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シュヴァリエ・デオン/性能 - (2019/07/29 (月) 14:55:13) の編集履歴(バックアップ)


初期から実装されている☆4セイバー。最初の10連で引くことができるサーヴァントの1騎だったが、現在は外されている。
史実では男性だが、ゲーム上では「性別」が設定されていない希少なサーヴァント。

カード構成はAとBが2枚ずつの典型的なセイバー型。A中心、B中心のどちらのPTにも組み入れることが可能。
初期実装組に多い低ヒット数なので星発生率、NP効率共に平凡。ただ、宝具を使う必要が薄くそこまで問題にはならない。

ステータスはHP特化で一部の星5にも勝る。ATKは低めだが、1枚目Bの提供やBチェイン等で攻撃参加も可能。

スキル

【スキル1】心眼(真) C CT:8-6&
お馴染みの1Tの回避+3Tの防御力アップを得るスキル。
盾型サーヴァントの中で自前で回避・無敵を所持しているのは、他にはマシュフィンのみ。必中・無敵貫通を除くあらゆる攻撃を捌くことができる。
スキルレベルを上げてもあまり防御力アップの倍率は伸びないが、他のスキルよりCTが1長いので優先してレベルを上げCTを縮めたい。
全てのスキルレベルが10になって再度CTに差ができた場合、これに合わせて他を遅らせるか3Tターゲット集中の途中からこのスキルを使うかはHPの余裕を見て判断しよう。

【スキル2】自己暗示 A  CT:7-5
自身の弱体状態を解除し弱体耐性を超強化するスキル。
一見地味に見えるが上昇率はレベル1で50%、レベル10で100%。「信仰の加護 A」に匹敵する最高倍率となる。元から「対魔力 C」を持つこともあり効果時間中はまず弱体状態にならない。
事故防止とCT短縮のためにレベルはそれなりには上げておきたい。レベル8で「対魔力」との合計で100%を超えるので、「道具作成」等を持つ敵以外からは確実に弱体化を無効にできる。

【スキル3】麗しの風貌 C  CT:7-5
自身のHPを回復しつつ、3Tのターゲット集中状態を付与するスキル。
ターゲット集中能力持ちは今でこそ増えたが、3Tの間請け負えるのは他にはレオニダスゲオルギウス、あとは礼装でぐだぐだ看板娘のみ。
また、セイバークラスで唯一ターゲット集中効果を持つ。
HP回復効果はそれなりだが、攻撃を受ける前に使うターゲット集中と受けた後に使いたい回復とで微妙に噛み合っていない。
当然だが再使用する時には恩恵があるので1T目から積極的に使っても悪手ではない。状況次第で使うタイミングを考えよう。
他にターゲット集中を同時展開しない限りレベルを上げても上昇するのは実質HP回復量のみ。育成するならレベル6、10を基準にCTを縮める狙いで上げると良い。

宝具「 百合の花咲く豪華絢爛 (フルール・ド・リス)

A属性の妨害宝具。「敵全体に確率で魅了(1T)+攻撃力と防御力ダウン(2T)」。最終再臨後の強化クエストクリアで魅了確率が上昇し、かつ攻防ダウンが 3T に伸びる。
魅了確率は強化後であっても信用出来る数値ではなく、他のサーヴァントを用いて弱体耐性を下げておく等で無理矢理成功率を上げない限りアテに出来ない。
攻防ダウンの倍率も宝具レベル1だとかなり小さく、2以上でようやく実感出来てくる程度。5にもなればそれなりに信頼はできる。
ぶっちゃけた話、Aカードとして使ってAチェインやA初動用と捉えても問題は無い。

魅了が狙っていないタイミングで入ってしまうと複数の敵のチャージがズレて事故の原因にもなるため、基本的には敵のチャージが完了していないタイミングで使うと良い。
逆に言えば敵が単騎の時などタイミングのズレが問題ない場合は気軽に使用出来る。
マシュなどの継続防バフや、ダビデトリスタンの「治癒の竪琴」(効果1回)で敵宝具を耐える想定でも気にせず使える。

