東鷹快速鉄道ガイドウェイバス調布三鷹線 - 関東高速鉄道連合会Wiki

東鷹快速鉄道ガイドウェイバス調布三鷹線
ガイドウェイバス調布三鷹線（ガイドウェイバスちょうふみたかせん）は、東鷹快速鉄道のガイドウェイバス専用軌道区間である。

ここでは、軌道法に基づき軌道特許を受けた三鷹―調布間の専用軌道区間を中心に、一般道路走行区間・運行路線についても記述する。

TSG-2000型
東鷹快速バス所有のガイドウェイバス専用車。ベースは日野・ブルーリボンシティで、案内装置はもちろんのこと、専用軌道区間での高速走行を想定しカーボン製のリアスポイラーや鉄道車両用の運行番号表示機・列車無線アンテナ・信号炎管などの特別装備が施されている。

概要

従来より定時性の高い交通機関が求められていた三鷹市・調布市中心部の鉄道空白地帯に生活・通勤の足として計画され、バスと一般的な新交通システムの中間の輸送力を持つガイドウェイバスが採用された。

三鷹―調布間の専用軌道区間は新都市交通システムへの転用も考慮し、高架線が多くなっている。建設費はキロ当たり30億円以上とガイドウェイバスにしてはやや高め（土地取得費用が不要だったオーストラリア・アデレードのガイドウェイバスはキロ当たり6億円程度、名古屋ガイドウェイバスの54億円よりは安い）。

施設・は東鷹快速鉄道が保有・管理しており、車両の運転及び管理は同社から委託を受けて三鷹・調布より先の一般道路走行区間から乗り入れるバス事業者（東鷹快速バス・小田急バス・京王バス東・関東バス）が行っている。

PASMO・Suica・ICOCA等の交通系ICカードは勿論、バス共通カードも利用できる。各バス会社との連絡定期券を発売している。専用軌道区間の全線・地上区間共に東京都シルバーパスは利用できない。

運行形態

以下の運転系統の路線が運行されている。専用軌道区間では昼間時間帯約7～10分間隔の運転となる。

[1] 三鷹―調布
[2] 三鷹―調布―狛江
[3] 三鷹―調布―成城学園前

車両

設備は東鷹快速鉄道が保有しているが、車両は運行を担当する各社が保有している。
名古屋ガイドウェイバスと違い車両は各バス会社の所属とすることで、間合いにガイドウェイ以外の一般路線で使用するなど効率の良い車両運用が可能となっている。

法規上は無軌条電車の扱いでもあるので、鉄道車両同様に車両型式が存在する（動力から見れば気動車扱い）。エンジンは全車直列6気筒ターボエンジンで6速マニュアルトランスミッションを搭載する。車両の案内輪は収納式。

専用軌道区間を運転するには大型第二種免許に加え、鉄道の動力車操縦者運転免許（無軌条電車運転免許に分類）を取得することになる。

形式は千の位でメーカー、下2桁で所属会社がわかるようになっている。

TSG-1000型 - いすゞエルガ ワンステップ PKG-LV234N2
TSG-2000型 - 日野ブルーリボンシティ ワンステップ KL-HU2PREA
TSG-2100型 - 日野ブルーリボンシティハイブリッド BJG-HU8JMFP
TSG-3000型 - 三菱ふそうエアロスター ワンステップ PKG-MP35UM
TSG-3100型 - 三菱ふそうエアロスターS PKG-AA274MAN
TSG-4000型 - 日産ディーゼルスペースランナーRA ワンステップ PKG-RA274MAN

TSG-x000～19 … 東鷹快速バス・三鷹営業所所属
TSG-x020～39 … 小田急バス・武蔵境営業所所属
TSG-x040～59 … 京王バス東・調布営業所所属
TSG-x060～79 … 関東バス・武蔵野営業所所属

駅・停留所一覧

駅名	1系統	2系統
三鷹
調布