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| 武将名 |
せんたいごう |
秦の女帝 |
| 宣太后 |
統一名称:宣太后 生没年:不明〜前265
「邪魔者は殺し、敵国は喰らう。 これが我らのやり方じゃ!」
古代中国、戦国時代の楚の公女で、秦の王太后。昭襄王の生母。 北方の異民族国家・義渠の王が昭襄王即位の祝賀のため入秦した際に義渠王と密通する。 後に義渠王を誘い出して謀殺、義渠を攻め滅ぼすと、長城を築いて異民族の侵入を防いだ。 |
| 勢力 |
蒼 |
| 時代 |
春秋戦国 |
| レアリティ |
SR |
| コスト |
1.0 |
| 兵種 |
剣豪 |
| 武力 |
3 |
| 知力 |
4 |
| 特技 |
- |
| 計略 |
禁足の領域 |
【拠点】(発動すると弓攻撃を行う拠点が設置される。拠点は同時に複数設置できず、耐久力が0になると破壊される) この拠点からの弓攻撃でダメージを与えた敵の移動速度を一定時間下げる |
| 必要士気 |
3 |
| 効果時間 |
一瞬 |
| Illust. |
さんば挿 |
| 声優 |
築山苑佳 |
計略内容
| カテゴリ |
士気 |
武力 |
知力 |
速度 |
兵力 |
効果時間 |
備考 |
| 拠点 |
3 |
- |
- |
- |
- |
最大24.2c 耐久力-3.5%/2秒 |
自身の位置に、「最も近い敵部隊に武力5相当の弓攻撃をする拠点」を設置する 拠点の射程や挙動は弓兵に準ずるが相手に乱戦ダメージを与える事はできない 拠点の弓攻撃でダメージを与えた敵の移動速度0.4倍(1.25c) |
(最新Ver.3.0.0A)
調整履歴
所感
蒼の1コスト春秋戦国剣豪。
無特技であるものの1コストとしては高水準なスペックで、伏兵処理や斬撃による攻城はがしなど様々な雑用もこなせる。
計略「禁足の領域」は移動速度を下げる弓攻撃を行う拠点を設置する、「麻痺矢拠点」といえる効果。
自身への強化や波紋も発生しないが、士気3と軽めの拠点計略になっている。
攻城マウントや守城の横弓などの城際の攻防では、麻痺矢は強力な援護となる。
端攻めへの確実な対処や兵力僅かで逃げる敵部隊への追撃など、使い捨てのような運用にも士気3計略ならやりやすい。
号令のぶつかりあいなどで「敵の武力が高すぎて拠点からの攻撃が戦力外」という状況が起こりにくいのも大きな利点。
低枚数デッキ相手には確実な足止め、多枚数デッキ相手には低コストの処理と、この計略単独でも用途は幅広い。
解説
昭襄王の母であり、弟の
魏冄と共に、反対派・不穏分子を徹底的に鎮圧し、昭襄王の即位から治世の前半に至るまで、秦の政治を大きく主導した女傑。
その権勢は王を大きく凌いでおり、弟の魏冉・羋戎と共に「三貴」と称された。
その権勢や事績などは幾つか伝わっている一方で、
自身の本名や父母については伝わっておらず、特に個人情報の点で謎の多い人物。
少なくとも、楚の公族出身で楚から秦に嫁いだこと、その姓が「羋」だったこと(羋は楚の国姓)、弟に魏冄・羋戎がいたことは確実。
一説に「羋月」という名前だったという説もあり、彼女を題材とした中国のドラマ「ミーユエ(羋月)」ではこの名前が採用されている。
元々は恵文王(昭襄王の父)の正妻ではなく側室であり、「羋八子(八子は後宮での位)」と呼ばれていた。
恵文王との間には嬴稷(昭襄王)を含め3人の男子をもうけたが、恵文王には既に魏夫人(恵文后)との間に嬴蕩(後の武王)が生まれていたため、嬴稷は後継者にはなれず人質として燕に送られてしまった。
ところが、恵文王の後を継いだ嬴蕩こと武王は治世3年足らずで担いだ鼎の下敷きになって(あるいは落とした鼎で足を砕かれて)事故死してしまう。
