冷却効率について考える

最終更新:

fiat500-onlinemanual

- view
だれでも歓迎! 編集
ヒートシンクをつけてから、走行中に油温を見るのが楽しみになってしまいました。(ちゃんと前を見ろ!)

で、最近気になったのですが、エンジンフードを開けたときと閉じたままの時では
油温が違うんです。
大体メーター読みで5度位。
正確に言うと油温の下がり方に差があるんです。
ちなみにボクの開け方は上開きです。

無い知恵を絞って考えたのですが一番当てはまると思われるのが「ベルヌーイの定理」です。
簡単に言うと「流体の速度が速いところほど、流体による圧力が小さくなる」
と言うことは、圧力の大きいところから小さいところへ力がはたらくことになる

絵で描くとこんな感じですね

赤い線が走行風の流れです。
ヒートシンクの緑の線がエンジンルーム内に溜まります。

この場合赤い線の方が流速が速く、圧力が下がります。
すると、エンジンカバーのスリットから熱い空気が押し出されます。
これで空気の流れが出来ます。

今度は上開きにした場合です
走行風がエンジンルームに入ってきて緑の風とぶつかってしまいます。
こうなると 熱い空気の逃げ場が無くなり
空気の循環が悪くなります。
よって油温があがる、と、こういう事ではないでしょうか。

ヒートシンクの場合は風が当たってそれが抜けないと冷えません。
エンジンルームの空気をどう抜くか。
この辺が 課題になりそうです。
次は下開きにして油温の上がり方を見てみたいですね。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
添付ファイル
ウィキ募集バナー