TSM-019

TSM-019 -コア・ファウンテン

Object Class: Keter

取扱方: TSM-019の収容区域には予定されたACE-クラス人員を除いて誰も進入してはいけません

概要:TSM-019は2つの構成要素から成り立ちます。

TSM-019-1の形状は一般的なコアです。TSM-019-1は完全新品――すなわち、傷が一切ない――様に見えます。その部品を解体することができます。通常の調査では特徴を確認することができませんでした。

TSM-019-1はいくつかの異なる性質を見せます。

1.通常状態:標準的コア同様、ニュードの増殖を行うように見えます。

2.摂食状態:半正則の間隔で、有機物、ニュードが近くに存在するときに、緑色の結晶のような物体が通常コアの部分からどっと流れ出てきます。この緑色の結晶は有機的な動物、植物、菌類、それからニュードに群がり、結晶から、TSM-019-1の内部へそれらを送り込みます。TSM-019-1は生死にかかわらずあらゆる動物(特に液体を飲み込んだ)と植物、真菌と多少処理された動植物、ニュード――綿や革製品、紙、ブラストランナーなど――を送り込みますが、特に生きた珍獣を好むようです。これらの結晶は???kmもの距離を連なり、死体をTSM-019-1に持ち帰ることが知られています。

3.狩猟状態:十分な有機物、ニュードを直ちに摂取できないときは、TSM-019-1の頂上部からTSM-019-2が出現し始めます。
 TSM-019-2は多くの場合で既知の節足動物、特に昆虫類とクモ形綱に似た外見を持っていますが、いかなる節足動物や他の動物の既知の種にも似ていない生物も多く混じり、まれにブラストランナーに似た形状も見られます。
 これらの、TSM-019-2は特定の行動を専門としているようです。それは索敵機位の大きさ、翅を持っている、観察と調査を行う昆虫・鋼とチタン・ニュード・アルターニュードを含む大部分の物質に孔を開けることができる昆
 虫(個体の寿命はごく短く、僅かな穴を開けられるに過ぎませんが、TSM-019-1からの終わりが無いような供給によって大穴を貫通させます)そしてより大きくて攻撃的な、獲物を追い詰めるための昆虫と蜘蛛とブラストランナ
 ーです。
 個体としてブラストランナーを使用すれば単に鬱陶しい虫ケラ以外の何物でもありませんが、TSM-019-1は数十億単位でこれらを、あるいはさらに[データ削除]単位で生産することが知られています。
 SM-019-1から出てくるTSM-019-2はかなり強靭ですが、手強い存在ではありません。ブラストランナーを使用すれば、それを「殺す」ことは簡単に行えます。その場合、TSM-019-2はニュードになって、すばやく発火します。
 しかし、TSM-019-1から出現するTSM-019-2と単独で遭遇することはほとんどありません。

4.維持状態:SM-019-1は自身の綺麗な状態を維持するためにTSM-019-2を使用します。これらのTSM-019-2は単にSM-019-1を磨き上げるだけでなく、凹みや傷、欠けを修繕し、SM-019-1が大破された場合に再起すら行います。TSM-019-1は床に取り付けられなくてもニュードを流し出す事ができ、また自身の位置を自由に変えることが出来ます。

TSM-019-2たちがどうやってお互いにチャットを行っているのかはわかっていませんが、彼らはたとえ単独であっても集団の意識にしたがって行動するようです。
いったい誰が、あるいは何がこれらのTSM-019-2を支配しているのか、TSM-019-2の内部に持っていかれる有機物がどこにいくのか、TSM-019-1がニュードの増殖やTSM-019-2を流し出すことができるのかは一切不明です。

SM-019-1は簡単に壊せるように見えますが、SM-019-1は傷を直すために、また防衛のためにTSM-019-2を使うため、恐ろしいほどに破壊しづらいです。SM-019-1を破壊する手段として[データ削除]が想定されますが、SM-019の異常な特徴と防衛機構による損害のため、SM-019-1の破壊は████████の認可が下りない限り実行されません。

補遺: 「TSM-019は元は通常のコアニュードだと思われます。では何故、こんな変化したかはニュードは生命的な特徴がありまた、珍獣たちが関与していると考えられます。TSM-019は珍獣が生息している地域に出現します。特にTSM-013はコアを主食とするため、SM-019はTSM-013を捕食するためにこのような変化をしたと考えられます。また、武████エ████の巨大兵器は元々、SM-019に使用するために作られたと推測されます。」

最終更新:2014年05月03日 19:09