抵抗する力など残ってはいない。
やがて、無惨が大我に接近し、そして――
「キメワザ!!バンバンクリティカルフィニッシュ!!」
無惨は大我を喰らう直前で、ビーム砲に弾き飛ばされた。
無惨は大我を喰らう直前で、ビーム砲に弾き飛ばされた。
「ぎ、ぁああああああああ!!!!」撃たれた無惨は怒りとともに、戦闘態勢を整え、射撃を放った主に触手を食らわせようとする。
射撃を行った―――リゼに。
「……リゼ、さん……何を」
百雲は、ようやく近づけた大我に寄り添いながら、リゼのその姿を見て……絶句した。
百雲は、ようやく近づけた大我に寄り添いながら、リゼのその姿を見て……絶句した。
――そのガシャットの、解説書は読んだ。後は、私が出来ることをやるだけだ。
リゼの腰には、大我のゲーマドライバーが充てられていたからだ。
リゼの腰には、大我のゲーマドライバーが充てられていたからだ。
「海馬さん、……もぐも。……大我さんと、橘さんを頼む。」「リゼさ、ん」
『"いや、俺は一流なんかじゃない。こんな情けない俺のせいで愛する人を失ったんだ。
……だがリゼを特訓して、君の友達を守るくらいはしたいと思ってる"』
……だがリゼを特訓して、君の友達を守るくらいはしたいと思ってる"』
「………やめろ、よせ……!」薄れゆく意識の中で、大我が叫び。
「……やめてくれ、それだけは……。」変身が解除された最中で、橘が願うことしかできずにいた。
「……やめてくれ、それだけは……。」変身が解除された最中で、橘が願うことしかできずにいた。
――やめてくれ。俺は君にそんなことをさせる為に……。
…ごめん。ココア、チノ、メグ――マヤ。私は、皆に、会えないみたい。
――私は、ここまでみたいだ。
リゼが手にしたのは、大我のゲーマドライバーと……挿入してあるのは、バンバンシューティングガシャット、そして……ハイパームテキガシャット。
「……。」無惨は、見る。…何故人間共は、ここまで生き汚いのだろう。
最早厭りだと言わんばかりに、無惨は尚も数十の触手で裂死させようとした。
最早厭りだと言わんばかりに、無惨は尚も数十の触手で裂死させようとした。
「変身」しかし、触手群が襲い来ると同時に――ゲーマドライバーが開く。
「ガッチャーン!ムテキレベルアップ!バンバンシューティング!…アガッチャ!」
直後、無惨の数十の触手が金色の光群とともに弾かれ、千切られる。
「何…?」無惨が驚愕する中、ムテキとなった仮面ライダースナイプ……リゼは、触手を振り払うように跳躍し…ハイパームテキガシャットをキメワザホルダーに入れた。
「何…?」無惨が驚愕する中、ムテキとなった仮面ライダースナイプ……リゼは、触手を振り払うように跳躍し…ハイパームテキガシャットをキメワザホルダーに入れた。
「いっけええええええ!!!!!!」
『キメワザ!!ハイパークリティカルストライク!!!』
『キメワザ!!ハイパークリティカルストライク!!!』
黄金に輝くスナイプから放たれる、渾身のキック。無惨を弾き飛ばすように、――そして、大我達から数mからでも引きはがすように、行われる高速移動の連撃。
「ぬ、ぐう……!!」…おかしい。此方の触手が効かない。
流石の無惨でも、今迄の蓄積されたダメージ、そして幾重にも重ねた触手群を物ともしないリゼの猛攻に、F-2のエリアから引き剝がされつつあった。
流石の無惨でも、今迄の蓄積されたダメージ、そして幾重にも重ねた触手群を物ともしないリゼの猛攻に、F-2のエリアから引き剝がされつつあった。
先刻の攻撃で心臓も脳も、四、五以上潰されている、不味い。このままでは――
「オォォ……!!」
リゼは、もう輝色の蹴りから止まる気はなかった。もぐもが、海馬が、大我が、――橘さんが無事に逃げれるように、少しでもこいつに痛手を負わせる。
ごめん、橘さん。一人にさせてしまって。
ごめん、橘さん。一人にさせてしまって。
だから、みんなを―――絶対に…………
「タイムアップ」
◇
何だったんだ、あの力は。
F-3。 ….再びここへ戻って来た。
少女を文字通り、頭部から砕きその脳漿で濯いだ無惨は思い出す。
あの白髪の混じった男が使っていた能力―――「時を止める力」を。
G-3、無惨は金髪の男が通ったと思わしき痕跡を追跡していた。….標準体型の男性が通った跡を。
….だが、見当違いだと気付いたのは再びその足跡がF-2に向かっている事実を認識した時だった。
少女を文字通り、頭部から砕きその脳漿で濯いだ無惨は思い出す。
あの白髪の混じった男が使っていた能力―――「時を止める力」を。
G-3、無惨は金髪の男が通ったと思わしき痕跡を追跡していた。….標準体型の男性が通った跡を。
….だが、見当違いだと気付いたのは再びその足跡がF-2に向かっている事実を認識した時だった。
正確にはその痕はDIOでは無く、海馬の物だったのだが….
