ブレーキランプLED化-1

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テールランプとブレーキランプって結構電気食いますね。
この辺を消費電力の小さいLEDに変えてみたいという欲求が突然わき上がってきました。
まぁ発情期みたいなもんです(笑)
時期が過ぎるとすぐに収まってしまうので、早いとこやってしまいましょう。

さて、私「まぁ」は女性と電気にはめっぽう弱く、しかも苦手な物にはかなり奥手という性質があります。
やはり、敵を知り己を知ればという格言に基づいて、ちょっと奴さんのことを勉強してみました。

「LED(Light Emitting Diode)発光ダイオード。
p型半導体とn型半導体を接合したpn接合ダイオードの1種。
pn接合ダイオードに順バイアス(p型部分にプラス、n型部分にマイナス極)を加えるとp型半導体には電が、n型半導体には正孔(ホール)が流れ込みます。
また、pn接合付近では電子や正孔が盛んに結合して消滅します。
このとき特定の半導体では流れ込んだ電子や正孔の持つエネルギーが光として放出される現象が見られます。
こうして発生した光を利用したのが発光ダイオードです。
特徴は消費電力が少ない、寿命が長いなどです。
半導体の種類によって 波長の異なる光を放出します。
定格以上の電流を流すと簡単に破損してしまいます。」

打ってて 気が狂いそうになりますね(笑)
何の事やらさっぱりですが、要するに電球よりも電気食わなくて長持ちするって事ですか?
そんなおいしい物放っておく訳にはいきません!

準備する物

LED
ハンダ
はんだごて
基盤
整流ダイオード
抵抗
定電流ダイオード(?)

上の抵抗までは判るんだけど定電流ダイオードってなんだ?

この辺のQ&AがオーディオQというショップのサイトにあったので読んでみました。
それによると...一定の電流を流すダイオードだそうです。
まんまジャン。
しかしながらボクの様な初心者にはこっちの方が抵抗よりも向いているみたいです。
なにしろ面倒な抵抗値の計算が要りません。

普通は(電源電圧Vー順方向電圧V)÷順方向電流A=抵抗Ω という計算方法を使うそうです。
電源はまぁ12~14V位かな。
順方向電圧はLEDの規格にもよるけど、例えば2.2V/20mAという物を4つ直列に並べて、それぞれに20mAをかけてみようという場合、
(12-2.2×4)÷0.02=160
160Ωの抵抗を入れてやればおっけーということになる訳です。
ここで、4つ直列なのになんで20mAなのかというと、電流は直列ではそれぞれにかかるのは一定なんだそうです。
並列にするとそれぞれを足すみたい。
(2列の並列だと20mA×2で40mA)
電圧は、直列は足して並列だと全列12Vのまま。
なんか、こんな事小学校の時にやったな~~
抵抗を使う利点は安いって事ですかね。

で、定電流ダイオードの場合、12~14Vで同じ定格のLEDを4個直列にすると・・・
はい計算式は要りません。
強いて言うならば順方向電圧(2.2V)を足していって、電源電圧以上にならなければオッケーです。
ここでは余裕を取って5個直列にしてみますと...
2.2×5=11
ってことで11Vあれば良い訳ですね。
実際にチンクのテールランプの電圧を測るとエンジン始動時でも13Vまで行かないので、5個ぐらいが良いと思います。

そうそう、この定格2.2V/20mAってのはLEDに2.2Vかけたときに20mAの電流が流れますって事なんだって。
定電流ダイオードは一定電流以上流さないから12VかけててもLEDは壊れないと言うことなんですね...多分。
まぁ、壊れないならそれで良し!
とっとと試作してしまいましょう。

配線は 基本的に下の図の通りです
減光は個数でなく抵抗による電流制御でやってみました。
で、繋げるとブレーキランプの方に電気が逃げちゃうみたいで、仕方がないので整流ダイオードを入れました。
配線自体はバッチリです。
テールランプの抵抗は...色々試してみて下さい(笑)
並列にする数で結構変わってきます。

試作1号

...ボツです(笑)
クリアのLEDを並べてみましたが、赤いレンズを通すとなにやらうまくいきません。
という訳で今はナンバー灯として役に立っています。
こんな感じっす。
こうするとすごく明るくてまるで蛍光灯のようです。
しかし...あんまり自己主張の激しいナンバー灯ってのもどうなんでしょうね?

試作2号

ん~LEDってのは指向性がとにかく強い。
まるでレーザー光線だな。
ならば...
これでどうだ!
反射鏡の真ん中に円柱状にLEDを配列し、さらに後方に向けLEDを5個!
さぁ!
お!明るいね~~
光が拡散して斜めからでも見えるわい!
良いね良いね~~
ガクッ 
って訳でつけてみたけど...
判るでしょ?左が電球です
σ(TεT;)
これもダメ!

試作3号

ん~~拡散させてもダメ...
ならば逆にLEDの良さを引き出してみよう!
今度は平面に配列してみます。
光の点、一つ一つを強調します。
うへへへ、これは綺麗だわい。
ん~~まだ暗いけど、何とか実用レベルか?
しかしながら左右をこれにするのは何とも頼りない。
こうなったら人海戦術かな~
でもこれでも25個でしょ?
この面積だとせいぜい6×6の36個なのよ。
数が1.4倍になったところでこのレベルの差が埋まるとは思えないしな~~
やっぱね一発一発のパワーが足りないんだよパワーが!!

...ん??パワー?
そういえば BoS?さんが...そうか、あれなら!

次回へ続く!

おまけ

お気づきになった方もいらっしゃることと思います。
そう。ハイマウントストップランプが目立ちますね。
実はですね試作で余ったLEDで(余った数の方が多い(笑))
ちょっと作ってみました。
近づいてみるとこんな感じです。
何か判りますか?
FIATのロゴです(笑)
ちょっと光軸をずらして撮っているので明るさにバラツキがありますがこれだけ集めるとかなり攻撃的な光量です(52個)
LEDでストップランプを作る場合はこういう予備的な物も作った方が、かえって安全かも知れませんね

さらにおまけ

並べているときにこんな事も出来ることに気がつきました。
まんまFIATです(笑)
配線はしてないけど...
ウケねらいには良いかも。

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