高機動型ザクII 後期型(ジョニー・ライデン機) ZAKU II HIGH MANEUVER MODEL TYPE R-2 JOHNNY'S CUSTOM |
登場作品 |
機動戦士ガンダム MSV |
型式番号 |
MS-06R-2 |
全高 |
18.0m |
重量 |
49.5t |
所属 |
ジオン公国軍 |
武装 |
ザク・マシンガン ヒート・ホーク ジャイアント・バズ |
搭乗者 |
ジョニー・ライデン |
【設定】
ジオン公国軍の宇宙用量産型モビルスーツ。
ザクIIF型をベースに陸戦戦闘能力を廃し、宇宙での高機動性を持たせた機体となっており、R型と呼ばれる。
ゲルググの生産も検討されていた頃の機体で、更に高コストが災いして生産数は少なく「連邦の戦艦を沈めるよりR型を受領する方が難しい」と言われた程とされている。
リック・ドムと宇宙用の主力機の座を争っていたがエンジンを切り替えて少しの調整で済むドムに対し、操縦性やコストパフォーマンスで大きく劣っていたためにコンペディションで敗北した。
しかし、ゲルググや
サイコ・ザクの開発データの基となった。
本機はR-2型と呼ばれる機体で、ジョニー・ライデンのパーソナルカラーであるクリムゾン・レッドとブラックを基調に塗装されている。
R-2型は僅か4機しか生産されておらず、その高性能ぶりから「ザクの皮をかぶったゲルググ」と評されている。
【武装】
ザク・マシンガン
ドラムマガジン式の120mm口径のマシンガン。
ヒート・ホーク
手斧型の格闘兵器。
刃の部分を高熱化する事で敵機を溶断する。
ジャイアント・バズ
大口径のバズーカ砲。
ドムに装備されている物と同型。
【原作の活躍】
【搭乗者】
ジョニー・ライデン
CV:井上 和彦
ジオン公国軍の少佐。
「真紅の稲妻」の異名を持つ、ジオン突撃機動軍所属のエースパイロット。
ルウム戦役では戦艦3隻を沈めるなどの功績を持ち、一撃離脱を得意とする。
ランバ・ラルや
ドズル・ザビ、
シン・マツナガ等の武人気質な人の多いジオン軍人の中では気さくな性格と美形な容姿からジオン国民に人気があった。
ザクIIや高機動型ザクIIで戦果を挙げていたが、キシリア・ザビからの要請でエース部隊「キマイラ隊」の隊長に抜擢、最新鋭機であるゲルググを受領してア・バオア・クー攻防戦に参加したが、そのまま行方不明となっている。
彼のパーソナルカラーは異名通り真紅と黒だが、「赤い彗星」シャア・アズナブルのパーソナルカラーと似ているため、戦場では彼と誤認される事が多かった。
なお、ライデンの名誉のために書いておくと、撃墜スコアはシャアよりも多い。
ちなみにシャアの赤はサーモンピンクに近い明るい色合いなのに対し、彼の紅は暗く深い紅(クリムゾンレッド)である。
軍内ではまだまだ知名度不足なのか正面から「紅い稲妻など知らん」と言われていたりするが、やはりこれも同じく赤を基調とするシャアのせいなのか?
その知名度から公式非公式問わず多数の登場作品が存在する人物だが、当の本人は非常に謎が多い。
唯一確定してるのは真紅の稲妻の異名と、「ア・バオア・クー攻防戦で行方不明になり、終身中佐に昇進した後除籍」という部分のみであり、上記の人物像もジオン公国のプロパガンダと言われている説がある。
MSV系列の公式作品である「ジョニー・ライデンの帰還」でも今まで登場したすべてのジョニー・ライデンをあくまで「ライデン本人の可能性がある人物」としており、本人は完全に謎の人物とされている。
【VS.シリーズの活躍】
EXVS.FB(PS3版)
無料DLCで参戦。
良好な足回りと近距離寄りマシンガン、サブのクラッカー、特射のバズーカと、実弾のみとはいえバランスの良い武装配置に、
アルケーガンダムの横特に近い移動技(格闘派生付き)も備えている。
ブルーディスティニー1号機より近距離寄りで、自動リロードのため弾幕形成能力は低いがリロードは良好で、適正距離が近い
ガーベラ・テトラと違い挙動は素直で弾切れに泣く事は少ないため、使い勝手は非常に良い。
なお、上記のようにジョニー・ライデンは謎の多い人物であり、本作に参戦しているライデンは「プロパガンダ説そのままの人物」として再現された可能性はあるともないとも一概にはいえないが…。
EXVS.MB
ガンダムVS.モバイル有料会員に登録して、一定日数以上プレイしないと使えないエクストラ機体という扱いで登場。
ガンダムVS.モバイル有料会員に登録していない人は永久に使えない機体という事になる。
本作では取得さえしておけばその後有料会員をやめても使用することが出来た。
解禁当初はフルブのままの性能だったがアップデートにて強化された。
キャンセルルートが増えたのもあり、なかなか面白い機体に仕上がっているだけに残念である。
余談だが、初期のライデンはシン・マツナガと互いの容姿を入れ替えたような渋い中年男性で、本作では
狂四郎からそのことを突っ込まれている。
EXVS.MBON
前作で取得後は無料会員でも使用出来た仕様はミスだったのか有料会員でなければ使用出来なくなった。
FBからほぼ据え置きで、闇討ち性能とクラッカーの範囲攻撃などすべてのプレイヤーが使用できないのが残念な楽しい機体になっている。
EXVS.2
参戦作品からMSVが削除されているため、リストラが濃厚かと思われていたが、2019年4月にエクストラ機体として復活した。
今回は無料会員でも取得できるようになっている。
性能面はメイン射撃が手動リロード、前特射がスライディングしながらバズーカを撃つ挙動に変更、特格特格派生で更に高スピードで移動する技が追加された。
武装的には純粋強化だが、各射撃に一律キャンセル補正がかかるようになったため火力の伸びとインフレに立ち回るかが肝となるだろう。
EXVS.2 XB
これまで立ち回りの要だった特格がなぜか弾数性にされ、立ち回りが厳しくなった。
アップデートで修正されたのだが、弾数性という性質はそのまま、弾数が半分になってしまった。
特格の特格派生で弾数が消費されなくなったのでバランスをとったものだと思われるが、打ち切りリロード+着地してからリロード開始と回転率が悪く、機動力が大きく損なわれ、「高機動型ザク(機動力はない)」と蔑まれることにになってしまい、乗り手は嘆くこととなった。
一応他の機体の特殊移動と比べてオーバーヒートでも出せ、性能の低下はしない。
オンラインイベントで開発スタッフとの対戦ができたが、その時にスタッフに使ってほしい機体を募っていたが丁度ライデン機の修正の時期だったため「どういう意図で修正したのか使ってみろ」との声が上がり、実際に使用されたが、多くのプレイヤーの予想に反して完璧に使いこなしたため結構な数のライデン乗りの心をへし折ったとか。
【勝利・敗北ポーズ】
勝利ポーズ
射撃時:ザク・バズーカを構える。
格闘時:ヒート・ホークを構える。
敗北ポーズ
地面にばったり倒れている。モノアイが消失している。
【その他の活躍】
最終更新:2023年09月05日 12:12