高機動型ザクII改(シン・マツナガ機)

高機動型ザクII改(シン・マツナガ機)
ZAKU II HIGH MANEUVER MODEL TYPE R-1A SHIN'S CUSTOM
登場作品 機動戦士ガンダム MSV
型式番号 MS-06R-1A
全高 18.0m
重量 56.85t
所属 ジオン公国軍
武装 ザク・マシンガン
ヒート・ホーク
クラッカー
試作型ザク・バズーカ
搭乗者 シン・マツナガ


【設定】

ジオン公国軍の宇宙用量産型モビルスーツ。
ザクIIF型をベースに陸戦戦闘能力を廃し、宇宙での高機動性を持たせた機体となっており、R型と呼ばれる。
ゲルググの生産も検討されていた頃の機体で、更に高コストが災いして生産数は少なく「連邦の戦艦を沈めるよりR型を受領する方が難しい」と言われた程とされている。
リック・ドムと宇宙用の主力機の座を争っていたがエンジンを切り替えて少しの調整で済むドムに対し、操縦性やコストパフォーマンスで大きく劣っていたためにコンペディションで敗北した。
しかし、ゲルググサイコ・ザクの開発データの基となった。

本機はR-1A型と呼ばれる機体で、シン・マツナガのパーソナルカラーであるホワイトに塗装されている。
R-1A型はR-1型の推進剤消費量の問題点を解決する為に改良されたタイプで、補助燃料タンクのカートリッジ化などの改善策を施している


【武装】

ザク・マシンガン

ドラムマガジン式の120mm口径のマシンガン。

ヒート・ホーク

手斧型の格闘兵器。
刃の部分を高熱化する事で敵機を溶断する。

クラッカー

投擲用の手榴弾。
6つの突起が付いており、各々の方向へ爆散することで広範囲に威力を発揮する。

試作型ザク・バズーカ

280mm口径の対艦用バズーカ。


【原作の活躍】



【搭乗者】

シン・マツナガ

CV:中村 秀利 / 遠藤 大智(「U.C. ENGAGE」以降)

ジオン公国軍宇宙機動軍所属のエースパイロット。
ジオンの名家であるマツナガ家の嫡男であり、愛機をパーソナルカラーである白に染めていることから「白狼」の異名を持つ。
性格はジオン軍人に多い武人気質でヒゲをたくわえており、ドズル・ザビに対する忠誠と尊敬は本物で、ドズルが前線を視察するときは必ず彼が護衛を務めた、とも言われている。
しかし、そのドズルの最期となったソロモン海戦前に本国に招集されそのまま終戦を迎えており、その後の消息は不明。
専用の高機動型ゲルググ、もしくはゲルググJにて参戦していたという説や、グリプス戦役ではエゥーゴ、第一次ネオ・ジオン戦争ではアクシズに参加していたという説もある。


【VS.シリーズの活躍】

EXVS.FB(PS3版)

DLCで参戦。
先に参戦したライデン機との違いとしてクラッカーの投擲が縦に3つ投げるようになっており、特殊移動の代わりにザクのアシストが付いており、射撃より万能機として調整されている。

EXVS.MB

ガンダムVS.モバイル有料会員に登録して、一定日数以上プレイしないと使えないエクストラ機体という扱いで登場。
性能面ではアメキャンなどが追加されwiki曰く「実弾中心で足の遅いデルタプラス」と評される性能になった。

EXVS.MBON

そう強くなかったのに性能据え置きで武装の弾数だけ減らされるという嫌がらせのような調整を受けた。
ゲーム全体の調整として実弾が強化され扱いやすさは上昇。強いかは別の話だが。

EXVS.2

ライデン機が復活参戦してだいたい一年弱したころに解禁。
ただ、前述のキャンセル補正による火力の低下、武装がフルブ時代なものなのでどうなるか不安視されていたが新武装に投擲後炸裂しスタンさせる閃光弾もあり、かなり評価を上げた。
コマンドが大きく変わったので前作以前から愛用している深紅の白狼の方々もコマンドになれるところから始まるだろう。

