2017年夏イベント「デスジェイル・サマーエスケイプ ~罪と絶望のメイヴ大監獄2017~」で実装された期間限定サーヴァント。また☆5ライダーでは初めてとなるクイック寄りのサーヴァントでもある。
セイバーオルタの水着バージョンであり、派生としてはサンタオルタに続き、連続でライダークラスである。
ステータスはバランス型。☆5ライダーの中ではHPトップで、ATKが女王メイヴに次ぐワースト2位。
カード構成はQ2A2B1。ヒット数はそれぞれQ3A3B2EX5。
A多段かつQのヒット数が凡なサーヴァントのため、QでのNP回収が鈍く、NPの効率は総合的にはやや悪い。
NPを溜める場合はライダーの星を吸いやすい特性を活かしてAクリティカルや、Arts多めのPTに入れてArtsチェインを狙っていきたい。
高めの攻バフとQバフを持つが、素のATK値が低くQカード自体が低威力でBも1枚なので、殴りでの激しい殲滅力は期待できない。一方で、Q宝具火力が破格の伸びを示す。
クラススキルは元々の「対魔力 B」に加えて、「騎乗 B」「単独行動 EX」を獲得している。
属性は秩序・悪・人。特性も〔アルトリア顔〕〔王〕〔竜〕〔アーサー〕などクラス・スキル由来を除き共通。
スキル
【スキル1】サマー・スイーパー! A CT:8-6
自身に3T30%の「怪力 A」相当の攻撃力バフを付与すると同時に「覇王の兆し A」相当の味方全体にQバフをかける複合スキル。
単体バフとしてみると攻バフとカードバフを併せ持っており強力。このスキルの持続中はATKの低さを感じさせない高い攻撃力を発揮できる。
反面、味方全体に付与されるのはQバフなので、こちらを主軸にするならQバフを活かせるサーヴァントと組みたいところ。
【スキル2】コーチング A → A+ CT:8-6
初実装となるスキルリチャージを減らすことができるスキル。
非常に応用力が高いスキルでありここでは一部の使用例を挙げる。
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自身に使うことでスキル3の重ねがけを行い宝具火力を高める。(詳細は「リローデッド」の説明で)
スキル1・3だけでなく、このスキル自体も効果を受けるため実質的なCTは7-5Tになる。
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マーリン、孔明、マシュなど強力なスキルを持ったサポーターに使用する。
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アトラス院のマスター礼装と併用し最短CT5継続3Tのスキル所持者に使用することで1Tのみ二重にバフがかかった状態を作る。
例)エリザベート・バートリーに使えば攻撃80%バフと単体防御40%ダウンの状態を狙える。
また、付属しているスター発生率50%(3T)は元々のスター発生が高いサーヴァントや宝具のヒット数が多いサーヴァントに使用すると地味ながら確実な効果を発揮する。
誰に使用するか決める際の1要素として覚えておきたい。
注意点としてはデメリットとしてHP-1000が付随するということ。
一見すると大したことのない数字に見えるが、HP回復手段がない編成の場合は耐久力が目減りするという事であり、戦いが長引くとその影響が目に見える事になる。
強化クエストクリアで強化され、"1T後に最大HPアップ状態(5T)を付与する状態"を付与する効果が追加される。
1TだけHP1000減少、その後HP1000~3000増加となり、デメリットが緩和される。
【スキル3】リローデッド C CT:5-3
最短CT3という短いCTで1回のみQuickバフをするという特殊なスキル(持続は3T)。
「コーチング」と併用することでスキル使用から2ターン後にリローデッドが二重に掛かった状態を作ることができる。
スキル1と合わせると攻撃力30%バフかつクイック80%バフとなり宝具火力は屈指の高火力となるが、欠点も存在する。
注意点は4つ。
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途中でQカードを選べば当然「リローデッド」は消えてしまうため2ターンの間Qカードが使えない点。
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スキルレベルを10にしなければ自分のみでの重ねがけは成立しない点。
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宝具QQのブレイブチェインをしても宝具のみにしか「リローデッド」のバフは適用されない点。
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重ねがけできるターンに宝具を打てる状態を必ず作っておかなければならない点。
ちなみに重ねがけを狙わない場合には、Qクリティカルに合わせて使用することでQで比較的高い火力を出しながらある程度のNP回収を期待できる。
Qを選ばない限り3ターンの間は効果は消えないため、CT消化を目的とした早めの使用も有効な選択と言える。
宝具「
不撓燃えたつ勝利の剣
」
Quick属性の単体攻撃宝具。付属効果は敵単体のクリティカル発生率ダウン(OC依存)と自身のNPリチャージ(10%固定)。
上記スキルと組み合わせることで非常に高い火力を発揮できる。
バフを使用した宝具QQEXでは40~50前後の多くの星を発生させることもできる。
付属しているクリティカル発生率ダウンは、クリティカルを頻発してくるクエストであればそれなりには有用な効果か。
リチャージも付属はしているが、けっしてNPを貯めやすいサーヴァントではないので10という数字では物足りない。
総評
特殊なスキル構成による高火力宝具とサポート性を併せ持ったサーヴァント。
癖はあるが特攻以外では全サーヴァント屈指の火力を誇るのでボスキラーとして期待できる。
「リローデッド」の特性上Quickを宝具まで温存したいため、単純なQuickアタッカーとは異なる運用が要求される。
また、「コーチング」は独特なスキルであり、様々な組み合わせが考えられるサーヴァントに仕上がっている。
反面、スター集中度の高いライダーの特性上、他のクリティカルアタッカーとの噛みあわせが悪く、加えて「コーチング」以外にはQバフしかサポート効果を持たないため、サポーターとして扱う場合はPT構成はなかなか難しい。
状況に応じてどの長所を活かすかを考えた上でのパーティー構成が必要になるだろう。
相性の良い概念礼装
相性の良いサーヴァント
玉藻の前はスキルチャージ進行・HP回復・NP供給宝具を持っており、非常に相性が良い。「コーチング」を玉藻に対して使用して「呪層・廣日照」の重ねがけ・敵の遅延支援を狙うことも出来る。
ある程度長期戦を期すのであればジャンヌ・ダルク、大いなる石像神、ハンス・クリスチャン・アンデルセン、トーマス・エジソンなどのArts耐久サポーターを入れてHP減少のデメリットを打ち消せるようにしておきたい。
短期戦用としては「リローデッド」重ねがけは関係なくなるがQuick宝具であるためスカサハ=スカディからNP供給・Qバフを受けて、宝具連射を狙うのも良いだろう。
他に攻撃面サポーターとしてはアルテラ・ザ・サン〔タ〕、アレキサンダー、ガイウス・ユリウス・カエサル、ケイローン、エレナ・ブラヴァツキーなども火力を伸ばせる。
「コーチング」を自身以外の味方サポートとして活用する場合はスキル回転率を高めることの恩恵が大きいサーヴァントが特に相性が良い。
先述のマーリン、孔明、マシュの他、ギルガメッシュ〔キャスター〕、イシュタル〔ライダー〕、謎のヒロインX〔オルタ〕などメイドオルタ自身も恩恵があるものが効果的。
ネタ気味だが「コーチング」のHP減少を逆用して、HP減少がメリットになるアン・ボニー&メアリー・リード、アン・ボニー&メアリー・リード〔アーチャー〕、土方歳三、アシュヴァッターマンなどのサポートに使うことも出来る。
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