クイックスマック

朱魔苦流速射之型「クイックスマック」


(C)SEGA

全段HIT時の単発火力2000×3(6000)、マガジン総火力6000。
全段HIT時の戦術火力 リロードA時:3141 B:2941 C:2764

「水平・垂直2連。ショットガンで連射と言う概念を加えた記念すべき逸品。」

1回の射撃で散弾を3連射する特殊ショットガン。
1ショットあたりの散弾数は4発×3連射=12発で、フルヒット時の威力はワイドスマックの1射全弾命中すら凌ぐ。
最大の特徴は、拡散範囲が小さいため距離が離れていても十分なダメージを期待できること。
50m程度の距離であれば、ブラスト1機分程度の範囲に集弾させることも容易で、機体性能&操作技術&ロック&しゃがみ撃ちなどによって、100m程度の距離でも十分に有効射程内。
ただし、欠点が多く、それらを踏まえて立ち回りを整えたい。

連射武器としては反動が大きいため、2~3発目が上方向に反れやすい
腕パーツの反動吸収性能が標準以上であれば大きな問題にはなりにくいが、反動吸収が低い腕で遠距離に射撃する場合などは大きな影響を受けやすい。
(射撃反動に合わせてロックカーソルを下げるように制御すると連射を集弾させやすい。通称リコイルコントロール。3連射に要する時間はわずか0.2秒程度なので、AIMと両立させることが難しい技術だが、個人演習などで練習しよう。)
しかし慣れれば2射連続CSなんてこともできなくはない。難しいが。
リコイルコントロールに慣れるまでは、反動を考慮して股間~胴辺り狙うと、2射目、3射目がCSしやすく、また全弾命中しやすくなるだろう。

スマック系統としては、ヨロケやダウンを非常に取りづらい
のけぞり効果の基準となる「弾一発あたりの威力」という面で劣るため、
全弾(1射4発)クリティカルしてもフル修羅~久我機をよろけさせる程度の抑止力しかない。
「剣持って向かってくる奴は正面から打ち返してやるぜ、へへ」とか考えるのはオススメしない。
リロードの問題も考慮すると、短時間での迎撃や撃破を優先したいなら他武装を選ぶべき。

スマック系統としては短時間でリロードできるが、1回射撃するごとにリロードが発生する
薬莢排出動作(1秒)の後でリロードが行われるため、リロード性能が良好な修羅腕でも、5秒で3セット、10秒で5セット程度の連射が限界。
通常戦闘で想定できる5~10秒間程度の総火力期待値は、強襲兵装の初期マシンガンにすら劣るほど低い。もちろん、他スマックよりも低い。
よって、開けた場所で正面切って撃ち合う用途には適さない。
上記の欠点から、コア下での凸屋掃除も大の苦手。逃げる凸屋を後ろから削るのは得意なんだけどねー。
凸屋が活躍する戦場では、その辺も考慮したうえで装備すること。

+ エアバーストで封印
某動画にてリロードを短縮するテクが判明。
3発目を撃った瞬間に手動リロードを完了することで、薬莢排出と平行作業でリロードを行う。
瞬間火力にするとASGの二倍近い火力を叩き出し、コア攻撃に使うとマシンガンの如く弾丸を連射できる。
デメリットとして、リロードのタイミングが非常にシビアなのと、反動の大きさが影響して照準が安定しない事である。
動きながらこのテクをするとあさっての方向に乱射してしまう。
入力方法の研究成果は下記。結局、静止している相手やコアに対してに使うのが無難か。
ニコニコ動画「【BORDER BREAK】クイックスマックの可能性」

序盤は支援の有効射程を延ばしたい時に活躍が見込める。
が、素材や勲章を揃えれば、AGSアヴァランチやLSGアヴローラγを始めとした汎用性で上回る武装は多い。
後発のものに比べると、クイスマはほぼ一瞬で1マガジン叩き込めるため、AIMを要求される時間の短さが利点。
これは戦闘が高機動化している現状においてかなりの影響を及ぼし、より障害物を利用した闇討ち、ヒット&アウェイに特化させた武装ともいえる。
また、味方機を射撃支援する際も効果的。(誤射で味方機をよろけさせたり、有効射程に入るために射線を遮るようなリスクが少ない。)
プレイヤーのAIM力はもちろん、頭パーツの射撃精度の影響を強く受けるため、最終的には頭パーツに射撃補正が高いパーツを採用することを強く推奨する。

ショットガンとしては重量が軽い、というか支援の主武器中ではネイルガン系統やハガード・カスタムに次いで軽いのも大きな特徴。
武器の重量がかさみやすい支援兵装にとって、装甲や機動力を強化できるというアドバンテージは大きいだろう。

Ver4.5Bにて威力の向上が図られ、1射の威力が5760となった。

4.5現在、対実チップ、N-DEFの実装から逆風はかなり強い。
チップもDEFもついていなければ、全弾CSすれば装甲A+以下の頭部を即死させらるが、それも難しくなったと言える。
まぁ、反動のため全弾CSはもともと至難の業だが…プリサイスショットのチップつけてみる?

