盗賊王ゴエティアの暗躍

盗賊王ゴエティアの暗躍とは戦神海峡アクスヘイムにおいて2010年5月28日のマスカレイド盗賊団の襲撃から始まった盗賊の街を根城にしていたマスカレイドの集団の活動をまとめた記事。
呼称はこのサイト独自のもの。


背 景

嗤う剣ダイアモードは自分の勢力拡大の拠点に下層にある荒れくれものの集まる盗賊の街を選んだ。
上層で犯罪を犯し、そこに住むことができなくなった犯罪者や荒れくれものが勝手に集まってくるこの街は、配下にできる欲望の強いマスカレイドが勝手に集まってくるも同じと考えたのである。

概 要

盗賊王ゴエティアはその手に持つ剣ダイアモードとともにこの盗賊の街で秘密裏にマスカレイドの育成を行っていた。
まず、マスカレイドを成長させるため、荒れくれ者たちの欲望を満たさせるためにいくつかの組織を設立している。
賭博場、盗賊ギルド、闇闘技場、奴隷売買マフィア。
その運営を配下である七人衆に任せ、自らは決して表舞台に出ずに他のエリクシルを狙う有力マスカレイドを葬ってきた。
ある時、エリクシルを狙う最大の勢力のひとつであったギルバニアによりアクスヘイム各地の村の守りが手薄になっていると聞いたゴエティア七人衆のひとりザンロックは、マスカレイド盗賊団の成長を兼ねて各地の村を襲撃させる。
これがエンドブレイカーが盗賊王ゴエティアの勢力に気がついた発端だった。

時系列表

出来事
2010年
05月 28日 マスカレイド盗賊団の襲撃
ジャグランツ討伐隊を派遣している領主の統治する村がリーダーがマスカレイド化した盗賊団に襲撃されるも、それを察知した一人のエンドブレイカーが撃退する。
以後、城塞騎士団不在の村にマスカレイド化したリーダーを持つ盗賊団の襲撃が相次ぐようになる。→詳細
07月 14日 放置領域潜入
マスカレイド盗賊団による襲撃事件には裏で糸を引く者がいたことが判明。その正体を探るため数人のエンドブレイカーが放棄領域の中心にある盗賊の街と呼ばれる場所へと潜入した。→詳細
22日 潜入部隊の帰還
盗賊の街に潜入していたエンドブレイカーたちが救出したエルフの娘とともに帰還する。→詳細

