頭部パーツ(重量級)


重量型タイプ


所謂「重量級」「重装甲型」のパーツ群。
トップクラスの装甲を誇るが、頭部としてはダントツに重い。
また、ロックオン性能以外が全体的に悪く、セット効果を得たい場合や、
何より硬さが大事!というボーダー以外にはあまり人気がない。
対狙撃用としての期待値は高めだが、頭部によっては遠雷、初期ブレイザーで即死するし、
ヴェスパインではどんなに硬くても即死するので、硬くても油断は禁物。

現在は「ヘヴィガード(HG)」「ケーファー」シリーズがこれにあたる。

へヴィガード系列

索敵関連は勿論、射撃補正が非常に残念なので、武装によってはソードの間合い少し離れたぐらいでないと狙って頭部に当たらない。
近距離以外で射撃する際はロックを活用したり、出来るだけしゃがみ撃ちするなど工夫して補おう。
その分、装甲は凄まじく、CSによる2.5倍ダメージの影響で他の部位よりもよりも装備した時の硬さが際立つ。
狙撃耐性を見ると遠雷に耐えられる唯一のシリーズであるが、セットボーナスの有無に関わらずⅠ型とⅣ型は初期ブレイザーで即死し、
Ⅲ型であってもヴェスパインには即死を貰ってしまう。残念。
装甲に任せた接近戦、持久戦、コア凸で勝負するあなたに。
また、胴体と比較すると明確に中量級との重量に差がある。
クーガーⅠ型vsHGⅠ型ならば胴体150差に対し頭部200差。重量比でいえば更に大きい。

平べったいフォルムとモノアイが身も心も硬派な外見を演出してくれる。
形状は……なんかやる夫っぽい。

装甲を多少落としてもいいからもっと他の性能が欲しい、という人には「毛系列、disプロト、disノヴァ」の方がオススメ。

  • ヘヴィガードⅠ型 [=○=]
HGの初期型で、初期ながら装甲Aとトップクラスの数値を誇る。
しかしながら、装甲とロック距離以外の性能は初期装備の「玖珂Ⅰ型」よりも悪く、あまり人気がない。
特に射撃補正Eのために集弾性が悪くなりやすく、
中~遠距離での銃撃戦よりも、近接格闘戦重視のボーダーや、単発の武装(スマック等)に向いている装備と言える。
重量が同じⅣ型とは、少しでもマシな射撃補正+索敵を得たいか、ロック距離を得たいか、お好みで。

  • ヘヴィガードⅢ型 [===]
装甲特化型パーツ。モノアイをバイザーでガードする形になっている。
頭部パーツ中最高の装甲値のほかに、ロック距離でも優秀。
これにより、HG系としては有効射程が最も高いと感じられるだろう。
味方に通報するときも非常に便利。
しかしI型での欠点は全く改善されておらず、射撃補正はEのままとなっているので注意。
索敵に至ってはⅠ型より低く、自軍設置武器の表示すら少し離れただけで見えなくなってしまうド近眼。
実運用に際してかなり武器を選ぶことになるが、少々のCSにはびくともしない非常にしぶとい機体が作れる。
近接戦章狙いで多少強引に斬り込むソード使いが使用しているケースがある。もしくは射撃補正が不問のワイスマ支援とか。
またHG系最重量を誇るため、シュラゴン乗りも愛用しているという。

Ⅳ型に比べると射撃補正、索敵で劣るが、Ⅳ型のそれらも優秀とは言い難い。
買い換えてもどうせイマイチなら、装甲とロックだけは尖らせようという人はこちら。

  • ヘヴィガードⅣ型 ゚[=○=]
I型にセンサーを追加し、索敵性能と射撃性能を改善した重装バランス型。
装甲特化のHGⅢ型に比べると、装甲の他にロックが多少落ちる。
バランス型といってもやはり射撃性能は低ランクと言わざるを得ないのが残念。
とはいえ、今までHGを愛用してきたユーザーならば変わらないし、
何よりも至近距離の撃ち合いで装甲の強さの差を武器にする場合は基本的に接近するので困らないだろう。
性能的にはロック距離以外ほぼI型の上位互換に当たるので、装甲を保ったままバランスを重視するならこちらまで作成したい。

ケーファー系列

HGよりも少し軽めで、その分装甲で劣るが軽量化・索敵能力向上がなされた頭。
装甲ダウンのため「遠雷」のCSに耐えられなくなっており、対狙撃の観点では弱体化。
ガチムチ派からは「100の重量をどうにか頑張ってHGⅣを載せたい」という意見もある。
最終型の45は「そこそこの硬さで射撃補正C」が売りだったが、競合パーツの登場でセールスポイントとしてはイマイチに。
総じて「重い割に器用貧乏」という立場になってしまった。
しかし、セットボーナスは重火力を主力とするボーダーには人気があるため、絶滅することは無いだろう。

