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武将名 |
しんのぶんこう |
春秋五覇 |
晋文公 |
統一名称:重耳 生没年:不明~前628
「龍を助ける光の蛇よ。 私に力を貸してくれ」
古代中国、春秋時代の晋の君主。名は重耳。 人材を好み、若い頃から優れた家臣を抱えた。 内紛を避けるために長きにわたり諸国を放浪した後、君主となる。 在位は短いながらも、晋を安定させ他国を救った功績で春秋五覇の代表格と評された。 |
勢力 |
琥 |
時代 |
春秋戦国 |
レアリティ |
SR |
コスト |
2.5 |
兵種 |
弓兵 |
武力 |
8 |
知力 |
6 |
特技 |
防柵 先陣 |
計略 |
晋水の霸者 |
武力が上がり、走射時間が延びる。 さらに一定距離走射状態を維持すると、接触した敵にダメージを与えて弾くようになる。 この効果で敵を弾くたびに武力が上がるが、敵を弾くと走射は終了する |
必要士気 |
6 |
効果時間 |
知力時間 |
Illust. |
獅子猿 |
声優 |
小西克幸 |
計略内容
カテゴリ |
士気 |
武力 |
知力 |
速度 |
兵力 |
効果時間 |
備考 |
弓強化 |
6 |
+5 |
- |
- |
- |
15.0c(知力依存0.42c) |
効果時間中走射永続 走射一定距離(約1部隊分)継続でオーラを纏う オーラ状態で敵部隊に触れると10%の固定ダメージを与え弾く 弾き距離は約2部隊分 敵を1部隊弾くたびに武力+2 固まった敵部隊を同時に弾くと部隊数分武力上昇 敵部隊を弾くと走射終了 敵部隊と乱戦中で弓攻撃ができない状況でも走射状態で一定距離移動すると弾く |
(最新Ver.2.5.0E)
調整履歴
修正Ver. |
変更点 |
内容 |
備考 |
Ver.2.1.0B |
走射時に接触した敵に与える固定ダメージ 5% → 10% |
↑ |
- |
Ver.2.1.0C |
効果時間 14.2c → 15c |
↑ |
- |
Ver.2.5.0E |
敵を1部隊弾いた時の武力上昇値 +1 → +2 |
↑ |
- |
所感
琥所属の2.5コスト弓兵。
数値自体はやや控えめだが、前半に強い先陣と腐らない防柵の2特技を備えており、総合的なスペックは悪くない。
計略「晋水の覇者」は特殊な弓強化。
自身の武力上昇と走射時間延長に加え、一定以上の距離走射を続けるとオーラを纏うようになる効果を得る。
さらにこのオーラを纏った状態で敵に接触すると、固定ダメージを与えつつ接触した敵を弾き、弾くたびに自身の武力が上昇する。
この際複数部隊をまとめて弾くことができれば、その部隊数に応じて一気に武力が上昇する。
ただし一度敵を弾くとその走射は終了してしまうので、改めて走射→オーラ纏いの手順を踏む必要がある。
一定時間走射を続けないといけないものの、接触さえすれば問答無用で発動する弾き効果+固定ダメージが非常に強力。
味方槍兵と乱戦している敵の壁役を弾いて迎撃をしたり、城に貼り付いた敵部隊を弾いて攻城を阻止したりと攻防どちらでも有用。
またダメージ自体はあまり高くないものの、連発可能である上に敵の武力・知力に関係なく一定のダメージを与えることが可能。
一方で「一定以上走射したうえでさらに敵と接触しないといけない」という癖の強さが、場合によっては大きな弱点にもなり得る。
特に兵種アクションを封じる計略は天敵と言える相手であり、使われるとただの武力上昇計略に成り下がってしまう。
また移動速度低下効果も苦手で、敵と接触できずに計略が終わりかねない。
一応速度低下を受けても走射は可能なので、敵と接触できずとも弓ダメージは与えられるため全くの無価値というわけではない。
なお敵の速度低下が苦手な一方、実は味方の速度上昇にも注意が必要。
移動速度が高めかつ走射時には速度が上がる弓兵の性質上、下手に速度上昇と組み合わせると迎撃を受けてしまう恐れがある。
速度上昇は敵への接触・離脱がスムーズになるメリットと同時に、迎撃というデメリットも抱えることになる点は覚えておきたい。
解説
斉桓公と並び、春秋五覇には必ずといっていいほど数えられる晋の君主。
晋の君主一族は姫氏であるため姫重耳とも呼ばれる。
その放浪期間は19年もの長きに及んだ。
そもそもの原因は父・献公が晩年に娶った側室・驪姫が、自身の子である奚斉を後継者にしようとしたこと。
重耳を含む有力な後継者候補の追い落としにかかり、兄・申生は驪姫に陥れられた末に自害に追い込まれている。
放浪生活を初めて5年後に献公が死去し、晋に戻るよう要請されるも暗殺を恐れた重耳は拒否したため弟・夷吾が即位。
