ハガードRF

ハガードRapid Fire(かもしれない)


(C)SEGA

最大秒間火力5150 マガジン総火力18540

「リボルバーカノン。回転弾倉機構を持った機関砲のことである。
 ガトリングガンが多砲身なのに対して、こちらは1つのみ。」

ワントリガーで3点バーストするリボルバーマグナム。
言ってることが少しおかしい気もするが気にしてはいけない。
一つの薬室に3発ずつ弾丸が入っているのだろうか。
「タンタンタンッタンタンタンッ」っと連射音が小気味よく目押し連射がしやすい。

他のハガードと比べCS時のよろけ、ダウンが取れなくなった代わりに当てやすくなり、秒間火力も増大した。
特に秒間火力は支援兵装の中でもトップクラスで、何と単式機関砲と並ぶ。
理論上は、初期ガトを空転させながら歩いている重火力兵装と、正面から撃ち合って勝ててしまう。ただしリア重は除く。
それでいて重量は220、リロードは2.2秒に収まっており、他のハガードと比べピーキーさはかなり和らいだといっていい。
まぁオールマイティ!

ハガード・カスタムは援護向きだったのに対しこちらは前線向けに調整した性能といえる。
何よりも遅めの連射速度のおかげで目押しの技術が要らないというのが大きい。適当連打でもほぼカタログ通りの秒間火力を出せる。
とりあえず秒間火力と戦闘距離で雪崩を使っていた人は一度握ってみると良いかもしれない。(まあ素材が結構鬼畜だが・・・)
凸阻止能力もネイルガン系統と同程度に向上している。

ただし、リロード2.2秒はハガード中最長。
反動も他のハガードに比べればましだが、それでも反動が強いといっていい。
また、射撃精度も結構甘め。
高精度と高反動を要求されるあたり、アセン面でのパーツ選定には少し難儀するかもしれない。

ちなみに、しゃがむと精度が大きく改善される。
具体的には射撃補正D-でもかなりまっすぐになり、Cあれば狙撃も出来るほど。
反動吸収の高い腕としゃがみ2を組み合わせているアセンなら、是非試してみよう。


秒間火力、射程距離、使いやすさが揃っていることから、支援のハイエンド装備と評価され、
きちんと狙えばCSがでなくとも、新品のBRが1マガジン以内で倒せる…という時代もあった。
が、4.5現在は雪崩同様かなり厳しい立場に。
まず秒間火力だが、RFが出た当初より火力インフレが進み、単式機関砲が比較対象では…と言わざるを得ない。
次に、マガジン火力は支援兵装で中距離以遠の向けの武装として見ればかなりいい方である。
が、4.5でDEFが追加された中でマガジン総火力17460というのは、正直厳しい。
新品の敵機を倒すには2マガ必要と考えた方が良いだろう。
つまり、秒間火力、マガジン火力は十分とは言えないのに、CSでダウンやよろけが取れないので、
強襲や重火と撃ち合っても負けが濃厚になってしまったのだ。
武器自体の弱体化は無かった(と思う)が、時代に取り残された悲劇の武器と言えるだろう。

一方でユニオンバトルでは、砲台に届く射程と(支援としては)高いマガジン火力から、今でも採用が見込めるかも。

4.5Bで単発威力が+20されたが、厳しい立場に変わりはない。

さすがにハガード系列全体がちょっと逆風すぎた為かあるいはたけしでイルミナルが悪さしすぎた為かは不明だが、Verエックスではなんと単発威力が40も上昇した。
その結果、遂に秒間火力が5000を超え、マガジン火力もアップデート前の17460に+720の18540となっている。

従来の扱いやすさはそのままに、スペック上の秒間火力は他の兵装の主武器と十分互角になるレベル。
とはいえ、マガジン火力がやや低めなのは相変わらず。息切れしやすい点には注意が必要。
そこは味方との連携や副武器でカバーするなどで対策しよう。

「ハガードRF?時代に取り残されて陳腐化した旧武器でしょ?」
と、すっかり倉庫で埃をかぶってしまったそこのアナタ!強くなって帰ってきたハガードRFを今一度手に取ってみてはいかがかな?
その結果、CPが禿げても一切の責任を負いかねます。



最終更新:2016年10月01日 01:27