今からお話しする話は、非科学的で宗教的な話です。神様は嫌いだ!! 神様なんて信じない!! 俺は仏教だ!! 等々の人はご遠慮ください。また著者の考え方が不可解かもしれないのでご注意ください
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あの世: ポチ(ボタン音)
この世: ブシューン!!
あの世: 神「よっしゃ、真芯!! 走れ走れ・・っておい!!遅すぎるんだよこいつ・・」
この世: 実況「今日好調の兵藤、三打席連続外野に持って行ってつなぎました!!猛打賞です!!
あの世: 神「なんでエレファンツにはヴェラスケスの打撃-4の選手が二人もいるのに長打とヒット-2づつの選手がいないんだよ!」
「ここで二塁打なら手嶋のヒットで帰ってこれるじゃないかよ!!」
「くそ、こうなったら賽銭もしてたし(五円だけど・・)チー・・・ 私の力で能力を上げるとするか」
この世: そんな時兵藤は悩んどった、地味につなぐ野球が持ち味、自分自身も認めてきたんやけど、もし能力が落ちてきたりしたら何もできないやないかと先のことまで考えとったんや、さすがやな
兵藤「俺は・・ 外野へのヒットでしかつなげない。しかし、つなぐ方法はほかにもあるはずだ・・ そうだバントだ、巧打だ! そうすれば打撃力も上がるし一石二鳥だ。」
その日から全体練習終りの個人猛特訓が始まった。
来る日も来る日もバントとカット、すると巧打もみるみる上がり予想通り打率も上がりいやらしいところに落ちたりと、バットテクニックもとても上がっていた。
チーム一位の9にまで上がった。
数ヵ月後、兵藤はスランプに陥りミートが急激に下がった。
巧打があったため、カットカットカットヒットと打率こそは落ちへんかったんやけど、兵藤は気づいとった。
兵藤「明らかに、芯に当たらない・・」
また兵藤は悩みだした。転ばぬ先の杖や、数ヶ月前に心配していたことが現実になり、あらかじめ対策してたから良かったけど、今は2番打者争いしてる重要な時や、不安定やったら落とされる。
そして、不安からどんどん練習に力が入らず、ミートは悪化。
兵藤「ミートがだめなら他で勝負しよう、巧打を生かすにはやっぱり足も必要だ、そうすれば内野安打もできるし・・ いいぞ!」
その日から練習は若干サボっても走り込みをした。50m、100m、そして5mのスタートダッシュの練習もした。
さぼったツケが回ってやっぱり打撃は落ちたけど、セーフティバントを決めれるぐらいの足とテクニックはついた。
スタメン落ちでも代打兼代走でそのまま守備につく。 それでも兵藤はよかった。不安がなくなり気分はよくなったのだ。
数年後・・・
そこにはスランプから脱出し長打とヒッティングが元に戻った兵藤が一番セカンドに立っていた。
そして、セーフティバント、二塁打、三塁打と相手をかき回しまくりお立ち台に立っていた。
インタビュアー「放送席、放送席、そして今日サイクル安打まで、あと一歩だった兵藤さんです!!」
イン「兵藤さん、サイクルヒットまであと一歩、おしかったですね、このことに関してはどう思いました」
兵藤「最初のうちは気付かなかったんですけど途中で郷野さんに言われてやっと気付きました。でも私はつなぐ野球が持ち味です。この能力になったのもつなぐためです。あくまでも、主役はレノンさんや郷野さんですから私はどこに立っても何も変わらずつなぐだけです。」
イン「そうですか、初心忘れるべからずですね、これからもがんばってください。以上今日のMVP、兵藤さんでした」
あの世: 神「よし、ちょっと調整に時間がかかったけど長6ヒ8巧9足10はいいな」
神「また、いっちょダイナマイト野球でもするかぁ」
しゅいーん(PC起動音)
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今年は神様に好かれると吉や、今度神社行くときは紙のほうを忘れずにな
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