通称ゴリラ頭。ゴーグル状の装甲が印象的な頭部。
なかなかサイバーでロボット兵らしいブラストになるが、ちょっと悪人面。
特に45の4眼+額部センサは非常に睨みが利いていてカッコイイ。
でもツノは無い。ケーファー(甲虫)という名前ゆえに、某初号機みたいなカッチョイイのを期待していたのに、残念。
甲虫は甲虫でもコガネムシということか。実際ドイツにカブトムシはいないし。

  • ケーファー42
初期型パーツでありながら、HGに次ぐB+の高い装甲とBのロックを有する。
反面、HGよりマシなものの射撃補正と索敵が低いのが難点。
総じて、HGの特徴を長所・短所ともにマイルドに調整したような特性を持つ。

悪く言うと、器用貧乏な重量型頭部。
飛びぬけた部分が無いのは重量型としてはイマイチか。
つなぎとしては優秀なので、序盤は重宝する。

  • ケーファー44
特有の丸いゴーグルが、何故かゴツく直線的になった。曲線的なラインには微妙にミスマッチ。
最高のロックオン距離に対し、最低ランクの射撃補正と索敵性能を持ち、その特性は一口に言うと「軽いHGⅢ型」。
"ロックオン距離=索敵距離"という極端な視力となっている。
地味に重量型最軽量(730)。
それでいて装甲はB+を維持しているので、フルセットでの減量役、もしくはコア凸強襲特化型キメラの頭部候補などにどうぞ。

  • ケーファー45
ゴーグルを剥ぎ取ってギラつく4眼を露わにした最新型。ブラスト屈指の悪人面。
なんと念願の射撃補正Cを得た重量頭部である。硬くて射撃も正確とかマジ厄介。
「玖珂Ⅰ型」を重く、全体強化したパーツと考えればよいだろう。
HS耐性は42・44から1ランク下がったことでヴェスパインや遠雷はもちろん、デイライトSに耐えれなくなってしまった。
が、普通の射撃相手にはかなり耐えられるのであまり問題ではないだろう。

と、重量型のホープとして当初は注目を浴びていたが、「玖珂S型、disプロト、disノヴァ」が喧嘩を売ってきた。
「玖珂S型」には装甲と索敵で1ランク勝っているものの、140もの重量差とその他の性能ではあちらに軍配が上がる。
「disプロト」とは装甲で並び、スペック上は競合と言えるが70の重量差は軽視できるかどうか。
「disノヴァ」とは重量は同じだが装甲と射撃補正はあちらの方が上……こっちはロックオン距離で勝っているとはいえ、重量級のシェアもいくらか奪われてしまった。

最終型であってもこれらと勝負するには厳しい立場になってしまったが、セットボーナス狙いならこれがほぼ一択パーツと言える。
45腕と合わせればバラけることで有名なGAXエレファントがとうとうデレる驚異の攻撃型重量級が出来上がる。
GAXダイナソア用としては空転時間やOH!耐性といった問題も付きまとうが、他と比べれば格段に使いやすくなるはず。

軽量型タイプ


所謂「高機動型」「軽量級」向けのパーツ群。
その名の通り重量は軽いが、その分装甲値は最低ランクとなっている。
しかし、装甲以外の性能では標準タイプより1ランク上の性能を持つものが多く、このタイプを愛用しているボーダーは多い。
でも紙の装甲とはよく言ったモノで、大半の狙撃銃のCSで即死。
当然狙撃銃以外のCSにも弱く、比較的玄人向け。

現在は「シュライク」「ヤクシャ(夜叉)」「セイバー」シリーズがこれにあたる。

シュライク系列

軽量型で最初に手に入るようになるシリーズ。
クーガーから3割軽量かつ充実した索敵系を持つ重量コストパフォーマンスに優れた頭。
ただし、その脆弱さは厳しく、初期38式かトライアド単発、イーグルアイを除く狙撃銃の前には無力である。
止まったら死ぬといわれるように、せわしなく歩き、しゃがみ撃ちを控えた立ち回りが重要である。

フルフェイスヘルメットのような外見がシンプルでどのパーツにもマッチする。

  • シュライクⅠ型
シュライクの初期型。
装甲正面がガラスで出来ていて、カメラや内部が丸見えになっている。防弾ガラス位にはなっているのであろうか。
とにかく脆い。マーゲイやショットガンのHSでもヒビが入りそうなくらいの脆さはいかんともしがたい。
そもそも、攻撃を受けて転倒しただけでもガラスが割れてしまう恐れすらあるはずだが、設計者は何を考えていたのだろうか。当たらなければどうということはないのか。
よほどブラストを肉抜きしたいプレーヤーが序盤に作る一品。
重量抜きで優秀な代物は後発の物をどうぞ。

