マダガスカル共和国                    
*1
正式名称:    マダガスカル共和国
首都:      タナナリヴ
元首:      ノルベルト・ザフィアホヴァ
与党:      被差別部落党
イデオロギー:  臨時政府
建国:      1963~64年


概要

マダガスカルが一番自由なのはこのルートと言って過言ではない。*2実際にこのルートではかなり民主的なルートに行けて、様々な自由なマダガスカルの未来を作り出すことができる。

現状


指導者

ノルベルト・ザフィアノヴァ


説明
+ ...
ノルベルト・ザフィアホヴァ
ノルベルト・ザフィアホヴァは、誰よりも被差別部落党を 支える文化的、政治的、社会的同盟の核心を理解している。何しろ彼は、この協定が結ばれた日にその場にいたのだから。20年にわたる闘争の末に、その合意を実現する時が来たのだ。
被差別部落党がマダガスカルを支配している今、ザフィアホヴァの大統領職は、ある意味では世話役であり、次の選挙でどんな大統領が誕生しても、 より効果的な委任を受け ることは間違いない。しかし、別の意味では、戦争が終わった今だからこそできる、マダガスカル共和国とは何かを定義する好機でもある。

ザフィアホヴァの頭の中には、明確な定義がある。彼のマダガスカルは、民族的多元主義国家であり、反植民地主義国家であり、民主主義国家であり、社会主義国家であり、被差別部落党が誕生したときと同じ基本理念である。ザフィアホヴァの脳裏には、戦い、負け、再起を繰り返しながら、そのマダガスカルの未来像が渦巻いていた。そして今大統領の座にいる彼の周りには、すでにそのような国家が形成されつつある。
政党
【マダガスカル被差別部落党】
主義主張
移行民主主義
    ↓
社会民主主義

フィリベール・ツィラナナ


説明
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被差別部落党の中で、フィリベール・ツィラナナは、その実利主義を最もよく表している。被差別部落党内での彼の指導的役割は驚くに値しないが、 当然のことではなく、ツィミヘティの教師から小物政治家へ、小物政治家から大統領へ、その道を歩んできたのだ。しかし、間違いなく、ツィラナナはすべての計画に大きな目的を見出している。マダガスカルは改善できる、 祀り上げることができる、そしてツィラナナは自分がそれをする男であることを知っている。

社会主義は、マダガスカルの思想家たちが共有する一つの手段なのかもしれない。だからこそある程度、彼は社会主義をそのための道具として見ている。しかし、廃墟と化したマダガスカルを見るにつけ、彼は自分の国が理想以上のものを必要としていることを知った。 基本的施設、投資、貿易相手、文化の調和など、マダガスカルにはもっと単純で具体的なものが必要なのだ。それは急進的な策ではなく徐々に改善される正常な状態である。

ツィラナナは、自分を教師のような存在だと考えている。典型的な空想家ではないにせよ、見習うべき政治家であり自分の任期よりも長く続く政治秩序を手招きしている。経済が活況を呈し、嵐の島に平和と安定が戻ってくれば、ツィラナナ大統領は、国民に自分の未来像を見てもらえると確信している。
政党
【被差別部落党】
主義主張
包括政党
   ↓
包括政党/一党優位性民主主義

モンジャ・ジャオナ


説明
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モンジャジャオナ

モンジャジャオナは、独立軍の仲間として、まったく意味をなさない。実際、彼はマダガスカル政治の枠に収まることはなく、その強引で特異な未来像から、明確な共同体が存在しない。しかし、彼がその枠に収まろうとしないにもかかわらず、誰もが彼を尊敬する理由が1つある。 それは 彼の果てしない戦闘能力である。

1947年の蜂起に参加し、ファシストであるフランス人とドイツ人が捕らえることのできたアフリカ人を皆殺しにした中で、生き延びたと主張できる人が他にいるだろうか。蜂 起が失敗したとき、ジャオナは戦いを続けるために新しい党を作り、最終的には独立軍の運動と統合した。20年にわたる抗議の末、ジャオナはようやく市民政治に参入したのである。

独立軍を失ったジャオナは、貧困にあえぐ少数民族のマダガスカル人の連合を利用し マダガスカルの大統領に就任した。「マダガスカル人のマダガスカル」党に戻ったジャオナは、独立と反植民地主義という漠然とした左翼的な未来像を説き、日本の軍事的な傘に助けられている。フランスはこの島に駐留することはないだろう。マダガスカルはついにマダガスカル人のものになるのだ。

与党が【マダガスカル人のマダガスカル(MONIMA)】に変更される
主義主張
社会民族主義

ジョセフ・ラセタ


説明
+ ...
ジョセフ・ラセタ

ジョセフ・ラセタは、イメリナ王国の滅亡をその目で見、その後の60年にわたる植民地主義の抑圧を見てきたほど古い魂を持っている。その間に、彼はヴィ・ヴァトゥ・サケリカや独立会議党とともに、自由を求める永遠の闘いに参加してきた。そして今、彼は、マダガスカルにふさわしい独立を与える機会を得たのである。

