ジャグランツ王騒乱
ジャグランツ王騒乱とは2010年3月から同年6月まで続いたアクスヘイム下層放棄領域で起こったジャグランツによるスラム街襲撃から始まった一連の事件のこと。
呼称はこのサイト独自のもの。
背 景
2010年3月アクスヘイム下層放棄領域近くの
スラム地域に突如としてジャグランツの一団が出現、
自警団が迎撃に当たるもバルバの中でも強力な力を持つジャグランツの前に壊滅、スラム街が蹂躙されるという事件が起きた。(
シナリオ“バルバの群れを殲滅せよ”)
これを察知した
エンドブレイカーたちの活躍により、住民が全滅するという最悪の事態は免れるのであるが、4月にはいると再びジャグランツたちがスラム街へと頻繁に姿を現すようになる。
このころになると
マスカレイド化したジャグランツが群れを率いるようになり、放置領域の近くにある多くのスラム街の被害が拡大していった(
ジャグランツ襲撃事件)
ジャグランツがこのようにスラム街へと進行を開始した目的は、ジャグランツ王
ギルバニアの母なる存在である『白婦人』が配下であるジャグランツたちの
棘(ソーン)を成長させ、強力なマスカレイドの配下を作り出すことだったと予想される。
『白婦人』はアクスヘイムを包む「棘(ソーン)」が最高潮に達するときに出現する「
エリクシル」を手に入れるため、棘(ソーン)の成長と、「
エリクシル」の入手の障害になるであろう
マスカレイド化した領主ガノッサスや悪徳の街に君臨する
盗賊王ゴエティアに対抗するために強力な軍団の育成とギルバニアの誕生を目指していた。
時系列表
月 |
日 |
出来事 |
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2010年 |
03月 |
05日 |
ジャグランツ襲撃事件 下層のスラム街がジャグランツの群れの襲撃を受ける事件が発生。 その後各地の周辺スラムが襲撃を受けるようになる。→詳細 |
04月 |
上旬 |
下層スラム地域でのジャグランツの侵攻が活発化 |
23日 |
ジャグランツとの邂逅 とあるジャグランツが人間との接触を試みエンドブレイカーの一人と接触に成功するも話をすることができず立ち去った→詳細 |
05月 |
上旬 |
ジャグランツ拠点制圧戦 大規模攻撃を仕掛けようとしていたジャグランツの拠点をエンドブレイカーが攻撃した→詳細 |
14日 |
事態を重く見た数人の領主達が共同で「ジャグランツ討伐隊」を編成するという計画が進んでいることが判明。 初のプレイヤーキャラクターの街角登場。 初の全体シナリオ登場 |
24日 |
ジャグランツ討伐隊 数人の領主達が共同で編成した「ジャグランツ討伐隊」が現場に到着。集結したジャグランツたちと戦闘を開始する。→詳細 |
28日 |
マスカレイド盗賊団の襲撃 ジャグランツ討伐隊を派遣している領主の統治する村がリーダーがマスカレイド化した盗賊団に襲撃されるも、それを察知した一人のエンドブレイカーが撃退する。 以後、城塞騎士団不在の村にマスカレイド化したリーダーを持つ盗賊団の襲撃が相次ぐようになる。→詳細 |
06月 |
01日 |
その名は『ギルバニア』 ジャグランツ討伐隊とジャグランツの戦闘中、ジャグランツ王“ギルバニア”が出現。圧倒的な力によって討伐隊は壊滅、ジャグランツとギルバニアは廃墟の奥へと撤退した。→詳細 |
09日 |
ギルバニア追撃戦 討伐隊を殲滅させたジャグランツ王“ギルバニア”と親衛隊は一時的撤退を開始。エンドブレイカーがそれを好機と見て追撃を始める。→詳細 |
17日 |
ジャグランツ王騒乱終結 エンドブレイカーたちが多大な犠牲を払いながらもジャグランツの王「ギルバニア」の撃破に成功する。また、ギルバニアから生まれた真王の討伐にも成功。ジャグランツの生き残りは撤退した。→詳細 |
登場人物
名前の次の行に記しているものはは初登場事件及びシナリオ。
◆ ジャグランツ
- 白婦人
ジャグランツ王の出現:その名は『ギルバニア』
ジャグランツの指導者にしてギルバニアの母なる存在。当初は彼女がジャグランツ王ギルバニアだと思われていたが、ギルバニアはこの白婦人の下半身の球体にいた通常よりも一回り大きいジャグランツのことであった。白婦人の実際の子なのか、もともといたギルバニアというジャグランツがパワーアップのために取り込まれていたのかどうかは不明。
ギルバニア追撃戦においてエンドブレイカーに討ち取られた。
