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武将名 |
とうごうしげかた |
薩摩示現流開祖 |
東郷重位 |
統一名称:東郷重位 生没年:1561~1643
「キエーー! チェストォ!!」
島津家家臣、示現流の開祖。 初めはタイ捨流を学び、島津義久に従って上洛した際に天寧寺の僧・善吉より天真正自顕流を学ぶ。 帰国後、示現流を興し忠恒の剣術師範役となって以来、その剣術は薩摩藩士に広く浸透することとなった。 |
勢力 |
琥 |
時代 |
戦国 |
レアリティ |
N |
コスト |
2.5 |
兵種 |
槍兵 |
武力 |
9 |
知力 |
3 |
特技 |
気合 |
計略 |
示現の祖 |
【ため計略】(使用すると移動と兵種アクションができなくなり、一定時間後に計略が発動する。この計略は反計されない) 武力と移動速度と乱戦中の攻撃速度が上がる。 ただし戦場にいる最も武力の高い敵の方向に強制的に移動する |
必要士気 |
6 |
効果時間 |
知力時間 |
Illust. |
池田正輝 |
声優 |
弦徳 |
計略内容
カテゴリ |
士気 |
武力 |
知力 |
速度 |
兵力 |
効果時間 |
備考 |
示現流 |
6 |
+15 |
- |
+500% |
- |
10.0c(知力依存0.4c) |
ため時間4.2c 乱戦中の攻撃速度+125% 最も武力の高い敵武将へ強制移動 敵武将がいなければ停止。カード操作は一切不可 |
(最新Ver.2.1.0D)
調整履歴
修正Ver. |
変更点 |
内容 |
備考 |
Ver.2.0.0C |
ため時間 8.3c → 7.5c |
↑ |
- |
Ver.2.0.0F |
ため時間 7.5c → 5c |
↑ |
- |
Ver.2.1.0D |
ため時間 5c → 4.2c |
↑ |
- |
所感
コスト比最高武力に気合を持つ、分かりやすい武闘派の槍兵。
知力は低めだが、極端な脳筋といえる水準は回避している。
計略はためを要する単体強化。
ためが完了すると戦場にいる敵の最高武力に向かって突き進んで行く。
正確には「最も武力の高い敵のいる地点」を対象に取っているため、最高武力の部隊が「敵の計略の対象にならない」状態でも戦場にいるなら突き進んでいく。
反面位置の情報が入ってこない伏兵、忍状態の部隊には反応できない。
また相手から挑発系の妨害を受けた時は、武力を無視して引っ張られるようになる。
一切の操作を受け付けなくなるため兵種アクションは行えず、乱戦がダメージソースとなる。
武力・移動速度・乱戦速度のいずれも上昇値は非常に高く、敵は逃げることもできず乱戦してしまえばあっという間に撃破できる。
ただし弱点も多い。
まず移動速度が高すぎるために、2倍迎撃を受ける。
迎撃の移動速度低下中に距離を取られ、再び迎撃され撤退するような展開は避けたい。
ため時間もそこそこに長いため相手の計略を見てからためるような使い方は難しく、低知力のため妨害・ダメージ計略が致命傷になりやすい。
また計略中の動作が完全に敵依存になるため、こちらが攻めているときに使用しても左右から最高武力を出し入れされ、戦場を右往左往するだけになることも。
どちらかといえば、敵が逃げづらく槍消しを行いやすい防戦時に輝くタイプの計略。
解説
江戸時代後期に薩摩藩の御留流(一つの藩でのみ伝承されるが、藩内でも他流の者に稽古を見せることを禁じられた武術の流派)となった示現流の開祖。
江戸中期に後継者問題などで衰退するが、前述の通り後期に入って御留流となったこともあり復興を果たし現在に至る。
御留流とすることを認めたのは
島津斉彬の父斉興である。
分派がいくつか存在し、
中村半次郎が修めた薬丸自顕流もその1つである。
斬りかかる前に叫声のような掛け声(猿叫)をしていたこと、
近藤勇が「薩摩者と勝負する時には初太刀を外せ」と隊士に厳命したことから現代まで
示現流=一撃必殺、猿叫が定着している。
示現流は初太刀を外した時の対応や連続技なども体系化されており、初太刀をかわしたら勝ったも同然というわけではない。
その分複雑になっていたため上士が示現流を修めており、郷士はより直感的でわかりやすく初太刀に全てを懸ける薬丸自顕流を修めていた。
贈り物①の「朝に三千、夕に八千」は示現流の稽古の一つ「立木打」で打ち込む回数のこと。
なお、山口貴由「衛府の七忍」でチェストとは知恵捨てと心得たりという台詞があるが、「知恵を捨てろ」が訛った結果という俗説がモデル。