  • シュライクⅡ型
索敵強化型だが、代償としてロックオン距離が若干短くなったため、やや扱いが厳しくなったといえる。
遠方の敵が分かる利点は、スネークの際の敵位置確保に何気に役立つ。
重量がⅠ型、Ⅴ型より増えているのも問題で、性能面での人気はイマイチ。
やっぱり狙撃には弱い。

いわゆる「エルフ耳」に該当するパーツで「玖珂Ⅱ型」に続く耳萌えパーツである。
また一部のボーダーにはオパオパ頭と呼称する者も居るとか居ないとか。

  • シュライクⅤ型
射撃性能強化型。ツェーブラシリーズに並ぶ射撃補正と、最高クラスのロックB+を誇る。
Ⅰ型と同じく全パーツ中最軽量なこともあり、シュライク頭部はほぼコレ一択。
フルフェイスヘルメットの様な外見が特徴。カメラ等は頭頂部に移っている。
材質もガラスから強化プラスチック製になったが、相変わらずのペラペラ装甲。当然狙撃には弱い。
他のハイエンドパーツに対し、軽量をセールスポイントにどれだけ耐えられるか(≒避けられるか)が勝負である。
特に「玖珂S型」は重量と装甲以外のステータスが全く同じであるので、重量以外の需要ではあちらに軍配が上がってしまう。
軽量かつ射撃補正が良いので、重量を武装や他部位に回したいボーダーが使うことも。
勿論、反動吸収の悪いシュライク腕の弱点である集弾性向上の意味でも相性がいい。

フルフェイスの曲面構成が、何気にケーファーと非常に相性が良い。
ヴィジュアル重視ブラストを構成する場合にはぜひ試してほしい。
デジタル迷彩と組み合わせると模様がスカーフェイスっぽくなって非常にイカす。

ヤクシャ系列

念願の素敵性能の塊である通称「響鬼頭」シリーズ。
ステータスは「修羅V」をベースにしたもののようで、初期型から射撃補正B+と、重火力、狙撃でも存分に扱えるレベル。
単体の性能が良好な上、セットボーナスも非常に強力なため、戦場ではよく見かけるだろう。

スリット状の眼光と顎の部分を走る溝付き装甲が良い味出してるヒロイックな頭。
ただし、サイズが小さいため重量胴体と合わせるとシュライクと同じく着ぐるみの頭だけ脱いだような形になる。
なぜかver2.5時に全体的にシャープな見た目になるようにデザインが変更された。
bbimage@ウィキ-頭部パーツ
興味があったら見比べてみよう。

  • ヤクシャ
鬼のような二本角と、E.D.G.の◇ロゴを描いたようなフェイスが特徴。
「修羅Ⅴ」的なバランスを持つ頭部。装甲↑、ロック距離↓。
装甲はD。38式・新式HSには耐えるが、38式・改(3500)のHSには耐えられません。
50も重量が増えているのにロックは1ランクダウン。
重量効率では「修羅V型」に劣るか。

あるいは、中量級ユーザーならば、装甲の下降を最低限にして「修羅V」の索敵系バランスを得られるため、
結構選択肢としてはアリの部類に入るだろう。

重篤患者になると二本角が伏せた猫耳の様に見えるらしい。
猫が他所向いて耳だけ横とか後ろとか向けてる時のアレだよ、アレ。

  • ヤクシャ改
角が無いタイプで、自転車用ヘルメットのような形状になったモデル。通称チャリヘル。
ロック性能に特化し、索敵に目を瞑れば軽量級における前線志向の一品と言えるだろう。
それでいて射撃補正は落ちていないので遠距離戦も十分こなすことができる。ただし索敵は最低レベルなので誤射には注意。

公式サイトの壁紙ではこの頭部で狙撃銃を構えているが、索敵の高い初期ヤクシャ、弐型(当時は弐型未解禁だが)の方が砂に向いていたりする。

  • ヤクシャ弐
ついにねんがんのつのをてにいれたぞ!
角のせいなのか装甲が一段階落ちているが、射撃補正と索敵は上がっているしロックオンも標準と今度は「杖41、刃δ」のような性能となった。
ただ射撃補正Aは一部兵装以外には過剰だし装甲も低下しているので汎用性は初期、改のほうが上。重量も20重いし。
運用としては狙撃メイン、または反動吸収のいい腕と組み合わせて後方からガトリングを撃ちまくる軽量蛇あたりか。
だが最大の特長の素敵性能を段違いにしてくれる角は伊達や酔狂で着いている訳ではない!
ヘビィパイク装備の蛇が全弾持ってけ!とか言いながら突撃してくる。
もしくは限界稼働状態になるとフェイスオープンして角がV字に展開するはず。