武王には実子も同母弟も居なかったため、王位は嬴稷含めた異母弟たちで争われることとなった。
宮中には嬴稷の即位に反対する者が多かったが、宣太后は魏冉と協力して嬴稷を即位させ、さらに即位後に起こった公子たちの反乱も鎮圧し、反対派をまとめて粛清(あるいは追放)して嬴稷こと昭襄王の王位を安定化させることに成功した。
またこの粛清で恵文后を処刑し武王の后を追放したことで、宣太后は秦の宮中の第一人者となり、年若い昭襄王の代わりに政治を主導していくこととなった。
一方でこの頃、秦の北方のオルドス地方には「義渠(義渠戎)」という異民族が居住していた。
義渠は秦とは戦ったり服属したりを繰り返してきた微妙な間柄であり、この頃の義渠は一応秦に服属してはいたものの、未だ一定の勢力を保持しており厄介な相手だった。
そこで宣太后は、とんでもない奇策を用いることとした。
昭襄王の即位の祝賀にやってきた義渠王と密通したのである。
しかも、子どもを2人ももうける念の入れようだった。
こうして義渠王が完全に油断しきったところで、宣太后は王宮に呼び出した義渠王をいきなり殺害し、さらに混乱した義渠に速攻を仕掛けて攻め滅ぼしてしまった。
※ただし、この義渠関連の逸話は宣太后の年齢などを考えると不自然な点も多く、創作ととらえる説もある。
この様に様々な手段を用いて積極的に秦の政治を主導した宣太后だったが、義渠殲滅の後は政治運営を弟の魏冉・羋戎、および息子の公子巿・公子悝(昭襄王の弟たち)の「四貴」と称された四人に委ね、自身がその上に君臨する様な形態に変化させていった。
しかしそうした状況に昭襄王は次第に不満を募らせ、遂には
范雎の上表を採用して「四貴」を罷免して追放するとともに、宣太后をも退位に追い込んで政治の主導権を奪回。
宣太后は退位にこそ追い込まれたが追放などはされず、実権を失ったまま秦の王宮にて没する。
義渠王の密通は創作説があるものの、それでも没する際には情夫が居たことが分かっており、また『戦国策』には韓からの救援要請に対して恵文王との睦み合いを例に出して反対した逸話が残っているあたり、中々に性に奔放な女性だった(あるいはそのような女性だと考えられていた)様子。
大戦シリーズにおいて
台詞
| \ |
台詞 |
| 開幕 |
邪魔者は殺し、敵国は喰らう。これが我らのやり方じゃ! |
| └自軍に蒼091_魏冄 |
魏冄!知恵を貸せ、直ぐにだ |
| 計略 |
支配は情けじゃ。受け入れるがいいぞ |
| └絆武将 |
- |
| 兵種アクション |
攻めよ! |
| 撤退 |
くっ…! |
| 復活 |
私が太后じゃ |
| 伏兵 |
私を中に入れたな |
| 攻城 |
ここはもう我らの物じゃ! |
| 落城 |
戦場で倒せなかったら終わりじゃ。政ではおぬしらに勝ち目はない |
| 贈り物① |
おぬしも英傑ならば、私の目を見て話すことじゃ。 |
| 贈り物② |
権力を持つものは国を動かす責任がある。 息をせぬ国は滅びたも同然じゃ。 |
| 贈り物(お正月) |
- |
| 贈り物(バレンタインデー) |
- |
| 贈り物(ホワイトデー) |
- |
| 贈り物(ハロウィン) |
宝石の量は二倍! 毛皮の量は四倍! 豪華さで私が負けては国の危機だ。のう? |
| 友好度上昇 |
私が太后じゃ |
| 寵臣 |
人の一生は短い。地を這う獣で終わるか空を羽ばたく鳥になるかは、己次第じゃ |
| 絆武将獲得 |
- |
| 軍飾 |
- |
贈り物の特殊演出
①
情報提供・誤った点に気付いた等、何かありましたら気楽にコメントしてください。
最終更新:2025年10月24日 05:06