「Fate/EXTRA」から参戦の★5キャスター。
支援型キャスターの巨頭として、孔明マーリンスカサハ=スカディと並び立つ1騎。その中でも代替がまったくない独自の立ち位置を築いている。

ヒット数はQ:3hit、A:5hit、B:1hit、EX:4hit。
NP効率は、「陣地作成 C」を持つこともありAはマシな部類だが、QとEXはかなり劣悪。
詳しくは後述するが、NP周りは工夫して補う必要がある。
ステータスはHP寄り、クラス補正もかかるので攻撃力は低いが、「神性 A」を持つので最低限のダメージは与えられる。
ちなみに、中立・悪・天属性のキャスターという何気に珍しい存在。

スキル

【スキル1】呪術 EX → 呪層・廣日照 A CT:7-5
チャージ減少スキル。同名のスキルの中で最も性能が高く、レベル1でも80%、レベル10で確定減少となる。
チャージ減少は確定かどうかで使い勝手が全く異なり、また最短CT5(自身の宝具でさらに短縮される)とかなり短いため、なるべく10にしたい。

2019/1/1に強化クエストが実装され「呪層・廣日照 A」にスキル強化された。
自分以外の味方全体に最大30%の宝具威力アップ(3T)を付与する効果が追加される。
全体宝具威力アップとしては「信仰の祈り C」と並んで最高倍率を誇る。
スキル3のArts性能アップとは乗算になるため、Arts宝具であればさらに威力がアップする。

【スキル2】変化 A CT:7-5
3Tの防御アップスキル。高ランクのため、1Tのみさらに+30%の防御アップが付与される。
レベル10で瞬間防御力が+60%となり、味方の防御バフと合わせると単体宝具が直撃しても耐えてしまうことすらある。
玉藻のスキルの中では比較的優先度は低いが、出来れば鍛えておきたい。

【スキル3】狐の嫁入り EX CT:7-5
味方1騎に3TのArtsカード50%強化を付与する固有スキル。
倍率は群を抜いて高く、最短CTも5と短く使い勝手が良い。なるべく高くしておきたい。
第四特異点クリア後の幕間の物語で強化され、HP回復効果が追加される。CTの短さも相まって高い回復力を持つので侮れない。
使い方としては、Arts攻撃宝具持ちの仲間に使って火力やNP周りを強化する、被弾した仲間を回復する、自分に使って宝具回転率を上げる等。状況や仲間を見つつ適宜使い分けよう。

宝具「 水天日光天照八野鎮石 (すいてんにっこう あまてらすやのしずいし)

Arts属性の支援系宝具。
効果は「味方全体のスキルチャージを1進める&HPを回復&NPを増加」。
実装から時間がたち、スキルチャージを進める効果をもつスキル、宝具はそれなりに増えたが、無条件で味方全体のCTを減少させる効果はいまだオンリーワンである。しかも宝具なので、連射が利く。
他にはメイド王のスキル「コーチング」とトーマス・エジソンのスキル「メンロパークの魔術師」(どちらも単体、CT1減少)、アトラス院制服の「メシェドの眼」(単体、CT2減少)……などなど。
仲間の使い勝手が良いスキルを連発させる、効果は強力だがCTが長めのスキルをリチャージ出来るようにする等、応用の幅が広い。

またNP増加量はOC100で25%と結構な量の上、OCでさらに増加する。自分のNPも増加するため、宝具を連発させることが出来れば延々と仲間にNPを撒き続けることが出来る。
NP増加という性質上、宝具チェインする場合は後に置くのが基本。稀だが、仲間のNPが175以上で+25すれば200%に達し、OC効果を狙いたい……という状況ではあえて玉藻を先にするのもアリ。
HP回復は宝具レベル依存で、Lv1で1000。宝具強化で+1000される。大したことのない数字に見えるが、Aメインの耐久パーティーを組む場合意外と効いてくる。

総評

総じて、味方の宝具とスキルを高速回転させつつ回復を撒いて、全員の性能を底上げしつつ生存力を補強することに長けたArtsサポーター。
汎用性では孔明、マーリンには劣るものの、支援性能は極めて高く特にストーリーや高難易度で強みを発揮する。
玉藻の前の独自性としては「Arts強化スキル」「CT減少&NP配布宝具」「宝具威力バフ」となる。
一方、他3名が持つクリティカル関連の強化は一切持ち合わせていない。

運用について

自分の宝具を使っていくことが前提となるため、サポーターではあるが自分のカードは最低でも1枚以上を積極的に切る必要がある。
玉藻はNP効率が良いとは言えず、基本的にAチェインや仲間からの供給でやりくりすることになる。
一応、Aクリティカルに成功すれば一気にチャージを進められるが、星を吸いにくく自力供給も出来ないので簡単には狙えない。
術染めや狂混じり、星獲得に長けた仲間がいる等でもない限り期待しないこと。

「狐の嫁入り」を自分に使って底上げしようにも、基本的なNP効率の低さが響いてゲージ効率への効果は今ひとつ。
ただしNP獲得量バフを礼装や仲間から貰っている、クリティカルが狙える、オーバーキル出来る場合はその限りではない。
玉藻のNPを優先する場合、仲間のNPを優先する場合。配られたカード、星の数、敵のHP。玉藻と仲間のNP現在値。それぞれを見極めながら、適宜カードを選んで行く必要がある。

おすすめの仲間サーヴァント

Aチェインを組んでNPを確保していきたいので、Aカードが宝具合わせて最低3枚、出来れば通常Artsカードを3枚持つサーヴァントをもう一人組ませたい。(通常Artsが合計7枚以上なら、3ターン1回以上のArtsチェインが保証される)。
一応、Aの少ない相手とも組めないことはないが、その場合は玉藻のNP獲得手段を工夫する必要がある。

また、宝具とA強化を除くと、玉藻がこなせる役割は回復とチャージ減少。強力な攻撃は持たず、仲間を守れる盾にもなれない。
玉藻+アタッカー+盾役、玉藻+アタッカー+宝具遅延役等、組み合わせを考え、敵の構成に上手くハマるよう工夫しよう。
玉藻+盾役+支援、といった構成でも戦えないことはないが、この場合は最悪50T以上の超長期戦を強いられることもある点には留意。宝具を連発する以上、普段より1Tあたりの時間が間延びする点にも注意。

なお注意点として、玉藻軸のパーティはAチェインに依存する部分が大きいため、チェインまで封じられてしまうスタンや魅了といった行動停止系デバフにかなり弱い。スキル封印や宝具封印も、場合によっては致命打になる。
そういったスキルを持つ敵には、アトラス院制服の「イシスの雨」等の対策手段は考えておこう。

具体的な編成は考察/編成/Artsを参照のこと。

おすすめ礼装

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最終更新:2024年11月12日 16:23