- ギルバニア
ギルバニア追撃戦:ギルバニアを討て:リスキー・ダイ
ジャグランツの真王にして、白婦人の腹の子。
白婦人がエンドブレイカーに倒されたため爆発と共に白婦人の下半身から出現した。圧倒的な力でエンドブレイカーたちを苦しめたが、激闘の末倒された。
- ディグリッド
ギルバニア追撃戦:『統べるもの』ギルバニア
ジャグランツ王“ギルバニア”親衛隊隊長格のジャグランツ。
ギルバニアに迫るエンドブレイカーの隊と対峙し3人を道連れにしている。
- テラバロスとギガバルス
ジャグランツ討伐隊:ジャグランツ・チェスゲーム
マスカレイド化したジャグランツ。兄が『金角』テラバロス、弟が『銀角』ギガバルスの兄弟ジャグランツ。名前の通り金色と銀色の角を生やしてる。テラバロスは攻撃力が高く、ギガバルスは複数攻撃と状態異常を得意にしていた。強力な攻撃で苦しめられたエンドブレイカーたちはギガバルスを倒すのがやっとでテラバロスは城塞騎士団に倒されている。
- バラクチル
ジャグランツ拠点制圧戦:バラクチル
マスカレイド化したジャグランツ。『四殺』バラクチルと呼ばれ、ジャグランツの中でも一際体躯が大きく、マスカレイドとしての力が発現すると四本腕に変わる。
- ガイガリア
ジャグランツ拠点制圧戦:『羅刹咆哮』ガイガリア
マスカレイド化したジャグランツ。『羅刹咆哮』ガイガリアと呼ばれ、巨大に肥大した丸太のような右腕を振り回し攻撃してきた。
◆ 城塞騎士団員
- ピエール
ジャグランツ討伐隊:仮面破りは譲れない
ジャグランツ討伐隊のひとつを率いていた鎧姿の男。
隊を率いてマスカレイドジャグランツごとジャグランツの一団を全滅させている。
貴族の若者ピエールとはおそらく別人。
ギルバニアの登場によりジャグランツ討伐隊が壊滅した際に巻き込まれたかどうかの描写はない。
- アンリ・ルイス
ジャグランツ討伐隊:三度壊されるその前に
まだ若い騎士、線が細く、神経質そうな性格をしている。エンドブレイカーの言葉を注意深く聴いていたり、エンドブレイカーたちが戦える力を持っていることに気が付くとその背後関係を疑ったりと職務にまっすぐな青年だった。大きな弓を武器としている。
ギルバニアの登場によりジャグランツ討伐隊が壊滅した際に巻き込まれたかどうかの描写はない。
- ゼオ
ジャグランツ討伐隊:Blaze
ジャグランツ討伐隊のひとつを率いていた。
ギルバニアの登場によりジャグランツ討伐隊が壊滅した際に巻き込まれたかどうかの描写はない。
- ヘイリックス
ジャグランツ討伐隊:騎士団は牢獄のバルバに挑む
ジャグランツ討伐隊のひとつを率いていた。ヴィーナ(cn0017)にちょっとお馬鹿と評されていた。作中でもエンドブレイカーの言葉で簡単に操られている。
ギルバニアの登場によりジャグランツ討伐隊が壊滅した際に巻き込まれたかどうかの描写はない。
- フィラルド・メイソン
ジャグランツ討伐隊:ジャグランツ・チェスゲーム
ジャグランツ討伐隊のひとつを率いていた。銀の剣をもち、演説好きそうな男。エンドブレイカーが倒すことができなかった金角テラワロスを部隊を率いて葬っている。
ギルバニアの登場によりジャグランツ討伐隊が壊滅した際に巻き込まれたかどうかの描写はない。
- ダニエル・ハーヴェイ?
ジャグランツ王の出現:その名は『ギルバニア』
若葉模様の腕章の青年として登場。自由農夫。
ジャグランツ討伐隊全体の指揮を執ることができるほどの人物。金属鎧を身に着けた他の騎士達とは異なり、軽装の皮鎧で武装しており、傭兵隊かなにかを率いていたようだ。
ギルバニアの攻撃を受け瀕死に陥ったが、戦いのさなかエンドブレイカーたちに助けられ、そのとき受けた傷が元でエンドブレイカーに覚醒した。
2010年7月8日探していた「ライブソイル」を見つけた後正式にエンドブレイカーの仲間に加入。彼の加入をもって新ジョブ「自由農夫」と新武器「棍」が使用可能になった。
戦後の影響
白婦人とギルバニアが倒れたことでジャグランツたちは放置領域の奥へと撤退した。
ジャグランツを統率していた主な指導者がいなくなったことで大きく弱体化したジャグランツの勢力は、同じく
エリクシルを狙う他のバルバやピュアリィの勢力と手を組みなんとか
最終決戦に間に合わせた。
エンドブレイカーはジャグランツとの戦いが終わった後はマスカレイド化した領主
ガノッサス・アックスとの戦いが激しくなっていく。
関連項目
最終更新:2010年07月27日 23:29