○○&○○のような複数のカラーリングの場合、角はちゃんと一色で塗ってくれるので安心。

ちなみにこいつ、エアバーストはおろかロケテのver0.x時代のデモムービーにすら居たりする。
長い長い時を経て(実に1年以上)ようやくの登場と言った所か。
必要勲章は大方の予想通り英雄章。でも砂に適応した性能なのに肝心の砂メインはポイトンが稼ぎづらいため意外と持ってないということも。

セイバー系列

話題の新世代型の主役機の顔を飾る頭部。
潜入隠密型というコンセプトを最も反映した頭部であり、最大の特徴はツェーブラ顔負けの高性能な索敵能力と高水準のロック距離。
強力なセンサー系のお陰で有視界での中距離戦にはかなりの強みを発揮。
スネークをあぶり出す生きた索敵センサーとしての広い視野を獲得できる。
反面、射撃補正はC~D+と、クーガー以上にブレるので、戦闘距離自体は短いorCSを狙いにくい。
遠距離の敵は発見報告や素早くロック報告、必要に応じて交戦、そんな勝利向けの貢献をしたい方のためにある頭部。
ただし、重量に対する性能はイマイチなため、キメラ用としては不人気。
フルセットとして用いられることがほとんどだろう。

首と頭という部位が分かれた中に人が入っているような人体的なフォルム。
バイザーに映るモノアイと、大きな“耳”の部分が印象的。TSUMOIind系列の平面主体の中量パーツには合うが、重量胴体だったり、身体バランスが崩れるパーツだと異形系に走りかねないかなり悩ましいデザインである。

  • セイバーⅠ型
カタパルトジャンプではるか255mまで見通せる千里眼と強力なロックを併せ持った頭。
但し弾道補正が悪いので狙撃や重火力には向いていない。支援、強襲向きな頭というべきだろう
頭部装甲E+での接近戦はリスキーなため、ロックオンした上での中距離射撃を意識して行うのがベター。
ロックは自分の存在を暴露することになるのを忘れず、ケースバイケースで。
一応、現時点では索敵とロックをこのレベルで両立させた頭部は他に無い為、総合的な索敵能力としてはトップクラスといえる。

  • セイバーⅠ型R
索敵距離を若干短くした代わりにロックオン力を更に向上させたタイプ。
低い射撃補正をロックオンで補い易いため、フルセイバーならとりあえずこれを載せておけといった感じの頭。
それでも狙撃や重火力には力不足。やはりスマックやヴォルペのためにある頭部か。

Ⅰ型より実戦向けの強化がされたものの、重量が30も増えている。
これは軽量型最重量となり、中量型最軽量である「④Ⅱ型」とたったの10しか差がない。
また性能のベクトルこそかなり異なるが、装甲Cの「disダート」とも20しか差が無い。
索敵とロックの両立という点ではこれらに勝っているが、装甲2~3ランクの差に釣り合うかは怪しいところ。
キメラパーツとしては「④Ⅱ型」か「disダート」、または他の軽量型頭部を乗せたほうが賢明かもしれない。

尚、セイバーⅠ型⇒Ⅰ型Rは全体的に外観の変化が目立たないが、
これに関しては頬に増加パーツが付いているのでわかりやすい。

  • セイバーⅡ型
セイバーシリーズのウリの一つだった索敵を少し妥協した代わりに
蔑ろにしていた射撃補正を基準値に改善した事で自慢の白兵戦だけでなく射撃戦も最低限こなせる頭部になった。
見えてるけど撃てねェんだよ!弾が真直ぐ飛ばねェし!というシーンは多少減るだろう。両方の意味で。
ロック距離はⅠ型Rから維持されているので、ロックして撃てばそこそこ当たってくれるだろう。

ただし重量は軽量級最高値を更新。つか中量級の「④Ⅱ型」より重くなってるってのはどういう事なんだキバヤシ!
Ⅱ型パーツは全体的に重量増加のためフルセイバーを考えると積載猶予が厳しくなる。
キメラ用にコイツを採用するくらいなら、素直に「④Ⅱ型」を載せましょう。
一応セイバー頭部の中では一番使い易いんではないだろうか。中量型並の重量を除けば…


最終更新:2011年07月12日 14:23