だが今度は自身に取って代わられることを恐れた夷吾からも刺客を差し向けられるようになり、さらなる放浪生活を送る羽目に。
また、斉桓公との特殊会話にあるように桓公晩年の時期に斉に亡命していた時期がある。
斉を離れたのは重耳自らの意思ではなく、それどころか斉で厚遇された重耳自身は斉の家臣として生涯を終えようとさえ思っていた。
しかし重耳こそ覇者の器であると考えていた家臣たちはそれを良しとせず。
重耳に嫁いでいた桓公の娘・斉姜と相談した上で重耳を酔い潰し、眠ったところを無理やり連れ出してしまった。
膂力に秀でていたとされ、「一枚あばら」(肋骨の隙間がなく一枚の板のように見えること)と評されている。
曹の共公は自国に重耳が亡命していた頃、その噂を聞くと好奇心から重耳の入浴を覗くという非礼を働き怒りを買っている。
ちなみに大相撲では力士の理想とされている体格である。
正月セリフは故事成語「三舎を退く」の由来となった逸話が元であろう。
重耳が楚に亡命していた頃、楚の成王から「君が公位に就いたときは私にどう報いてくれるのか」と問われた際に「もし戦場でまみえることになったら三舎(3日分の行軍距離)軍を引きましょう」と返している。
後に晋と楚の間で争いが起き、楚軍と交戦する事態が起きると晋軍は優勢な状況にも関わらず軍を退いてかつての恩を返している。
大戦シリーズにおいて
戦闘時は仰々しい口調で話し、その姿はまさに威厳ある君子のようだが、贈り物台詞においては彼の繊細な一面が垣間見える。
この辺りは彼が善政を敷いていたことや、先述した斉で生涯を終えようとした話にあるように、覇者となった男にしてはそれほど強い野心を持っていなかったことに由来すると思われる。
彼が君子を演じているのか、周囲に担ぎ上げられた結果なのかは不明であるが、いずれにせよ二面性のある人物として描かれ、それを隠すために重甲冑を着込んでいるようだ。
台詞
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台詞 |
開幕 |
天を目指す為には、待つ時の方が長かろう |
├自軍に琥040_介子推 |
王の光よ、その煌めきで私を照らしてはくれぬか |
└自軍に琥043_魏犨 or 琥049_趙衰 |
龍を助ける光の蛇よ、私に力を貸してくれ |
計略 |
幻を掴んでこそ、覇者たる資格がもたらされる |
└絆武将 |
五つの光よ 天を望む龍を助け給え |
兵種アクション |
発射ぁ! |
撤退 |
時が来るまで逃げるのだ |
復活 |
軍を進めよ |
伏兵 |
ここでも狙われるか… |
攻城 |
自らの無礼を後悔するがいい |
落城 |
光が押し上げてくれるというのなら――私は幾千万の民草を救う覇者となろう |
贈り物① |
生まれつき身体が大きくてね。 こう小動物や小さいものを愛でてしまうのだよ。 |
贈り物② |
この身体のことを「一枚あばら」と呼ぶんだろう? あまり見ないでくれ、恥ずかしい。 |
贈り物(お正月) |
一年世話になりっぱなしだったな。 もし、君と争うようなことがあれば先制は譲ろう。 |
贈り物(バレンタインデー) |
おお、驚いた。これは食べられるものなんだね? ぶむ、驚くほど甘いな……! |
贈り物(ホワイトデー) |
皆に支えられて立っている。 そのことを忘れてしまわぬよう、我から離れないでくれ。 |
贈り物(ハロウィン) |
私の身体が目立たぬよう、皆で仮装してくれているのか? 優しいなあ…… |
友好度上昇 |
軍を進めよ |
寵臣 |
私が再び覇者となるまで……君は、待ってくれるかね? |
贈り物の特殊演出
①
対象武将:琥040_介子推 |
会話武将 |
台詞 |
晋文公 |
介子推……ようやく見つけたぞ。 |
介子推 |
公子……いえ、晋公。 |
晋文公 |
昔のように重耳と呼んでくれればよい。 |
晋文公 |
我が罪は深く……到底許されるものではないが 臆面もなく、再びお前の助力を乞うている。 |
介子推 |
顔をお上げください。 命あらば、この介子推どこまでも。 |
②
対象武将:碧097_斉桓公 |
会話武将 |
台詞 |
斉桓公 |
無様な姿を君に晒してしまったな。 我が死に様を見たのだろう? |
晋文公 |
いえ……内乱を避ける為、不義理にも 恩を返さないまま斉国を離れました。 |
斉桓公 |
それでよい。その慧眼あってこそ 私の次に覇者として君臨できたのであろう。 |
晋文公 |
恥ずかしながら、すべては 家臣たちの知恵で御座います。 |
斉桓公 |
ふ……その辺りも、私たちは似ているな。 |
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最終更新:2025年03月14日 23:00