また、これはデバフ系能力持ち全般に言えることだが、弱体解除スキルを持つエネミーはデバフ効果を受けると高確率で解除スキルを使ってくる。
それで敵の攻撃回数を削るというのもアリだが、一部には厄介な効果が付属している。
特に獅子王の弱体解除はチャージ加速が付いているため、宝具回転率を上げてしまいかねない。
相手を見て使うように心がけよう。

総評

防御に優れたスキルを用い、PTの盾となるサポーター。
マシュレオニダスゲオルギウスの3騎を筆頭に競合対象は多いが、最大の差別化要素は「3Tのターゲット集中を請け負える中では弱体耐性に非常に優れた盾」であること。
一応ゲオルギウスにも同じ3Tの集中と「殉教者の魂 B+」があるが、彼は精神弱体(魅了、恐怖、混乱)限定。
デオンはあらゆるデバフを弾くことが出来る(強化解除はデバフではないため防げない)。

特に魅了やスタンを多用してくる敵との相性は抜群。例えばアガルタのボスは高頻度で魅了をかけてくる。
また終局特異点以降はスキルなどで「攻撃と同時に弱体効果を与える」ものが登場し、連続して攻撃を受けることで致命的なレベルまでデバフが蓄積してしまうことがある。
そういった効果から全く害を受けることなく、継続して庇い続けられるのが長所。
また地味な点だが、ゲオルギウスほどは星を吸わないので味方のクリティカルを阻害しにくい。

難点は、防御力上昇倍率が控えめなこと。高いHPと回避スキルである程度誤魔化しは効くができれば何らかの補助や戦術がほしい。
マスタースキルや他サーヴァントからの回復・防御アップ等で補う、もしくは働いた後は落ちてもらう前提で考えるなど臨機応変に判断しよう。

宝具性能が今一つで、盾役として使うにも第3再臨が前提になるため、初心者には使い道を見出しづらい。
しかし弱体化への高い対応力、回避とターゲット集中を併せ持つ等の強みを備えており、本編ボスや高難易度では活躍出来る。

相性のいいサーヴァント

基本的にはArtsパに組み込んで、2枚あるAと宝具を使ってAチェインを積極的に狙う運用になる。
Aの多いサーヴァントであれば基本的に誰とでも組めるが、強いて挙げるなら以下の通り。

  • スキルの回転率を上げつつHPを回復してくれる玉藻の前
  • デオンのスキルの切れ目に攻撃を引き受けつつ全体攻撃への対処を行えるマシュ
  • 回復とB強化を撒きつつ高い素殴りを叩き込むナイチンゲール

Busterを2枚持っているため、バーサーカーなどのB3枚持ちと並べてBチェインで殴り続けるPTにも入れやすい。
こちらの場合、特に相性がいいのは回数回避とガッツを持つため魅了事故を気にする必要がなく、また敵の攻撃力を抑えてくれるオルタニキ
耐久面の相乗効果を狙わずエルドラドのバーサーカーのような徹底して攻撃極振りのサーヴァントを守るのも悪くない。

敵の攻撃力とクリティカル率を下げ、また「忍術」で回避状態を付与出来て宝具の魅了も「風声鶴唳」で通すことが出来るようになる風魔小太郎との相性も良い。カード構成が噛み合わない点が玉に瑕。
あとついでに、カード構成が宝具以外は同じでHPを大回復してくれる黒髭(強化クエスト後)。何故かコイツの回復スキルだけはデオン含む無性サーヴァントにも有効。

相性のいい礼装

積極的に宝具や攻撃を狙う必要がなく、初期NP礼装等の強力な礼装はアタッカーに回して良い。
防御力を底上げして盾役機能を充実させたり、☆4のステータスを頼りにサブアタッカー的な動きに回れるようにしたりと、いろいろと選択肢はある。
候補としては以下の通り。