
| ガンカー級戦艦 Ganker-class Battleship | |||
| 基本情報 | |||
| 種別 | 戦艦(臼砲戦艦(大口径型)) | 命名規則 | |
| 前級 | 戦列砲艦など | 次級 | ヴァスカラ級 |
| 設計 | 帝人重工 | 所属 | クランダルト帝国 |
| 製造 | 隻 | 世代 | 第一紀 |
| 性能諸元 | |||
| 全長 | 全高 | ||
| 機関 | 浮遊嚢器 2器 循環器 2器 |
機関最大出力 | 1600q |
| 最高速度 | 110km/h | 航続距離 | gaias |
| 武装 | 41fin臼砲 4基4門 14fin速射砲 2基2門 14fin連装砲 2基4門 14fin単装砲 10基10門 大型対艦ラケーテ発射管 艦首4基 機銃少数 |
補助装備 | |
| 乗員 | 800名 | ||
| 先行代理投稿作品 | |
| 原画 | 蒼衣わっふる |
| 記事 | RF-CIC |
| 許諾日 | 2026/10/01 |
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第一紀の終わりごろ、同盟が連邦へと移り変わって浮遊機関を搭載した強力で頑強な戦闘艦が敵に現れてくると、多数の中小口径砲による攻撃では連邦艦を打ちのめす力が見出しづらくなってきた。
そこで帝人重工は、従来艦の多数の中小口径砲による砲撃能力を維持しつつ、それを上回る決定打として41fin級の大型臼砲を搭載した新型の戦艦を開発することを決定した。 この結果、本級は41fin臼砲4門、合計16門に及ぶ14fin砲、大型対艦ラケーテ発射管4基、さらに近接防御用の機銃を備える重武装艦となった。 単純な兵装量だけを見れば第一紀の艦艇としては非常に強力であり、旧式の戦列艦や防護巡空艦に対しては圧倒的な火力を発揮することが期待された。 しかし、大口径臼砲を搭載するための技術が十分成熟していない時代の艦であったことから、ガンカー級には後世のクランダルト戦艦では見られないような、かなり強引な設計も多数存在している。
特に艦首は細長く前方へ突き出しており、その内部及び周囲に大型対艦ラケーテ発射管を収容する構造となっていた。
この特徴的な艦首構造は後継のヴァスカラ級ではそのまま継承されなかったものの、後に帝国で建造される実験戦艦バルデンなどの艦首設計に部分的な影響を残したとされる。 ガンカー級とバルデンでは艦そのものの設計目的や成立年代には大きな隔たりがあるが、前方へ長く伸びた艦首、艦首下面の構造などには共通する部分が見られる。 |
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本級最大の特徴が、4基4門の41fin臼砲である。
後世のAG級のような多連装化は行われておらず、一基につき一門を収容する大型単装砲として搭載されている。 砲そのものが巨大であるため装填設備も相応の規模となり、艦内のかなりの容積が41fin砲の弾薬庫と給弾設備によって占められていた。 命中精度や発射速度では後世の臼砲に大きく劣ったものの、一発の威力は極めて大きく、低速の大型艦や地上施設、要塞などに対しては絶大な破壊力を発揮した。 一方、本級を象徴する欠点もこの41fin砲に由来する。 特に問題となったのが、艦橋後部に配置された41fin臼砲であった。 この砲は船体中央部に近い位置に設置されているにもかかわらず、砲架と船体構造の関係から反動を十分に吸収することができず、側方へ射撃すると艦全体が目に見えて傾斜した。 全装状態であっても射撃時には艦橋から水平線の位置が大きくずれるほど船体が傾き、状態によっては生体器官による姿勢制御が追いつかないことさえあったという。 そのため実戦では、主砲射撃する際に器官出力を調整して姿勢を固定する処置が必要とされた。 当然ながら戦闘中にこれらを完璧に行うことは難しく、急激な方向転換中に発砲して船体が大きく傾き、照準中だった他の砲まで射撃不能になるという本末転倒な事例もあったと伝えられている。 後期には射撃管制側で発砲順序を管理することである程度改善されたものの、構造的な欠陥そのものが解消されることはなかった。 この経験は後継艦に大きな影響を与え、後に開発されるヴァスカラ級では船体重心から下に伸びるように大型の浮遊嚢器を伸ばしている大口径臼砲の配置と反動吸収機構はヴァスカラ級以降の帝国戦艦における重要な設計課題となった。 |