見失った。苛立ちを募らせ、ならばせめてカーン、という音がした建物内にいる愚図共を糧としようと襲った。
だが、…..僥倖、というべきか。あの力は….
……この女の抵抗に遭い、随分と引き剥がされた。北に逃げていくのは視えた。――もう直、朝が来る。
だが、…..僥倖、というべきか。あの力は….
……この女の抵抗に遭い、随分と引き剥がされた。北に逃げていくのは視えた。――もう直、朝が来る。
一か八か、か、――再び追わねば。
戦いはまだ、終わっていない。
【F-3 川辺付近/一日目/早朝(日の出まで数十分)】
【鬼舞辻無惨@鬼滅の刃】
[状態]:ダメージ(中、理世を喰らった事により多少回復中)、疲労(大)、主催者への不快感(極大)、恐怖と焦燥感(大)
[装備]:
[道具]:基本支給品、ボーちゃんの首輪、ゲーマドライバー&バンバンシューティングガシャット@仮面ライダーエグゼイド、ハイパームテキガシャット@仮面ライダーエグゼイド
[思考・状況]基本方針:誰であろうと殺す。
1:金髪の男(DIO、名前は知らない)を喰い殺すか白髪の男(大我)の力を手に入れ、時を止める力を手に入れる。
2:1が完了するまで耳飾りの剣士(縁壱)との接触は絶対に避ける。何時まで私に付き纏う気だ貴様は。
3:…直に朝だ。この女の身に着けていた装備が使えるか?
4:全てが終わったら檀黎斗を殺す。二度と私の前に姿を見せるな異常者が。
5:黒死牟は放って置いても私との合流を目指すだろう。奴の首輪が必要かもしれん。
[備考]
※無限城決戦終盤からの参戦(寿命残り数日)。分裂不可。再生能力は今のところ健在。
※配下の鬼への呪いは無効化されています。
[状態]:ダメージ(中、理世を喰らった事により多少回復中)、疲労(大)、主催者への不快感(極大)、恐怖と焦燥感(大)
[装備]:
[道具]:基本支給品、ボーちゃんの首輪、ゲーマドライバー&バンバンシューティングガシャット@仮面ライダーエグゼイド、ハイパームテキガシャット@仮面ライダーエグゼイド
[思考・状況]基本方針:誰であろうと殺す。
1:金髪の男(DIO、名前は知らない)を喰い殺すか白髪の男(大我)の力を手に入れ、時を止める力を手に入れる。
2:1が完了するまで耳飾りの剣士(縁壱)との接触は絶対に避ける。何時まで私に付き纏う気だ貴様は。
3:…直に朝だ。この女の身に着けていた装備が使えるか?
