エミール・モーリス                         
フルネーム: エミール・モーリス
出生年月日: 1897年1月19日
イデオロギー:テクノクラート・ナチズム
所属政党:  マダガスカル軍事委員会(MvM)
現役職 :  マダガスカル軍事委員会指揮官


概要

エミール・モーリス、彼はかつてアドルフ・ヒトラーの知人であり、運転手であった。しかし、彼はヒトラーの姪*1に手を出してから不仲となり、また自身の血統がユダヤ人であることから、党内でもあまりいい顔はされない立ち位置だった。ヒトラーは彼に【名誉アーリア人】の称号を与えたが、それでもいい顔はされず、この地に飛ばされた。彼はたった一つを望んでいる。五体満足に本国に帰ることを。

状況変化、マダガスカル

説明
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テュレアールの残骸とマダガスカルの炎に包まれながら、エミール・モーリスはどこで選択を間違ったのか考えていた。
総統の親友であったモーリスは、戦前には比較的いい暮らしをしていた。闘争の時代に突撃隊で活躍した後、親衛隊の第2号となり、ヒトラーの常任運転手にまで昇進した。そのため、ユダヤ人の血筋を持つことが明らかとなった際の衝撃は大きかった。彼はすぐに自身を名誉アーリア人だと宣言したが、ライヒがその影を全ヨーロッパに落とすようになる頃には、 こんな人物をゲルマニアに留め置こうとする者はほとんどいなくなっていた。ヒトラーの耳に噂が入らないようにするため、「王室顧問」は名目上 「マダガスカル軍事委員」 へ昇進し、フランス植民地のマダガスカルを監督することとなった。だが、それは誰も望んでいない役職だった。

モーリスの不安は、タナナリヴに降り立った瞬間に確信へと変わった。彼の無関心は、 植民地支配への抗議と同じくらいひどいものとなった。 島全体での革命に直面し、今、モーリスはこれまでの無関心の報いを受けている。軍事委員は今や、島のヨーロッパ秩序最後の防衛線である。モーリスの頭を駆け巡る思いは、一つの叫びに変わった。 「どうすれば生きて帰れるのだろうか?」

モーリスの旅

最終更新:2024年09月16日 18:01

*1 アンゲラ・ラウバル