古文書にある「はたと打つなり」に通じるという。
武将会話での
島津忠恒とのやり取りは、示現流が島津家の御流儀となった際の逸話が元ネタ。
『天真正自顕流』と『タイ捨流』を組み合わせた独自の剣術により藩内で名を上げていた東郷重位の存在が忠恒の耳に入ると、彼は東郷を呼び出し当時薩摩藩の剣術師範役であったタイ捨流の剣士との御前試合を行わせた。
ところが「藩の御流儀こそ最良」と示すつもりであった忠恒の思惑に反し、試合は東郷が勝利を収めてしまう。
面白くない忠恒は丸腰の東郷に真剣で斬りかかるが、東郷は咄嗟に腰に差していた扇子で忠恒の手を打ち据え攻撃を防いだ。
忠恒はこれに感嘆して態度を改め、東郷を自らの剣術師範役とし1000石を授けたという。
ちなみにお正月贈り物セリフに出てくる「蹴鞠」は主君である忠恒が愛好していたことで有名である。
大戦シリーズにおいて
正真正銘の剣豪であるのだが、槍兵で参戦。
おそらくはため計略化によるチャージ要素の再現など、戦国大戦でのリファインであるためか。
戦国大戦ではVer.1.2(島津029・示現の極み)に登場。今回の「示現の祖」をよりピーキーにしたものだった。
タッチアクションでチャージ開始。
手を放すとチャージ開始時にカードを向けていた方向に強制前進、チャージ量に応じて移動距離の上限が決まり、進行方向にいる敵に対しては移動した距離に応じた武力ダメージを与える。
撃破すると追加ボーナスが発生し、盤面に東郷のカードが置かれている位置に移動し、ここでも敵がいればダメージを与える。なお二人目からは常に最長距離時の武力ダメージとなる。
これは斬撃を外すもしくは一撃で撃破に失敗するまで続いた。
決まればプレイヤーに強烈なカタルシスを与えるが槍からの迎撃を受ける(この点は今作でも再現されている)、速度減少計略を受けると斬撃を外す可能性が高いなどとにかく扱いづらくネタロマンカードという扱いに落ち着いていた。
その効果に魅せられた主君達によって、追加効果を利用して戦場で一筆書きで文字を書く、出来るだけ敵を纏めて一太刀で全滅させる、といったネタ動画が上がったこともある。
コンパチブル武将
武将名 |
登場Ver. |
差異 |
入手方法 |
琥026_東郷重位 |
Ver. |
通常版 |
通常排出 |
EX084_東郷重位 |
Ver.2.1.0B |
イラスト 裏面フレーバーテキストの台詞 |
金剛石商店(バサラ石交換所) |
台詞
\ |
台詞 |
開幕 |
先手必勝、初太刀で決めよ! |
計略 |
示現流の太刀、躱せる者なし! チェストォ! |
└絆武将 |
示現の極み、お主に託した!チェストォォー! |
兵種アクション |
チェストォ! |
撤退 |
俺の、太刀を…… |
復活 |
初太刀で決する |
伏兵 |
避けてみせよ! |
攻城 |
チェスト!チェェスト!チェェェェェストォ! |
落城 |
貴様相手に、二の太刀はいらなかったな |
贈り物① |
今日も稽古だ。 示現流剣士は、朝に三千、夕に八千打つべし。 |
贈り物② |
良い太刀筋になった。 おぬしは、俺の弟子になれ。 |
贈り物(お正月) |
蹴鞠というのは難しいですな… しかしこれは武家の嗜み、ある程度は極めておかねば… |
贈り物(バレンタインデー) |
この南蛮菓子は……チョコと焼き菓子、 二つの流派を組み合わせて作られたものだな。 |
贈り物(ホワイトデー) |
この鍔、受け取ってはくれぬか? 金細工は久しぶりだが、うまくいったはずだ。 |
贈り物(ハロウィン) |
傾くも祭り、傾かぬもまた祭り、ここでは自由だ。 |
友好度上昇 |
初太刀で決する |
寵臣 |
島津の剣に、二の太刀は要らず! |
└特殊 |
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贈り物の特殊演出
①
対象武将:琥017島津忠恒 |
会話武将 |
台詞 |
琥017島津忠恒 |
扇子で主君の手を打ち据えるか。 いい度胸だな。 |
琥026東郷重位 |
向けられた刃に技でもってお応えしたまで。 |
琥026東郷重位 |
そのようなことよりも、剣の才を 眠らせておられることの方が嘆かわしい。 |
琥017島津忠恒 |
剣の才だと? はっ、忌々しい。 そんなもの、俺には邪魔なだけだ…… |
情報提供・誤った点に気付いた等、何かありましたら気楽にコメントしてください。
最終更新:2024年12月18日 00:38