登場人物

名前の次の行に記しているものはは初登場事件及びシナリオ。

◆盗賊王ゴエティア関係者
  • 嗤う剣・ダイアモード
    時限トップ : 『悪徳の街』の王
    盗賊王ゴエティア関連の黒幕。かのガノッサスをして警戒させるほどの実力の持ち主。飄々としたふざけた調子でしゃべりゴエティアにへりくだった調子でしゃべる。その正体は盗賊王ゴエティアの持つ剣の姿をしたイマージュ(推測)。漆黒の刀身に口がついたような形状の異形は強力な力を持っており、盗賊王ゴエティアはこのダイアモードの力を持って対抗勢力である有力なマスカレイドを葬ってきたようだ。
    また、大剣獣ゾダンと合体することで新たな力を得ることができたようだが、ダイアモードがその力を使おうとしたときにはすでに大剣獣ゾダンはエンドブレイカーにより倒されており不発、ダイアモードはそのまま逃走した。
  • 盗賊王ゴエティア
    時限トップ : 『悪徳の街』の王
    盗賊の街を統べる実力者。七人衆をもって盗賊の街を運営し、自分はエリクシルを確実に手に入れるためダイアモードを駆使して有力マスカレイドを粛清して行っていた。
    ゴエティア自身は特に特殊な能力は持っていないようだ。
  • 引き裂き六腕のバルナーディ
    放置領域潜入 : Bandit in Greed City
    盗賊の街七人衆の一人。盗賊街で最強のではないかといわれる人物の一人。盗賊街に潜入し、マスカレイド盗賊団の動きを探っていたエンドブレイカーたちが不運にも遭遇してしまい戦闘となった。ひとりのエンドブレイカーが足止めを行い生死不明になっている。実はこのエンドブレイカーとの戦いが引き金となってパワーアップしていた。
  • チャンピオン・バーガス
    放置領域潜入 : Angel high&low
    盗賊の街七人衆の一人。闇闘技場のチャンピオン。シナリオ“Angel high&low”シナリオ“放置領域に潜入せよ!”で名前だけが登場していた。
    アクスヘイムの戦いでは第3ターンに登場、一度はエンドブレイカーを退けるものの第4ターンに強さへの渇望を口にしたのを最後に力尽きた。
  • 狂王・ジェイロック
    放置領域潜入 : Angel high&low
    盗賊の街七人衆の一人。盗賊の街で最強といえば誰かという談義の中で名前があがった人物の一人。マスカレイドとしての力が強すぎた為に完全に理性を失い、無法者の街である盗賊街の中でさえ普通に生活できなくなったマスカレイド。アクスヘイムの戦いでは4ターン目に登場したが言葉もまともにしゃべれないタダの戦闘狂としての登場だった。
  • 賭博王・ドルバカラ
    放置領域潜入 : Angel high&low
    盗賊の街七人衆の一人。賭博場の胴元をしていた。彼の店では『賭博の種銭にならない物』は無く、賭の結果であれば、どんな非道な事でも(心臓をかけて負けた相手の心臓をえぐり出して勝者に渡すなど)平気で行われていた。シナリオにて直接エンドブレイカーと会話をしている。
  • 盗賊ギルドの総帥ザンロック
    放置領域潜入作戦 : 放置領域に潜入せよ!
    盗賊の街七人衆の一人。盗賊街の酒場で、盗賊のマスカレイド達に経験を積ませるべく、様々な依頼を出していた盗賊ギルドの元締め。マスカレイド盗賊団の襲撃の黒幕。普段のザンロックはシェーカーを振りながら親身に相談に乗ってあげる好漢で、盗賊街の兄貴分として慕われていたようだ。
  • 「解体屋」
    アクスヘイムの戦い : アクスヘイムの戦い 第1ターン
    盗賊の街七人衆の一人。本名不明。賭博場で命を賭け負けた人物を装飾品や剥製、怪しいクスリの材料にしていた「解体屋」なる仕事をたった一人で行っていた狂人。
    アクスヘイムの戦いでは第1ターンから登場、
  • 大罪商人イクナーディ
    アクスヘイムの戦い : アクスヘイムの戦い 第2ターン
    盗賊の街七人衆の一人。仕入れた盗品を元手に盗賊街に運ぶ物資を調達していたマスカレイド。物資の他にも『町や村で捕らえていた犯罪者を買い取る』仕事も行っており、盗賊街への人材の供給の役割も担っていた。表向きただの豪商として普通の街で暮らしており、そこで仕入れたものをガリアーのを通じて盗賊街に物資を供給していたようだ。表の世界で顔が知られてる分、盗賊街に居る所を見られた時のリスクが大きいと思ったため盗賊街にはほとんど足を運んでいなかったらしい。
  • ラッキー・ガリアーノ
    放置領域潜入作戦 : インモラルガーデン
    ガリアーノファミリーと呼ばれたマフィアのボス。エルフの城塞騎士フルートを捕らえていたり、会話の不審な点からエンドブレイカーであることを看破し捕獲したりとおそらく作中で最も活躍した盗賊街マスカレイド。実はザンロック配下の一マスカレイドでザンロックが表の顔であればガリアーノは裏の顔。アクスヘイムの戦いの後、再起を図るためアクスヘイムを脱出し移動していたところをエンドブレイカーに討たれた。その堂々とした死に様は必読

その後の影響

放置領域潜入作戦以後、アクスヘイムの戦いのため盗賊の街にいた全マスカレイドが行方をくらましたためエンドブレイカーたちはこのダイアモードの勢力に対して介入することはほとんどできなかった。
マスカレイド盗賊団の襲撃で失った戦力以外の損失はなかったため、最大限の戦力でダイアモードは最終決戦へ望むことができたようだ。

関連項目

最終更新:2010年09月19日 22:27
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