4:全てが終わったら檀黎斗を殺す。二度と私の前に姿を見せるな異常者が。
5:黒死牟は放って置いても私との合流を目指すだろう。奴の首輪が必要かもしれん。
[備考]
※無限城決戦終盤からの参戦(寿命残り数日)。分裂不可。再生能力は今のところ健在。
※配下の鬼への呪いは無効化されています。
E-2。
「……目覚めたか。」
…俺は意識が醒め、何者かに担がれている感覚を感じ取った。
そこに居たのは、ギャレンと、同じく担がれている大我。――そして、曇り切った眼で海馬に付いていき、この状況が受け入れられずにいるような百雲。
……何が起こったんだ。リゼが変身して、それから……
…俺は意識が醒め、何者かに担がれている感覚を感じ取った。
そこに居たのは、ギャレンと、同じく担がれている大我。――そして、曇り切った眼で海馬に付いていき、この状況が受け入れられずにいるような百雲。
……何が起こったんだ。リゼが変身して、それから……
「リゼ、リゼは……!」「……残念だが」目の前の、ギャレン…海馬は首を横に振った。
あの時、リゼが変身した直後――海馬はギャレンに変身し、大我と橘の二人を背負いF-2から離脱していた。
…リゼの犠牲に、そして二人を背負って撤退の判断を下した海馬は悔やむと同時に、思い返す。…ギャレンのまま無惨に立ち向かう事も出来た事を。
…海馬は死ぬ事を、この殺し合いを恐れていなかった。だが……今ここで自分が死ねば、確実にここにいる全員が死ぬ。…死を恐れていないのではなく、海馬は生きて檀黎斗の下へたどり着く為に撤退する道を選んだ。
…リゼの犠牲に、そして二人を背負って撤退の判断を下した海馬は悔やむと同時に、思い返す。…ギャレンのまま無惨に立ち向かう事も出来た事を。
…海馬は死ぬ事を、この殺し合いを恐れていなかった。だが……今ここで自分が死ねば、確実にここにいる全員が死ぬ。…死を恐れていないのではなく、海馬は生きて檀黎斗の下へたどり着く為に撤退する道を選んだ。
「ぁ、ああ……!!」意識が覚醒していき、今此処には居ない、…そして永遠にいなくなってしまった彼女の顔がフラッシュバックする。
橘は、その意味を知る。残されたのは、負傷した脚。
橘は、その意味を知る。残されたのは、負傷した脚。
『橘さん。私もみんなを――友達を守りたいんだ。……だからもし良ければ、私を特訓してくれないか?』
『橘さん。今すぐ私を鍛えてくれ!!』
『橘さん―――
思い出すのは 自身を頼ってくれたリゼの顔。
「ぁぁああああああああああああああああああぁああああああ―――!!!!」
橘の慟哭が、空しく響くのみだった。
【天々座理世@ご注文はうさぎですか? 死亡】
【E-2/一日目/早朝(日の出まで数十分)】
【海馬瀬人@遊☆戯☆王】
[状態]:心身の疲労(中)、リゼを見捨てた後悔、ギャレンに変身中
[装備]:海馬瀬人のデッキ&新型デュエルディスク@遊☆戯☆王THE DARK SIDE OF DIMENSIONS、ギャレンバックル@仮面ライダー剣
[道具]:基本支給品、無惨の支給品
[思考・状況]基本方針:この決闘を粉砕したのち、アテムと決着をつける
1:檀黎斗と、あの異形(無惨)と闘うための方法を模索する。あの自称神はこのオレが粉砕してくれるわ!
2:首輪を解除したい
3:アテム及び共に存在しているであろう遊戯を探す。
そうそう死ぬとも思えないが、お友達が死んで心に隙が生まれれば万が一があるかもしれない。
器の遊戯の実力にも興味がある。当然凡骨は放置だ
4:残酷にも殺された少女(条河麻耶)のように闘う意志も牙も持たぬ参加者と遭遇した場合、保護も検討してやろう。
5:百雲を鍛えてやる。貴様を焚きつけて死なせるのは俺の沽券に関わる。
[備考]
※参戦時期は本編終了後から映画本編開始前のどこか。
[状態]:心身の疲労(中)、リゼを見捨てた後悔、ギャレンに変身中
[装備]:海馬瀬人のデッキ&新型デュエルディスク@遊☆戯☆王THE DARK SIDE OF DIMENSIONS、ギャレンバックル@仮面ライダー剣
[道具]:基本支給品、無惨の支給品
[思考・状況]基本方針:この決闘を粉砕したのち、アテムと決着をつける
1:檀黎斗と、あの異形(無惨)と闘うための方法を模索する。あの自称神はこのオレが粉砕してくれるわ!