彼の国のある人々は、アメリカ人を解放者と呼ぶかもしれないが、彼らは他の帝国主義者と同じようなもので、その根底には醜いものがある。町には投票箱があっても、壁は被差別部落党のはり札で覆われ、農場は外国企業に売却されている。選挙は、アメリカ最新の植民地を知らせる音頭を取るだけの、単なる誇示に過ぎなかった。

幸いなことに、国民の気まぐれは、そう簡単に欺けないことが証明された。 国民はラセタを政権に就かせたのだ。 彼のマダガスカルは社会主義的、民族主義的な国家であり、ラセタが最前線に立った自由への多くの闘いから生まれたものである。彼のマダガスカルは国民のためのものであり外国の農園や軍事基地のためのものではない。マダガスカルの旗は高く掲げられ、それを止めようとするいかなる 者にも邪魔されることはない。

与党が【マダガスカル国民連合】へ変更される
主義主張
民族共産主義

マダガスカルの粛清

ラセタ大統領は「マダガスカル国民の独立を守る」ための行動が実行中であると明かした。同刻マダガスカル国内では政府内で大量逮捕が行われている。逮捕者は政府、軍内の親米派をターゲットとしているようだ。またラセタ大統領は日本に接近しようとしている。これに対してアメリカは軍事クーデターを起こすことを決断した。


軍事クーデター成功

テルミドール作戦成功
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最高機密 【年月日】

中央情報局長のための覚書

件名: テルミドール、アンタナナリボにおける武力政変の進展について

1. アンタナナリボ時間本日11時現在、ラマナンツォア大将はMACM J-3のマクロスキー大佐に電話し、参謀本部がアンタナナリボ空軍基地におり、武力政変が進行中であると述べた。その直後、武力政変軍が国防省、中央警察、無線局などの主要施設を制圧したとの報告が入った。武力政変軍は主に機甲部隊と空挺部隊であるようだ。

4. ラマナンツォア大将は、アンタナナリボ時間16時45分にラセタ大統領に辞任を要求する電話をかけたが、ラセタはそれ以上の評言をすることなく電話を切った。ラマナンツォアは大統領官邸を爆破する命令を出したと報告された。

5. 武力政変軍はアンボヒソロヒトラ宮殿への攻撃を開始し、アンタナナリボ時間18時に制圧する見込みである。ラマナンツォア大将は、ラセタに「この地上から吹き飛ばされる」前に降伏する最後の機会を与えたと報告された。 18時、宮殿付近で複数の爆発音が聞こえた。

6. 午後早く、ラセタは16時30分にファーガソン大使に電話し、アメリカの状況について尋ねた。ファーガソンはラセタに、武力政変の指導者がラセタに安全な出国を申し出たと聞き、ラセタに尋ねた。ラセタは、自分は大統領であり、国民に対する義務がある、とだけ答えた。

10. 武力政変集団による周到な計画は、軍が主導権を握っているように見える他の報道からもうかがうことができ、トゥアマシナでは、ラマナンツォア大将の署名入りのちらし広告がすでに配布され、新政府と自由と民主的支配への献身を宣言している。

大統領に報告しよう。よくやった。

元首説明 ガブリエル・ラマナンツォナ


説明
+ ...
ガブリエル・ラマナンツォア

ラマナンツォアは、その経歴を見れば、被差別部落党の時代を象徴する海岸沿いの左寄りの多元主義者ではなく、独立軍の将校によく似ている。 メリナ*3出身の非同盟の軍人である彼が 有力な将軍から大統領に上り詰めたことは、ほとんどの識者にとって予想外だった。彼は、要するに、ラセタや彼の前任者たちがそうでなかったことのすべてである。

何が変わったのか。実は、何も変わっていない。ラマナンツォアの登場で、彼の政府、被差別部落党、この海岸で流されたすべての墨と血について、単純な現実が明らかになった。それらは、マダガスカル人が統制できない政治計画に向けた単なる足がかりに過ぎなかった。 ラセタがその計画から離脱したとき、他のすべては消え去り、失敗した企業部門のように閉鎖された。

だから、ラマナンツォアの価値観や信念、信条をわざわざ確かめようとは思わないでほしい。彼はアメリカ人が必要とする自由国家機構の加盟権を与えるだろう。それ以外はすべて空虚なしぐさである。
主義主張
軍事政権






マダガスカルは独立を回復し、彼らの外国人支援者は永遠に締め出された

AREMAのマダガスカルの未来を確認する
最終更新:2024年09月22日 18:29

*1 https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/madagascar/index.html

*2 ワシントンポストより引用

*3 タナナリヴを中心とする中央高地に住んでいるメリナ人と呼ばれる民族のこと、また彼らが築いたメリナ王国のこと