EXVS.2 XB

アシストの弾数半減の代わりにリロード速度も半減するという調整を初めいい感じの調整を受けて優秀な機体に進化した。


【勝利・敗北ポーズ】

勝利ポーズ

射撃時:ザクII2機を後に従えて立つ。
格闘時:ヒート・ホークを構える。ライデン機と同じ。

敗北ポーズ

地面にばったり倒れている。モノアイが消失している。


【その他の活躍】

ガンダムビルドファイターズトライ

高機動型ザクII改(R-1A型)をベースに格闘機としてカスタムして白に塗装したザク・マーナガルム、重装甲機としてカスタムしたザク・アルヴァルディ、サイコミュ機としてカスタムして黒に塗装したザク・クラーケンが登場。使用者は鹿児島県代表我梅学院のチーム「ホワイトウルフ」メンバーのそれぞれマツナガ・ケンショウ、コシバ・ミノル、ウズキ・ヨシキ。
第11話ではトレーニングとしてシミュレートモードでアルヴァルディとクラーケンの2機で協力してパトゥーリアを撃墜した。
その1時間後にはトライファイターズと練習試合をする予定だったが、3機がかりでガンダムジエンドに破壊された残骸のみが映された。

第13話ではマーナガルムをベースにアルヴァルディの脚部とクラーケンの両腕とシールドを組み合わせた状態でキジマ・ウィルフリッド、カリマ・ケイ、カミキ・セカイとのバトルロワイヤルにマツナガが参加し、ウィルフリッドのトランジェントガンダムを見るや否やファンネル6基と5連装メガ粒子砲2基を飛ばして攻撃したが、GNパルチザン由来と思われる防御フィールドに防がれ、直後に胞子状ビットの連撃を浴びて撃墜された。

第16話の第13回全日本ガンプラバトル選手権全国大会の1回戦2日目では屋敷フィールドで隠れた百鬼丸をクラーケンのファンネルで炙り出してからマーナガルムがマシンガンで変わり身ごと仕留め、セラフィムガンダムをクラーケンのファンネルで足止めしてからアルヴァルディが押し潰し、ガンダムシュピーゲルをマーナガルムがヒート・ホークで両断して勝利した。その後も準々決勝まで駒を進めた。

第20話の準決勝第4試合では1機で現れたルーカス・ネメシスのクロスボーン・ガンダムX1フルクロスを砲撃したがIフィールドに防がれ、その後はバトルの詳細は描かれずに敗北してバラバラの残骸のみが映された。

新SDガンダム戦国伝 伝説の大将軍編

マツナガ機をモチーフにしたキャラクターとして氷魔忍軍の「白狼」という名で登場している。
基本的に武者のほぼ全てのキャラクターはパイロット名ではなくオリジナルか機体名を当て字にされるのだがこのキャラだけは例外的にマツナガ本人を示す白狼の名が使われた。
なお、ライデン機は魔殺駆(まざく)の名で敵の大将として登場しており、マツナガザクも氷魔忍軍の副官ではあるが同じ高機動型ザクIIでもえらい違いになっている。
但し、最上位クラスの幹部は漸羅(ビギナ・ゼラ)、華紅羅(ガーベラ・テトラ)、刃流刃狼(ヴァルヴァロ)、羽流鋭(ベルガ・バルス)といった基本的に赤を基調とした機体が選ばれたようなので仕方無いともいえる。


【余談】

GUNDAM EVOLVE」の9話では3機のZガンダム3号機が登場しておりそれぞれをコードネームで呼び合うのだがその内一人が「グレイ・ウルフ」というコードネームで、グレイ・ゼータに搭乗している。
一年戦争を生き延びたジオンのエースパイロットという設定で、見た目もヒゲ面の中年でどう見てもマツナガにしか見えない。
因みに他のパイロットは声優も見た目もそのままの「ホワイトユニコーン」がホワイト・ゼータ、もう一人は本来はジョニーというパイロットが参戦するはずだったがリタイヤしてしまい代わりにNT少女ユウリ・アジッサがコードネーム「レッド・スネーク」でレッド・ゼータに搭乗している。
間違いなくマツナガを意識しているが声優は中田譲治氏*1が務めており、また生粋のジオニストだったマツナガとは思えない発言もあるので公式とは考えない(というよりこの作品自体)ほうが良いだろう。


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最終更新:2023年09月04日 16:37
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*1 ガンダム関係ではVガンダムのゴッドワルドやF90のボッシュなどを担当している。