時は流れverX。弾一発の威力が+20されたことにより、ついに一射の火力が 6000 に到達。クイッスマーの時代が来る・・・!?
と、言いたいところだが、このバージョンでは機体のリロードの内部数値の見直しがされているため 実は戦術火力は武以前と比べると微妙に下がっていたりする。 だが戦術火力で見て-10~20程で、体感では分からない数値であるため問題にはならないだろう。ヒットアンドアウェイに徹してきたクイスマ愛好家たちにとっては、単射の威力が上がっているので純粋な強化ととれる。この武器を扱う際には今まで以上に自身の立ち回りに気を遣おう。
火力が足りないと思うボーダーはチップ、「NDF破壊適性」を付けると良いだろう。かつてのような高い削り能力を取り戻すことが出来る、かもしれない。オレハマダ、ツカエル。

一瞬で全部を吐き出すAll or Nothingの精神の塊。タイトな機体構成の擦り合わせとプレイヤーの技術要求をするジャジャ馬。
しかしこいつに惚れ込み、極めようとするボーダーも確かにいる。
一瞬の隙を衝き、勝利を手にする。そんな快感をあなたも感じてみてはいかがだろうか。



良くクイスマは同じく1トリガー3射の虻γと比較されるが、筆者はまったく別の武器と考えている。何故なら、3射の速度が全く違うからである。
クイスマの利点は、3射を放つタイミングがほぼ瞬間であり、エイムが一瞬だけでよいのだ。虻γではそうはいかない。
また、スマックにしては軽いのもポイント。重量がかつかつな軽量機乗りには打ってつけの武器だ。
反動がややネックだが、一射目を首よりやや下にして放てば意外と頭にもあたる。慣れれば3射CSも夢ではない。

+ 旧:産廃研究所より移転

どこが使いにくいの?

スマック系統しかなかった頃は、唯一無二の中距離対応主武器として一定の支持を得ていたのだが…
各社こぞって射程延伸の研究に取り組んだため、わざわざこの武器を使わなくても良くなってしまった。
1射のたびにリロードが入るのに2段目・3段目が反動で外れやすいのは主武器として不安すぎるが、
反動を押さえ込もうとするとリロードが遅くなってしまうジレンマ武器。

正しい使い方

ティンと来た! アウトレンジと瞬間火力を兼ねた武器としてプロデュースしてみないかね!?
全弾HITなら6000ものダメージをたたき出す、僕らのクイックスマックタソ。
拡散率小により有効射程が広いのが超素敵。
大幅にブラストが動く接近戦ではAIMが難しいがリムペットボムで補完可能。
似た武器としてアヴローラγがあるが射撃速度は圧倒的にこちらが上。体感ではγが1回撃ち終わる間に2回撃てるかも。
3点射の速度もはるかに速いので、火力密度で押そう。

クイスマ運用の最大のジレンマとして反動吸収とリロードの両立があるが、E.D.Gδ、迅牙・真、ランドバルクⅣ型などのハイエンド腕は入手までかなり時間がかかってしまう。
ツェーブラ?あれは武器変更が遅すぎる。ただし持ち替え無しのリペアフィールドを使うのなら一考の余地アリ。
そこでお勧めしたいのは、まず反動吸収を優先してフルヒットの期待を高めることである。
確かにクイスマのリロード頻度は段違いに多いが、基礎リロード時間は最速レベルの1秒なので、仮にリロード最遅のHGⅢ腕で運用したところで1.3秒にしかならない。と考える。
全弾HITで2マガで済むところなのに、高い反動でカス当りを連発して不利な状態に陥るのを避けようという寸法である。
そして運用に慣れてきたら、徐々にリロード速度を高めていけばよい。
リコイルコントロールが完璧なら、反動吸収Eでも運用は不可ではない。不可ではないだけで難しいが…。



最終更新:2017年01月08日 20:18