2:首輪を解除したい
3:アテム及び共に存在しているであろう遊戯を探す。
そうそう死ぬとも思えないが、お友達が死んで心に隙が生まれれば万が一があるかもしれない。
器の遊戯の実力にも興味がある。当然凡骨は放置だ
4:残酷にも殺された少女(条河麻耶)のように闘う意志も牙も持たぬ参加者と遭遇した場合、保護も検討してやろう。
5:百雲を鍛えてやる。貴様を焚きつけて死なせるのは俺の沽券に関わる。
[備考]
※参戦時期は本編終了後から映画本編開始前のどこか。
【橘朔也@仮面ライダー剣】
[状態]:心身の疲労(大)、脚を負傷、リゼを護れなかった後悔
[装備]:
[道具]:基本支給品、ランダム支給品×1~2
[思考・状況]基本方針:剣崎の分まで人々を助ける。ゲームマスターも倒す
1:リゼ……。
[備考]
※参戦時期は最終回後。
※遊戯王OCGのルールを多少把握しました
※脚の負傷具合については後続の書き手にお任せします
[状態]:心身の疲労(大)、脚を負傷、リゼを護れなかった後悔
[装備]:
[道具]:基本支給品、ランダム支給品×1~2
[思考・状況]基本方針:剣崎の分まで人々を助ける。ゲームマスターも倒す
1:リゼ……。
[備考]
※参戦時期は最終回後。
※遊戯王OCGのルールを多少把握しました
※脚の負傷具合については後続の書き手にお任せします
【百雲龍之介@不可解なぼくのすべてを】
[状態]:心身の疲労(極大)、ストレス(極大)、自身の無力に対する後悔
[装備]:リゼ専用スピアー@きららファンタジア、デュエルディスクとデッキ(ウィッチクラフト)@遊戯王OCG
[道具]:基本支給品、リゼの支給品
[思考・状況]基本方針:……。
1:…何にも、できなかった。ぼくは……
2:リゼ、さん………
3:大我さん……
[状態]:心身の疲労(極大)、ストレス(極大)、自身の無力に対する後悔
[装備]:リゼ専用スピアー@きららファンタジア、デュエルディスクとデッキ(ウィッチクラフト)@遊戯王OCG
[道具]:基本支給品、リゼの支給品
[思考・状況]基本方針:……。
1:…何にも、できなかった。ぼくは……
2:リゼ、さん………
3:大我さん……
[備考]
※参戦時期は少なくとも十四話以降かつ二十三話までのどこか
※遊戯王OCGのルールとウィッチクラフトの回し方をだいたい把握しました。
海馬とのデュエルで、さらに成長するかもしれません。
※先行ドローをしてませんが、別にドローしてもいいことに気付いてません。
(ZEXALまでなので先行ドローがOK)
多分直に気付きます。
※参戦時期は少なくとも十四話以降かつ二十三話までのどこか
※遊戯王OCGのルールとウィッチクラフトの回し方をだいたい把握しました。
海馬とのデュエルで、さらに成長するかもしれません。
※先行ドローをしてませんが、別にドローしてもいいことに気付いてません。
(ZEXALまでなので先行ドローがOK)
多分直に気付きます。
【花家大我@仮面ライダーエグゼイド】
[状態]:ダメージ(中)、気絶中、バグスターウイルスの後遺症、心身の疲労(大)
[装備]: バグルドライバーⅡ&仮面ライダークロニクルガシャット(市販品)@仮面ライダーエグゼイド
[道具]:基本支給品
[思考・状況]基本方針:このゲームは俺がクリアする
1:……。(気絶中)
[備考]
※参戦時期は仮面ライダーエグゼイド トリロジー アナザー・エンディング終了後
※遊戯王OCGのルールを多少把握しました
[状態]:ダメージ(中)、気絶中、バグスターウイルスの後遺症、心身の疲労(大)
[装備]: バグルドライバーⅡ&仮面ライダークロニクルガシャット(市販品)@仮面ライダーエグゼイド
[道具]:基本支給品
[思考・状況]基本方針:このゲームは俺がクリアする
1:……。(気絶中)
[備考]
※参戦時期は仮面ライダーエグゼイド トリロジー アナザー・エンディング終了後
※遊戯王OCGのルールを多少把握しました
072:Judge End ─アドバンス・カーニバル─ | 投下順 | 074:死者からの手向け |
時系列順 | ||
057:青き眼の激臨 | 天々座理世 | GAME OVER |
橘朔也 | 096:激瀧神 『ポセイドン・スプラッシュ』 | |
花家大我 | ||
百雲龍之介 | ||
海馬瀬人 | ||
056:鬼械戦線 | 鬼舞辻無惨 | 098:rebirth ―魂の日々を、魂の意志を― |